私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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歯医者の後、レイトショーを観て来ました。
ある夜カフェにかかってきた人を探す電話。
店主は「名前を言われても分からない。その人が注文するものは?」と尋ねる。
それは恋人を探す、エリザベスからの電話だった。
そのカフェで、恋人が他の女性と食事をしていたのを知った彼女は……
電話では埒が明かなかったのか、店を訪れたエリザベス。
恋人の心変わりを知り、失恋した彼女は話し相手が欲しいと、カフェに居座る。
店主はいつも売れ残ってしまう、ブルーベリー・パイの話、ボトルに詰まった預けられた鍵の話を彼女に聞かせる。
カフェに通うようになったエリザベスだったが、ある日突然姿を消してしまう。
ウォン・カーウァイが、全編英語で、キャストも全員外国人で撮ると言った時、どうなるのかと思ったが、それは杞憂だった。
と、書いている方がいた。
そうでしょうか?
この映画のラスト、とても据わりがいい。HAPPY ENDINGなんである。
何だかね、変な感じ。
ハッピーエンドが悪いわけじゃないの。
だけど、私はこの映画を『ブエノス・アイレス』みたいに思い出したりしないだろう。
この映画のラストも始まりを予感させるんだけどもさ、それはもう、ディズニー映画のようなのよ。
つまり、私たちがこれから起こることについてあれこれ思い煩う必要をまったく感じないのです。
ま、思い煩っても仕方がないんだけど。
『ブエノス・アイレス』は、確かに終わりなんだけど「どうすんのよ!?」という気もちがグルグルと渦を巻くような……
これからの、あの人たちに心が残って仕方がない。そんなエンディングだったのです。
映像は、カーウァイらしいよね。
少し粒子の粗いとことか、少し偏った色味の室内の明かりとか、走る電車の窓が翠色なのだとか。
最初のシーンのニューヨークの雑多さは、彼の感覚に合っている、と思う。
だけど、昼間のベガスとかは、どうなの?と思ってしまう。
舞台がアメリカであることに違和感はないけれど、アメリカでなければならない理由も分からない。
背中を丸めてサンドイッチを食う男よりも、小鍋から箸でインスタントラーメンを啜る男の背中の方が哀愁を感じる気がする。
悪くない映画なの。
だけど、何度も思い返す必要はない。
そんな感じかな。
とりあえず、ジュード・ロウの手のアップは止めた方がいいよね~。
『オスカー・ワイルド』の時に見てさ、あの時、ホンットに綺麗だったじゃない?
手が映った時は、100年の恋も醒める思いがしたよ。
アレはダメ!!
ホント、ダメ!!!
手だけ、ニコラス・ケイジとかにやってもらえばよかったかもね。(手はいいよね~、彼。手はね~)
ま、とにかく、あの人(レスリー)の命日に、あの人(王家衛)の映画、だったのでした。
ある夜カフェにかかってきた人を探す電話。
店主は「名前を言われても分からない。その人が注文するものは?」と尋ねる。
それは恋人を探す、エリザベスからの電話だった。
そのカフェで、恋人が他の女性と食事をしていたのを知った彼女は……
電話では埒が明かなかったのか、店を訪れたエリザベス。
恋人の心変わりを知り、失恋した彼女は話し相手が欲しいと、カフェに居座る。
店主はいつも売れ残ってしまう、ブルーベリー・パイの話、ボトルに詰まった預けられた鍵の話を彼女に聞かせる。
カフェに通うようになったエリザベスだったが、ある日突然姿を消してしまう。
ウォン・カーウァイが、全編英語で、キャストも全員外国人で撮ると言った時、どうなるのかと思ったが、それは杞憂だった。
と、書いている方がいた。
そうでしょうか?
この映画のラスト、とても据わりがいい。HAPPY ENDINGなんである。
何だかね、変な感じ。
ハッピーエンドが悪いわけじゃないの。
だけど、私はこの映画を『ブエノス・アイレス』みたいに思い出したりしないだろう。
この映画のラストも始まりを予感させるんだけどもさ、それはもう、ディズニー映画のようなのよ。
つまり、私たちがこれから起こることについてあれこれ思い煩う必要をまったく感じないのです。
ま、思い煩っても仕方がないんだけど。
『ブエノス・アイレス』は、確かに終わりなんだけど「どうすんのよ!?」という気もちがグルグルと渦を巻くような……
これからの、あの人たちに心が残って仕方がない。そんなエンディングだったのです。
映像は、カーウァイらしいよね。
少し粒子の粗いとことか、少し偏った色味の室内の明かりとか、走る電車の窓が翠色なのだとか。
最初のシーンのニューヨークの雑多さは、彼の感覚に合っている、と思う。
だけど、昼間のベガスとかは、どうなの?と思ってしまう。
舞台がアメリカであることに違和感はないけれど、アメリカでなければならない理由も分からない。
背中を丸めてサンドイッチを食う男よりも、小鍋から箸でインスタントラーメンを啜る男の背中の方が哀愁を感じる気がする。
悪くない映画なの。
だけど、何度も思い返す必要はない。
そんな感じかな。
とりあえず、ジュード・ロウの手のアップは止めた方がいいよね~。
『オスカー・ワイルド』の時に見てさ、あの時、ホンットに綺麗だったじゃない?
手が映った時は、100年の恋も醒める思いがしたよ。
アレはダメ!!
ホント、ダメ!!!
手だけ、ニコラス・ケイジとかにやってもらえばよかったかもね。(手はいいよね~、彼。手はね~)
ま、とにかく、あの人(レスリー)の命日に、あの人(王家衛)の映画、だったのでした。
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Re:手・・・
マジで酷いです。
ウィンナーみたいです。
今は大分くたびれてるけど、オスカー・ワイルドの時なんて、輝くばかりの美しい顔だったのに手のアップを見た瞬間「うぁ~」となりました。
今回すごいアップが映ってたでしょ?最初にkissするところ。
>
>ベガスのシーンは寝てました(;^-^A
>
ウィンナーみたいです。
今は大分くたびれてるけど、オスカー・ワイルドの時なんて、輝くばかりの美しい顔だったのに手のアップを見た瞬間「うぁ~」となりました。
今回すごいアップが映ってたでしょ?最初にkissするところ。
>
>ベガスのシーンは寝てました(;^-^A
>