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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
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エリザベス・テイラーが亡くなりましたね。
享年79歳。
好き嫌いを言うと、まぁちょっと難しいところですけど(^_^;)
あの、アメジスト色の瞳を美しいと思わない人はいないでしょう。
とにかく何もかも“華やか”な女優さんで“銀幕の女王”という名に相応しい人だったと思います。
晩年は、病気の話題が多かった記憶があるので、かなり大変だったんじゃないのかな。
キレイだった人って後々大変やな…と思わされる人でもありました。
が、銀幕の彼女の美しさは語り継がれることでしょう。
ジェーン・ラッセルの時も思ったけど、こういう見る側にため息を吐かせるような女優さんは、もう出てこないのかな~?

Liz
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ハリウッドスター、ジョニー・マルコは、かつて伝説のスター達も暮らしていたホテル“シャトー・マーモント”で暮らしている。
華やかだが、享楽的で空虚な毎日。
足を滑らせ、腕にギプスをはめる羽目になったジョニー。
ある朝、ギプスに誰かがサインする気配で目を覚ます。
そにには、別れた妻と暮らす11歳になる娘、クレオの姿が……。
娘をスケートリンクに送り、優雅(って程でもないけど;;)に滑る娘の姿に拍手を送る。
クレオを家に送り届けてホテルに戻ると、またいつものように誰かがパーティーを始めていてバカ騒ぎ。
そして、俳優としての仕事をこなす。
ある日、再びクレオがやって来る。
彼の前妻であり、彼女の母レイラがしばらく家を空けるので、キャンプまで預って欲しいというのだ。
仕事でイタリアに行く予定もあるジョニーは当惑するが、クレオとしばらく過ごすことに。
TVゲームをしたり、イタリアでは豪華なスウィート・ルームのプールで遊んだり、親子しているかと思うと、以前にも関係があった風な女を連れ込んだり……。
授賞式の日、娘のドレス姿に感嘆したり、楽しく過ごすものの落ち着かないのか、逃げるように“シャトー”に戻っていく。
シャトーで二人は穏やかな時間を過ごす。
ごく普通の父と娘のように。
クレオと別れる日、送っていく車の中、クレオが不意に泣き始める。
「ママはいつ戻るんだろう?…」

試写会に行ってきました。
セレブリティーとその娘の話ってことで、まぁ、自分のことも反映されているだろうというソフィア・コッポラの新作。
相変わらず、この人の映画はよく分からない(笑)
原作があった「ヘビトンボ~」って、映画のタイトルは何だっけ?あれはまだ分からないでもなかったんだけど。

娘とは今までにも、月に一回とか、取り決めがあって会ってたと思うんだけど、多分今までにないくらい長く過ごしたことと、娘がこれまた多分初めて吐いた弱音に“父親”としての自分の立場を改めて考えたんじゃなかろうかと…。
今まで、きっといろいろ子どもながらも無理してたんだろうな~、無理させてたんだな~と。
自分にしてやれる多分たった一つのこと。
ただ傍にいる、ということすらしてやれないということ。

ウチは父親はいたけど、遊びに連れてってもらったこともないし、ホントに小さい頃は朝早く仕事に出かけていないし、夜も寝た頃に帰ってくるし、休みの日は疲れ果ててるのか寝てばかりだし…。
いないのとあんまり変わらなかったんだけど。
まぁ、何がいいのか分からないよね。
親子とかって、何が正解なのかとか、分からない。
いなくて寂しいのと、いても寂しいのはどっちがマシなんだろう?

ジョニーは、「オレは空っぽだ」って、嘆くんだけどさ。
みんなそんなに詰まってないと思うんだよ、中身なんか。
ただ、空っぽだって気づいたことが前進なのかもね。
そして、彼はどこへ向かうのか?

この映画での一番の驚きは「えっ!折りたたみなの!?」の出張ポールダンサーのポール。
そして、二番目はジョニーてか、スティーヴン・ドーフの体形の維持方法なんか誰が知りたいのか!?
何か、固そうな出っ腹……
まぁ、ある意味、知りたい気もする(笑)
あ、イタリアでのリモって程でもない車ですが、の運転手さんが男前さんです。
それと、シャトーのエレベーターに時々(ホント、時々なんですけど)ハッとする程素敵なあの人が!

このサントラ、PHOENIXで、別にまぁ嫌いじゃないんで(一時はとても好きだった)いいんだけど、外注出さないで家内制で稼ぐのね~;;
台北に暮らすカイ。
彼女がパリに留学してしまい、寂しい毎日を送っている。
フランスに彼女を訪ねる日を夢見て、本屋でフランス語入門を立ち読み(てか、座り込んでますが…)する日々。
彼女を想い、パリに電話をかけても、いつも留守電……。
久しぶりに彼女から電話がかかって来た後、号泣するカイ。
そして、決心する。
パリに行くしかない!
一方、本屋で働く女の子、スージー。
とても可愛いのだが、少し寂しげ。
彼女は毎日やってくるカイが気になって仕方がない。
フランス語を習うなら、通っているダンス教室と同じ所に高座があるよ…と、誘ってみたり。

どうしてもパリに行きたいカイ。
親に借金を頼むが断られ、両親の店の常連の地元のボスからお金を借りることに。
そして、その代り…と謎の小包を運ぶよう頼まれる。
パリに立つ前夜、小包を受け取り、友達のカオと別れの食事に出かけ、偶然スージーに出会う。

それは二人のコミカルでロマンティックな一夜の始まり……。

特に何かスゴイ事件が起こる訳でもない…という訳でもないのよ。
預った小包は警察に目をつけられてるらしく、追いかけられたり。
また、その小包に目をつけたボスの甥っ子の手下に追いかけられたり。
カオがさらわれちゃったり。
色々起きるんだけど、多分心配しなくっても大丈夫だな~的な(笑)
カオをさらってきたものの、一緒にマージャンやってボロ負けしてたり(爆)
恋愛相談に乗ったり(笑)
何か、みんな、いい人なのよ。
てか、抜けてるんですな;;
カイもスージーも別に逃げる必要はない気もするのですが、人間追いかけられると逃げたくなるものです。
この追いかける刑事さんの方も、ちょっと色々あったりして…
いざとなると女の子の方が根性据わってるというか、頼りないカイを放っておけないスージーは彼をリード。
何だか分からない小包をめぐって、ドタバタ喜劇が繰り広げられます。
が、
ドタバタっていうのとちょっと違うというか、ト゜タパタみたいな。
濁音じゃなくて半濁音?な感じのコメディー(意味分からん;;)
いつの間にか二人の距離が近くなる、ボーイ・ミーツ・ガール映画のお約束を外さない。
爆笑したりはしないんだけど、何か見てると口角が上がってきちゃうというか、頬が緩んじゃうというか、含み笑いしちゃうというか。
誰もかれも憎めなくって、夜の台北が素敵で、そんで、めっさ水餃子が食べたくなる映画。

そうそう、ジョセフ(・チャン)が出てるってすっかり忘れてたんですが、エンドロール見てて「あ、そうだった」と思ってから「誰?」
刑事かな~?刑事だな~
でも、あんなに下半身むっちりしてました?

1975年、ロサンゼルス。
ジョーン・ジェットは、ロックをやりたいと思っていたが、ギターを習いに行っても「女にはエレキは教えない」と言われるなど、周囲に受け入れられずにいた。
そんなある日、有名なプロデューサー、キム・フォーリーに会う。
女の子だけでロックバンドを作りたいと言うジョーンの言葉を聞いた彼は、同年代のドラマ―を紹介する。
男社会のロック界に、10代の女の子だけのバンドはウケると考えたキムは、ジョーンを筆頭にメンバーを集める。
古いトレーラーで練習を始めるが、何かが足りないと感じる。
それは、グラマラスでセクシーなイメージだった。
同じ頃、シェリー・カーリーは、普通でいることに違和感を持っていた。
ある日、親の留守に出かけたクラブで、キムから声をかけられる。
「楽器が出来るか?それとも歌えるか?」
男勝りな格好のジョーンたちに女性らしいルックスのシェリーが加わり、“ランナウェイズ”が誕生した。
活動を始めた彼女達は、男社会の中で差別を受けながらも実力を身につけ人気を得ていく。
だが、すべてが順調に進み始めた頃、シェリーの父親が倒れる。
父を初めとする家族への罪悪感と愛、ハードなツアーを乗り切るためのアルコールや薬物……
シェリーは次第に精神のバランスを崩していく。
バンド内でも、シェリーばかりが注目を浴び、色物扱いされる苛立ちや嫉妬から、メンバーの仲は悪くなっていく……

え~
映画見てる場合じゃないだろう?
かもしれないんですけど、ウチでTV見て悲しくなってばかりでも何なんで…
とりあえず、今読んでいただける方と、後で読んで下さるかもしれない方にちょっとでもお役に立ったり、楽しんでもらえれば嬉しいです。

さて、実在の世界初、と言ってもいいガールズ・ロックバンド“ランナウェイズ”のデビューに至る経緯と束の間の栄光とそれから…のお話。
キム・フォーリーが「コンセプトバンドの失敗例」というようなことを語った通り、彼女達はあくまでも“造られた”バンドだったというのが、早過ぎる転落の一因でもあるように思う。
同じ音楽が好きな友達と集まって…とかいう自然発生的なバンドではなくて、こういうものなら売れるだろう、と大人が考えた形を押しつけられたバンド。
だから、それぞれのメンバー間の友情と呼べるようなものは、バンドあってこそなので、ちょっとしたことで、あっという間に壊れていったのではないかな…と。
ま、友情なんて結構脆いもんだと思うんだ。
私が、まぁ、あんまり、そういうのに恵まれてないからかもしれないけど、自分と相手の思ってることって、つい一緒だと思いがちだけど、違うんだよね。
期待度とか、色々。
多分。
家族とかでも、難しいもんね。
シェリーの自伝が元だから仕方ないかとは思うんだけど、他のメンバーの感情的なことはあまり出てこない。
家族が出てくるのはシェリーだけ。
ジョーンは「家族なんかいない」、「うちらが家族じゃないの?」と言うけど、彼女に何があってそう思うようになったのか?とか、そういうことは分からない。
これは、自分は何者なのかを探すという普遍的な青春映画でもあると思うのだけど、やっぱり“ランナウェイズ”やジョーンや他のメンバー達のソロ活動とかを知ってたり、思い入れがあったりしないとちょっとつまらないと思うかもしれない。
映画ファンの見る映画ではない。
ロック・ファンが一大旋風を巻き起こした(日本では…かな)史上初とも言えるガールズ・ロックバンドとはどういうものだったのか?の片鱗を知るための映画。
かな?
私は、楽しかったし、考えることもあったけど。
彼女達が残したものは大きかったと、今の時点から振り返ってみれば感じられる筈。
まぁ、仇花だからこそ、心に残るという感じかな?
でも、やっぱりもう少し感情面を描いて欲しかったかな~
まぁ、みんな生きてるし、難しいか……。

あ、クリステンはチラシとかの写真で見るよりもかなりジョーン姐さんでした!

ところで、チェーンソー・アーティストって何だかスゴそうだね~(シェリーが目指してるらしいけど…)
生きてると、辛いことの方が多いって正直思うけど。
だけど、厳しい冬の後に春がやって来るように
いいことは必ずやってくるから。


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