私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
オモシロモノ
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
ブログ内検索
最古記事
かうんたー
数え始め 2006/11/14
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
試写会に行ってきました。
監督作の『チェンジリング』が公開されたばかりですが、こちらはイーストウッドの監督・主演作。
最近、妻に先立たれたばかりの一人暮らしの老人、ウォルト。
心を許せる人は少なく、孫娘であろうともへそ出しスタイルなど許せない。
無礼な若者達への怒りを隠さず、自宅の芝生に入る者はライフル銃を突きつけて脅す。
そんなウォルトを二人の息子やその家族は敬遠している。
長年勤めたフォードの自動車工場も既にリタイアし、家の修理をしたり、ポーチでビールを飲んだりして一日を過ごしている。
ある日、隣家の息子タオがギャングの一味であるいとこに脅されて、ウォルト所有のヴィンテージ・カー『グラン・トリノ』を盗もうとしてガレージに忍び込むが、ライフルを持ったウォルトに脅されて逃げ帰る。
次の日、タオのところにまたやって来たギャング達を追い払ったことから、ウォルトと隣に住むモン族の一家に不思議な絆が出来る。
コチコチの差別主義者だったウォルトだが、偶然助けたタオの姉、スーに心を開くようになる。
そんなある日、タオが母と姉に連れられて、ウォルトの家へやってくる。
車を盗もうとした償いに、彼を働かせてくれと言うのだ。
迷惑がっていたウォルトだが、やがて押し切られてしまう。
始めは、嫌々という雰囲気だった二人が、父親のいないタオは、ウォルトにその影を見たのか、彼のぶっきらぼうな優しさに気づき、ウォルトは再び息子を持ったように、彼を一人前の男にするという目標を得て生き生きとする。
だが、諦めの悪いギャング達はタオに付きまとい、彼の家族をも命の危険にさらす。
心を開き始めたタオ、そしてスーの未来を守るため、ウォルトは立ち上がった。
え~、そうですね。
よかったです。
一緒に観たお姉様は、とにかくイーストウッドが年取ってショックと言ってましたが……(笑)
そうですねぇ……もう5年くらい前にこの脚本と出会っててくれたらよかったかなぁ。
とはいえ、イーストウッドが笑わせてくれるという、今までにはなかなかない形です。
黒人とかアジア系人種とかを、とにかく嫌っていたウォルトが、スーからどうして自分達がアメリカにやってきたのかという話を聞いたり、隣家のパーティーに参加して祈祷師に自分のことを言い当てられたり、気のいいおばちゃんたちの歓待を受けるうちに、彼らの方が家族よりも身近に思えると呟いたりするようになる。
ウォルトのファミリーネームは「コワルスキー」だし、馴染みの床屋も彼をポーランド野郎と呼んだりするように、彼自身も元々は移民の子なんだよね。
だから、改めて話を聞くことによって、訳あってこの『アメリカ』という国にたどり着いた人達と自分を重ねることが出来たのかもしれない。
登場する人たちは、ウォルトも含め、殆どルーツはよその国の人たちなんですよね。
そうか、アメリカってそういう国なんだな~と、改めて思いました。
さて、ウォルトですが、最初はとにかく唸ってるんですよ。
飼い犬のデイジーよりも唸っている。(そういえば、デイジーって殆ど鳴いたりもしなかったな…)
ホント、犬みたいに唸って他の人達を遠ざけていた感じ。
唸り声が少なくなっていくにつれて、彼と周りの人たちの距離が縮まっていく。
奥さんに頼まれていたからとしつこく訪ねて来る神父を、最初はけんもほろろに追い返していたけど、その彼ともタオの事件をきっかけにグッと距離が縮まって、人間同士の話が出来るようになる。
タオという少年を成長させようとしたことで、彼自身にも変化が訪れたのだ。
ラストは
衝撃、というか……
ウォルトの行動で、すぐに察しが着いちゃうんですが、予定調和といえども、よいラストシーンだと思います。
これは、少年が男に成長していく物語でもあるんだけど、爺さんの(ある意味)成長物語だと思う。
それにしても、『春巻』の美味そうなこと……あぁ、食べたい~
ちょっと昔っぽい竹の子がいっぱい入ったヤツ!!
あぁ、考えるだけで……、ジュル(^u^)
監督作の『チェンジリング』が公開されたばかりですが、こちらはイーストウッドの監督・主演作。
最近、妻に先立たれたばかりの一人暮らしの老人、ウォルト。
心を許せる人は少なく、孫娘であろうともへそ出しスタイルなど許せない。
無礼な若者達への怒りを隠さず、自宅の芝生に入る者はライフル銃を突きつけて脅す。
そんなウォルトを二人の息子やその家族は敬遠している。
長年勤めたフォードの自動車工場も既にリタイアし、家の修理をしたり、ポーチでビールを飲んだりして一日を過ごしている。
ある日、隣家の息子タオがギャングの一味であるいとこに脅されて、ウォルト所有のヴィンテージ・カー『グラン・トリノ』を盗もうとしてガレージに忍び込むが、ライフルを持ったウォルトに脅されて逃げ帰る。
次の日、タオのところにまたやって来たギャング達を追い払ったことから、ウォルトと隣に住むモン族の一家に不思議な絆が出来る。
コチコチの差別主義者だったウォルトだが、偶然助けたタオの姉、スーに心を開くようになる。
そんなある日、タオが母と姉に連れられて、ウォルトの家へやってくる。
車を盗もうとした償いに、彼を働かせてくれと言うのだ。
迷惑がっていたウォルトだが、やがて押し切られてしまう。
始めは、嫌々という雰囲気だった二人が、父親のいないタオは、ウォルトにその影を見たのか、彼のぶっきらぼうな優しさに気づき、ウォルトは再び息子を持ったように、彼を一人前の男にするという目標を得て生き生きとする。
だが、諦めの悪いギャング達はタオに付きまとい、彼の家族をも命の危険にさらす。
心を開き始めたタオ、そしてスーの未来を守るため、ウォルトは立ち上がった。
え~、そうですね。
よかったです。
一緒に観たお姉様は、とにかくイーストウッドが年取ってショックと言ってましたが……(笑)
そうですねぇ……もう5年くらい前にこの脚本と出会っててくれたらよかったかなぁ。
とはいえ、イーストウッドが笑わせてくれるという、今までにはなかなかない形です。
黒人とかアジア系人種とかを、とにかく嫌っていたウォルトが、スーからどうして自分達がアメリカにやってきたのかという話を聞いたり、隣家のパーティーに参加して祈祷師に自分のことを言い当てられたり、気のいいおばちゃんたちの歓待を受けるうちに、彼らの方が家族よりも身近に思えると呟いたりするようになる。
ウォルトのファミリーネームは「コワルスキー」だし、馴染みの床屋も彼をポーランド野郎と呼んだりするように、彼自身も元々は移民の子なんだよね。
だから、改めて話を聞くことによって、訳あってこの『アメリカ』という国にたどり着いた人達と自分を重ねることが出来たのかもしれない。
登場する人たちは、ウォルトも含め、殆どルーツはよその国の人たちなんですよね。
そうか、アメリカってそういう国なんだな~と、改めて思いました。
さて、ウォルトですが、最初はとにかく唸ってるんですよ。
飼い犬のデイジーよりも唸っている。(そういえば、デイジーって殆ど鳴いたりもしなかったな…)
ホント、犬みたいに唸って他の人達を遠ざけていた感じ。
唸り声が少なくなっていくにつれて、彼と周りの人たちの距離が縮まっていく。
奥さんに頼まれていたからとしつこく訪ねて来る神父を、最初はけんもほろろに追い返していたけど、その彼ともタオの事件をきっかけにグッと距離が縮まって、人間同士の話が出来るようになる。
タオという少年を成長させようとしたことで、彼自身にも変化が訪れたのだ。
ラストは
衝撃、というか……
ウォルトの行動で、すぐに察しが着いちゃうんですが、予定調和といえども、よいラストシーンだと思います。
これは、少年が男に成長していく物語でもあるんだけど、爺さんの(ある意味)成長物語だと思う。
それにしても、『春巻』の美味そうなこと……あぁ、食べたい~
ちょっと昔っぽい竹の子がいっぱい入ったヤツ!!
あぁ、考えるだけで……、ジュル(^u^)
PR