私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
オモシロモノ
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
ブログ内検索
最古記事
かうんたー
数え始め 2006/11/14
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
本当は、アン・リーの映画を見ようかと思ってたんだけど、都合のいい時間の上映がなくって(レイトショー時間で見るには、体調がいまいちだったの;;)
鬱々とした気分が晴れるかもと、血塗れの復讐劇を観ることにしました。
今更だけど、一応粗筋。
舞台は、19世紀のロンドン。
血の気の失せたような顔色の悪い男がこの街に船で返ってくる。
かつて、フリート街で床屋を営み、美しい妻とひとり娘とともにロンドンで幸せに暮らしていた男ベンジャミン・バーカー。
だが、彼の妻に横恋慕した悪徳判事により、罪もなく投獄され、家族を奪われてしまった。それから15年。
名前をスウィーニー・トッドに変え、自分の人生を狂わせた男への復讐が始まる。
一番最初に聞こえてくるのは船乗り、アンソニー君の歌声。
ロンドンを夢見るように歌う彼の歌に、スウィニーの暗く、低く悲しみと憎しみに満ちたロンドンへの侮蔑の歌が重なっていく。
アンソニー君は、後にスウィニーの娘ジョアナに恋をする。
このコ、上手いし綺麗な声です。
ジョニデも思ったよりちゃんと歌えてるね。もちろん、ミュージカルスターには及ばないけど。(舞台ではあの声じゃ駄目だろう…)
映画は現在のシーンはモノトーンのように暗く、同じくジョニデとヘレナ・ボナム・カーターでティムが撮った、コープス・ブライドを思い出す。
スウィニーの幸せな過去や、密かにスウィニーを慕っていたヘレナ演じるパイ屋の女主人ラベットが夢見る彼との未来は、眩しいほどの色合いで、区別をくっきりとつけている。
復讐に燃え、自らの剃刀でその思いを遂げようとするスウィニー、だが舞い込んだチャンスをふいにしてしまう。
もうチャンスは永遠に訪れないと、自暴自棄になるスウィニーに機会を待つように宥めるラベット。
だんだんと目的を果たすための手段であったものが、目的に取って代わっていく様を私たちはまざまざと見る。
惜しむらくは、ジョアナかな?
クリスティーナ・リッチを脱色したような女を、私は美女とは呼べまへん(~_~;)
ミュージカルのストーリーって、他に力を注がないといけないからか、あまり複雑で繊細、というイメージはないんですけど、これも、まぁ、そう。
でも、改めてソンドハイムの才能を思い知らされる。
だって、頭に、耳に残るもの。
まったく違う旋律を歌っていた二人の歌が絡まりあった時の、その響きとか。
曲そのものも、本当に素晴らしいと思う。
トビー君(以前は違う理髪師のもので働いていたが、ラベット夫人のパイ屋手伝っている)の歌なんて、涙が出ちゃうよ。
歌詞もだけど、メロディーが泣かせるのです。ホント。
ラストシーン、悲劇と見るか、ある種のハッピーエンドと見るか……
あ、往年の角川映画かよ?というくらい、ふんだんに血糊が使われます。
スプラッターが苦手な方は、ご注意を。
でも、珍しく味がしなかったんだよね、私。(血を見たり、血の話をすると口の中に血の味がしてくることが多いの;;)
周りの映像と相まって、鮮やか過ぎたせいかもしれない。
チューブから搾り出したばかりのカーマインレッドの絵の具みたいだったんだもん。
鬱々とした気分が晴れるかもと、血塗れの復讐劇を観ることにしました。
今更だけど、一応粗筋。
舞台は、19世紀のロンドン。
血の気の失せたような顔色の悪い男がこの街に船で返ってくる。
かつて、フリート街で床屋を営み、美しい妻とひとり娘とともにロンドンで幸せに暮らしていた男ベンジャミン・バーカー。
だが、彼の妻に横恋慕した悪徳判事により、罪もなく投獄され、家族を奪われてしまった。それから15年。
名前をスウィーニー・トッドに変え、自分の人生を狂わせた男への復讐が始まる。
一番最初に聞こえてくるのは船乗り、アンソニー君の歌声。
ロンドンを夢見るように歌う彼の歌に、スウィニーの暗く、低く悲しみと憎しみに満ちたロンドンへの侮蔑の歌が重なっていく。
アンソニー君は、後にスウィニーの娘ジョアナに恋をする。
このコ、上手いし綺麗な声です。
ジョニデも思ったよりちゃんと歌えてるね。もちろん、ミュージカルスターには及ばないけど。(舞台ではあの声じゃ駄目だろう…)
映画は現在のシーンはモノトーンのように暗く、同じくジョニデとヘレナ・ボナム・カーターでティムが撮った、コープス・ブライドを思い出す。
スウィニーの幸せな過去や、密かにスウィニーを慕っていたヘレナ演じるパイ屋の女主人ラベットが夢見る彼との未来は、眩しいほどの色合いで、区別をくっきりとつけている。
復讐に燃え、自らの剃刀でその思いを遂げようとするスウィニー、だが舞い込んだチャンスをふいにしてしまう。
もうチャンスは永遠に訪れないと、自暴自棄になるスウィニーに機会を待つように宥めるラベット。
だんだんと目的を果たすための手段であったものが、目的に取って代わっていく様を私たちはまざまざと見る。
惜しむらくは、ジョアナかな?
クリスティーナ・リッチを脱色したような女を、私は美女とは呼べまへん(~_~;)
ミュージカルのストーリーって、他に力を注がないといけないからか、あまり複雑で繊細、というイメージはないんですけど、これも、まぁ、そう。
でも、改めてソンドハイムの才能を思い知らされる。
だって、頭に、耳に残るもの。
まったく違う旋律を歌っていた二人の歌が絡まりあった時の、その響きとか。
曲そのものも、本当に素晴らしいと思う。
トビー君(以前は違う理髪師のもので働いていたが、ラベット夫人のパイ屋手伝っている)の歌なんて、涙が出ちゃうよ。
歌詞もだけど、メロディーが泣かせるのです。ホント。
ラストシーン、悲劇と見るか、ある種のハッピーエンドと見るか……
あ、往年の角川映画かよ?というくらい、ふんだんに血糊が使われます。
スプラッターが苦手な方は、ご注意を。
でも、珍しく味がしなかったんだよね、私。(血を見たり、血の話をすると口の中に血の味がしてくることが多いの;;)
周りの映像と相まって、鮮やか過ぎたせいかもしれない。
チューブから搾り出したばかりのカーマインレッドの絵の具みたいだったんだもん。
PR
この記事にコメントする
そのまま。
いや、もう、まんまですよ。
クリスティーナ・リッチをドボンとブリーチにつけたような感じ。
クリスティーナ・リッチをドボンとブリーチにつけたような感じ。