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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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試写会に行ってきました。

ある夜、ワシントンD.C.で黒人青年が射殺される事件が起こった。
目撃者であっただろうピザの配達人も撃たれ、病院に担ぎ込まれ一命は取り留めたものの重体で証言出来る状態ではない。
恐らくは麻薬がらみの事件だろうと警察は推測していた。
翌朝、一人の女性が地下鉄に転落し命を落とした。
彼女は気鋭の国会議員コリンズのもとで働く調査員だった。
記者会見で彼女の死に涙を浮かべた議員に不倫疑惑が持ち上がる。
ワシントングローブ紙のベテラン記者カルは、黒人青年の射殺事件を調べるうち、一見全く関係のないこの二つの事件に奇妙な関連性を発見する。
彼は編集長から、渦中のコリンズと接触するよう言われる。
実は二人は大学時代からの友人だったのだ。
同紙のWEB版の議会担当の若手女性記者と協力しながら捜査に当たるうち、思いもかけない真相に迫ることになる。

BBCのドラマの焼き直しだってことは知ってたのですが、原題を見ていなかったのです。
で、観始めてから、「あら、これは……」
少し前にBSでやってたドラマじゃんか!と。
もう、あんまり内容は覚えてないんですけど;;
あれは石油会社との癒着だったのかな?
舞台がアメリカに移ったので、民間軍需企業というのか、武器は…どうなんだろう?
傭兵派遣会社みたいな感じだったと思います。
そういう巨大企業と政治の関係が、暴かれていく……筈だったと思うんだけどな~
うぅ~ん。
ストーリー自体は、ジャーナリストが主役のサスペンスにありがちな感じですね。
思わぬところから運良く(?)情報が手に入り、他紙にすっぱ抜かれつつも、真実をひたすら追究するために中途半端に記事は書かず、真相に迫るにつれ自分の身も危うくなる。
取材対象が実は友達、とか。
そういうのも、多いかな~
オリジナルはミニシリーズというのかな3話か4話あったので、小ネタが結構入ったり、中だるみと感じるシーンもなくは無かったのですが、それを半分くらいの時間に縮めただけあってだれることはないです。
でも、最初黒人青年が何者かに追いかけられて逃げ惑っているシーンとか、テンポがよくてついつい見入ってしまう感じなのですが、終盤になってくるとあまりにもホイホイと物事が進んでいくのですよ。
まぁ、「締め切りは8時間後、もう待たないわよ!」と言われて、実際いろんなことが急展開していくのですが……
ただ、言葉だけみたいなシーンも多くて、納得出来ない部分もありましたね。
そして、ラストが……まぁサプラーイズ!!なんですけど、この『真実』が分かるきっかけっていうのも何だかいい加減な感じ。
というか、「あれ、そっちなの?」と思わされてしまうミスリードは脚本家の仕込みではない筈。
だって、それまでそういう筋立てじゃないのに、いきなりその部分だけそんなことしないと思うのですね。
だから、終盤に来て「あぁっ、コレじゃ長くなりすぎる!」と、色々端折っていくうちにそんなことになってしまったのではないかと思います。
ラストは確かにサプライズだったけど、そのために『巨悪対ジャーナリズム』みたいな構図が最後に来て、まるっきり崩れてしまった。

オリジナルがどういうラストだったか忘れてしまったのですが、多分もう少しまともで静かな着地点だったと思うのです。

でも、見応えはなかなかありましたよ。
これは、キャスト陣の頑張りじゃないでしょうか?
編集長役のヘレン・ミレンは出番は少なかったけど、場面を引き締めてたと思うし。
若手女性記者は、レイチェル・マクアダムスが演じてますが、今までの私のイメージと違うキャラも違和感なく見れました。
主役のベテラン記者、ラッセル・クロウは(好きじゃないけど)かなりよかったと思います。
でも、この分厚い身体は役作りでは絶対にないと思う。
あの台詞は、体重が落とせなかった彼への思いやりですわ、絶対!
終盤に横向きの体勢で大物政治家と対峙する引きの絵があるんですけど、も~スッゴイよ!!
吹き出さないように気をつけて!
だって、シーンはシリアスなんだもの(^_^;)
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はるな愛ではない;;

昨日たまたま秘密のケンミンSHOWを見ていたらば、大阪の人間が物を買うときにお礼を言う。というのが、珍しがられておりました。
みんな言わないのね。
今はもう慣れた&返してくれる人が増えたのですが、東京とかに行き始めた頃、物を買った時は、あまり覚えてないのですが、お店でご飯食べて出る時、「ごちそうさま」って言っても、ナシのつぶてなのだ。
これは、ちょっとムカついたな~と思い出しました。
よっぽど不味い店以外は関西人は「ごちそうさま」とか「ありがとう」って言うよね。
慣れてないからかもしれないけど、言われたら何か返せよ!と。
最近は50%くらいは、返してくれる気がしますが……。
この間、川崎のホテルに泊まった時に超リーズナブルにもかかわらず朝食がついてたんですよ!(名古屋みたい!)
ま、食パンとかゆで卵とか、ちょっとしたものなんですけど。
で、私と友達がテーブルに着く前に食ってた家族連れも途中から来たサラリーマン風なおじさんも、いつの間にかいなくなってたんだよ!
ビックリしました。
ま、私らが喋り倒してたからかもしれませんが;;
誰もいないんなら、いいけどさ。
世話してくれてるおばちゃんがすぐそばにいるんやし、何か言いよしよ。
ちなみにおばちゃん達、いやおばちゃんとねーちゃんか…は、私らの「ごちそうさま」にちゃんと返事をしてくれました。

みんな、返事してな。
韓国映画が好きなわけではないのですが(韓国語の語感がちょっと怖いので;;)、予告編とか見て気になったので、観ることにしました。

元刑事のジュンホは、今はデリヘルの店長をしている。
目下の頭痛の種は、支度金を払ったばかりの女の子が続けて失踪してしまったことだ。
上からは怒られるし、金の工面もつかない。
働いている他の女の子から、「そうじゃないかもしれないわよ。」と言われても、『持ち逃げ』したと決め付けている。
そんなある日、店から電話が入り、皆出払っているが何度も電話があると連絡が来る。
ジュンホは風邪で休んでいる一人を、無理に行かせた。
店に帰ってから先程の客の電話番号に、ピンと来たジュンホは過去の注文を当たると、その客の所に行った後に女の子達が姿を消していることが分かった。
その男が女の子達を売り飛ばしたと考えたジュンホは、早速派遣したミジンに連絡を入れ、男の住所を知らせるように言うのだが……
連絡は来ず、彼女の車も置き去りにされたままだ。
彼女を捜すうち、挙動不審な男ヨンミンを捕まえる。
ヨンミンに暴力を振るってしまったために、共に警察へと連行されるジュンホ。
そこで、「この男が、女の子達を売り飛ばした」と主張するとヨンミンは悪びれる様子もなく言った。
「殺しました」と。
淡々と告白するヨンミンだが、自供だけで物的証拠は何一つ無い。
そして、ヨンミンは、最後の女、ミジンがまだ生きていると言う。
ヨンミンの拘束期限はわずか12時間。
刑事達が物証、つまり死体を探すことに躍起になる一方で、ジュンホは、まだ生きていると信じてミジンを必死に探し回る。
ヨンミンの証言に振り回され、証拠があがらぬまま、彼は釈放されてしまった……

全然違うのに何故か『オールド・ボーイ』を思い出します。
オッサンが、走って走って走るからでしょうか?
最初は、女の子達の失踪も持ち逃げと決め付けて、心配する素振りも見せない、ピンはねした金でジャガーに乗ってるメチャ嫌な男。
それが、変わっていくきっかけは何だろう?
自分の決めつけていたことが間違っていたことの罪悪感?
実は娘と二人暮しのミジンの境遇?
無理に行かせたことの後悔?
元々刑事だった彼の奥深く眠っていた正義感だろうか?
ミジンの娘のも存在ももちろん関係あるだろう。
そんな色んなことがごちゃ混ぜになった訳の分からない心境で、ジュンホは走る。
走る走る走る。
それでも、まるでボタンのかけ違いのように、物事は不気味な方向にずれていく。

警察官がサボってなかったら……
ケータイが鳴っているのに気がついてれば……
オバハンが余計なことを喋らなければ……
もっと早くに刑事が踏み込んでいれば……

ラストは苦く悲しいが、それでも極々小さな灯りが胸に灯るよう気がする。

ハリウッド・リメイクも決まっているそうなんですが……どうでしょう?
妙に湿った空気、ねっとりと絡みつくような闇、明るいのにくすんでいるように見えるネオン。
この、何ともいえないこもった熱気みたいなものが、彼らに描けるのでしょうか?

そんな訳で、先にこちらを観ておかれることをオススメする次第であります。
『ミルク』の元になったドキュメンタリー映画です。
なので、基本的には『ミルク』と変わらないんです。
当時を知る人たちのインタビューや、ダン・ホワイトについて客観的な意見が述べられていたので、その辺りが興味深かったです。
ダン・ホワイトは「自慢の息子」タイプ、というリポーターの言葉がありました。
元々は警察官だったという話なので、正義感の強い人だったのかもしれません。
中流の白人の家庭で育って、そういう立場で培われた彼なりの理想の社会とか、正義とかがあったのでしょう。
まぁ、とんとん拍子で来て突然の挫折だったんですかね~?
「理想の社会」といっても、人それぞれだし、曖昧ですよね。
そういう曖昧なものを目標に掲げたところで、実現の方法はイマイチ分からない。
ミルクのような『コレ』という主張、実現したいことが無いから、周りもついてこない。
ということで孤独感を深めて、自分で勝手に辞めるたら何たら言っちゃったようです。
それじゃあね~;;

当時の関係者達がミルクのこと、特に彼の死について語る時、誰の目にも光るものがあって(ドキュメンタリー完成は84年なので、亡くなって日が浅いこともあるでしょうが)、彼がどれ程愛されていたかをひしひしと感じました。
彼みたいな人がいたことは、幸せなことだと思います。
あんなに早くに亡くならなければ、もっと色々なことを実現させたかもしれないと思うのと同時に、亡くなったからこその役割があると思うのでした。
ゲイリー・オールドマンに釣られたのさ~;;

日本人の父とアメリカ人の母を持つ日米ハーフの暗殺者ジョン・レイン(椎名桔平)。
アメリカ国籍を持つ彼は、高校で米軍に入隊し27歳で軍の秘密工作員になる。
彼は、アメリカの秘密工作の裏の裏まで知り尽くしていた。

依頼を受けた彼は、国土交通省の官僚川村を暗殺する。
しかし、奪うように言われていたメモリースティックを見つけることは出来なかった。
一方CIAアジア支局長のホルツァーはレインを拘束すべく捜査網を展開していたが、まんまとレインに逃げられてしまう。
レインは手がかりを求めて川村の娘に会うが、彼女を何者かに殺されてしまう。

メモリースティックを巡り、いつの間にか追う側から追われる側になったレイン。

CIAだけでなく、この14ケ月の間に、高級官僚が3人自然死していることに疑問を抱いていたベテラン刑事、更には、ヤクザ達も彼を追っていた。

川村の長女、みどり(長谷川京子)は将来を有望視されているジャズ・ピアニスト。
みどりが演奏するジャズ・クラブを訪れたレインは、楽屋に進入し、命を狙われていることを伝える。
取り合わないみどりだったが、客を装った刺客に襲われた彼女を助けるレイン。
何故か二人で東京の街を逃亡することに……

う~んとね、何やろね。
何かが惜しい、のかな……
色んなことが唐突。
ハセキョーの出現も訳分からんかってん。
いや、名前から察しないといけなかったのかしらね~;;
う~ん。
二人の間に『ケミストリー』が起きそうな感じは何となくいいかも。
孤独な魂が寄り添うという、ハードボイルド小説の定番ですが。
ジョン・レインも冷徹な殺し屋かっていうと意外とそうじゃなくて、未だに少年の心を抱えている……みたいな。
ま、それも定番か。
ちょこちょこっといい所はあるのですが、何故かイマイチな感じになってしまった。
そんなに大ヒットした原作なら小説はやっぱり面白かろうと思うのですよ。
ならば、映画化するに当たって削ぎ落としてしまった部分がその『面白さ』を担ってたのでは?という気がしてしまう。

ところで
若松さんて声のせいか、爺さんに思えて仕方が無いのよ。
いや、本当はお若いのよね~
『ダブリンの鐘つきカビ人間』で爺さんやった印象が強いせいかもしれないんだけど……。
ハセキョーって下の歯の間が開いてるね~ちょっとビックリ。
日本のドラマとかあまり見ないんで演技とかあんまり観たことなかったんですけど……ちょっと台詞回しに難あり、かも;;
椎名桔平さんは、ふくらはぎはとっても好きなんですけど、今回はチラッとも見れませんでした。
あ、そうそう、ゲイリー・オールドマンは……悪くないと思うんですが、キレ過ぎ?
一番驚いたのは字幕が寺尾次郎さん(字これだっけ?)だったことかな~。
お名前を見るのはフランス映画が多かったので。
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