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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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観てきました。

第二次世界大戦中、オスカー・シンドラーに匹敵する約1,200人のユダヤ人の生命を救ったユダヤ人兄弟がいた!ってヤツね。

1941年。
ナチス・ドイツのユダヤ人迫害は小さな田舎町にまで迫っていた。
両親を殺されたユダヤ人のビエルスキ兄弟は、追っ手を逃れて森に身を隠す。
やがて森には、同じくドイツ軍の迫害から逃げてきたユダヤ人達が次々と助けを求めて集まってくるようになる。
人間らしく生き抜くと心に決め、ビエルスキ兄弟の長男トゥヴィアをリーダーに人々は共同体として生活を始める。
食料難や、冬の寒さ、いつ見つかるとも分からない恐怖。
人々は肉体も精神も極限状態の日々を過ごしていた。
やがて、彼らは“ビエルスキ・パルチザン”を名乗り、銃を手にドイツ軍への抵抗を始める。
共同体の人々の間には苛立ちから、亀裂が入り始め、それは固い結束で結ばれていると思われたビエルスキ兄弟の間にも及ぶ。
次男のズシュは兄のやり方に、疑問を感じるようになり、仲間を連れソ連軍と行動を共にするようになる。
それでも何とか、共同体を維持しようとする、兄弟達。
だが、敵の手は間近に迫っていた。

え~、色んなところで三兄弟、三兄弟と目にするんですが、ビエルスキさんちは実は四兄弟。
ま、末っ子は小さくてあまり役に立ってないということで、数に入れてもらえなかったんでしょうか?
人々のリーダーであり、後に『天使』だったと称されるビエルスキ兄弟の長男を演じるのはダニエル・クレイグ。
映画館では今、ボンドとこのトゥヴィア・ビエルスキ、ダニエル・クレイグの二つの顔がご覧になれます。

自身もユダヤ人であるという点で、シンドラーや千畝さんとは大分スタンスが異なっていると思います。(ま、どっちも観てないんですけど)
ビエルスキ兄弟の場合、良心がどうのこうのというよりも、自らが生き延びるための行動が拡大したのが、この共同体ということだと思うので。
大変な偉業には変わりないと思うのですが。

共同体が大きくなるにつれ、それはだんだんと社会的になっていく。
つまり、人々のエゴが育ち、階級が生まれようとしていく。
トゥヴィアはそれを許さない、故に反感を買ったりする。
が、実際は歴然とした階級差があったという話も。
どんなことも、綺麗事だけでは成り立たないのだね。

何か、これってどうなの?と思うのは、兄弟や逃げてきた人達が話す訛った英語。
森の外の人たちと話す時はロシア語なんだよね。
彼らが、ポーランド人ていうのを表したいのかな?
いや、どこの人か分からないのよ。(何か見落としたのかもしれないんだけど)
森はベラルーシなんだけど。
ゲットーはポーランドにあるのかな?
ユダヤ系の人達って色んなところにいるじゃないですか、ねぇ。
これはドキュメンタリーじゃなくて、作り物だって皆分かってるんだから、普通にぺらぺら~な英語でいいんじゃないの?

なかなか見応えはあると思います。
が、傑作って褒め讃えるほどでもないと思います。
ナチスの軍服好きとしては、あまり堪能できません。
珍しいオートバイ兵とか出てくるのにね~一瞬;;
ダニエル・クレイグの素敵なヒップラインも見られません。
ジェイミー・ベルの首が太くなってます;;
リーヴ・シュライバーが「あーんパーンチ!!」って、言いそうです(^_^;)
そんな感じ(笑)
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基本的にホラーは観ないんですけど……
ま、観てきちゃいました。

名作といわれる1981年公開のホラーを3D映像を使ってリメイク。

新米の炭鉱作業員トムは事故を引き起こしてしまい、5人が生き埋めになった。
その中の唯一の生き残りが、ハリー・ウォーデン。
彼以外は全員惨殺されており、彼の犯行と見なされていた。
そのハリーも命は取り留めたものの昏睡状態にあった。
しかし、一年後のバレンタインデーに突然目覚めると、病院内の人を始め、住民22人を次々と殺害し、炭鉱のトンネルの奥へと姿を消した。
そして、ハリーの仕業と思われるバレンタインデーのチョコレートボックスに収められた心臓が発見された。
その事件に遭遇し、自らも襲われたトムは、その日以来姿を消す。
10年後、トムが街に戻ってきた。
実は彼は事故のあった炭鉱の持ち主の息子で、父が亡くなった後、炭鉱を処分するためにやってきたのだった。
炭鉱が唯一の産業である街の人たちは彼に冷たく当たる。
そして、ある夜、炭鉱夫姿にガスマスクをつけ、つるはしを持った、10年前と同じ姿の殺人鬼が出現し、平穏を取り戻していた街は再び恐怖に包まれた。

典型的なアメリカのホラーでしょうか?
アジアン・ホラーのあぁいう怖さとは全く質が違う。
ひたひたと恐怖は迫ってくるんだけども、迫ってくるものの性質がまるで違っている。
東洋の怖さって何か湿ってる感じがしますよね?
ポタポタと水が滴り落ちるような。
そういうんではないですね。
ガツッと来る感じ。
だから、まぁ、怖いよりは驚きの方が私は強かったです。
こういうホラーに付き物の無駄なお色気シーンもあります。
ヒロインはタンクトップで逃げるしね。
なので、いかにもアメリカなホラーが好きな人はどうぞ。

3Dって初めて観たんですが、飛んで来る物とかに身体がビクッと反応しちゃいますね。
それと、何か~気持ち悪くなってくるね;;
多分酔ったんだろうね。
乗り物とかもめっちゃ弱いもん(-_-;)
帰りも気持ち悪かった。

あ、冒頭にナイスショットな感じの映像がありますんで、しっかり見てね。
ロメールの爺ちゃんが、もうこれで長編は撮らないかも。と、本作の撮影後に言いました。
ならば、やはり観ておくか……と。

5世紀、ローマ時代の最中その影響をあまり受けなかったガリア地方に住む二人の恋人達。
純粋な愛を育んでいた羊飼いの少女アストレと青年セラドン。
二人の両親が不仲だったので、アストレとセラドン大っぴらに付き合うことは出来なかった。
祭の当日、アストレとの打ち合わせ通り別の女性と踊っているセラドン。
しかし、その女性がセラドンに言い寄るのを見たアストレは、彼が裏切ったと思い込んでしまい、彼を避ける。
セラドンはアストレの誤解を解こうとするが、「私の前にもう二度と現れないで欲しい」と拒絶され、絶望して入水自殺を図る。
下流の森では、ドルイド僧の予言の鏡に溺れて横たわる男の姿を見たニンフ(精霊)達がセラドンを助けに行き、彼は一命を取り留め、彼女たちの城へと連れて行かれた。
その美貌からマダムに気に入られ、村へ戻ることを許されないセラドン。
鬱々とした日々を城で過ごしていたが、彼を兄と慕うニンフ、レオニードの計らいで城から脱出する。
しかし、アストレの言葉を忠実に守り、彼女のいる村には戻らず、森で暮らし始める。

一方、セラドンが死んでしまったと思い込んだアストレは悲しみに暮れていた。
そんな彼女を友人たちは励まし、僧侶が主催する祭に一緒に出かける。
祭へ向かう途中、アストレは森でセラドンの作った東屋を見つけ、そこに置いてあった詩が以前彼が書いたものと似ていることに、動揺しながらも喜びを隠せずにいた。
道に迷い、森で夜を明かすことにした一行に、偶然出くわしたセラドンは、眠る彼女に思わず口付けしようとする。
しかし目を覚ましかけたアストレに驚いて、その場から逃げ出してしまう。

そんなセラドンを不憫に思ったレオニードと彼女の親戚でもあるドルイド僧は、アストレに会う機会を彼に与えようとする。

「私の前にもう二度と現れないで欲しい」というアストレの言葉を忠実に守ろうとしつつも、どうしても会いたいと願う、セラドンは僧侶のある案でアストレに近づくのだが……

原作は、17世紀にパリの貴婦人たちの間で大流行した小説『アストレ』
この作品は、大河ロマン小説の原点とも言われていて、全篇5,000ページにも及ぶ。

ということなので、もっと面白いところがあるのかもしれない。
映画ではこの中から『我が至上の愛~アストレとセラドン~』の部分を取り出している。
これがね~まぁ、17世紀のパリの貴婦人達の間で流行っていうから、ハーレクインぽいのかしら?と思ってたんですが。
ま、当たらずとも遠からずというか……
ゆる~いハーレクインというか、でも、ジュニア小説でもこんなん有り得へんわ~;;
みたいな。
お話はもうもう単純至極。
ロメールらしいといえば、とても、らしい、かも。
彼を凄く愛してれば、凄くいい映画だと思うかもしれない。(私はそこまで愛してない;;)

とりあえず、ロケーションと俳優達は美しいので、目の保養にはいいかも。

でも、隣の隣のオッサンはめっちゃ寝てました。
しかも、予告から……
だから、映画がつまらなかったからではないのでしょうが。
いびき五月蝿かったわ~(-_-;)
やっと観れました。
上映時間はどんどん変わっちゃうし、もう諦めかけてたんですけど。

映画は、車に乗った男性がガソリンスタンドに立ち寄る場面から始まる。
スタンドの男は「犠牲祭おめでとう」と声をかけた。
彼は『満タン』と頼み、トーストを注文しスナックと飲み物を買う。
店に流れる音楽を誰の曲かと尋ねる。
店主は彼の知らない名前を言う「黒海岸では有名だ。だが2年前に死んでしまった。あんたと同じように若かったのに。」
彼は再び走り始める。
道は遥か先まで続いているようだ。

場面が変わる。
老人が、飾り窓のような通りを歩いている。
そして、気に入った女の所へ。
彼女が自分と同じトルコ人だと分かると、老人は途端に「恥ずかしいな」と言う。

その老人の元に息子がやって来た。
ドイツの大学で教授をしている。
彼は「読んで」と一冊の本を置いていく。

老人はまた同じ娼婦の元へ。
彼女が気に入ったのか、今稼いでいるのと同じだけ払うから一緒に暮らさないかと持ちかける。

仕事の帰り道、バスに乗った彼女は2人組みの男に脅される。
そのためか、彼女は老人に会い、一緒に暮らす決心をする。

また、老人の元に息子がやって来た。
父が娼婦と暮らしていると知って驚いた彼だが、早くに母を亡くしたからか、「娘に会いたい」と嘆く彼女に同情したのか、心を通わせるようになった。
ある夜、父が倒れた。
重い心臓発作だった。
だが、何とか退院し、息子は父を彼女、イエテルに任せ、戻っていく。
後日、父親とイエテルは口論になり、父親は弾みで彼女を死なせてしまった。

所変わって、イスタンブールでの反政府デモ。
警察が介入し、暴動へと発展する。
そして、一人の女性活動家が逃げる途中に携帯電話を落としてしまう。
その情報によって、逮捕される仲間達。
彼女は、そこにはいられなくなってしまった。
偽造パスポートを手に入れ、ドイツへやって来た彼女、アイテン。
ドイツの組織に身を寄せ、母を捜そうとするが見つからない。
実は、彼女の母親こそイエテルだった。
彼女は娘には「靴屋で働いている」と嘘を吐いていたのだ。
組織のメンバーに借りた金を返すことが出来ず追い出されてしまう。
一番安く食事が出来ると聞いていた大学へやって来たアイテン。
だが、文無しだ。
お金を貸して欲しいとひとりの女子学生に声をかける。
一緒に食事をし、話しを聞くうち、その女子学生、ロッテはアイテンを自分の家に招く。
だが、ある日アイテンは捕まり、不法滞在のため強制送還されてしまう。
彼女を救うため、ロッテはトルコへと旅立った。
何とか、アイテンとの面会を果たしたロッテだが、不慮の事故で死んでしまう。

イスタンブールへやって来たロッテが訪れたドイツ語の書籍を扱う店に、冒頭に登場した男性であり、老人の息子であるネジャットがいた。
彼は大学を辞めて、ここで本屋を営んでいた。

ドイツとトルコをグルグルと行ったり来たり。
生きている人も棺に納まってしまった人も。
当初、全く無関係に見えた人々の間の繋がりが次第に明らかにされ、それぞれ別々に語られていた物語が、実は時間も場所も重なっていたのだと明かされていく。
皆、ほんの少しのすれ違いで、出会うことはなかったのだと。

イエテルの死とロッテの死が、人々を繋ぎ、大切なものを思い出させていく。
3組の家族の生と死と悲しみと憎しみそして、愛が交錯する。

ネジャットの家に下宿していたロッテの遺品を引き取りに来た母、スザンヌは、ロッテの住んでいた部屋で彼女の日記を読んだり、同じベッドで眠ったりするうちに、再び強さを取り戻していく。
犠牲祭へと出かける人々を窓から眺めるスザンヌとネジャット。
犠牲祭の意味を尋ねる彼女にネジャットが説明をする。
そして、彼は思い出す。
幼い頃、父が自分に言ってくれた愛に溢れた言葉を。

そして、「人殺しなんか父親じゃない」そう言って会わないままでいた、出所してトルコへ強制送還された父の元を訪ねる決意をする。
そう、ここで、冒頭にクルンとなるのだ。

釣りに出かけたと言う父、アリを待つネジャット。
スクリーンは、砂浜に座り海を眺める彼の後ろ姿を映し続ける。
私たちは、彼と一緒に待っている。
水平線の向こうから、小さな船影が現われるのを。
早く帰ってこないかと思ったり、もう少しこのまま海を眺めていたいと思ったり、本当に帰って来るのかな?そんなちょっぴりの不安も抱きながら。
彼とただ水平線の向こうを眺めている。

ひとつ気になっていることがある。
ネジャットに渡された本を海辺で読み終えた父、アリが涙を浮かべる。
そこには何が書かれていたのだろう?
彼もまた、息子と同じ思い出を思い出したのだろうか?
しかも、鬼のような日程で……
昔、回ってたヤツらを回れなくする作戦か?
散々迷ったけど、とりあえず確実に遠征できそうな武道館だけ予約しました。
ネットで。(大阪は他の方法で取る)
やったことないんで、とんでもない席が来そうで怖いけど……。
取れないことには話にならないんで……
まぁ、しゃあないわ。と。

結局は、好きってことなんですよ。
ま、そこにいられればいいと思っとかないとね(^_^;)

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