ノーカントリー

観てきました。
何でもかんでも拾っちゃダメ！というのがこの映画の教訓なんでしょうか？
砂漠で銃撃戦の跡を見つけた男が残された大金が詰まったケースを持ち帰る。そこから金の捜索を命じられた狂気の殺人鬼（？）に追われることに…
追われるそもそもの原因は（本当のそもそもは金をパチったことやけど）銃撃戦の生き残りの男に水を求められたが、発見した時は持ってなかったこともあり、すげなく断ってしまったことが頭から離れず、夜起き出して水を持ち砂漠に戻ったこと。
その為その場所にやって来た誰かに狙われ車を置いて逃げる羽目に…
そこから身元が割れてしまう。
何で戻るんだ!?と思うけど、してあげられなかったことって気になるものなのでは？
今市子の漫画『西から来た箱』に、はぐれて行き倒れていた子牛に水をやれなかったことを大人になっても悔やむ少女が出てくる。水をあげていれば母牛を探しに行けたかもと。
映画の男は間違いなく死ぬだろうけどそんな男の最期の願いを聞き届けてやれなかったことで良心の呵責を感じるのは極自然に思える。そして男が根はいい奴なのだと私達には分かる。
その男に突如降りかかる災厄（！）がハビエル・バルデム演じる殺し屋（？）シガー。
彼は彼だけの規範の中で生きている感じで、どうしてこんな人間になったのかと感じさせる隙もない程圧倒的。このように生まれついたとしか思えない。
彼との戦いは天災と戦ってるようなもの。そう感じる。
この映画、結構突然な展開が多いのだが、幕切れも突然。
笑っちゃう位空恐ろしいストーリーのラストは思いがけず静か。
保安官が妻に語る父親の出て来た夢の話は仄かな幸福さえ感じさせる。
言葉で説明するのは難しい。ぜひ体感していただきたい。
ところで、シガーのあの武器。凄いけど携帯性には問題があるよね～(笑)
個人的にちょっと残念だったのはウディ・ハレルソン「あ、出てたんだっけ！」と思った途端に…
もう少し出番が欲しかったわ(;_;)

魔法にかけられて

観たんだった～
しんどすぎて忘れてました；；
ディズニーが製作したセルフ・パロディー？
アニメの世界から、現代のニューヨークに突き落とされた(上に落ちるっていうのが面白いですね)プリンセス、になる予定のジゼル(ベタやね)。
結婚式に向かう途中だった彼女はすんごいドレス姿でニューヨークの街をさ迷います。
そこへ通りかかった弁護士のロバート、彼も他の人のように彼女と関わるまいとしますが、彼の娘(６歳)は放っておけない。
いったん、自宅へと連れ帰ったロバート、タクシーを呼んで帰ってもらおうとするのですが、寝入ってしまった彼女を見ているうちに……
ディズニーだからやっていいんだよね。
他の映画会社がやったら、きっと訴えられると思う。
最初はアニメの世界のヒロインそのままに振る舞っていた彼女がだんだん変わっていくのが、いいのか悪いのか……
バツイチ弁護士ロバートも彼女がいることで超現実主義からだんだんと変わっていきます。
やっぱり、人は人と影響し合って生きているのだなぁ…と。
まったく変わらない脳天気な王子様とか、喋れなくなって必死にジェスチャーで伝えようとするリスとか面白すぎ！
私は普段ディズニー見ない人なんで、よく分からないんですが、ディズニーファンなら分かる仕掛けが色々あるみたいです。
オマージュっていうかね。
つまりは、どの世界にもそれなりの幸せがあるってことなんでしょ。
楽しい映画ですが、ゴキブリやネズミが死ぬほどダメな人はやめておきましょう。
最近はCG技術が進んでるからね～リアル過ぎるかも(~_~;)

熱が出た。

花粉症が発症したのは高校生の頃なんですが、何だかだんだん酷くなるような……
程度じゃなくて、広がるというか……
何年か前からは顔とか、皮膚とかも痒くなるようになって、色んなアレルギーの症状が出ているよう…(-_-;)
そんで、まぁしんどかったんですけど。
土曜の午後くらいから、吐き気も加わって……肩こりが酷いせいかもだけど、その日の午前中に整体行ったのになぁ…
オカンがいうてた『けんびき』っていうのかもね。
時は分かりまへん。
そんな週末に頼んでたCDやらが届いたのですが、COHEED & CAMBRIAと、阿信のソロが入った箱を見て、これ、詳しい人だったら「コイツ何者だよ？」と思うんだろうなぁとしみじみ。
COHEED & CAMBRIAは前作はちょっと「ん？」て感じだったんだけど、これはいいかも。
まぁ、まだ聞き込んでないんですけど。
もう一個の阿信は、前に上げた阿信(五月天)とは別の人。
阿信(五月天)の本を探してる時に検索で引っかかって、「違う人だよね～？」と、色々調べてたら下の『One Night in北京』に当たって、「あぁ、聞いたことあるよ～」となりまして、それから色々探したら「いいかも。」となったわけです。
今はこっちの阿信はバンド(信樂團という、最近活動を再開したようです。もちろん彼は抜き。)を抜けちゃってます。
詳しくは知らないけど、事情はドロドロみたい(~_~;)
休み中はNIP/TUCKの一挙放送を見たことくらいしか話題がないので、YOUTUBE頼り(笑)
『One Night in北京』は、MVとしては、あまり褒められたものじゃない気がするんですが(趣味の問題？)阿信の京劇っぽい歌い方とか、面白いので…
『死了都要愛』は音が悪いけど、ダイナミックでいい曲だと思うので。
『朋友的詩』は阿信のソロから…中村中のカバーつか、歌詞は彼が書いてます。タイトルはまんまだけど、内容は大分違うような…急に出てくる日本語が何だか…
上記３曲ともオリジナルじゃないの。こういうとこも、バンドとして何か…難しいところだったのかなぁ…
あ、ちなみに『阿信』は『おしん』が中国語圏で放送された時のタイトル。
阿は呼びかけにつけて親愛の情を表す接頭語。なんだそうで、ようは「しんちゃん」なんだな(笑)

One Night in 北京


死了都要愛


朋友的詩

菅井君と家族石THE MOVIE

島根県出雲地方に住む、家族全員無職の極貧ソウルファミリー｢菅井家｣の日常を描き、2004年ネットで公開されるや口コミで人気が爆発。
あまりにもくだらなくてクレイジーな内容のためTVシリーズ＆コミック化を許されなかった超危険作が緊急映画化決定！
↑上記は公式サイトより引用させてもらいました。
とりあえず、そんな菅井さんちの日常と呼ぶにはあまりにもみょうちくりんな日常を見せてもらう本作。
私も、キャラクターは見たことあったんですけど、内容って全然知らなかったんですよ。
一体どんな話なのか！？と思ってたら、こんな話だったとは……
登場人物・あらすじなどは公式サイトを見ていただくとして
無駄にお洒落でアートなＯＰ＆ＥＤ
妙に格好いい音
あまりにもありえないバカげた話
あぁ、FROG MAN ですね～。
菅井君は主役のはずなのに、他のキャラが立ち過ぎて存在が薄い気が…(笑)
しっかし、いいんですか？みたいな誰かとそっくりキャラが続々。
まぁ、タイトルをして推して知るべし、ですけどね。
英訳すると『スガイ＆ザ・ファミリーストーン』
どっかで見たことあるべ、この字面(^_^;)
そんな「いいのか！？」みたいなギリギリネタ満載。
そんな笑いがお好きな方は、ぜひどうぞ。

隣のおっさんがぐおぉ～って寝てたんですよ。
お疲れだったんでしょうが、勿体ない。うるさいし(-_-;)

ぐわ…

金曜日から、気分が↓↓↓な状態でして……
訳も分からず、うわ～ん(ToT)となったりしてました。
マジでどっか病院行った方がいいのかなぁ……ともう何年も思ってるんですけどね。
これ以上、医者にかかる余裕はないです。
単に、ホルモンのバランスとか、体調が悪いとかかもね。
何も憑いてないと思うんだけど、樹海の傍を通った時に、ぐわ～っと悲しい気もちが身体に満ちていくのと若干似てる気もするけど、入ってきた感じもないし。
今朝、計った時は熱なかったけど、今確実に上がってる感じがする。
そんなところに、広川太一郎氏の訃報で、さらにちょっと落ち込み(>_<)
好きだったよ～ノンノンのお兄ちゃん。
いま、モンティ・パイソン見てる途中なんで、何だかな～です。
子どもの頃にはもうベテランでいらしたから、そりゃお年といえば、お年なんだけど、まだ60代。
癌だったそうで……残念で悲しいです(@_@。