私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
オモシロモノ
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
ブログ内検索
最古記事
かうんたー
数え始め 2006/11/14
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
観て来ました。
1972年11月17日、ロンドン。
バーバラ・ベークランドが、愛する息子に殺害された。
彼女はアメリカの大富豪であるベークランド家に嫁ぎ、幸せな日々を送っていたはずだった。
この衝撃的な実話を元にした、原作「SAVAGE GRACE(直訳すると野蛮な優美さ)」が1985年に出版され、それを映画化したのが本作なのだそう。
貧しい家庭に育ったバーバラは幼い頃から幸せになるには『いい男』つまり『金持ち』と結婚することだ。と母に教え込まれていた。
その教えどおり、その美貌を武器に大富豪のブルックスと結婚し、息子のトニーをもうける。
しかし、バーバラが社交に熱中する一方で、ブルックスの心は次第に冷え、やがて年若い恋人を作り、去ってしまう。
取り残された母と息子はかつてない程に密着した関係となり、それは悲劇的な結末を迎える。
ジュリアン・ムーアがバーバラの30年にわたる人生を演じている。
原作のタイトルどおり優雅でありながら、感情をむき出しにする少し狂気じみた演技に圧倒される。
また、衣装もヒロインであるバーバラのその時々の心情をよく現しているように思う。
母親殺し、母と息子の関係、と、衝撃に満ちた内容の筈なのに、不思議と淡々と見れてしまう。
少年時代、恋人同士のように二人で寄り添って歩く様子を見ていると、別段不思議でもないのかなぁ……と思ってしまうのだ。
ただ、大人になって『ママ』ではなく『バーバラ』と呼ぶ彼に少しドキリとさせられる。
つまり、息子も、特段そこから抜け出そうとしていないのだ。
衝撃的な筈のバーバラ殺害のシーンも驚く程静かだ。
音もなく崩れ落ちるバーバラ。
血も流れず、ただ床に倒れいて、傍目には眠っているように見えるかもしれない。
トニーの膝に頭を預けている光景は、子どもが眠っているようで、どこか幸せな雰囲気すら漂っている気がするのだ。
バーバラを殺害した後、中華のデリバリーを頼んで、母の遺体の傍で食べている彼を狂気の沙汰だと思うかどうかは人によると思うのだが、私にはただ自分が何をしたのか、ちゃんと理解できていないように見えた。
もの凄く怒ったり、泣いたりするとお腹が減るやん?
この物語の中で、鍵となるのは『死んでしまった犬の首輪』かもしれない。
彼は、引っ越してもそれを失くさずに持っていた。
ロンドンの家に来てから見当たらないと、何度も繰り返す。
バーバラにも捜させた。
その首輪が見つかった直後の出来事だったのだ。
生理的に受け付けない、と書いてる人もいたので、万人向けではない。
ただ、宣伝文句程、衝撃的でもない。
何だろう…妙に淡々としててね~
起こっていることは衝撃的だけど、描かれ方が衝撃的ではないのかな?
ジュリアン・ムーアってチャレンジングよね。
50年代の衣装とかメイクが本当にハマっていて、この人実は美人なのね。と思う。
『家族』とかについて、改めて考えてみるきっかけにすべき映画なのかもしれないけど、何だかそんな気にもなれないでいる。
うん。でも駄作でもないと思うんだね。
パンフレット買って帰ったもん。
あ、ベークランド家がお金持ちなのはベークライトっていうプラスチックを発明したからです。
1972年11月17日、ロンドン。
バーバラ・ベークランドが、愛する息子に殺害された。
彼女はアメリカの大富豪であるベークランド家に嫁ぎ、幸せな日々を送っていたはずだった。
この衝撃的な実話を元にした、原作「SAVAGE GRACE(直訳すると野蛮な優美さ)」が1985年に出版され、それを映画化したのが本作なのだそう。
貧しい家庭に育ったバーバラは幼い頃から幸せになるには『いい男』つまり『金持ち』と結婚することだ。と母に教え込まれていた。
その教えどおり、その美貌を武器に大富豪のブルックスと結婚し、息子のトニーをもうける。
しかし、バーバラが社交に熱中する一方で、ブルックスの心は次第に冷え、やがて年若い恋人を作り、去ってしまう。
取り残された母と息子はかつてない程に密着した関係となり、それは悲劇的な結末を迎える。
ジュリアン・ムーアがバーバラの30年にわたる人生を演じている。
原作のタイトルどおり優雅でありながら、感情をむき出しにする少し狂気じみた演技に圧倒される。
また、衣装もヒロインであるバーバラのその時々の心情をよく現しているように思う。
母親殺し、母と息子の関係、と、衝撃に満ちた内容の筈なのに、不思議と淡々と見れてしまう。
少年時代、恋人同士のように二人で寄り添って歩く様子を見ていると、別段不思議でもないのかなぁ……と思ってしまうのだ。
ただ、大人になって『ママ』ではなく『バーバラ』と呼ぶ彼に少しドキリとさせられる。
つまり、息子も、特段そこから抜け出そうとしていないのだ。
衝撃的な筈のバーバラ殺害のシーンも驚く程静かだ。
音もなく崩れ落ちるバーバラ。
血も流れず、ただ床に倒れいて、傍目には眠っているように見えるかもしれない。
トニーの膝に頭を預けている光景は、子どもが眠っているようで、どこか幸せな雰囲気すら漂っている気がするのだ。
バーバラを殺害した後、中華のデリバリーを頼んで、母の遺体の傍で食べている彼を狂気の沙汰だと思うかどうかは人によると思うのだが、私にはただ自分が何をしたのか、ちゃんと理解できていないように見えた。
もの凄く怒ったり、泣いたりするとお腹が減るやん?
この物語の中で、鍵となるのは『死んでしまった犬の首輪』かもしれない。
彼は、引っ越してもそれを失くさずに持っていた。
ロンドンの家に来てから見当たらないと、何度も繰り返す。
バーバラにも捜させた。
その首輪が見つかった直後の出来事だったのだ。
生理的に受け付けない、と書いてる人もいたので、万人向けではない。
ただ、宣伝文句程、衝撃的でもない。
何だろう…妙に淡々としててね~
起こっていることは衝撃的だけど、描かれ方が衝撃的ではないのかな?
ジュリアン・ムーアってチャレンジングよね。
50年代の衣装とかメイクが本当にハマっていて、この人実は美人なのね。と思う。
『家族』とかについて、改めて考えてみるきっかけにすべき映画なのかもしれないけど、何だかそんな気にもなれないでいる。
うん。でも駄作でもないと思うんだね。
パンフレット買って帰ったもん。
あ、ベークランド家がお金持ちなのはベークライトっていうプラスチックを発明したからです。
PR
この記事にコメントする