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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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気がついたら箱の中。
しかも、埋まってるっぽい……
どうする!?

しんどい、しんどい、と言ってる割には、頑張ってるでしょ。
でも、とても追いつかない;;
あの映画も、あの映画もこの金曜で上映終了なのに……
その金曜は他に予定が(-_-;)
この間までの暇っぷりは何だったんだ?
せっかく会員になったのに、梅田のあの遠い映画館はやっぱり、なかなか足が向かないし。
こうやって、映画館に通ってますが、まだ本調子ではないので、レイトショーはやっぱりパスしたいところ。
ま、自分の事情なので仕方ないですけどね~
昼間は身動きとれないし(>_<)
ぼやきはこのくらいにして本題です。

男が意識を取り戻すと、辺りは真っ暗。
身動きもとれない。
狭い場所に閉じ込められている上に、手足を縛られ、さるぐつわまで……

上映が始まってしばらく放送事故かと思うような(映画館だからそれはないけど)何にもない画面が続く。
その内荒い息遣い。
不意に明るくなると
男の姿が

彼は、イラクでトラックドライバーとして働く民間人、ポール。
輸送の途中に、何者かに襲われ、閉じ込められたようだ。
その場所は、どうやら木製の粗末な棺のような箱の中、しかも土中に埋められているらしい……
彼は、箱の中でライター、自分のじゃないケータイ、鉛筆(だった気がする)、携帯ボトル(お酒が入っているよう)、ナイフ、懐中電灯、それとパキッとやると明るくなる、あれ何だっけ?を見つけていく。
こうやって、書き出すと結構いろいろ揃っている気もする。
が、これらの道具で今の状況を打破出来るのか!?
まず、ライターに気づき、自分の周りを確認。
ライターで焼き切るのかと思いきや、運よく突き出していた釘を見つけて縛られている手を自由にするポール。
自分の身に何が起こったのか分からず、家に電話を入れても留守電。
妻のケータイもつながらない。
思いついて雇われている会社の番号を調べて掛けたり、FBIの番号を調べて掛けたり……。
していると、ケータイがブルブルっと。
男の声が、身代金を用意しろと告げた……

スカヨハの婿で、ワンシチュエーション、といっても狭い箱の中、1人だけで大丈夫かよ?
と思ったけど、結構頑張ってたんじゃないですかね~
こういう感じの設定って、以前にもなかった訳ではないですが、回想シーンもなく、本当に箱の中だけ、絵として登場するのは主役の男だけ、共演者は電話を通した声のみ。
というのは画期的じゃないでしょうか?
色々道具が揃っているような感じですが、ケータイの電池は半分くらいしか残ってないし、懐中電灯も消えがち、ライターも状況から判断するとあまり使うのは危険。
何より、落ち着いて静かに呼吸しないと酸素の消費が激しい!

お役所仕事の電話のたらい回しに、当人同様イライラしたり。
落ち着いて話せって言われても無理だってば!
母親への電話に切なくなったり。
雇っている会社の対応に契約社会の怖さを目の当たりにさせられたり。
妻子のための行動にジンと来たり。
希望を持たせては落とす、希望を持たせては落とす。
という、繰り返しは本人も観客も消耗させられる。
ケータイ一つで世界中と繋がれるのに、自分は真っ暗で狭い箱の中。
不毛。
ラストは、「アッ」て感じなのかな~?
私はね、予想どおりだった。
ハリウッド映画じゃこうは行かない、かも。
しかし、後から考えてみると色々疑問が浮かんでくる。
最初はテロリストかと思われた犯人も、結構ポールの情報を握っていることから、違うんじゃない?とも考えられるし。
箱の中に突き出ていた釘も、わざとじゃないかと思うと、物凄く練られた作戦(?)じゃないかと思うし。
大体、身代金目当ての誘拐なら、確実にその人が犯人の手の中にあるってことを示す必要があるんだから、箱の中に入れちゃって埋めるなんて、いい方法とは思えないよね~。
でも、とりあえずさ。
お前、電池食うからバイブは止めて着メロにしろって言われたのに、何で変えないんだ!?
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行ってきました劇団新感線30周年記念公演。
いや~30周年にネタものですか(^_^;)
計らずも大阪初日に観ることになっちゃったんですけど(だって第3希望だったんですよ;;)
ご存知の方はご存知でしょうけれども、主演の橋本じゅん氏とスーパーサブというか客演てことを忘れそうなくらい溶け込み過ぎの池田成志が共に降板ということで。
まぁ、身体のことですから仕方がないんですけど。
さすがに主役交代とあって、払い戻しのお知らせなんてのも来たんですけど、これが考える日にちがなくて……
とはいえ、悩めるだけ悩みまして、行くことに決めました。
橋本氏の代わりの三宅さんてダレ?
と、調べてみたら、あ、石鹸(@グループ魂)か~
石鹸……
演技に関しては申し訳ないけど、あんまり拝見していないのか印象が……
でも、まぁ、石鹸だったらいいかな~
新感線の30周年には変わりないし
聖子さんもお出になるし
ま、いっか~
という訳で、行ってまいりました。
少ない日数で、よくぞここまで…
だと思うんですよ。
合間合間に使う映像もちゃんと撮り直してたし。
石鹸さんもかなり頑張られたと思います。
でも、やっぱりね。
いないとしみじみ分かりますね。
その良さが。
じゅんさんだったら、多分もっと顔の筋肉が痛くなるくらい笑ったと思うんだけど、そこには至らなかったですね~
まぁ、あぁいう存在自体が飛び道具みたいな人は、滅多にいないと思いますけど
お話自体は、それはもうくだらない(笑)
それが、いいんですけどね!
やっぱり、じゅんさんと池田氏の舞台も観たかったな~と面白ければ面白い程思っちゃうんですよ。
でも、まぁ、はい。
行ってよかったと思います。
1950年代、リバプール。
ジョン・レノンは伯母夫婦に育てられている。
思春期を迎え、すっかり問題児となってしまったジョンを厳しくしつける厳格な伯母のミミ。
それに対して、いつも優しく接してくれる音楽好きの伯父のジョージ。
しかし、ある日伯父のジョージが急死してしまう。
悲しみに暮れていたジョンだったが、伯父の葬儀の日に“赤毛の女”を見かける。
それは、実の母のジュリアだった。
いとこが調べてくれたところ、彼女は意外にもすぐ近所に住んでいた。
ジョンは、ミミには内緒でジュリアに会いに行く。
するとジュリアは、戸惑いもなく、彼を迎え入れた。
まるで恋人同志のように過ごす二人。
ジュリアは、まだ新しい音楽だったロックンロールを愛しており、ジョンもその影響でロックンロールに夢中になっていくが…。

何かね。
印象が私の中からかなり消えてます;;
昨日、UP出来ればよかったのですが、とうとう風邪をひいたのか、も~しんどくって、切り上げちゃいました。
ワーキングメモリーは超ダメなんですけど(手に持っていた筈のものが無くなる)、ま、でも、自分にとってはイマイチ印象が薄かったということなのかな?
ジョン・レノンの話、なのですが、“ジョン・レノン”という人物を描こうとしたのだとは思えない作品。
生みの母と育ての母と二人の母親を持つ複雑な家庭事情で育った少年から青年に移行している少年の話。
ジュリアとの出会いがなければ、ジョンが音楽に目覚めたかどうかは分からないので、ファンは彼女に感謝すべき?
とにかく、そういう悩める青少年の心境が丁寧に描かれている。
ジョンはジョージアの日記でいかにもUKのバンドやってそうなコという、主人公ジョージアの憧れの男の子だったんだけど、何か大きくなっちゃったな(体つきが)。
二人の母親を演じた女優陣がいい。
ミミ役のクリスティン・スコット・トーマスはホント、いつも地味なんだけど得難い存在感。
厳しい母(代わり)だけど、ジョンへの深い愛情がにじみ出ている。
ジュリア役のアンヌ=マリー・ダフは今まで、特に印象に残った役って思い出せないんですけど、ジョンと秘密のデートを楽しむ10代の女の子のような顔と葬り去りたい過去を隠し持つ女性の顔を見せてくれた。
子供には受け入れ難く抱えきれない家庭の事情を思うと、もしかしたら、父親とあの国で過ごした方が、ある意味では幸せだったかもしれない。
と、思ったりするのですが、
結局、彼の人生はこれでよかったのかな…と思う。
類稀な人の話だけど、誰にも思い当たることがある話でもある。
なので、“ジョン・レノン”の映画だ!!って勢い込んで行く人には肩透かしかも。
戦国時代の中国。
衛と梁、両国の間では、厳しい戦いが繰り広げられていた。
ある戦場で、攻め込んだ衛の軍と待ち伏せていた梁の軍が共にほぼ全滅となるが、その中を要領よく生き延びた梁の兵士がいた。
彼はひょんなことから、衛の負傷した若き将軍を捕らえることに成功する。
褒美を目当てに将軍を捕虜として連れ帰り、故郷で平和に暮らそうと考える。
こうして老練で戦嫌いの歩兵と一国を背負う将軍という相反する二人の旅が始まった。
しかし、二人の行く手にはさまざまな障害が立ちはだかる。
さらに衛の国の捜索隊が現れるが、彼らの目的は将軍の救出ではなく、暗殺だった。
褒美を手に入れ故郷で平和に暮らすため、兵士は将軍を命懸けで守る羽目になってしまう。

やっぱり、ジャッキー。
公開がありましたね。
いや~評判もいいし王力宏だし、早く見たくて香港からDVD取り寄せようかと思ってたんですけど…
天堂口の二の舞にならなくてよかった(^_^;)
いや、まぁ、DVD買ったことについてはそんなに後悔している訳ではないのですが、結局日にちが合わなくて映画館で見れなかったし、日本で買う半分くらいの値段だったし。
問題は私の中国語能力が劣化しまくりで全くの役立たずってことですね;;
それはさておき
ジャッキーはこの映画の構想に20年を費やしたそう。
製作、武術指導も彼が勤めています。
ジャッキーのアクションはドニ―(・イェン。とっても好きな人ですが、発言にはついていけないとこがありますね~そういう意味では嫌いになりそうな人;;)とはまた違って何だかユーモラス。
笑えるアクションはやっぱりジャッキーでしょ。
ジャッキーが演じる老兵と捕虜となった敵の若き将軍のあり得ない逃走劇。
全く境遇の異なる二人が色んな障害に遭遇し、切り抜けて行くごとにだんだんと友情が芽生えて行く。
老兵が汚い手を使っても生き延びようとする訳や、将軍が味方から狙われる訳も次第に明らかになって行き、二人の人物像にもちょっと深みが…ちょっとだけど。
最後はめでたしめでたしとホッとした。
ら、やられたわ~
こういうラストもジャッキーの映画では珍しい気がしますね。

今回ジャッキーは戦嫌いの兵士ってこともあるし、時代的なこともあるのか、カンフーを封印。
戦場で生き延びる知恵を身に付けた老兵を軽妙に演じている。
でも、ジャッキーの映画なんだからさ~
と言う人もいっぱいいると思う。
でもさ、お年頃もお年頃だし、も~バリバリのアクションはキツいんじゃないの?
そういう自分の体や能力を考えての結果だと思う。
そうした点で物足りないという人も多いだろうけど、私はまぁ満足かな。
力宏もこういう鎧を着けてアクションするなんて初めてだったと思うけど、頑張ってたと思う。
あ、もちろんエンドロールにはいつものNG集。
力宏に謝るジャッキーが可愛い(笑)
今回のテーマ曲はジャッキーが歌ってるんですけど、元々ある民謡を元にしたのかな?
平凡な幸せを願う歌詞もグッときます。
そういえば、ジャッキーっていい声だったのね~と、再認識しました。
フランスの田舎の町に久々に帰省したオドレイ。
彼女はカナダで働いている。
優しく迎えてくれる父とは対照的に、母マルティーヌとは何故かぎくしゃくしてしまう。
オドレイは、恋人ではない男性との子供を妊娠していた。
だが、仕事は充実していて、今の生活を変えることは望んでいなかった。
このことは、両親にも打ち明けずにいた。
医者である母の診療所が併設されている実家では落ち着いて仕事が出来ないと、オドレイは、今は誰も住んでいない祖父の家で過ごすことにする。
台所を片付けていた彼女は偶然、古い日記を偶然見つけた。
それは50年前に突然姿を消した祖母ルイーズのものだった。
そこには、家族のために作った料理のレシピとともに、子供たちへの深い愛情、そしてルイーズの秘めた想いが綴られていた。

ホントはね~『リミット』を観るつもりだったんです。
本屋とかで探したいものもあったし、間に合わないんじゃないかと思っていたし。
ちょっと、気分ではないかな~と、思っていたので。
でも、探し物は見つからず……
サンスポ臨時増刊号…関西で手に入れるのは難しいみたい。
中身も分からずになかなかな送料を払って、新聞社から送ってもらうのもな~と、悩み中;;
それはさておき

少女時代、母親に捨てられ、今また、娘にも捨てられたと思っている母マルティーヌ。
厳格過ぎる母と上手くやっていけない娘オドレイ。
そして、時を超えて1950年代、女性が家にいることがよしとされた時代、仕事を持ち自立したいと考えていた祖母ルイーズ。
自由を求め、でも、不器用にしか生きられない女性を三世代に渡って描いている。
そして、発見された日記から浮かび上がる祖母ルイーズの失踪の真相、というミステリー要素もちょっと加えつつ。
“家族の再生と赦し”がテーマなのじゃないかな~と思います。
ちょうど先日TV放送されていたのでまた見たのですが、『そして、私たちは愛に帰る』と何だか共通するところがある気がする。
それと、こちらに加えられたのは女性の自由と自立かな。
親の愛情が子供に伝わるって難しいよね?
実際、私もあんまり感じてない訳なんですが…
マルティーヌは成績もよく母ルイーズの期待も大きかった分、弟よりも厳しく育てられたために、愛されているという実感があまり持てなかったのかもしれない。
そこへ来て、母親は自分達を捨てて家を出たのだと父親に言われた訳です。
少女にとっての父親は特別な場合が多いよね。
彼女もまた、父親を神聖視していたのかもしれない。
でも、母親が望んだとおり、勉強して医者として身を立てている訳なんだけど。
母と娘の関係を全うできなかった分、マルティーヌは自分の娘に対してどう接していいのか分からなかったのかもしれない。
ルイーズは、今の私たちからすると突拍子もないことを言っている訳ではない。
よそに働きに出たいとすらも言っていない。
夫の店を手伝いたいと言っているだけなのだけど、それすらも認めてもらえない。
1950年代なんて、大昔のことでもないし、しかもフランスでそんなことが?
という感じだけど、フランスといっても田舎町、やはり妻は家にいるもの、働きに出たりすれば夫に甲斐性がないと周りに見られたのかもしれない。
日記を見つけたオドレイは、ルイーズの姿を“見る”ようになるが、これが彼女の想像の産物なのか、ある種の人たちのように見えているのかは不明。
母親に日記を見せることをためらっていたオドレイだが、それを偶然見つけたマルティーヌが読んだことで事態は急展開していく。(と、思う)
彼女は母ルイーズがいなくなった訳を、子供ながらに薄々感じていたのだと思う。
その、恐ろしく衝撃的な真相を。
でも、認めてはいけないのだ、そんなことをしたら、本当になってしまうから…
とはいえ、もう50年も前のこと、今さら真相を暴くという、ミステリー作品ではない。
フランス映画らしく(?)、曖昧な結末。
でも、微笑みながら娘マルティーヌの変化をオドレイに話すルイーズと、その言葉に微笑むオドレイに、幸せな結末を予感する。
ちょっとした女性史であり、母と娘の関係についての話。
女性なら、共感できるところが見つけられるんじゃないでしょうか?

ところで、オドレイは食洗機を取り付けようとして日記を見つけるんですけど、どんだけいるつもりよ!?
と思ったら、休暇は2週間だって……
食洗機つける?
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