私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
オモシロモノ
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
ブログ内検索
最古記事
かうんたー
数え始め 2006/11/14
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
やっと、観て来ました。
前作から1年くらい?(現実世界では、ね)
現実世界に戻ったペベンシー4兄弟は、地下鉄の駅からナルニア国へ。
4人はカスピアン王子が吹いた(スーザンの)角笛によって導かれたのだった。
ナルニアにやって来た4人は自分達が住んでいた城が既に廃墟となっていることから、自分達がいない間にナルニアに何百年もの月日が流れたのだと知る。
実はナルニア国はテルマール人に攻め滅ぼされたのだ。
そのテルマールの王子カスピアンは父王は既に亡くなり、彼の叔父が今は実権を握っているのだが、その叔父に息子が誕生したことから命を狙われる。
危機一髪で逃げ延びる王子、その時窮地にはこれを吹くようにと角笛を渡されたのだった。
絶滅した筈のナルニアの住人に遭遇して驚く王子。
4兄弟が果たす役割は?
王子は、ナルニア国はどうなるのか?
原作を読んだ人には、少々不満もあったようなことも聞きますが、私は昔々読もうかなぁ……と思ってたものの、そのまま挫折したので内容は全然知らないんですよね。
なので、特に「こんなんじゃない!」というような不満もなく、楽しめました。
前作も思ったけど、冒頭のシーンが暗い。
雰囲気とかじゃなくて、ずばり画面が暗い。
私があまり目がよくないせいかもしれないんだけど、何かハッキリ見えんのですよね~(~_~;)
今回は、前半から王子の暗殺未遂、とか結構ハラハラさせられます。
王子は、スターダストの時、こっちが主役の方がいいんじゃないか?と思っていたベン・バーンズ。
4兄弟は姉、兄は見た目あまり変わらないけど、次男が育ったなぁ……て感じ。
結構見た目も小マシになったんじゃないでしょうか?
末っ子は……縮尺が違うだけな感じが否めませんが……(^_^;)
4人の中で特にお兄ちゃんは、一度は大人だったのに、また子どもに逆戻りの生活になかなか馴染めないようで、そういう妙な焦りもいいなぁ。と思ったり。
この4人の成長の物語でもあるんだね。
そして、今作では王子様も成長する。
戦闘シーンがどうしても『指輪』っぽいのは仕方ないけど、よく出来ていたと思います。
超デカいカタパルトが……素敵(*^_^*)
二時間半長いなァと思わずに見られると思います。
『指輪』の後書きで読んだのかなぁ?
ナルニア~は滅びへと向かっているのに、物語が持つ雰囲気はあくまでも明るい。と書いてあって、本作でもその『明るさ』が感じられます。
まぁ、まだまだ滅びまでは遠いしね。
どこまで続くのか?
全部映画化できるのか?
そういった意味でも楽しみです。(ちょっと根性悪?)
あ、唯一不満があるとしたら、王子様の髪?
髪質だと思うんですけど、こうサラ~っとしてないのですよ、それがちょっと残念。(髪型は私は別にOKですよ、angieさん。)
前作から1年くらい?(現実世界では、ね)
現実世界に戻ったペベンシー4兄弟は、地下鉄の駅からナルニア国へ。
4人はカスピアン王子が吹いた(スーザンの)角笛によって導かれたのだった。
ナルニアにやって来た4人は自分達が住んでいた城が既に廃墟となっていることから、自分達がいない間にナルニアに何百年もの月日が流れたのだと知る。
実はナルニア国はテルマール人に攻め滅ぼされたのだ。
そのテルマールの王子カスピアンは父王は既に亡くなり、彼の叔父が今は実権を握っているのだが、その叔父に息子が誕生したことから命を狙われる。
危機一髪で逃げ延びる王子、その時窮地にはこれを吹くようにと角笛を渡されたのだった。
絶滅した筈のナルニアの住人に遭遇して驚く王子。
4兄弟が果たす役割は?
王子は、ナルニア国はどうなるのか?
原作を読んだ人には、少々不満もあったようなことも聞きますが、私は昔々読もうかなぁ……と思ってたものの、そのまま挫折したので内容は全然知らないんですよね。
なので、特に「こんなんじゃない!」というような不満もなく、楽しめました。
前作も思ったけど、冒頭のシーンが暗い。
雰囲気とかじゃなくて、ずばり画面が暗い。
私があまり目がよくないせいかもしれないんだけど、何かハッキリ見えんのですよね~(~_~;)
今回は、前半から王子の暗殺未遂、とか結構ハラハラさせられます。
王子は、スターダストの時、こっちが主役の方がいいんじゃないか?と思っていたベン・バーンズ。
4兄弟は姉、兄は見た目あまり変わらないけど、次男が育ったなぁ……て感じ。
結構見た目も小マシになったんじゃないでしょうか?
末っ子は……縮尺が違うだけな感じが否めませんが……(^_^;)
4人の中で特にお兄ちゃんは、一度は大人だったのに、また子どもに逆戻りの生活になかなか馴染めないようで、そういう妙な焦りもいいなぁ。と思ったり。
この4人の成長の物語でもあるんだね。
そして、今作では王子様も成長する。
戦闘シーンがどうしても『指輪』っぽいのは仕方ないけど、よく出来ていたと思います。
超デカいカタパルトが……素敵(*^_^*)
二時間半長いなァと思わずに見られると思います。
『指輪』の後書きで読んだのかなぁ?
ナルニア~は滅びへと向かっているのに、物語が持つ雰囲気はあくまでも明るい。と書いてあって、本作でもその『明るさ』が感じられます。
まぁ、まだまだ滅びまでは遠いしね。
どこまで続くのか?
全部映画化できるのか?
そういった意味でも楽しみです。(ちょっと根性悪?)
あ、唯一不満があるとしたら、王子様の髪?
髪質だと思うんですけど、こうサラ~っとしてないのですよ、それがちょっと残念。(髪型は私は別にOKですよ、angieさん。)
PR
昨日のネットのニュースとかに出てたんかな?
カリフォルニア州で、同性の結婚が認められるようになりましたよね。
んで、『結婚証明書を受ける人達の中にジョージ・タケイの姿も』とあったの。
へ~カトウってそうだったのか……
まぁ、ずっと一緒に暮らしてるんだろうから、今更『結婚』て……と思ったりするんやけど。
やっぱり、正式にそして公に認められたいんかなぁ。
ま、きっと法律上の手続とかで、違ってくるっていうのもあるんやろうけど。
財産分与とかさ。
カリフォルニア州で、同性の結婚が認められるようになりましたよね。
んで、『結婚証明書を受ける人達の中にジョージ・タケイの姿も』とあったの。
へ~カトウってそうだったのか……
まぁ、ずっと一緒に暮らしてるんだろうから、今更『結婚』て……と思ったりするんやけど。
やっぱり、正式にそして公に認められたいんかなぁ。
ま、きっと法律上の手続とかで、違ってくるっていうのもあるんやろうけど。
財産分与とかさ。
土曜の朝、起きてTVを見てビックリしたのですが、日を追うごとに地震の凄さが解ってきて、ただただ驚くばかりです。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
観ました。
19世紀末のウィーン。
魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。
ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)が、婚約者(?)のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧する。
実は、アイゼンハイムとソフィの間には、少年時代、身分違いによって引き裂かれた過去があった。
再会した二人は、幼い日の想いを再び燃え立たせるようになる。
だが、今では皇太子の結婚相手になるであろうと、世間の注目を集める彼女と幻影師の彼ではまたしても釣り合う筈もなかった。
しかし、その後ほどなくソフィが謎の死を遂げてしまう。
謀殺の噂も沸き立つ一大スキャンダルの最中、アイゼンハイムは新たなそして前代未聞のイリュージョンを舞台で披露するのだが…。
禁断の愛を描いたラブストーリーとか
主演は、本作が本格的ラブストーリー初出演となるエドワード・ノートンとか
書かれている映画紹介を目にするようにこれは(私の苦手な)ラブ・ストーリーなんである。
監督・脚本のニール・バーガーは「この映画で見せるトリックとは、その仕掛けではない。目に見えるものばかりがすべてではない、という不思議な感覚」といっているそうでその点では『プレステージ』と比較されるのも頷ける。
のですが……
私は、比較対照するものじゃないと思うんだよね~
確かに、ラストに仕掛けがあるってところが、そうしたい気にさせるんだと思うんだけど。
これは、あくまでも『ラブ・ストーリー』なんですよ。
その味付けとして奇術が使われているだけ。
『プレステージ』は男二人(?)の愛憎劇であり、犯人探しを伴うサスペンスのようなものだったと思うのですが、この映画は『愛』のために何をするか?という、やっぱりラブ・ストーリーなんだね。
まぁ、この映画は事件に関わった刑事の回想という形を取っているようなので、このラストシーンが事実なのかどうかは解らないのですが、何だか理不尽。
私ゃ、皇太子が不憫だよ。
ルーファス・シーウェルだからかもしれないけど。
あぁ、ハムレットが届いたので見なくっちゃ!
私が彼に出会った映画です。でも長いのよ。
それに出番は最後の最後にちょっぴりだし……そこだけ見ればいい、ってもんだけど、そうはいかないの。
そこまで我慢するから、値打ちがあるのよ。
フォーティンブラスの出現は。
19世紀末のウィーン。
魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。
ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)が、婚約者(?)のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧する。
実は、アイゼンハイムとソフィの間には、少年時代、身分違いによって引き裂かれた過去があった。
再会した二人は、幼い日の想いを再び燃え立たせるようになる。
だが、今では皇太子の結婚相手になるであろうと、世間の注目を集める彼女と幻影師の彼ではまたしても釣り合う筈もなかった。
しかし、その後ほどなくソフィが謎の死を遂げてしまう。
謀殺の噂も沸き立つ一大スキャンダルの最中、アイゼンハイムは新たなそして前代未聞のイリュージョンを舞台で披露するのだが…。
禁断の愛を描いたラブストーリーとか
主演は、本作が本格的ラブストーリー初出演となるエドワード・ノートンとか
書かれている映画紹介を目にするようにこれは(私の苦手な)ラブ・ストーリーなんである。
監督・脚本のニール・バーガーは「この映画で見せるトリックとは、その仕掛けではない。目に見えるものばかりがすべてではない、という不思議な感覚」といっているそうでその点では『プレステージ』と比較されるのも頷ける。
のですが……
私は、比較対照するものじゃないと思うんだよね~
確かに、ラストに仕掛けがあるってところが、そうしたい気にさせるんだと思うんだけど。
これは、あくまでも『ラブ・ストーリー』なんですよ。
その味付けとして奇術が使われているだけ。
『プレステージ』は男二人(?)の愛憎劇であり、犯人探しを伴うサスペンスのようなものだったと思うのですが、この映画は『愛』のために何をするか?という、やっぱりラブ・ストーリーなんだね。
まぁ、この映画は事件に関わった刑事の回想という形を取っているようなので、このラストシーンが事実なのかどうかは解らないのですが、何だか理不尽。
私ゃ、皇太子が不憫だよ。
ルーファス・シーウェルだからかもしれないけど。
あぁ、ハムレットが届いたので見なくっちゃ!
私が彼に出会った映画です。でも長いのよ。
それに出番は最後の最後にちょっぴりだし……そこだけ見ればいい、ってもんだけど、そうはいかないの。
そこまで我慢するから、値打ちがあるのよ。
フォーティンブラスの出現は。
観て来ました。
1972年11月17日、ロンドン。
バーバラ・ベークランドが、愛する息子に殺害された。
彼女はアメリカの大富豪であるベークランド家に嫁ぎ、幸せな日々を送っていたはずだった。
この衝撃的な実話を元にした、原作「SAVAGE GRACE(直訳すると野蛮な優美さ)」が1985年に出版され、それを映画化したのが本作なのだそう。
貧しい家庭に育ったバーバラは幼い頃から幸せになるには『いい男』つまり『金持ち』と結婚することだ。と母に教え込まれていた。
その教えどおり、その美貌を武器に大富豪のブルックスと結婚し、息子のトニーをもうける。
しかし、バーバラが社交に熱中する一方で、ブルックスの心は次第に冷え、やがて年若い恋人を作り、去ってしまう。
取り残された母と息子はかつてない程に密着した関係となり、それは悲劇的な結末を迎える。
ジュリアン・ムーアがバーバラの30年にわたる人生を演じている。
原作のタイトルどおり優雅でありながら、感情をむき出しにする少し狂気じみた演技に圧倒される。
また、衣装もヒロインであるバーバラのその時々の心情をよく現しているように思う。
母親殺し、母と息子の関係、と、衝撃に満ちた内容の筈なのに、不思議と淡々と見れてしまう。
少年時代、恋人同士のように二人で寄り添って歩く様子を見ていると、別段不思議でもないのかなぁ……と思ってしまうのだ。
ただ、大人になって『ママ』ではなく『バーバラ』と呼ぶ彼に少しドキリとさせられる。
つまり、息子も、特段そこから抜け出そうとしていないのだ。
衝撃的な筈のバーバラ殺害のシーンも驚く程静かだ。
音もなく崩れ落ちるバーバラ。
血も流れず、ただ床に倒れいて、傍目には眠っているように見えるかもしれない。
トニーの膝に頭を預けている光景は、子どもが眠っているようで、どこか幸せな雰囲気すら漂っている気がするのだ。
バーバラを殺害した後、中華のデリバリーを頼んで、母の遺体の傍で食べている彼を狂気の沙汰だと思うかどうかは人によると思うのだが、私にはただ自分が何をしたのか、ちゃんと理解できていないように見えた。
もの凄く怒ったり、泣いたりするとお腹が減るやん?
この物語の中で、鍵となるのは『死んでしまった犬の首輪』かもしれない。
彼は、引っ越してもそれを失くさずに持っていた。
ロンドンの家に来てから見当たらないと、何度も繰り返す。
バーバラにも捜させた。
その首輪が見つかった直後の出来事だったのだ。
生理的に受け付けない、と書いてる人もいたので、万人向けではない。
ただ、宣伝文句程、衝撃的でもない。
何だろう…妙に淡々としててね~
起こっていることは衝撃的だけど、描かれ方が衝撃的ではないのかな?
ジュリアン・ムーアってチャレンジングよね。
50年代の衣装とかメイクが本当にハマっていて、この人実は美人なのね。と思う。
『家族』とかについて、改めて考えてみるきっかけにすべき映画なのかもしれないけど、何だかそんな気にもなれないでいる。
うん。でも駄作でもないと思うんだね。
パンフレット買って帰ったもん。
あ、ベークランド家がお金持ちなのはベークライトっていうプラスチックを発明したからです。
1972年11月17日、ロンドン。
バーバラ・ベークランドが、愛する息子に殺害された。
彼女はアメリカの大富豪であるベークランド家に嫁ぎ、幸せな日々を送っていたはずだった。
この衝撃的な実話を元にした、原作「SAVAGE GRACE(直訳すると野蛮な優美さ)」が1985年に出版され、それを映画化したのが本作なのだそう。
貧しい家庭に育ったバーバラは幼い頃から幸せになるには『いい男』つまり『金持ち』と結婚することだ。と母に教え込まれていた。
その教えどおり、その美貌を武器に大富豪のブルックスと結婚し、息子のトニーをもうける。
しかし、バーバラが社交に熱中する一方で、ブルックスの心は次第に冷え、やがて年若い恋人を作り、去ってしまう。
取り残された母と息子はかつてない程に密着した関係となり、それは悲劇的な結末を迎える。
ジュリアン・ムーアがバーバラの30年にわたる人生を演じている。
原作のタイトルどおり優雅でありながら、感情をむき出しにする少し狂気じみた演技に圧倒される。
また、衣装もヒロインであるバーバラのその時々の心情をよく現しているように思う。
母親殺し、母と息子の関係、と、衝撃に満ちた内容の筈なのに、不思議と淡々と見れてしまう。
少年時代、恋人同士のように二人で寄り添って歩く様子を見ていると、別段不思議でもないのかなぁ……と思ってしまうのだ。
ただ、大人になって『ママ』ではなく『バーバラ』と呼ぶ彼に少しドキリとさせられる。
つまり、息子も、特段そこから抜け出そうとしていないのだ。
衝撃的な筈のバーバラ殺害のシーンも驚く程静かだ。
音もなく崩れ落ちるバーバラ。
血も流れず、ただ床に倒れいて、傍目には眠っているように見えるかもしれない。
トニーの膝に頭を預けている光景は、子どもが眠っているようで、どこか幸せな雰囲気すら漂っている気がするのだ。
バーバラを殺害した後、中華のデリバリーを頼んで、母の遺体の傍で食べている彼を狂気の沙汰だと思うかどうかは人によると思うのだが、私にはただ自分が何をしたのか、ちゃんと理解できていないように見えた。
もの凄く怒ったり、泣いたりするとお腹が減るやん?
この物語の中で、鍵となるのは『死んでしまった犬の首輪』かもしれない。
彼は、引っ越してもそれを失くさずに持っていた。
ロンドンの家に来てから見当たらないと、何度も繰り返す。
バーバラにも捜させた。
その首輪が見つかった直後の出来事だったのだ。
生理的に受け付けない、と書いてる人もいたので、万人向けではない。
ただ、宣伝文句程、衝撃的でもない。
何だろう…妙に淡々としててね~
起こっていることは衝撃的だけど、描かれ方が衝撃的ではないのかな?
ジュリアン・ムーアってチャレンジングよね。
50年代の衣装とかメイクが本当にハマっていて、この人実は美人なのね。と思う。
『家族』とかについて、改めて考えてみるきっかけにすべき映画なのかもしれないけど、何だかそんな気にもなれないでいる。
うん。でも駄作でもないと思うんだね。
パンフレット買って帰ったもん。
あ、ベークランド家がお金持ちなのはベークライトっていうプラスチックを発明したからです。