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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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楽しい映画を観る気分ではなかったので。

舞台は、ロンドン。
アンジーは働いていた職業紹介所を、理不尽な理由でクビになってしまった。
彼女はひとり息子を持つシングル・マザーだが、今まで職にめぐまれず、息子は両親に預けっぱなしだ。
会社に利用されたと感じたアンジーは自分の経験を生かして職業紹介所を開くことにした。
ルームメイトのローズを説き伏せ、パートナーにする。
アンジーは持ち前のパワーとノウハウでビジネスを軌道にのせていく。
しかし、ある日、不法移民を働かせる方が儲けになることを知る。
もっとお金があれば息子と暮らせるし、もっといい生活ができるようになる。
ローズや心優しい移民青年カロルの心配をよそに、彼女はついに一線を越えてしまう。

そして事件が起きた……。

日本でも今、派遣労働者の切捨てなんて話題が毎日のようにニュースを賑わわせています。
だから、振り返ってみると他人事ではない話なのかも……

アンジーはパワフルで怒りに満ちていて、自分には何かができると感じているし、道を切り開く度胸のある人。
労働許可証を持たないイラン人男性を追い返すような冷酷さも持っている。
のだが……
冷酷になりきれたら、こんなことにはならなかったのだろうな。と思わせる。
移民の青年カロルが言うように彼女は『優しい』のだ。
追い返したイラン人男性に道で出会ったアンジー。
案内されるまま彼の家に。
妻とまだ幼い娘が2人。
父の代から出版業を営んでいたが、悪書を出版したとの罪で母国では罪人に。
イギリスへの亡命も許可されず、かといって国に帰れば逮捕されてしまう。
仕方なく異国に身を潜めているのだ。
彼らの実情を知ったアンジーは自分の家に彼らを招き食事を与え、トレーラーハウスを紹介し、仕事を見つけると約束する。
彼に労働許可証はない。
これは、違法なことなのだ。
『優しさ』から道を踏み外してしまったアンジー。
だが、いつしか深みには待っていってしまう。
彼女の不法なビジネスは大金を生むのだが、その代償は高くついてしまった。
そして、再び……

自由市場と倫理とか、移民労働者からの搾取とか、社会的な事柄が中心にあるのですが、私には、人はどうして、どこで『たが』が外れてしまうのか、ということが心に残った。
そして『自由』の意味をもう一度考えさせられる。

でも、アンジーはきっと純粋で世間知らず過ぎる面が、その経験に似合わずあるのだろうと思う。
知り合いに見せられたマフィアのボスが犯した不法就労者の斡旋事件の顛末が彼女が違法なビジネスに踏み切る後押しをするのだが、マフィアのボスの罪が軽いからシングル・マザーはもっと罪が軽くなるなんてことはない。
マフィアのボスの罪が軽いのは、彼にはシングル・マザーにはない『力』があるからだ、とバカな私ですら思い当たるのに。
ライヴに行って来ました。
今回、どうしょうかな~と思ってたの。
どうせPatもいないんだしさ~、って、いてるやん!!
というわけで、急いでチケット申し込んだんですが……
いや~自分が如何にB!誌に載るようなBANDと縁がなくなってるかを思い知る。
てか、雑誌買うの極力止めてるんですよ。
お金がないのは元より、捨てられない性格なので、よっぽどじゃないと買うのは止めようと……

というわけで、十数年ぶりに(?)大好きだったPatのいるextreme。
今回何と!席は最前列の真ん中辺り……;;
いや、好きなBANDだから、嬉しいんだけど、オーケストラピットも埋めちゃってて、本当に目の前なんですよ。
そんなに目の前に立たれたら、見えんつうの(~_~;)
ウェストの辺りがステージの高さだから、ちょっとね~
こんな至近距離でデベソ見せられても……(-_-;)
会場のキャパもいい感じだったですかね。ちゃんと埋まってました。
デフレパとか寂しかったからね……(>_<)
会場に着いたら、最初の三曲の間撮影可ってことになってたんですが、そんなこと言われてもケータイくらいしかないし。
フラッシュはダメってことで……普段あんまり使わないから、どうやってフラッシュ禁止にするのか試行錯誤;;
で、まぁ、ちょっと撮ってみました。
でもさぁ、動くやん?
特に、Garyなんか、めっちゃ動くやん?
まともに撮られへんかった(-_-;)
やし、「あ、今ベタライトで明るいし撮れるかも?」とか、「あ、今ちょっと動きゆっくりやん。撮れるかも?」とか、気にしとったから、まともにライヴ観てなかったわ(~_~;)
まぁ、四曲目からは普通に観ましたけど。
時々Garyのマイクで殴られるんちゃうか!?(だって、めっちゃ近くで暴れはるねんもん;;)
と、身の危険を若干感じながらのライヴでございました。
新譜をチョコッと聞いただけで、昔のを聞き返したりはしてなかったんやけど、それなりには覚えてるものの、デフレパ程は完璧に歌えませんでしたわ。
この辺りにファン暦(ていうか、バンド暦)と、思い入れの差が出るらしい。
私はあんまりソロをピロピロ弾くギタリストは好きじゃないんですが、まぁ、Nunoが上手いのは認めてるしね。
フレーズも面白いし。
ま、何といっても好きだったんですから、今もやっぱり好きな曲は好きなわけです。
で、久々に結構暴れて首がちょっと痛いです(笑)
楽しくて、ちょっと疲れた2時間でした。(始まる前に糖分補給しといてよかった。)
「すぐ、戻って来るよ」の常套句を残して、彼らはそのステージから永遠にいなくなったわけなんですが……
「すぐ」も「戻ってくる」も、なかなか信じられない子になってしまいましたわ(~_~;)
予想を裏切ってくれるとえぇけど。

ほんで、何でPatは出戻りすることになったんやろ?
何も読んでないから、分からんわ(^_^;)
ラッセル・クロウとディカプリオの久々の共演作。
試写会に行ってきました。

CIAのエリート局員、ホフマン(ラッセル・クロウ)。
彼の指令で、危険な現場に潜入する工作員、フェリス(レオナルド・ディカプリオ)。
今回の任務は、爆破テロ組織のリーダーを捕まえること。
イラクで活動中のフェリスに現地の助手から自爆テロを命じられた組織の男が、情報提供を申し出たと告げられる。
同志に向けて犯行計画を語るリーダー最新映像が彼の提供した情報だった。
フェリスは男の保護を要請するが、ホフマンはあっさり却下する。
彼を泳がせ誰に殺されるか確認しろとさえ命じるのだった。
男を監視するフェリスは拉致されかけたところを保護しようとするが失敗、自分の身元が漏れるのを阻止するため、結局は彼を殺してしまう。
その後、アジトに乗り込んだフェリスを待っていたのは、激しい銃撃戦だった。
資料を奪い、車に飛び乗るフェリスを猛スピードで追いかける組織のジープ。
軍用ヘリの救援も間に合わず、フェリスの乗った車にミサイル砲が……!!

病院で瀕死の状態から目覚めたフェリス。
彼の皮膚にはバラバラに砕け散った相棒の骨が突き刺さっていた。
彼の遺族への補償を、ホフマンはまたも冷酷に却下し、フェリスにヨルダン行きを命じる。
彼が奪った資料から、アンマンにテロ組織のリーダーの隠れ家があると分かったのだ。
ヨルダン情報局(GID)の責任者、ハニに協力を仰ぐフェリス。
ハニは油断のならない超一流の工作員だが、アラビア語に堪能で頭が切れるフェリスをひと目で気に入った。
フェリスもまた、ハニに最上級の敬意を表し、情報は共有しないというホフマンの命令に背く。
だが、ハニとフェリスの信頼関係をブチ壊したのは、ホフマンだった。
フェリスにも内緒の裏工作がハニの怒りを買ったのだ。
裏工作は失敗し、組織の隠れ家は燃やされ、フェリスはハニから国外退去を宣告される。
現場を知らない上司が、自分達工作員を作戦のコマのひとつとしか考えないことにフェリスは怒りを爆発させる。
が、結局はホフマンに宥められ、彼の部下として働き続けることになる。
不利になった形勢を逆転させるため、フェリスは自分の豊富な経験から、とんでもない作戦を思いつく。
それは敵を罠にかけるために、味方はもちろん、世界中の人々さえも欺く完璧な嘘だった。

これは、フィクションなのですが、この映画で見るのと近いことが現実に起こっているんだろうなぁ……
めちゃめちゃハッキリ映る偵察機の映像とか、始終盗聴される携帯電話とか。
現場のフェリスが命も危険な状況に入る時も、ボスのホフマンは朝刊を読みながら、子どもの送迎中、はたまた子どものトイレの世話をしながら電話で指令を寄越す。
妙に緊張感のない日常そのものといった状況で、やたらと緊張感みなぎる現場に、物騒で冷酷な指令をする。
その対比が面白い。
2人の関係は、本当にチェスのプレイヤーとその駒。
プレイヤーは高みから駒を動かすだけで、世界を動かしていく。

こういう話って、あまり得意分野ではないので、ちょっとどうかな~?と思ってたのですが、思っていた以上に面白く観れました。
登場人物がそれぞれ一癖あって、それも見る側を飽きさせない。
派手にドンパチやってくれるので少々寝不足で観に行っても大丈夫。

ホフマンが、(ハニは)狭いヨルダンだけのことしか考えてないが、自分は世界を救おうとしているんだ!っていうんだけどさ。
そういう考え方だからいけないんだよ(-_-;)
結局のところ、『嘘』なんかで、世の中はよくならないと思うのだけど。

そうそう、それにしても、何でこんな状況で色恋沙汰なんだ!?
ケン・ローチのと迷ったんだけど、こっちを観ました。
来週からは上映時間が変わって観れなくなってしまいそうだったので……

アメリカ、マサチューセッツ州のノーサンプトンという小さな町に“ヤング@ハート”と呼ばれるコーラス隊がいる。
世界中を飛び回るこのコーラス隊のメンバーは、平均年齢80歳のじいちゃんとばあちゃんなのだ。
1980年代に誕生し、現在も活動を続けているヤング@ハート。
花形スター、アイリーンは最年長の92歳のあごひげもカワイイばあちゃん(笑)
ガンを患って化学療法を6回も受けたジョーじいちゃんは、医者に止められてもヨーロッパ・ツアーに参加する頑固な歌好き。
そんな彼らが1年に1回のコンサートに向けて、新曲のソニック・ユース、コールド・プレイといったバンドの曲の練習を重ねていく。
何しろ、じいちゃんとばあちゃんゆえ、急に体調を崩して入院することになるメンバーも出たりする。
病気のため、いったんは引退した元メンバー2人を向かえ、コンサートのリハーサルは重ねられる。
新曲は、なかなか難しくメンバー達は悪戦苦闘。
そんな状態で、コンサートは成功するのだろうか……!?

私は、じいちゃんやばあちゃんが苦手だ。
子どもの頃、周りにいなかったので、自分のじいちゃんやばあちゃんにも違和感を感じていた。
違和感、つうか、異星人みたいな感じだった。
今も、苦手だ。
自分もどんどん近づいているんだけどね(笑)

さて、このコーラス隊のじいちゃんとばあちゃんはとにかく元気。
特にアイリーンばあちゃんは92歳だとはとても思えない元気さ。
他のみんなも見るからに元気だし、歌うことを楽しんでいる。
新しい曲に取り組むことを楽しむ柔軟さがあり、かつ、上手くいかないからこの曲は止めてしまおう、といわれても諦めない頑固さがある。
若くてピンピンしてたって、人間いつ死んじゃうか分からない。
歳を取ってくれば、その確率は上がってくるのだろう。
せっかく復帰したボブじいちゃんがある日見る影もないくらい弱った姿で現われたりする。
それでも、歌いたいと思わせるものは何なんだろう?
医者や息子に止められてもリハーサルに来てしまうその意志はどこから?

じいちゃんとばあちゃんたちのコーラスは楽しい。
原曲とは似ても似つかないような気がするものもあるけど、それはそれでありだな。と思わせるものがある。
歌うことは、気持ちをちょっと上向かせるのかもしれない。
私が鼻唄を歌うのは、気分が塞いでいる時の方がいい気分の時よりも多いから、そんな気がするだけなのかもしれないけど。

酸素吸入をしているじいちゃんが歌うとStayin' Aliveも、そんな意味なのか~!!って感じ。

じいちゃん、ばあちゃんの元気に圧倒され、ちょっと一緒に悲しんで、少しばかり元気を分けてもらおう。
今も、あまり長生きするのは、気が進まないが、長生きしてしてしまったら、このじいちゃんばあちゃん達のように楽しく元気に暮らすのが最善の策だと思う。

あ、じいちゃんの歌うFix Youは、マジで『涙が頬を伝う』ので、ハンカチを用意していくように!
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