私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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韓国映画が好きなわけではないのですが(韓国語の語感がちょっと怖いので;;)、予告編とか見て気になったので、観ることにしました。
元刑事のジュンホは、今はデリヘルの店長をしている。
目下の頭痛の種は、支度金を払ったばかりの女の子が続けて失踪してしまったことだ。
上からは怒られるし、金の工面もつかない。
働いている他の女の子から、「そうじゃないかもしれないわよ。」と言われても、『持ち逃げ』したと決め付けている。
そんなある日、店から電話が入り、皆出払っているが何度も電話があると連絡が来る。
ジュンホは風邪で休んでいる一人を、無理に行かせた。
店に帰ってから先程の客の電話番号に、ピンと来たジュンホは過去の注文を当たると、その客の所に行った後に女の子達が姿を消していることが分かった。
その男が女の子達を売り飛ばしたと考えたジュンホは、早速派遣したミジンに連絡を入れ、男の住所を知らせるように言うのだが……
連絡は来ず、彼女の車も置き去りにされたままだ。
彼女を捜すうち、挙動不審な男ヨンミンを捕まえる。
ヨンミンに暴力を振るってしまったために、共に警察へと連行されるジュンホ。
そこで、「この男が、女の子達を売り飛ばした」と主張するとヨンミンは悪びれる様子もなく言った。
「殺しました」と。
淡々と告白するヨンミンだが、自供だけで物的証拠は何一つ無い。
そして、ヨンミンは、最後の女、ミジンがまだ生きていると言う。
ヨンミンの拘束期限はわずか12時間。
刑事達が物証、つまり死体を探すことに躍起になる一方で、ジュンホは、まだ生きていると信じてミジンを必死に探し回る。
ヨンミンの証言に振り回され、証拠があがらぬまま、彼は釈放されてしまった……
全然違うのに何故か『オールド・ボーイ』を思い出します。
オッサンが、走って走って走るからでしょうか?
最初は、女の子達の失踪も持ち逃げと決め付けて、心配する素振りも見せない、ピンはねした金でジャガーに乗ってるメチャ嫌な男。
それが、変わっていくきっかけは何だろう?
自分の決めつけていたことが間違っていたことの罪悪感?
実は娘と二人暮しのミジンの境遇?
無理に行かせたことの後悔?
元々刑事だった彼の奥深く眠っていた正義感だろうか?
ミジンの娘のも存在ももちろん関係あるだろう。
そんな色んなことがごちゃ混ぜになった訳の分からない心境で、ジュンホは走る。
走る走る走る。
それでも、まるでボタンのかけ違いのように、物事は不気味な方向にずれていく。
警察官がサボってなかったら……
ケータイが鳴っているのに気がついてれば……
オバハンが余計なことを喋らなければ……
もっと早くに刑事が踏み込んでいれば……
ラストは苦く悲しいが、それでも極々小さな灯りが胸に灯るよう気がする。
ハリウッド・リメイクも決まっているそうなんですが……どうでしょう?
妙に湿った空気、ねっとりと絡みつくような闇、明るいのにくすんでいるように見えるネオン。
この、何ともいえないこもった熱気みたいなものが、彼らに描けるのでしょうか?
そんな訳で、先にこちらを観ておかれることをオススメする次第であります。
元刑事のジュンホは、今はデリヘルの店長をしている。
目下の頭痛の種は、支度金を払ったばかりの女の子が続けて失踪してしまったことだ。
上からは怒られるし、金の工面もつかない。
働いている他の女の子から、「そうじゃないかもしれないわよ。」と言われても、『持ち逃げ』したと決め付けている。
そんなある日、店から電話が入り、皆出払っているが何度も電話があると連絡が来る。
ジュンホは風邪で休んでいる一人を、無理に行かせた。
店に帰ってから先程の客の電話番号に、ピンと来たジュンホは過去の注文を当たると、その客の所に行った後に女の子達が姿を消していることが分かった。
その男が女の子達を売り飛ばしたと考えたジュンホは、早速派遣したミジンに連絡を入れ、男の住所を知らせるように言うのだが……
連絡は来ず、彼女の車も置き去りにされたままだ。
彼女を捜すうち、挙動不審な男ヨンミンを捕まえる。
ヨンミンに暴力を振るってしまったために、共に警察へと連行されるジュンホ。
そこで、「この男が、女の子達を売り飛ばした」と主張するとヨンミンは悪びれる様子もなく言った。
「殺しました」と。
淡々と告白するヨンミンだが、自供だけで物的証拠は何一つ無い。
そして、ヨンミンは、最後の女、ミジンがまだ生きていると言う。
ヨンミンの拘束期限はわずか12時間。
刑事達が物証、つまり死体を探すことに躍起になる一方で、ジュンホは、まだ生きていると信じてミジンを必死に探し回る。
ヨンミンの証言に振り回され、証拠があがらぬまま、彼は釈放されてしまった……
全然違うのに何故か『オールド・ボーイ』を思い出します。
オッサンが、走って走って走るからでしょうか?
最初は、女の子達の失踪も持ち逃げと決め付けて、心配する素振りも見せない、ピンはねした金でジャガーに乗ってるメチャ嫌な男。
それが、変わっていくきっかけは何だろう?
自分の決めつけていたことが間違っていたことの罪悪感?
実は娘と二人暮しのミジンの境遇?
無理に行かせたことの後悔?
元々刑事だった彼の奥深く眠っていた正義感だろうか?
ミジンの娘のも存在ももちろん関係あるだろう。
そんな色んなことがごちゃ混ぜになった訳の分からない心境で、ジュンホは走る。
走る走る走る。
それでも、まるでボタンのかけ違いのように、物事は不気味な方向にずれていく。
警察官がサボってなかったら……
ケータイが鳴っているのに気がついてれば……
オバハンが余計なことを喋らなければ……
もっと早くに刑事が踏み込んでいれば……
ラストは苦く悲しいが、それでも極々小さな灯りが胸に灯るよう気がする。
ハリウッド・リメイクも決まっているそうなんですが……どうでしょう?
妙に湿った空気、ねっとりと絡みつくような闇、明るいのにくすんでいるように見えるネオン。
この、何ともいえないこもった熱気みたいなものが、彼らに描けるのでしょうか?
そんな訳で、先にこちらを観ておかれることをオススメする次第であります。
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