私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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北朝鮮の炭鉱の町に住む三人家族。
炭鉱で働く元サッカー選手のヨンスは、妻・ヨンハと11歳の一人息子のジュニとともに、貧しいが幸せに暮らしていた。
しかし、ある日、ヨンハが栄養失調から結核にかかり倒れてしまう。
おまけに妊娠中の妻を治療できる薬は北朝鮮では手に入りそうもなかった。
ヨンスは薬を手に入れるため、中国に渡ることを決意する。
決死の覚悟で何とか国境を越え、他の脱北者達と身を隠しながら、懸命に働くヨンス。
しかし、ある時、公安の追手がかかり、数人の仲間と逃げ延びたものの、苦労してためた金も無くし、故郷へ帰る術もなかった。
その頃、北朝鮮では、夫の帰りを待ちわびていたヨンハがひっそりと息を引き取る。
孤児となってしまったジュニは、父との再会を信じて、豆満江を目指すが、中国を目の前にして強制収容所に入れられてしまう…。
生きるために、別れるしかなかった家族。
明日のご飯の心配をして暮らさなきゃいけないって、やっぱり辛いですよね。
でも、ボタンの掛け違いのように色んなすれ違いが重なって、この家族の不幸に拍車がかかっていく。
お母さんが死んで、恐らくは初恋の幼馴染の女の子を目の前で亡くして、おまけにお父さんは遠いところにいる。
そんなジュニのことを思うと、そして一人で心細く、ジュニのことを心配して逝ってしまったお母さんを思うと、お父さんの決断は正しかったのかな…とも思う。
『幸せ』って何なんだろう?
と、またも考えさせられる。
それと同時に『無知』の罪も。
仕方がないんだけど、あんな所で捕まってしまうお父さんも。
韓国で普通に暮らしている人なら常識のようなことも、彼の国に暮らしていたから仕方ないんだけど。
そして、もしかしたら、一番偉いことになっている人は、マリー・アントワネットみたいに知らないんじゃないかと思ってしまう。
人々が飢えているってことを。
もし、知っていて、そんなことはどうでもいいと思っているんなら、どこかが壊れてしまったのかもしれない。
みんな、最初はみんなのためにって、始めた筈なのにね。
毛沢東も、レーニン、スターリン、チャウシェスクやマルコス、ポルポトさえ。
どこで、違っていっちゃうんだろう?
そして、知ることで僕らに出来ることはあるんだろうか?
降るような星空から落ちた一粒の雨は、雨が好きだと言っていた彼の慰めになっただろうか?
それが少し、気がかりだ。
炭鉱で働く元サッカー選手のヨンスは、妻・ヨンハと11歳の一人息子のジュニとともに、貧しいが幸せに暮らしていた。
しかし、ある日、ヨンハが栄養失調から結核にかかり倒れてしまう。
おまけに妊娠中の妻を治療できる薬は北朝鮮では手に入りそうもなかった。
ヨンスは薬を手に入れるため、中国に渡ることを決意する。
決死の覚悟で何とか国境を越え、他の脱北者達と身を隠しながら、懸命に働くヨンス。
しかし、ある時、公安の追手がかかり、数人の仲間と逃げ延びたものの、苦労してためた金も無くし、故郷へ帰る術もなかった。
その頃、北朝鮮では、夫の帰りを待ちわびていたヨンハがひっそりと息を引き取る。
孤児となってしまったジュニは、父との再会を信じて、豆満江を目指すが、中国を目の前にして強制収容所に入れられてしまう…。
生きるために、別れるしかなかった家族。
明日のご飯の心配をして暮らさなきゃいけないって、やっぱり辛いですよね。
でも、ボタンの掛け違いのように色んなすれ違いが重なって、この家族の不幸に拍車がかかっていく。
お母さんが死んで、恐らくは初恋の幼馴染の女の子を目の前で亡くして、おまけにお父さんは遠いところにいる。
そんなジュニのことを思うと、そして一人で心細く、ジュニのことを心配して逝ってしまったお母さんを思うと、お父さんの決断は正しかったのかな…とも思う。
『幸せ』って何なんだろう?
と、またも考えさせられる。
それと同時に『無知』の罪も。
仕方がないんだけど、あんな所で捕まってしまうお父さんも。
韓国で普通に暮らしている人なら常識のようなことも、彼の国に暮らしていたから仕方ないんだけど。
そして、もしかしたら、一番偉いことになっている人は、マリー・アントワネットみたいに知らないんじゃないかと思ってしまう。
人々が飢えているってことを。
もし、知っていて、そんなことはどうでもいいと思っているんなら、どこかが壊れてしまったのかもしれない。
みんな、最初はみんなのためにって、始めた筈なのにね。
毛沢東も、レーニン、スターリン、チャウシェスクやマルコス、ポルポトさえ。
どこで、違っていっちゃうんだろう?
そして、知ることで僕らに出来ることはあるんだろうか?
降るような星空から落ちた一粒の雨は、雨が好きだと言っていた彼の慰めになっただろうか?
それが少し、気がかりだ。
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舞台は近未来。
地球のエネルギーは不足し、より効率のよい、クリーンなエネルギーを求めて月にたどり着いた。
その新たなエネルギー源ヘリウム3を採掘して地球へ送るという仕事のため、月へ派遣されるのはたった一人。
宇宙飛行士のサム・ベルは世界最大の燃料生産会社ルナ産業と3年契約を交わし、月へ赴任した。
以来、彼は月面基地「サラン」を拠点として、人工知能を搭載したロボット、ガーティを相棒に月面での作業に取り組むことになった。
また唯一の慰めだったTV電話での妻との会話も衛星事故でリアルタイムによる交信が不能になり、今では孤独感とも格闘していた。
しかし、その苦痛に耐える任期もあと残り2週間となった時、月面車での作業中に事故を起こしてしまう。
彼は診療室で目覚めるが……
まだ、この映画をご覧になっていない、そしてご覧になるつもりの方、面白さをほんの少しでも減らしたくない方は、ここで読むのをお止めください。
私ゃ、口(指?)が軽いんで;;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ホンマに読むんどすな?
では、
診療室で目を覚ました彼に、ガーティが声をかける。
「君は事故にあったんだ、覚えてる?」
この、詳細を明らかにしない台詞によるミスリードが脚本のミソと見た。
ここで、私達はここに寝ているサムは、さっきまで私たちが見ていた、あと二週間で帰れるっていうのに、事故に遭ってしまった不運なサムだと思う。
寝ているサムは、ガーティに脳に影響がなかったか調べるためと色々なテストを受けさせられる。
が、嫌気がさしたサムは、ふらふらとベッドから起きあがり、まるで生まれたての仔牛みたいな覚束ない足取りで基地内を歩き始める。
と、ガーティと誰かの話声を耳にする、誰かと通信しているようだ。
サムの気配に気がついたガーティは、さっと振り向き言った「報告用の録音をしていたんだ、ライヴ通信は出来なくなってるからね」。
まだちゃんと動けないのに、サムはどうしても表に出たい様子、ついには基地のパイプを壊し、点検のためと外に出る。
そして彼が向かうのは、月面車で起こした事故の現場、覗くと月面車の中には人影が……
その人物を連れ帰るサム。
診療室のベッドに寝かせると、連れ帰った男は、連れてきたサムにそっくり。
そして、あぁそう、この傷は……
と、私達は気付くのですが、
ちょっと、いいですか。
SF好きならここで気付く、そうでなくても複数いることは、あちこちの紹介記事で分かってしまっている。
そこで、疑問が…新しい方のサムは、恐らくクローンだ。
クローンは記憶や知識まではコピーできない、それで後から移植する(といっても、頭かち割って植え付けるのではなさそうですが)と思われるのだが、何故彼は事故を起こした月面車にたどり着いたのか?
どこまでの記憶を移植するのか?
基地に来てからの記憶も移植しちゃったら、矛盾が生じてくるでしょう?
それに、あとからガーティが説明してくれるが、新しいサムにとっての「事故」は古い方のサムが契約満了まであと二週間で起こした「事故」とは異なっている。
『サム』には、目覚める前の出来事が設定されているのだ。
誰にも等しく。
初めは妙な気分で(そりゃそうだ)話もし辛く、分かり合えそうもなかった二人だが、時間が経つにつれて関係は変化していく。
新しい方のサムは、何でだか異常に冷静で、古い方よりも何故だか色々知っているし、分かっている様子(これも妙だね)。
古い方のサムは、事故に遭うちょっと前から体調に異変を感じていたが、それはどんどん酷くなる。
ちょっとしたことで血を流したり、高い熱を出したり、血を吐いたり。
ここで、私達と彼(ら)は、3年という契約期間の意味を知る。
奇しくも9と同じ『自分は何者か』というテーマに行きついてしまった。
誰にとっても、正解の見えないこのテーマは、彼らにとっては、更に深刻かもしれない。
自分が、たった一人ではないとしたら?同じ存在が無数にいるとしたら?自分は何者でもないかもしれないとしたら?
広い広い宇宙空間で、人間が向かうところは、結局自分の内側なのかもしれない。
新しい方のサムは、古い方のサムを何とかしてやろうと
そして、古い方のサムは、新しい方のサムを何とかしてやろうと
二人は後戻りのできない決断をする。
この二人にとってのお互いの存在って何だろう?とも思う。
自分だけど、目の前にいて自分で触れられる他人のような自分。
自分の存在意義とか、雇う側の倫理観とか、人と機械の共存とか、そして、思いやりについて考える、そんな映画。
ここで、細かいけど残念だったこと。
サムのTATOOは消しといた方がよかったね。
こんなに経費節減にがんばってる会社なのに、そんな手間をかけるとは思えない。
クローンしたからって、後天的な要素はコピーできないでしょ?
ファンデで塗りつぶせばよかったのに。
悪徳企業は日系から韓国系になったらしい、こりゃ~もう、斜陽ってことですかね、日本は。
ところで、普通の人って普通に独り言は言わないのですか?
うぅむ、ビックリ(@_@;)
地球のエネルギーは不足し、より効率のよい、クリーンなエネルギーを求めて月にたどり着いた。
その新たなエネルギー源ヘリウム3を採掘して地球へ送るという仕事のため、月へ派遣されるのはたった一人。
宇宙飛行士のサム・ベルは世界最大の燃料生産会社ルナ産業と3年契約を交わし、月へ赴任した。
以来、彼は月面基地「サラン」を拠点として、人工知能を搭載したロボット、ガーティを相棒に月面での作業に取り組むことになった。
また唯一の慰めだったTV電話での妻との会話も衛星事故でリアルタイムによる交信が不能になり、今では孤独感とも格闘していた。
しかし、その苦痛に耐える任期もあと残り2週間となった時、月面車での作業中に事故を起こしてしまう。
彼は診療室で目覚めるが……
まだ、この映画をご覧になっていない、そしてご覧になるつもりの方、面白さをほんの少しでも減らしたくない方は、ここで読むのをお止めください。
私ゃ、口(指?)が軽いんで;;
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ホンマに読むんどすな?
では、
診療室で目を覚ました彼に、ガーティが声をかける。
「君は事故にあったんだ、覚えてる?」
この、詳細を明らかにしない台詞によるミスリードが脚本のミソと見た。
ここで、私達はここに寝ているサムは、さっきまで私たちが見ていた、あと二週間で帰れるっていうのに、事故に遭ってしまった不運なサムだと思う。
寝ているサムは、ガーティに脳に影響がなかったか調べるためと色々なテストを受けさせられる。
が、嫌気がさしたサムは、ふらふらとベッドから起きあがり、まるで生まれたての仔牛みたいな覚束ない足取りで基地内を歩き始める。
と、ガーティと誰かの話声を耳にする、誰かと通信しているようだ。
サムの気配に気がついたガーティは、さっと振り向き言った「報告用の録音をしていたんだ、ライヴ通信は出来なくなってるからね」。
まだちゃんと動けないのに、サムはどうしても表に出たい様子、ついには基地のパイプを壊し、点検のためと外に出る。
そして彼が向かうのは、月面車で起こした事故の現場、覗くと月面車の中には人影が……
その人物を連れ帰るサム。
診療室のベッドに寝かせると、連れ帰った男は、連れてきたサムにそっくり。
そして、あぁそう、この傷は……
と、私達は気付くのですが、
ちょっと、いいですか。
SF好きならここで気付く、そうでなくても複数いることは、あちこちの紹介記事で分かってしまっている。
そこで、疑問が…新しい方のサムは、恐らくクローンだ。
クローンは記憶や知識まではコピーできない、それで後から移植する(といっても、頭かち割って植え付けるのではなさそうですが)と思われるのだが、何故彼は事故を起こした月面車にたどり着いたのか?
どこまでの記憶を移植するのか?
基地に来てからの記憶も移植しちゃったら、矛盾が生じてくるでしょう?
それに、あとからガーティが説明してくれるが、新しいサムにとっての「事故」は古い方のサムが契約満了まであと二週間で起こした「事故」とは異なっている。
『サム』には、目覚める前の出来事が設定されているのだ。
誰にも等しく。
初めは妙な気分で(そりゃそうだ)話もし辛く、分かり合えそうもなかった二人だが、時間が経つにつれて関係は変化していく。
新しい方のサムは、何でだか異常に冷静で、古い方よりも何故だか色々知っているし、分かっている様子(これも妙だね)。
古い方のサムは、事故に遭うちょっと前から体調に異変を感じていたが、それはどんどん酷くなる。
ちょっとしたことで血を流したり、高い熱を出したり、血を吐いたり。
ここで、私達と彼(ら)は、3年という契約期間の意味を知る。
奇しくも9と同じ『自分は何者か』というテーマに行きついてしまった。
誰にとっても、正解の見えないこのテーマは、彼らにとっては、更に深刻かもしれない。
自分が、たった一人ではないとしたら?同じ存在が無数にいるとしたら?自分は何者でもないかもしれないとしたら?
広い広い宇宙空間で、人間が向かうところは、結局自分の内側なのかもしれない。
新しい方のサムは、古い方のサムを何とかしてやろうと
そして、古い方のサムは、新しい方のサムを何とかしてやろうと
二人は後戻りのできない決断をする。
この二人にとってのお互いの存在って何だろう?とも思う。
自分だけど、目の前にいて自分で触れられる他人のような自分。
自分の存在意義とか、雇う側の倫理観とか、人と機械の共存とか、そして、思いやりについて考える、そんな映画。
ここで、細かいけど残念だったこと。
サムのTATOOは消しといた方がよかったね。
こんなに経費節減にがんばってる会社なのに、そんな手間をかけるとは思えない。
クローンしたからって、後天的な要素はコピーできないでしょ?
ファンデで塗りつぶせばよかったのに。
悪徳企業は日系から韓国系になったらしい、こりゃ~もう、斜陽ってことですかね、日本は。
ところで、普通の人って普通に独り言は言わないのですか?
うぅむ、ビックリ(@_@;)
古びた研究室の片隅。
奇妙な人形が目を覚ました。
麻布を縫い合わせて作られた身体、お腹には大きなジッパー、背中には数字の“9”。
下には人が倒れている、そして奇妙な丸いものが床に……
自分は誰なのか?
ここはがどこなのか?
おぼつかない足取りで窓に向かう。
窓の外には、荒れ果てた世界が広がっていた。
茫然として外に出た彼の前に現れたのは背中に“2”とある人形だった。
2は9の声が出るようにしてくれ、自分達は仲間だと言う。
ホッとする9。
だが、突然巨大なモンスターに襲われる。
9をかばって2は連れ去られてしまった。
気を失っていた9は他の数字をつけた人形に助けられる。
そこには彼と同じように布で作られた人形たちが……
彼らは先ほど9を襲った巨大なモンスター『機械獣』の脅威に怯えながら、小さなコミュニティで慎ましく暮らしていた。
9は彼らに2を救出に行こうともちかけるが、慎重で保守的なリーダーの1に阻止される。
諦めきれない9は2と仲の良かった5を誘って、2の救出に向かう……
人類は滅びてしまったのか?
何故滅びたのか?
人形達は何のために作られたのか?
戦いの中、謎は次第に明らかになってゆく。
元々は11分の短編を気に入ったティム・バートンがプロデュースを買って出たということでも知られる本作。
バートンの世界に通じるダークさがあります。
スチームボーイで見たような、実際の現代とは違う発展を遂げた世界が滅びてしまった後の世界が舞台。
アトムで見たようなロボットたちによる反乱が起きたよう。
戦争に利用するため、開発した科学者の意図から離れて発明が使用されてしまったことが原因のようです。
世界の終わりを悟った科学者は、「いのち」を遺さねば!と決意。
9達を作ったのでした。
今までにも仲間が死んだ、と1が言っていたので13とかいう数字も見えたし、めっちゃいっぱい作ったのでしょうか?
このお人形たちの「こころ」の正体は追い追い明らかになっていきます。
しかし、思ったよりアクション満載でした。
ひ~めっちゃ戦うやん!
紅一点(らしい)7の勇ましくってかっこいいこと!
9は起きたばっかりだからか、怖いもの知らず、でも仲間を思う気持ちは人一倍強いのですが、トラブルも撒いてしまうタイプのヒーロー;;
1は、9の言うとおり憶病なんだけど、でも間違ってもいないのです。
「いのち」を遺す、という意味では、正しいと言えるかもしれない。
仲間で協力し、ついに世界をマシンから取り戻す、んだけど……
ラストは悲しいながらも爽やかですが、黙示録とかが持ち出されているところを見るとキリスト教的な考えのお話なんでしょう。
ということは、転生しないんでしょ?
上がったら終わりなのかな?
でも、何にもない世界に「いのち」だけ残したからって、どうなのかな~?
とりあえず、シマシマの6が他人とは思えない(^_^;)
奇妙な人形が目を覚ました。
麻布を縫い合わせて作られた身体、お腹には大きなジッパー、背中には数字の“9”。
下には人が倒れている、そして奇妙な丸いものが床に……
自分は誰なのか?
ここはがどこなのか?
おぼつかない足取りで窓に向かう。
窓の外には、荒れ果てた世界が広がっていた。
茫然として外に出た彼の前に現れたのは背中に“2”とある人形だった。
2は9の声が出るようにしてくれ、自分達は仲間だと言う。
ホッとする9。
だが、突然巨大なモンスターに襲われる。
9をかばって2は連れ去られてしまった。
気を失っていた9は他の数字をつけた人形に助けられる。
そこには彼と同じように布で作られた人形たちが……
彼らは先ほど9を襲った巨大なモンスター『機械獣』の脅威に怯えながら、小さなコミュニティで慎ましく暮らしていた。
9は彼らに2を救出に行こうともちかけるが、慎重で保守的なリーダーの1に阻止される。
諦めきれない9は2と仲の良かった5を誘って、2の救出に向かう……
人類は滅びてしまったのか?
何故滅びたのか?
人形達は何のために作られたのか?
戦いの中、謎は次第に明らかになってゆく。
元々は11分の短編を気に入ったティム・バートンがプロデュースを買って出たということでも知られる本作。
バートンの世界に通じるダークさがあります。
スチームボーイで見たような、実際の現代とは違う発展を遂げた世界が滅びてしまった後の世界が舞台。
アトムで見たようなロボットたちによる反乱が起きたよう。
戦争に利用するため、開発した科学者の意図から離れて発明が使用されてしまったことが原因のようです。
世界の終わりを悟った科学者は、「いのち」を遺さねば!と決意。
9達を作ったのでした。
今までにも仲間が死んだ、と1が言っていたので13とかいう数字も見えたし、めっちゃいっぱい作ったのでしょうか?
このお人形たちの「こころ」の正体は追い追い明らかになっていきます。
しかし、思ったよりアクション満載でした。
ひ~めっちゃ戦うやん!
紅一点(らしい)7の勇ましくってかっこいいこと!
9は起きたばっかりだからか、怖いもの知らず、でも仲間を思う気持ちは人一倍強いのですが、トラブルも撒いてしまうタイプのヒーロー;;
1は、9の言うとおり憶病なんだけど、でも間違ってもいないのです。
「いのち」を遺す、という意味では、正しいと言えるかもしれない。
仲間で協力し、ついに世界をマシンから取り戻す、んだけど……
ラストは悲しいながらも爽やかですが、黙示録とかが持ち出されているところを見るとキリスト教的な考えのお話なんでしょう。
ということは、転生しないんでしょ?
上がったら終わりなのかな?
でも、何にもない世界に「いのち」だけ残したからって、どうなのかな~?
とりあえず、シマシマの6が他人とは思えない(^_^;)
ウルフマンをたった五人しか客のいなかった映画館で見た帰り道。
ケータイの電源を入れると、ニュース速報の所にR.J.ディオ氏死去の文字。
え…
そんな名前の人は、一人しか知らないんである。
ずっと、ラジオも聞けないし(何だかメチャ電波が悪くて入らない)、雑誌もずっと買っていなかったので、ジイジが胃癌だと公表したことも知らなかった。
そうなんだ。
まだまだ声出てるな~と、驚かされたのが、ついこの間のことのようだ。
そんな声も、もうナマでは聴けなくなってしまった……
さよなら、ロニージイジ。
凄いライブを見せてくれてありがとう。
あ、ハンク・ジョーンズも死んじゃったんだね。
ついこの間来日してたのに。
お別れはいつも突然です。
ケータイの電源を入れると、ニュース速報の所にR.J.ディオ氏死去の文字。
え…
そんな名前の人は、一人しか知らないんである。
ずっと、ラジオも聞けないし(何だかメチャ電波が悪くて入らない)、雑誌もずっと買っていなかったので、ジイジが胃癌だと公表したことも知らなかった。
そうなんだ。
まだまだ声出てるな~と、驚かされたのが、ついこの間のことのようだ。
そんな声も、もうナマでは聴けなくなってしまった……
さよなら、ロニージイジ。
凄いライブを見せてくれてありがとう。
あ、ハンク・ジョーンズも死んじゃったんだね。
ついこの間来日してたのに。
お別れはいつも突然です。
舞台は19世紀末。
ロンドンでの公演中、兄の婚約者からの手紙で、兄が行方不明との知らせを受け、久々に故郷に帰った人気俳優のローレンス。
だが、兄は彼が到着する前日遺体で発見されたという。
兄の遺体と対面したローレンスは、その無残に切り裂かれた姿に驚愕した。
兄の婚約者グエンの頼みでもあり、自らもまた兄の死に不審を抱いたローレンスは、犯人を捜索する。
父の制止を無視して出かけた満月の夜、ローレンスもまたウルフマンに襲われる。
奇跡的に一命を取り留めた彼だが、その体に異変が……
彼もまた、満月の夜になると、自分を襲ったのと同じ獣に変身を遂げるようになってしまったのだ!!
父のジョンは、ローレンスをわざと凶行に走らせ、警察へ引き渡してしまう。
彼は、再び人間に戻ることはないのか……?
最初、アメリカの話かと思いました。
だって、兄の婚約者グエンの手紙にロンドン公演を終えてアメリカに戻られる云々ていうのがあったので、「帰国をお待ちしてます!」ってことかと思ったの。
で、ハムレットの墓掘り人とのシーンがチラッと出てて、イギリスに呼ばれるアメリカ人のシェイクスピア役者って……!?と。
そんなに素晴らしい名優なのかしらん?と、そっちに興味が向いてしまいました;;
ま、それはさておき、彼は幼い頃に母の死を目撃した後、ある施設に入れられ、アメリカの叔母に預けられたことになっています。
なので、父とも兄とも子供の時に別れたきり。
それなのに、兄は無残な姿、父はあまり歓迎していない様子。
この父親との関係が、後半の物語の核となってきます。
が、そのために前半のウルフマンとして殺戮を働く自分を制御できないローレンスの苦悩が掘り下げ足りない感じが……
亡き母の面影を持つ兄の婚約者グエンとの恋物語もちょっぴりで、グエンの献身ぶりを納得させる程ではないかもしれませんが、そこはまぁ雰囲気で。
19世紀末のイギリスの持つ、ゴシックな雰囲気。
迷信や魔法と科学が混ざり合っていた時代。
そういった物語の背景がとても効果的だと思います。
後半が、ある『戦い』がメインに置かれてしまったために、ちょっと雰囲気が違っちゃったんですけど、ラストのラストで物悲しさを取り戻した感じかな。
何故、これを今作るのか?
という話もありますが、これはベニチオ自身が子供の頃から好きだった、狼男の決定版をリメイクしたいという夢を実現させたものらしい。
なので、作れるようになったから作った。
ということでしょう。
お金も集められるようになった、コネクションも出来た、仕事を選べる役者になってスケジュールに融通がつけられるようになった。
だから、でしょう。
それに、自分がやりたいなら、今がもうギリギリかな~と思いますしね。
これ以上オッサンになってからは、こういう設定ではキツいでしょう。
とりあえず、苦悩するベニチオを見足りなかったんで、マジでハムレットやってみて欲しいな~(^_^)
いや、でも、オッサン過ぎるか;;
ロンドンでの公演中、兄の婚約者からの手紙で、兄が行方不明との知らせを受け、久々に故郷に帰った人気俳優のローレンス。
だが、兄は彼が到着する前日遺体で発見されたという。
兄の遺体と対面したローレンスは、その無残に切り裂かれた姿に驚愕した。
兄の婚約者グエンの頼みでもあり、自らもまた兄の死に不審を抱いたローレンスは、犯人を捜索する。
父の制止を無視して出かけた満月の夜、ローレンスもまたウルフマンに襲われる。
奇跡的に一命を取り留めた彼だが、その体に異変が……
彼もまた、満月の夜になると、自分を襲ったのと同じ獣に変身を遂げるようになってしまったのだ!!
父のジョンは、ローレンスをわざと凶行に走らせ、警察へ引き渡してしまう。
彼は、再び人間に戻ることはないのか……?
最初、アメリカの話かと思いました。
だって、兄の婚約者グエンの手紙にロンドン公演を終えてアメリカに戻られる云々ていうのがあったので、「帰国をお待ちしてます!」ってことかと思ったの。
で、ハムレットの墓掘り人とのシーンがチラッと出てて、イギリスに呼ばれるアメリカ人のシェイクスピア役者って……!?と。
そんなに素晴らしい名優なのかしらん?と、そっちに興味が向いてしまいました;;
ま、それはさておき、彼は幼い頃に母の死を目撃した後、ある施設に入れられ、アメリカの叔母に預けられたことになっています。
なので、父とも兄とも子供の時に別れたきり。
それなのに、兄は無残な姿、父はあまり歓迎していない様子。
この父親との関係が、後半の物語の核となってきます。
が、そのために前半のウルフマンとして殺戮を働く自分を制御できないローレンスの苦悩が掘り下げ足りない感じが……
亡き母の面影を持つ兄の婚約者グエンとの恋物語もちょっぴりで、グエンの献身ぶりを納得させる程ではないかもしれませんが、そこはまぁ雰囲気で。
19世紀末のイギリスの持つ、ゴシックな雰囲気。
迷信や魔法と科学が混ざり合っていた時代。
そういった物語の背景がとても効果的だと思います。
後半が、ある『戦い』がメインに置かれてしまったために、ちょっと雰囲気が違っちゃったんですけど、ラストのラストで物悲しさを取り戻した感じかな。
何故、これを今作るのか?
という話もありますが、これはベニチオ自身が子供の頃から好きだった、狼男の決定版をリメイクしたいという夢を実現させたものらしい。
なので、作れるようになったから作った。
ということでしょう。
お金も集められるようになった、コネクションも出来た、仕事を選べる役者になってスケジュールに融通がつけられるようになった。
だから、でしょう。
それに、自分がやりたいなら、今がもうギリギリかな~と思いますしね。
これ以上オッサンになってからは、こういう設定ではキツいでしょう。
とりあえず、苦悩するベニチオを見足りなかったんで、マジでハムレットやってみて欲しいな~(^_^)
いや、でも、オッサン過ぎるか;;