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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
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ロメールの爺ちゃんが、もうこれで長編は撮らないかも。と、本作の撮影後に言いました。
ならば、やはり観ておくか……と。

5世紀、ローマ時代の最中その影響をあまり受けなかったガリア地方に住む二人の恋人達。
純粋な愛を育んでいた羊飼いの少女アストレと青年セラドン。
二人の両親が不仲だったので、アストレとセラドン大っぴらに付き合うことは出来なかった。
祭の当日、アストレとの打ち合わせ通り別の女性と踊っているセラドン。
しかし、その女性がセラドンに言い寄るのを見たアストレは、彼が裏切ったと思い込んでしまい、彼を避ける。
セラドンはアストレの誤解を解こうとするが、「私の前にもう二度と現れないで欲しい」と拒絶され、絶望して入水自殺を図る。
下流の森では、ドルイド僧の予言の鏡に溺れて横たわる男の姿を見たニンフ(精霊)達がセラドンを助けに行き、彼は一命を取り留め、彼女たちの城へと連れて行かれた。
その美貌からマダムに気に入られ、村へ戻ることを許されないセラドン。
鬱々とした日々を城で過ごしていたが、彼を兄と慕うニンフ、レオニードの計らいで城から脱出する。
しかし、アストレの言葉を忠実に守り、彼女のいる村には戻らず、森で暮らし始める。

一方、セラドンが死んでしまったと思い込んだアストレは悲しみに暮れていた。
そんな彼女を友人たちは励まし、僧侶が主催する祭に一緒に出かける。
祭へ向かう途中、アストレは森でセラドンの作った東屋を見つけ、そこに置いてあった詩が以前彼が書いたものと似ていることに、動揺しながらも喜びを隠せずにいた。
道に迷い、森で夜を明かすことにした一行に、偶然出くわしたセラドンは、眠る彼女に思わず口付けしようとする。
しかし目を覚ましかけたアストレに驚いて、その場から逃げ出してしまう。

そんなセラドンを不憫に思ったレオニードと彼女の親戚でもあるドルイド僧は、アストレに会う機会を彼に与えようとする。

「私の前にもう二度と現れないで欲しい」というアストレの言葉を忠実に守ろうとしつつも、どうしても会いたいと願う、セラドンは僧侶のある案でアストレに近づくのだが……

原作は、17世紀にパリの貴婦人たちの間で大流行した小説『アストレ』
この作品は、大河ロマン小説の原点とも言われていて、全篇5,000ページにも及ぶ。

ということなので、もっと面白いところがあるのかもしれない。
映画ではこの中から『我が至上の愛~アストレとセラドン~』の部分を取り出している。
これがね~まぁ、17世紀のパリの貴婦人達の間で流行っていうから、ハーレクインぽいのかしら?と思ってたんですが。
ま、当たらずとも遠からずというか……
ゆる~いハーレクインというか、でも、ジュニア小説でもこんなん有り得へんわ~;;
みたいな。
お話はもうもう単純至極。
ロメールらしいといえば、とても、らしい、かも。
彼を凄く愛してれば、凄くいい映画だと思うかもしれない。(私はそこまで愛してない;;)

とりあえず、ロケーションと俳優達は美しいので、目の保養にはいいかも。

でも、隣の隣のオッサンはめっちゃ寝てました。
しかも、予告から……
だから、映画がつまらなかったからではないのでしょうが。
いびき五月蝿かったわ~(-_-;)
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