私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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試写会に行ってきました。
幕開け、老女が病院のベッドに寝ている。
様々な機器が周りに置かれ、娘に付き添われている。
旅立ちは間近らしい。
外では嵐が近づいていた。
聞こえてきた時計の鐘の音で、老女は駅にあった時計の由来を語り始める。
その時計を作ったのは盲目の時計職人だった。
彼は、戦争で息子を失った。
時間を巻き戻すことが出来たなら……
失った息子を取り戻せるのではないか
そう考えた彼が作った時計は時を逆に刻む物だった。
その後、彼は店を閉めた。
そして、海へ消えたとも、ひっそり息を引き取ったとも言われた。
そうして、老女は娘にカバンに入っている日記を読んでくれるように頼む。
それは、彼女自身の日記ではなくベンジャミン・バトンという人物の日記だった。
「私はベンジャミン・バトン。変わった境遇で生まれてきた。第一次世界大戦も終わり、生まれるには最高の夜だった」
彼は生まれてすぐに、父親に養老院の階段に捨てられた。
生まれたばかりの彼だったが、その容姿はまるで老人だった。
その養老院で働いていた黒人女性クイニーに、拾われベンジャミンと名づけられた。
生まれながらの老人であるベンジャミンは、すぐに施設の老人たちの中に溶け込んだ。
“母親”クイニーの愛情に包まれて、ベンジャミンは成長していった。
車椅子から立ち上がって歩き、シワだらけだった顔は次第に若々しくなり、髪も増えていった。
ベンジャミンは時が経つにつれて若返っていったのだ。
ある日、ベンジャミンは、施設の入居者の孫娘、デイジーと出会う。
彼女こそが、彼の運命の鍵を握る人物だった。
やがて、船に乗り込み働くようになり、様々な経験をしていくベンジャミン。
その間にも、デイジーと再び出会い、そしてまた、別れを繰り返す。
やがて、二人は共に人生の半ばに差し掛かり、ついに結ばれた。
だが、自分の数奇な運命にベンジャミンは、ある決心をする。
前日、寝るのが遅くなってしまったので、3時間近くも大丈夫かな?と不安だったのですが、寝ませんでした。
フィンチャー作品て苦手なんですけど、これは大丈夫だった。
て、ことは、フィンチャーファンには物足りないんだろうなぁ……
「セブン」は早々に観る気をなくし…、「ファイト・クラブ」は結構早い段階で気づいてしまったので、「シックス・センス」のごとく、やっぱりな…と思って終わり。
なので、ちょっと心配してたんですよね~
でも、まぁ、思ってたよりは大分と良かったです。
元々はフィッツジェラルドの短編小説らしいのですが、こちらを読んでいないので、ストーリーがどの程度小説どおりなのかは分かりませんが、短編小説であるということは、相当に膨らませてあるんだろうなぁ。
ベンジャミンの境遇が数奇なのであって、ストーリーとしては至極真っ当という感じです。
ベンジャミンとデイジーの「悲恋」がお話の軸なので、見ようによっては一大メロドラマとも言えますね。
彼の数奇な運命が、駅に作られた時計と関係あるのか?とか、彼の晩年はそんでいいのか?とか、色々つっ込みたいところもありますが、まぁ程々の出来なのではないでしょうか?
お金払ってみても、損ではないと思う。(フィンチャー好きは、お金を捨てる覚悟がいるかも)
この映画で凄いなぁと思ったのは、各年代の主役の二人。
老人姿は、今のメイク技術だと、それ程驚くものでもないけど、若い時代は凄いですね。
まぁ、メイクだけじゃなくてCGも使ってるんでしょうけど。
皮膚感が昔のディズニーのアニメみたい。
白雪姫とか、あんな感じじゃなかったかな~
時間を巻き戻せたら……というのは、人間誰しも一度は思ったことがあると思いますが、それはいったん『正』の方向に進んだものを『負』の方向に戻したいんであって、ベンジャミンのようにただ逆方向に進んでいくというのは、どんな感じなんだろうなぁと思います。
僕は特別なんだ、と思うだけじゃ、普通は済ませられないよね。
個人的にはティルダ・スウィントンがよかったな。
まぁ、別に彼女でなくてもいいといえばいい役かもしれないけど、こういう『可愛い』彼女を見るのは初めてといっていいくらいなので。
それと、タイトルですが、やっぱり普通に『ベンジャミン・ボタン』にした方が良かったんでは?
『ボタンのボタン社』じゃないと、別に洒落でもなんでもないし、オープニングの凝った作りのロゴマークも意味が分かってもらえないのでは?と不憫です(>_<)
幕開け、老女が病院のベッドに寝ている。
様々な機器が周りに置かれ、娘に付き添われている。
旅立ちは間近らしい。
外では嵐が近づいていた。
聞こえてきた時計の鐘の音で、老女は駅にあった時計の由来を語り始める。
その時計を作ったのは盲目の時計職人だった。
彼は、戦争で息子を失った。
時間を巻き戻すことが出来たなら……
失った息子を取り戻せるのではないか
そう考えた彼が作った時計は時を逆に刻む物だった。
その後、彼は店を閉めた。
そして、海へ消えたとも、ひっそり息を引き取ったとも言われた。
そうして、老女は娘にカバンに入っている日記を読んでくれるように頼む。
それは、彼女自身の日記ではなくベンジャミン・バトンという人物の日記だった。
「私はベンジャミン・バトン。変わった境遇で生まれてきた。第一次世界大戦も終わり、生まれるには最高の夜だった」
彼は生まれてすぐに、父親に養老院の階段に捨てられた。
生まれたばかりの彼だったが、その容姿はまるで老人だった。
その養老院で働いていた黒人女性クイニーに、拾われベンジャミンと名づけられた。
生まれながらの老人であるベンジャミンは、すぐに施設の老人たちの中に溶け込んだ。
“母親”クイニーの愛情に包まれて、ベンジャミンは成長していった。
車椅子から立ち上がって歩き、シワだらけだった顔は次第に若々しくなり、髪も増えていった。
ベンジャミンは時が経つにつれて若返っていったのだ。
ある日、ベンジャミンは、施設の入居者の孫娘、デイジーと出会う。
彼女こそが、彼の運命の鍵を握る人物だった。
やがて、船に乗り込み働くようになり、様々な経験をしていくベンジャミン。
その間にも、デイジーと再び出会い、そしてまた、別れを繰り返す。
やがて、二人は共に人生の半ばに差し掛かり、ついに結ばれた。
だが、自分の数奇な運命にベンジャミンは、ある決心をする。
前日、寝るのが遅くなってしまったので、3時間近くも大丈夫かな?と不安だったのですが、寝ませんでした。
フィンチャー作品て苦手なんですけど、これは大丈夫だった。
て、ことは、フィンチャーファンには物足りないんだろうなぁ……
「セブン」は早々に観る気をなくし…、「ファイト・クラブ」は結構早い段階で気づいてしまったので、「シックス・センス」のごとく、やっぱりな…と思って終わり。
なので、ちょっと心配してたんですよね~
でも、まぁ、思ってたよりは大分と良かったです。
元々はフィッツジェラルドの短編小説らしいのですが、こちらを読んでいないので、ストーリーがどの程度小説どおりなのかは分かりませんが、短編小説であるということは、相当に膨らませてあるんだろうなぁ。
ベンジャミンの境遇が数奇なのであって、ストーリーとしては至極真っ当という感じです。
ベンジャミンとデイジーの「悲恋」がお話の軸なので、見ようによっては一大メロドラマとも言えますね。
彼の数奇な運命が、駅に作られた時計と関係あるのか?とか、彼の晩年はそんでいいのか?とか、色々つっ込みたいところもありますが、まぁ程々の出来なのではないでしょうか?
お金払ってみても、損ではないと思う。(フィンチャー好きは、お金を捨てる覚悟がいるかも)
この映画で凄いなぁと思ったのは、各年代の主役の二人。
老人姿は、今のメイク技術だと、それ程驚くものでもないけど、若い時代は凄いですね。
まぁ、メイクだけじゃなくてCGも使ってるんでしょうけど。
皮膚感が昔のディズニーのアニメみたい。
白雪姫とか、あんな感じじゃなかったかな~
時間を巻き戻せたら……というのは、人間誰しも一度は思ったことがあると思いますが、それはいったん『正』の方向に進んだものを『負』の方向に戻したいんであって、ベンジャミンのようにただ逆方向に進んでいくというのは、どんな感じなんだろうなぁと思います。
僕は特別なんだ、と思うだけじゃ、普通は済ませられないよね。
個人的にはティルダ・スウィントンがよかったな。
まぁ、別に彼女でなくてもいいといえばいい役かもしれないけど、こういう『可愛い』彼女を見るのは初めてといっていいくらいなので。
それと、タイトルですが、やっぱり普通に『ベンジャミン・ボタン』にした方が良かったんでは?
『ボタンのボタン社』じゃないと、別に洒落でもなんでもないし、オープニングの凝った作りのロゴマークも意味が分かってもらえないのでは?と不憫です(>_<)
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不思議
しわしわの赤ちゃんで生まれて、また赤ちゃんで
死ぬって不思議。
でも母親が老人を生むってことは無理だから
これで仕方ない・・・
若返りのCGがすごかったです。
老女のデイジーのパンスト履くシーンはお見事!
死ぬって不思議。
でも母親が老人を生むってことは無理だから
これで仕方ない・・・
若返りのCGがすごかったです。
老女のデイジーのパンスト履くシーンはお見事!
アポトーシス
そうですね。
生まれてきた時と死んでいく時と同じ大きさでいいのかしらん?
と思うけど……。
これでいいのだ。
パンストを履くデイジーはホンマにオバハン臭かったですね~←褒めている
凄いです!
生まれてきた時と死んでいく時と同じ大きさでいいのかしらん?
と思うけど……。
これでいいのだ。
パンストを履くデイジーはホンマにオバハン臭かったですね~←褒めている
凄いです!
そうですね。
あの、生まれ方と死に方は理屈から考えるとおかしいんですよね。
個人的には、階段のシーンから、始めればよかったんじゃないかとも思うのですが、ジジィが捨てられたら、拾ってもらえないですよね;;
場所が場所だから世話はしてくれそうだけど、『母親』は手に入らないでしょうね。
>結構この映画って意見が分かれない映画だなと思った。
て、ことは、やっぱりイマイチの映画なのかな~。←赤姫基準
個人的には、階段のシーンから、始めればよかったんじゃないかとも思うのですが、ジジィが捨てられたら、拾ってもらえないですよね;;
場所が場所だから世話はしてくれそうだけど、『母親』は手に入らないでしょうね。
>結構この映画って意見が分かれない映画だなと思った。
て、ことは、やっぱりイマイチの映画なのかな~。←赤姫基準