私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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北朝鮮の炭鉱の町に住む三人家族。
炭鉱で働く元サッカー選手のヨンスは、妻・ヨンハと11歳の一人息子のジュニとともに、貧しいが幸せに暮らしていた。
しかし、ある日、ヨンハが栄養失調から結核にかかり倒れてしまう。
おまけに妊娠中の妻を治療できる薬は北朝鮮では手に入りそうもなかった。
ヨンスは薬を手に入れるため、中国に渡ることを決意する。
決死の覚悟で何とか国境を越え、他の脱北者達と身を隠しながら、懸命に働くヨンス。
しかし、ある時、公安の追手がかかり、数人の仲間と逃げ延びたものの、苦労してためた金も無くし、故郷へ帰る術もなかった。
その頃、北朝鮮では、夫の帰りを待ちわびていたヨンハがひっそりと息を引き取る。
孤児となってしまったジュニは、父との再会を信じて、豆満江を目指すが、中国を目の前にして強制収容所に入れられてしまう…。
生きるために、別れるしかなかった家族。
明日のご飯の心配をして暮らさなきゃいけないって、やっぱり辛いですよね。
でも、ボタンの掛け違いのように色んなすれ違いが重なって、この家族の不幸に拍車がかかっていく。
お母さんが死んで、恐らくは初恋の幼馴染の女の子を目の前で亡くして、おまけにお父さんは遠いところにいる。
そんなジュニのことを思うと、そして一人で心細く、ジュニのことを心配して逝ってしまったお母さんを思うと、お父さんの決断は正しかったのかな…とも思う。
『幸せ』って何なんだろう?
と、またも考えさせられる。
それと同時に『無知』の罪も。
仕方がないんだけど、あんな所で捕まってしまうお父さんも。
韓国で普通に暮らしている人なら常識のようなことも、彼の国に暮らしていたから仕方ないんだけど。
そして、もしかしたら、一番偉いことになっている人は、マリー・アントワネットみたいに知らないんじゃないかと思ってしまう。
人々が飢えているってことを。
もし、知っていて、そんなことはどうでもいいと思っているんなら、どこかが壊れてしまったのかもしれない。
みんな、最初はみんなのためにって、始めた筈なのにね。
毛沢東も、レーニン、スターリン、チャウシェスクやマルコス、ポルポトさえ。
どこで、違っていっちゃうんだろう?
そして、知ることで僕らに出来ることはあるんだろうか?
降るような星空から落ちた一粒の雨は、雨が好きだと言っていた彼の慰めになっただろうか?
それが少し、気がかりだ。
炭鉱で働く元サッカー選手のヨンスは、妻・ヨンハと11歳の一人息子のジュニとともに、貧しいが幸せに暮らしていた。
しかし、ある日、ヨンハが栄養失調から結核にかかり倒れてしまう。
おまけに妊娠中の妻を治療できる薬は北朝鮮では手に入りそうもなかった。
ヨンスは薬を手に入れるため、中国に渡ることを決意する。
決死の覚悟で何とか国境を越え、他の脱北者達と身を隠しながら、懸命に働くヨンス。
しかし、ある時、公安の追手がかかり、数人の仲間と逃げ延びたものの、苦労してためた金も無くし、故郷へ帰る術もなかった。
その頃、北朝鮮では、夫の帰りを待ちわびていたヨンハがひっそりと息を引き取る。
孤児となってしまったジュニは、父との再会を信じて、豆満江を目指すが、中国を目の前にして強制収容所に入れられてしまう…。
生きるために、別れるしかなかった家族。
明日のご飯の心配をして暮らさなきゃいけないって、やっぱり辛いですよね。
でも、ボタンの掛け違いのように色んなすれ違いが重なって、この家族の不幸に拍車がかかっていく。
お母さんが死んで、恐らくは初恋の幼馴染の女の子を目の前で亡くして、おまけにお父さんは遠いところにいる。
そんなジュニのことを思うと、そして一人で心細く、ジュニのことを心配して逝ってしまったお母さんを思うと、お父さんの決断は正しかったのかな…とも思う。
『幸せ』って何なんだろう?
と、またも考えさせられる。
それと同時に『無知』の罪も。
仕方がないんだけど、あんな所で捕まってしまうお父さんも。
韓国で普通に暮らしている人なら常識のようなことも、彼の国に暮らしていたから仕方ないんだけど。
そして、もしかしたら、一番偉いことになっている人は、マリー・アントワネットみたいに知らないんじゃないかと思ってしまう。
人々が飢えているってことを。
もし、知っていて、そんなことはどうでもいいと思っているんなら、どこかが壊れてしまったのかもしれない。
みんな、最初はみんなのためにって、始めた筈なのにね。
毛沢東も、レーニン、スターリン、チャウシェスクやマルコス、ポルポトさえ。
どこで、違っていっちゃうんだろう?
そして、知ることで僕らに出来ることはあるんだろうか?
降るような星空から落ちた一粒の雨は、雨が好きだと言っていた彼の慰めになっただろうか?
それが少し、気がかりだ。
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