私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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最古記事
かうんたー
数え始め 2006/11/14
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さえない中年男フランク。
彼には不似合いな美人妻は、ある日ドラッグディーラーの元へと家出をしてしまう。
どうすればいいのかと思い悩むフランクに神の啓示が!
愛する妻を取り戻すため、お手製のコスチュームに身を包みスーパーヒーロー“クリムゾンボルト(赤い稲妻)”に変身する。
ドラッグの売人やひったくりを退治する日々。
しかし、彼の正体に気づいたオタクでイカれた女の子が押しかけ相棒に!
その女の子ボルティーとともに、妻を取り戻しに向かうフランクだったが……。
宇宙人とか、改造されたとか、蜘蛛に噛まれたとか、実験に失敗したとかいう以外のヒーローはお金持ちなんだよね。
アイアンマンもバットマンも。
だから、資金力で持って特殊能力の無さが補える。
だけど、しがないコックがヒーローになるというと大変だ。
コスチュームを自作する姿はキャットウーマンだね。
キャットウーマンくらい世の中に恨みつらみがあったかどうかは分からないけど、妻が家出したことをきっかけに、今まで目をつぶって来た“悪”を許してはいけないと思う。
最初は素手で立ち向かって、ボコボコにされていたが、必殺の武器“レンチ”を手にしてからは大活躍。
……か、どうかは微妙。
悪のレベルに合わせた手加減はナシ。
列に割り込んだカップルも、ドラッグの売人もひったくりも、レンチでボコボコにしてしまう。
いきなり殴りかかる姿はヒーローというよりほぼ通り魔。
彼の方が犯罪者扱いされても仕方がない。
実は、被害者は悪人だったと分かって人気は急上昇するんだけど……
何だかイタイ。
これはあまりにも現実的な主人公だからだ。
バットマンもアイアンマンも普通の人間だけど、やっぱり普通じゃない。
でも、クリムゾンボルトことフランクは本当に普通のオッサンで、普通の人間がヒーローになるべく立ちあがったら、悪人と同じくらい悪人になっちゃうかもしれないな~
ということが分かる。
被害者本人が仕返しするならともかく、まったく無関係のおっさんが悪い奴だといってレンチで殴りかかるのはやっぱりどうかしていると思うのだ。
そして、ヒーローものではあんまり映らないやられた悪者も映る。
血を流してウンウン苦しんでいたりする。
これもまた、現実的過ぎて見ている方には堪える(-_-;)
素人がヒーローにっていうと『キック・アス』が引き合いに出されると思うけど、あれは途中からプロというかセミプロが一緒に戦ってくれる。
だけど、こっちは相棒も素人。
しかも、かなりオカシイ。
ハッキリ言って危険人物。
そんな2人がドラッグディーラーの元に乗り込む。
もちろん銃をセールで手に入れ、射撃の訓練もし、素人なりに調べて爆弾を作り……
いざ乗り込む!
そこで起きたいきなりの悲劇に、キレてたところにさらにキレてしまうクリムゾンボルト。
ただ、悪人を退治するだけじゃない。
自分の妻が捕まっているとなれば、冷静でなくて当然なところに、さらに悲し過ぎる出来事が起こるのだ。
ここからが本当にもう無茶苦茶。
ハッキリ言ってやり過ぎ。
なんだけど……
ヒーローの戦闘シーンて、これくらいドンパチしてるよね。
ということは、映らないけど本当はこういう惨状になっている訳で……
そう考えるとヒーローの活躍っていうのは、何か……いいのかなぁ?となる訳です。
ゴッサムシティーとかじゃなくて、普通の街だとね。
最後は束の間の幸せとその終わりと、新しい生き方の始まりにホロリとさせられる。
『キック・アス』より実は優れものなんじゃないかと思うんだね。
後で自分の中に残るものを思うと。
妻役のリブ・タイラーなど豪華なキャストも話題ですが、フランクが憧れる(?)ホーリー・アベンジャーはキャッスルだったんだね~
この目はどこかで見たことあると思ってたんだけど……
ずっとマスクしたまま。
そして、タイツ姿だと何だかモッチャリして見えてしまう;;
まぁ、かっこよく見え過ぎないことがホーリー・アベンジャーには大切な気はするけど。
彼には不似合いな美人妻は、ある日ドラッグディーラーの元へと家出をしてしまう。
どうすればいいのかと思い悩むフランクに神の啓示が!
愛する妻を取り戻すため、お手製のコスチュームに身を包みスーパーヒーロー“クリムゾンボルト(赤い稲妻)”に変身する。
ドラッグの売人やひったくりを退治する日々。
しかし、彼の正体に気づいたオタクでイカれた女の子が押しかけ相棒に!
その女の子ボルティーとともに、妻を取り戻しに向かうフランクだったが……。
宇宙人とか、改造されたとか、蜘蛛に噛まれたとか、実験に失敗したとかいう以外のヒーローはお金持ちなんだよね。
アイアンマンもバットマンも。
だから、資金力で持って特殊能力の無さが補える。
だけど、しがないコックがヒーローになるというと大変だ。
コスチュームを自作する姿はキャットウーマンだね。
キャットウーマンくらい世の中に恨みつらみがあったかどうかは分からないけど、妻が家出したことをきっかけに、今まで目をつぶって来た“悪”を許してはいけないと思う。
最初は素手で立ち向かって、ボコボコにされていたが、必殺の武器“レンチ”を手にしてからは大活躍。
……か、どうかは微妙。
悪のレベルに合わせた手加減はナシ。
列に割り込んだカップルも、ドラッグの売人もひったくりも、レンチでボコボコにしてしまう。
いきなり殴りかかる姿はヒーローというよりほぼ通り魔。
彼の方が犯罪者扱いされても仕方がない。
実は、被害者は悪人だったと分かって人気は急上昇するんだけど……
何だかイタイ。
これはあまりにも現実的な主人公だからだ。
バットマンもアイアンマンも普通の人間だけど、やっぱり普通じゃない。
でも、クリムゾンボルトことフランクは本当に普通のオッサンで、普通の人間がヒーローになるべく立ちあがったら、悪人と同じくらい悪人になっちゃうかもしれないな~
ということが分かる。
被害者本人が仕返しするならともかく、まったく無関係のおっさんが悪い奴だといってレンチで殴りかかるのはやっぱりどうかしていると思うのだ。
そして、ヒーローものではあんまり映らないやられた悪者も映る。
血を流してウンウン苦しんでいたりする。
これもまた、現実的過ぎて見ている方には堪える(-_-;)
素人がヒーローにっていうと『キック・アス』が引き合いに出されると思うけど、あれは途中からプロというかセミプロが一緒に戦ってくれる。
だけど、こっちは相棒も素人。
しかも、かなりオカシイ。
ハッキリ言って危険人物。
そんな2人がドラッグディーラーの元に乗り込む。
もちろん銃をセールで手に入れ、射撃の訓練もし、素人なりに調べて爆弾を作り……
いざ乗り込む!
そこで起きたいきなりの悲劇に、キレてたところにさらにキレてしまうクリムゾンボルト。
ただ、悪人を退治するだけじゃない。
自分の妻が捕まっているとなれば、冷静でなくて当然なところに、さらに悲し過ぎる出来事が起こるのだ。
ここからが本当にもう無茶苦茶。
ハッキリ言ってやり過ぎ。
なんだけど……
ヒーローの戦闘シーンて、これくらいドンパチしてるよね。
ということは、映らないけど本当はこういう惨状になっている訳で……
そう考えるとヒーローの活躍っていうのは、何か……いいのかなぁ?となる訳です。
ゴッサムシティーとかじゃなくて、普通の街だとね。
最後は束の間の幸せとその終わりと、新しい生き方の始まりにホロリとさせられる。
『キック・アス』より実は優れものなんじゃないかと思うんだね。
後で自分の中に残るものを思うと。
妻役のリブ・タイラーなど豪華なキャストも話題ですが、フランクが憧れる(?)ホーリー・アベンジャーはキャッスルだったんだね~
この目はどこかで見たことあると思ってたんだけど……
ずっとマスクしたまま。
そして、タイツ姿だと何だかモッチャリして見えてしまう;;
まぁ、かっこよく見え過ぎないことがホーリー・アベンジャーには大切な気はするけど。
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現実は残酷!
お早うございます。
この映画は、まさに赤姫さんがおっしゃるように、「『キック・アス』より実は優れものなんじゃないかと思」います。それは、「あまりにも現実的な主人公」の様子が、コメディの装いの中で、実に上手く描かれているからでしょう。
なにしろ、「本当に普通のオッサン」の主人公が、単にコスチュームだけのスーパーヒーローになるだけで、特別な能力など何も持たないのですから!だから、外観が似ているからといって、「途中からプロというかセミプロが一緒に戦ってくれる」『キック・アス』と比べるまでもないと思います〔むしろ『すべて彼女のために』(それをリメイクした『スリーデイズ』)を引き合いに出した方がいいのでは〕。
それに、『キック・アス』には、ホーリー・アベンジャーに該当するキャラが登場しないこともあって、底の浅いレベルに留まっているのではとも思いました。
でも、この映画を取り上げているブログが余りにも少ないのは、トテモ残念です。
この映画は、まさに赤姫さんがおっしゃるように、「『キック・アス』より実は優れものなんじゃないかと思」います。それは、「あまりにも現実的な主人公」の様子が、コメディの装いの中で、実に上手く描かれているからでしょう。
なにしろ、「本当に普通のオッサン」の主人公が、単にコスチュームだけのスーパーヒーローになるだけで、特別な能力など何も持たないのですから!だから、外観が似ているからといって、「途中からプロというかセミプロが一緒に戦ってくれる」『キック・アス』と比べるまでもないと思います〔むしろ『すべて彼女のために』(それをリメイクした『スリーデイズ』)を引き合いに出した方がいいのでは〕。
それに、『キック・アス』には、ホーリー・アベンジャーに該当するキャラが登場しないこともあって、底の浅いレベルに留まっているのではとも思いました。
でも、この映画を取り上げているブログが余りにも少ないのは、トテモ残念です。
Re:現実は残酷!
コメントありがとうございます。
実は、奥深い感じがしますよね、この映画。
やっぱり、「本当に普通のオッサン」が主人公というところが、イマイチ魅力的なでないのでしょうか?
現実には思う程上手くいかないというのは『キック・アス』も同じですけどね。
現実は残酷ですが、たった二つしかなかったフランクの“完璧な瞬間”が増えたのは、素敵なことだし、多分私達もちょっと踏み出せば(フランク程大き過ぎず)、それを手に入れることが出来るってことなのかな……と。
実は、奥深い感じがしますよね、この映画。
やっぱり、「本当に普通のオッサン」が主人公というところが、イマイチ魅力的なでないのでしょうか?
現実には思う程上手くいかないというのは『キック・アス』も同じですけどね。
現実は残酷ですが、たった二つしかなかったフランクの“完璧な瞬間”が増えたのは、素敵なことだし、多分私達もちょっと踏み出せば(フランク程大き過ぎず)、それを手に入れることが出来るってことなのかな……と。