私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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観てきました~。
なかなか面白かったけど、基本的な世界観がちょっと複雑なので、小さい子どもにはしんどいかもね。
物語の舞台はイギリス、オックスフォード。
なのだが、私たちが住んでいる世界にある同じ名前の場所とは異なっている。
つまりは、パラレルワールド。
この世界の住人は皆、動物の形をしたダイモンと呼ばれる自分の分身と共に生きている。
主人公ライラは幼いころに両親を亡くし、オックスフォード大学の学寮で育てられた。
近所の子供達と泥を投げつけあったり、屋根に上ったりとお転婆な彼女は、実はお嬢様、らしい。
ちなみに彼女のダイモンはパンタライモンといい、まだ定まった姿をしていない。
だが、楽しく日々を過ごす一方で、謎の組織によって子供たちが次々と連れ去られるという事件が起きていた。
そして、親友ロジャーまでもが姿を消してしまう。
《黄金の羅針盤》を狙う者達から守るため、ライラに託す学寮長。
実は、彼女だけが、その羅針盤を読むことが出来る特別な存在だったのだ。
それにより謎の組織の秘密が、はるか遠い北の地にあることを知るライラ。
ロジャーと子供たちを救うため、真実を示す《黄金の羅針盤》を手に北へと旅立つ。
んで、色々な出会いを重ねて彼女は成長していき、自分の住む世界の秘密を知る。
というところですかね?
これから…ってところで、終わりです。
というか、『つづく』ですね。
CGの出来、特にクマはよく出来てると思います。
ライラを背中に乗せて走るシーンとか、あるんですけど、本当にちゃんと乗ってるみたいに見える。
後、ライラのダイモンはクルクルと姿を変えるのですが、これもよく出来てます。
可愛いしね。あの、テンみたいな時が好きです~。
ダニエル・クレイグの出番は少ないけど、007よりハマりだと思う。
でもさ~、一番見たいシーンがないのよ。
鎧熊が鎧を着るところが見たいよ~!!
どうやって着るのか、謎です。
ま、ドキドキハラハラ、なかなか楽しめます。
あ、ライラとロジャーの友達、ビリー君は可愛いです。
何で、ビリーの方が可愛いの!?と友達が言っておりましたが(ロジャーの方が出番が多いからね)、やっぱ、可哀想な目に遭う子は可愛くないと駄目だからじゃない?
それにしても、自分の性格(ダイモンは分身であり、人となりを現している)が人から丸見え、というのも何だか怖い話である(^_^;)
なかなか面白かったけど、基本的な世界観がちょっと複雑なので、小さい子どもにはしんどいかもね。
物語の舞台はイギリス、オックスフォード。
なのだが、私たちが住んでいる世界にある同じ名前の場所とは異なっている。
つまりは、パラレルワールド。
この世界の住人は皆、動物の形をしたダイモンと呼ばれる自分の分身と共に生きている。
主人公ライラは幼いころに両親を亡くし、オックスフォード大学の学寮で育てられた。
近所の子供達と泥を投げつけあったり、屋根に上ったりとお転婆な彼女は、実はお嬢様、らしい。
ちなみに彼女のダイモンはパンタライモンといい、まだ定まった姿をしていない。
だが、楽しく日々を過ごす一方で、謎の組織によって子供たちが次々と連れ去られるという事件が起きていた。
そして、親友ロジャーまでもが姿を消してしまう。
《黄金の羅針盤》を狙う者達から守るため、ライラに託す学寮長。
実は、彼女だけが、その羅針盤を読むことが出来る特別な存在だったのだ。
それにより謎の組織の秘密が、はるか遠い北の地にあることを知るライラ。
ロジャーと子供たちを救うため、真実を示す《黄金の羅針盤》を手に北へと旅立つ。
んで、色々な出会いを重ねて彼女は成長していき、自分の住む世界の秘密を知る。
というところですかね?
これから…ってところで、終わりです。
というか、『つづく』ですね。
CGの出来、特にクマはよく出来てると思います。
ライラを背中に乗せて走るシーンとか、あるんですけど、本当にちゃんと乗ってるみたいに見える。
後、ライラのダイモンはクルクルと姿を変えるのですが、これもよく出来てます。
可愛いしね。あの、テンみたいな時が好きです~。
ダニエル・クレイグの出番は少ないけど、007よりハマりだと思う。
でもさ~、一番見たいシーンがないのよ。
鎧熊が鎧を着るところが見たいよ~!!
どうやって着るのか、謎です。
ま、ドキドキハラハラ、なかなか楽しめます。
あ、ライラとロジャーの友達、ビリー君は可愛いです。
何で、ビリーの方が可愛いの!?と友達が言っておりましたが(ロジャーの方が出番が多いからね)、やっぱ、可哀想な目に遭う子は可愛くないと駄目だからじゃない?
それにしても、自分の性格(ダイモンは分身であり、人となりを現している)が人から丸見え、というのも何だか怖い話である(^_^;)
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年末だか年始だかに一挙放送があったのですが、帰省中だったため、初めて見ました。
相変わらず、こういうの好きなんですね~。
ホント、どんだけ殺人事件が好きやねん!?ていう……
もちろん、実際のじゃなくて、ドラマのってことですけど。
これ、日本でいうと、『おみやさん』みたいな設定だけど、雰囲気は全然違いますね。
アメリカって殺人事件に時効がないのね!?知らなかった!
どこまでも、正義って感じですが、そこまで頑張って逃げたら(普通の人は良心の呵責とか、相当感じて生きてきたんだろうし)ある程度許してやってもいいんじゃないか…
という、日本の考えの方が、やはり自分の感覚には合ってるかなぁと思う。
あと、調査する方にしたってどこかで区切らないとね。
このドラマ、日本でいうと、時効になっているような、もう調査することのない事件を何かのきっかけで再調査するというのが、ストーリー。
当時は、色々立場的に証言できなかった人が、何十年も経って証言した、とか。
なので、'70年代、'80年代が舞台になるようです。
というわけで、当時のシーンでかかるBGMがいいのですよ~。
一話目では、CCR、10cc、BOSTON辺りがかかってました。
ストーリー以外にBGMも楽しみなドラマになりそうです。
相変わらず、こういうの好きなんですね~。
ホント、どんだけ殺人事件が好きやねん!?ていう……
もちろん、実際のじゃなくて、ドラマのってことですけど。
これ、日本でいうと、『おみやさん』みたいな設定だけど、雰囲気は全然違いますね。
アメリカって殺人事件に時効がないのね!?知らなかった!
どこまでも、正義って感じですが、そこまで頑張って逃げたら(普通の人は良心の呵責とか、相当感じて生きてきたんだろうし)ある程度許してやってもいいんじゃないか…
という、日本の考えの方が、やはり自分の感覚には合ってるかなぁと思う。
あと、調査する方にしたってどこかで区切らないとね。
このドラマ、日本でいうと、時効になっているような、もう調査することのない事件を何かのきっかけで再調査するというのが、ストーリー。
当時は、色々立場的に証言できなかった人が、何十年も経って証言した、とか。
なので、'70年代、'80年代が舞台になるようです。
というわけで、当時のシーンでかかるBGMがいいのですよ~。
一話目では、CCR、10cc、BOSTON辺りがかかってました。
ストーリー以外にBGMも楽しみなドラマになりそうです。
ん~と……ドームさぶいよ!!
っていうのが、まずですね。マジで寒かった(>_<)
前座の息子のバンドも見たかったので(そこそこの評判だし)間に合うように会場へ。
息子はヴォーカルなんですが、最初そんなに似てないと思った声は、やっぱりそこここでスティング(^_^;)
親子なんだから仕方ないやね~。
バックに映し出されていたのは、多分アルバムジャケットだと思うんですが、これがイマイチそそらないの。
音の方もそんな感じ。
演奏は下手じゃないし(タイコは特にいいと思う、まぁ、好みだけど)、声も中々出てるし、所々『おっ』と思うんだけど、すごく好きか?と訊かれたら「う~ん…」
何とかブルースってタイトルの曲をやったと思うんだけど、これとかは、ちょっとヨカッタかな。
でも、まぁ、そうですねぇ…すぐにアルバム買おう!とは思ってないなぁ。
で、父ちゃんの方。
イキナリ!
一音目がおかしいよ~アンディーさん(~_~;)
つか、三音くらいまでおかしかった気がする。
初っ端から、メッセージ・イン・ア・ボトル。
立ち上がる人は多かったけど、私はスタンド席の通路側っていうのもあったし、ちょっと斜めれば観えるのでそのまま。
見えるっていっても、ビジョンとかスクリーン観るしかないんだけど(苦笑)
辛うじて、ステージのでかいスクリーンの下に何かいるなぁ……っていう程度。
オペラグラスで見ても、その何かが人間らしいってことが分かるくらい(笑)
まぁ、仕方ないべ。
どっかのセットリストと比べた知り合いによると3,4曲削ってるとのこと。
順番も多少入れ替えてましたけど。
二時間弱かな?演奏時間は。
最近、五月天とかのライヴ見てるから短い気がしますけどね(^_^;)
まぁ、よかったんじゃないですかね。
ちょっと、お高いけどね(-_-;)
ただ、スクリーンが全部スティングになる時があって、ちょっとうげっと……
いや、いいけど、全部じゃなくていいやろ?と。
基本的に私はスチュワートを(ビジョンで;;)観てました。
手数の多い人が好き(笑)
さて、あの眼鏡は近視用?
これから、東京ですね。
ご覧になる方は楽しんでください。
あ、息子のバンドはFICTION PLANE。間に合う方はどうぞ観てやってください。
っていうのが、まずですね。マジで寒かった(>_<)
前座の息子のバンドも見たかったので(そこそこの評判だし)間に合うように会場へ。
息子はヴォーカルなんですが、最初そんなに似てないと思った声は、やっぱりそこここでスティング(^_^;)
親子なんだから仕方ないやね~。
バックに映し出されていたのは、多分アルバムジャケットだと思うんですが、これがイマイチそそらないの。
音の方もそんな感じ。
演奏は下手じゃないし(タイコは特にいいと思う、まぁ、好みだけど)、声も中々出てるし、所々『おっ』と思うんだけど、すごく好きか?と訊かれたら「う~ん…」
何とかブルースってタイトルの曲をやったと思うんだけど、これとかは、ちょっとヨカッタかな。
でも、まぁ、そうですねぇ…すぐにアルバム買おう!とは思ってないなぁ。
で、父ちゃんの方。
イキナリ!
一音目がおかしいよ~アンディーさん(~_~;)
つか、三音くらいまでおかしかった気がする。
初っ端から、メッセージ・イン・ア・ボトル。
立ち上がる人は多かったけど、私はスタンド席の通路側っていうのもあったし、ちょっと斜めれば観えるのでそのまま。
見えるっていっても、ビジョンとかスクリーン観るしかないんだけど(苦笑)
辛うじて、ステージのでかいスクリーンの下に何かいるなぁ……っていう程度。
オペラグラスで見ても、その何かが人間らしいってことが分かるくらい(笑)
まぁ、仕方ないべ。
どっかのセットリストと比べた知り合いによると3,4曲削ってるとのこと。
順番も多少入れ替えてましたけど。
二時間弱かな?演奏時間は。
最近、五月天とかのライヴ見てるから短い気がしますけどね(^_^;)
まぁ、よかったんじゃないですかね。
ちょっと、お高いけどね(-_-;)
ただ、スクリーンが全部スティングになる時があって、ちょっとうげっと……
いや、いいけど、全部じゃなくていいやろ?と。
基本的に私はスチュワートを(ビジョンで;;)観てました。
手数の多い人が好き(笑)
さて、あの眼鏡は近視用?
これから、東京ですね。
ご覧になる方は楽しんでください。
あ、息子のバンドはFICTION PLANE。間に合う方はどうぞ観てやってください。
カンヌが一目惚れしたっていうヤツですね。
これねぇ、何と言えばいいのか……
大したことは何も起こらない。
だけど、それはとても特別な一日。
そんな感じかなぁ……
晴れ渡ったイスラエルの空港に降り立った水色の(ちょっと安っぽい)制服に身を包んだ一団。
エジプト警察所属のアレキサンドリア警察音楽隊。
アラブ文化センターの新築祝い、じゃないな……まぁ、出来た祝賀式典での演奏の依頼を受けてやってきた彼ら。
けれども、手違いなのか迎えは一向に現れない。
大使館に助けを求めようという意見を却下し、自分達だけで、目的地に向かおうとする団長トゥフィーク。
空港で案内係に尋ね、バスに乗り込んだ一行だったが、目的地とは似ても似つかぬ、だが名前だけはそっくり(?)な辺鄙な町にたどり着いた。
別の場所にたどり着いたと知り、引き返そうとするのですが、「バスはもうないわよ」と、食堂の女主人。
この町で、楽団の一行が過ごす一夜が描かれています。
お互いの言葉は通じず、片言の英語でやり取りする彼ら。
隣国同士でありながら、イスラエルとエジプトが長い間敵対してきたということとかは、何も描かれません。
ただ、彼らをバカにしたりする若者がいたり、歓迎ムードじゃないことから、何となく友好的じゃないことが分かりますけど。
そんな人たちが、同じ空間で同じ時間を過ごす話。
何かね、『じわ~っ』て感じの映画ですね。
一目惚れっていうのは、ちょっと私の感覚では分からないんですが、少し時間が経ってから「あぁ、好きだったんだぁ…」と思うような。
食堂の女主人ディナと団長のトゥフィークが、夜、出かけて公園(と彼女は呼ぶ)で話すシーンがとてもいいです。
それと、最後、目的地にたどり着き、演奏する楽団の曲で、「生まれ変われたとしても何一つ変えたくない」(ちょっと適当;;)というような言葉が出てきます。
過去をそんな風に思えたら、それは幸せなことですね。
これから観に行く方にご注意!
寝不足の時に行くのはオススメしません。
この映画、静かです。
というか、音が、その場の音しかない感じというか…、ドグマ方式っぽいです。
ディナがりんごを剥いて食べるシーンで鳥肌立ちましたもん(>_<)
(りんごを剥く音や食べる音が苦手です。りんご自体は嫌いじゃないんですが、食べながら「うぉおっ」となります;;)
これねぇ、何と言えばいいのか……
大したことは何も起こらない。
だけど、それはとても特別な一日。
そんな感じかなぁ……
晴れ渡ったイスラエルの空港に降り立った水色の(ちょっと安っぽい)制服に身を包んだ一団。
エジプト警察所属のアレキサンドリア警察音楽隊。
アラブ文化センターの新築祝い、じゃないな……まぁ、出来た祝賀式典での演奏の依頼を受けてやってきた彼ら。
けれども、手違いなのか迎えは一向に現れない。
大使館に助けを求めようという意見を却下し、自分達だけで、目的地に向かおうとする団長トゥフィーク。
空港で案内係に尋ね、バスに乗り込んだ一行だったが、目的地とは似ても似つかぬ、だが名前だけはそっくり(?)な辺鄙な町にたどり着いた。
別の場所にたどり着いたと知り、引き返そうとするのですが、「バスはもうないわよ」と、食堂の女主人。
この町で、楽団の一行が過ごす一夜が描かれています。
お互いの言葉は通じず、片言の英語でやり取りする彼ら。
隣国同士でありながら、イスラエルとエジプトが長い間敵対してきたということとかは、何も描かれません。
ただ、彼らをバカにしたりする若者がいたり、歓迎ムードじゃないことから、何となく友好的じゃないことが分かりますけど。
そんな人たちが、同じ空間で同じ時間を過ごす話。
何かね、『じわ~っ』て感じの映画ですね。
一目惚れっていうのは、ちょっと私の感覚では分からないんですが、少し時間が経ってから「あぁ、好きだったんだぁ…」と思うような。
食堂の女主人ディナと団長のトゥフィークが、夜、出かけて公園(と彼女は呼ぶ)で話すシーンがとてもいいです。
それと、最後、目的地にたどり着き、演奏する楽団の曲で、「生まれ変われたとしても何一つ変えたくない」(ちょっと適当;;)というような言葉が出てきます。
過去をそんな風に思えたら、それは幸せなことですね。
これから観に行く方にご注意!
寝不足の時に行くのはオススメしません。
この映画、静かです。
というか、音が、その場の音しかない感じというか…、ドグマ方式っぽいです。
ディナがりんごを剥いて食べるシーンで鳥肌立ちましたもん(>_<)
(りんごを剥く音や食べる音が苦手です。りんご自体は嫌いじゃないんですが、食べながら「うぉおっ」となります;;)
本当は、アン・リーの映画を見ようかと思ってたんだけど、都合のいい時間の上映がなくって(レイトショー時間で見るには、体調がいまいちだったの;;)
鬱々とした気分が晴れるかもと、血塗れの復讐劇を観ることにしました。
今更だけど、一応粗筋。
舞台は、19世紀のロンドン。
血の気の失せたような顔色の悪い男がこの街に船で返ってくる。
かつて、フリート街で床屋を営み、美しい妻とひとり娘とともにロンドンで幸せに暮らしていた男ベンジャミン・バーカー。
だが、彼の妻に横恋慕した悪徳判事により、罪もなく投獄され、家族を奪われてしまった。それから15年。
名前をスウィーニー・トッドに変え、自分の人生を狂わせた男への復讐が始まる。
一番最初に聞こえてくるのは船乗り、アンソニー君の歌声。
ロンドンを夢見るように歌う彼の歌に、スウィニーの暗く、低く悲しみと憎しみに満ちたロンドンへの侮蔑の歌が重なっていく。
アンソニー君は、後にスウィニーの娘ジョアナに恋をする。
このコ、上手いし綺麗な声です。
ジョニデも思ったよりちゃんと歌えてるね。もちろん、ミュージカルスターには及ばないけど。(舞台ではあの声じゃ駄目だろう…)
映画は現在のシーンはモノトーンのように暗く、同じくジョニデとヘレナ・ボナム・カーターでティムが撮った、コープス・ブライドを思い出す。
スウィニーの幸せな過去や、密かにスウィニーを慕っていたヘレナ演じるパイ屋の女主人ラベットが夢見る彼との未来は、眩しいほどの色合いで、区別をくっきりとつけている。
復讐に燃え、自らの剃刀でその思いを遂げようとするスウィニー、だが舞い込んだチャンスをふいにしてしまう。
もうチャンスは永遠に訪れないと、自暴自棄になるスウィニーに機会を待つように宥めるラベット。
だんだんと目的を果たすための手段であったものが、目的に取って代わっていく様を私たちはまざまざと見る。
惜しむらくは、ジョアナかな?
クリスティーナ・リッチを脱色したような女を、私は美女とは呼べまへん(~_~;)
ミュージカルのストーリーって、他に力を注がないといけないからか、あまり複雑で繊細、というイメージはないんですけど、これも、まぁ、そう。
でも、改めてソンドハイムの才能を思い知らされる。
だって、頭に、耳に残るもの。
まったく違う旋律を歌っていた二人の歌が絡まりあった時の、その響きとか。
曲そのものも、本当に素晴らしいと思う。
トビー君(以前は違う理髪師のもので働いていたが、ラベット夫人のパイ屋手伝っている)の歌なんて、涙が出ちゃうよ。
歌詞もだけど、メロディーが泣かせるのです。ホント。
ラストシーン、悲劇と見るか、ある種のハッピーエンドと見るか……
あ、往年の角川映画かよ?というくらい、ふんだんに血糊が使われます。
スプラッターが苦手な方は、ご注意を。
でも、珍しく味がしなかったんだよね、私。(血を見たり、血の話をすると口の中に血の味がしてくることが多いの;;)
周りの映像と相まって、鮮やか過ぎたせいかもしれない。
チューブから搾り出したばかりのカーマインレッドの絵の具みたいだったんだもん。
鬱々とした気分が晴れるかもと、血塗れの復讐劇を観ることにしました。
今更だけど、一応粗筋。
舞台は、19世紀のロンドン。
血の気の失せたような顔色の悪い男がこの街に船で返ってくる。
かつて、フリート街で床屋を営み、美しい妻とひとり娘とともにロンドンで幸せに暮らしていた男ベンジャミン・バーカー。
だが、彼の妻に横恋慕した悪徳判事により、罪もなく投獄され、家族を奪われてしまった。それから15年。
名前をスウィーニー・トッドに変え、自分の人生を狂わせた男への復讐が始まる。
一番最初に聞こえてくるのは船乗り、アンソニー君の歌声。
ロンドンを夢見るように歌う彼の歌に、スウィニーの暗く、低く悲しみと憎しみに満ちたロンドンへの侮蔑の歌が重なっていく。
アンソニー君は、後にスウィニーの娘ジョアナに恋をする。
このコ、上手いし綺麗な声です。
ジョニデも思ったよりちゃんと歌えてるね。もちろん、ミュージカルスターには及ばないけど。(舞台ではあの声じゃ駄目だろう…)
映画は現在のシーンはモノトーンのように暗く、同じくジョニデとヘレナ・ボナム・カーターでティムが撮った、コープス・ブライドを思い出す。
スウィニーの幸せな過去や、密かにスウィニーを慕っていたヘレナ演じるパイ屋の女主人ラベットが夢見る彼との未来は、眩しいほどの色合いで、区別をくっきりとつけている。
復讐に燃え、自らの剃刀でその思いを遂げようとするスウィニー、だが舞い込んだチャンスをふいにしてしまう。
もうチャンスは永遠に訪れないと、自暴自棄になるスウィニーに機会を待つように宥めるラベット。
だんだんと目的を果たすための手段であったものが、目的に取って代わっていく様を私たちはまざまざと見る。
惜しむらくは、ジョアナかな?
クリスティーナ・リッチを脱色したような女を、私は美女とは呼べまへん(~_~;)
ミュージカルのストーリーって、他に力を注がないといけないからか、あまり複雑で繊細、というイメージはないんですけど、これも、まぁ、そう。
でも、改めてソンドハイムの才能を思い知らされる。
だって、頭に、耳に残るもの。
まったく違う旋律を歌っていた二人の歌が絡まりあった時の、その響きとか。
曲そのものも、本当に素晴らしいと思う。
トビー君(以前は違う理髪師のもので働いていたが、ラベット夫人のパイ屋手伝っている)の歌なんて、涙が出ちゃうよ。
歌詞もだけど、メロディーが泣かせるのです。ホント。
ラストシーン、悲劇と見るか、ある種のハッピーエンドと見るか……
あ、往年の角川映画かよ?というくらい、ふんだんに血糊が使われます。
スプラッターが苦手な方は、ご注意を。
でも、珍しく味がしなかったんだよね、私。(血を見たり、血の話をすると口の中に血の味がしてくることが多いの;;)
周りの映像と相まって、鮮やか過ぎたせいかもしれない。
チューブから搾り出したばかりのカーマインレッドの絵の具みたいだったんだもん。