私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
オモシロモノ
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
ブログ内検索
最古記事
かうんたー
数え始め 2006/11/14
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
観て来ました。
クリスマス間近のある日、助産師アンナ(ナオミ・ワッツ)が働く病院に、身元不明の少女が運び込まれた。
少女は妊娠しており、女の子は無事に誕生したが、彼女は息を引き取ってしまう。
手術に立ち会ったアンナは、彼女のバッグから日記を見つけた。
日記はどうやらロシア語で書かれており、中には“トランスシベリアン”というレストランのカードが挟まっていた。
手がかりを求め、カードを頼りにレストランを訪ねるアンナ。
その時、店の前で、ひとりの男と出会う。
ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)という名前のその男は、運転手だと名乗った。
やがて少女の日記を読んだアンナのロシア人の伯父は、「他人の秘密は暴くべきでない。この日記も彼女とともに葬るべきだ。」と言う。
実は、その日記にはロシアン・マフィアが関わる「イースタン・プロミス」=人身売買についての恐ろしい事実が記されていたのだ。
知らずに危険な場所へと身を置いてしまったアンナに、時折優しさを見せるニコライ。
決して出会う筈のなかったふたりの運命は?
え~と、「あ、そんでか~」と納得し「え、そういうこと!?」と思う、ラスト間近。
『アフタースクール』よりは気持ちのいい『やられた感』じゃないでしょうか?
クローネンバーグらしく死体処理とか、喉を掻っ切られて死ぬところが結構長回しだったりして、ややグロいのですが、今までのよりは格段に見やすいように思います。
脚本は『堕天使のパスポート』のスティーブン・ナイト。
あの作品はロンドンの移民社会の裏側を描いた物でしたね。確か、臓器売買とか……
いつものクローネンバーグらしさをちょっと抑えて、この作品では、彼の脚本を映像化するということに重きを置いたんじゃないでしょうか?
公開前から噂になってた全裸での格闘シーンは、そら、場所が場所やから、普通は裸よね~。
でも、動き回ってるので、気になって仕方がない程は見えません(笑)
ナオミ・ワッツもヴィゴ・モーテンセンもいいけど、個人的に注目はヴァンサン・カッセル。
彼はニコライが運転手をしているロシアン・マフィア組織のボスの息子役。
髪の色のせいか、エンドロール見るまで「この目と目の間の空いた人、知ってる筈なんだけど、誰だっけ~?」状態だったんですけどね(^_^;)
乱暴で残酷かと思うと次の瞬間には繊細で傷つきやすい部分がちらつく。
こういう風に出来る人だったんだなぁ…と、初めて知りました。
ま、出てる映画とか全部見てるわけじゃないから、前からそうだったわよ!!というご意見もあるでしょうが……
何というか、彼を『可愛い』と思ったことは、これまで一度たりともなかったですけど、可愛い、です。
何でしょうね~何か、ほっとけない感じ、ですかね?
ラストの突然さに、肩透かしを食らわないでもないですが、見応えのある映画だと思います。
今までのクローネバーグがダメな人でも、大丈夫です!!
あ、アンナの伯父さん役は『水の中のナイフ』の脚本書いた人なんですね~微妙に贅沢(笑)
クリスマス間近のある日、助産師アンナ(ナオミ・ワッツ)が働く病院に、身元不明の少女が運び込まれた。
少女は妊娠しており、女の子は無事に誕生したが、彼女は息を引き取ってしまう。
手術に立ち会ったアンナは、彼女のバッグから日記を見つけた。
日記はどうやらロシア語で書かれており、中には“トランスシベリアン”というレストランのカードが挟まっていた。
手がかりを求め、カードを頼りにレストランを訪ねるアンナ。
その時、店の前で、ひとりの男と出会う。
ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)という名前のその男は、運転手だと名乗った。
やがて少女の日記を読んだアンナのロシア人の伯父は、「他人の秘密は暴くべきでない。この日記も彼女とともに葬るべきだ。」と言う。
実は、その日記にはロシアン・マフィアが関わる「イースタン・プロミス」=人身売買についての恐ろしい事実が記されていたのだ。
知らずに危険な場所へと身を置いてしまったアンナに、時折優しさを見せるニコライ。
決して出会う筈のなかったふたりの運命は?
え~と、「あ、そんでか~」と納得し「え、そういうこと!?」と思う、ラスト間近。
『アフタースクール』よりは気持ちのいい『やられた感』じゃないでしょうか?
クローネンバーグらしく死体処理とか、喉を掻っ切られて死ぬところが結構長回しだったりして、ややグロいのですが、今までのよりは格段に見やすいように思います。
脚本は『堕天使のパスポート』のスティーブン・ナイト。
あの作品はロンドンの移民社会の裏側を描いた物でしたね。確か、臓器売買とか……
いつものクローネンバーグらしさをちょっと抑えて、この作品では、彼の脚本を映像化するということに重きを置いたんじゃないでしょうか?
公開前から噂になってた全裸での格闘シーンは、そら、場所が場所やから、普通は裸よね~。
でも、動き回ってるので、気になって仕方がない程は見えません(笑)
ナオミ・ワッツもヴィゴ・モーテンセンもいいけど、個人的に注目はヴァンサン・カッセル。
彼はニコライが運転手をしているロシアン・マフィア組織のボスの息子役。
髪の色のせいか、エンドロール見るまで「この目と目の間の空いた人、知ってる筈なんだけど、誰だっけ~?」状態だったんですけどね(^_^;)
乱暴で残酷かと思うと次の瞬間には繊細で傷つきやすい部分がちらつく。
こういう風に出来る人だったんだなぁ…と、初めて知りました。
ま、出てる映画とか全部見てるわけじゃないから、前からそうだったわよ!!というご意見もあるでしょうが……
何というか、彼を『可愛い』と思ったことは、これまで一度たりともなかったですけど、可愛い、です。
何でしょうね~何か、ほっとけない感じ、ですかね?
ラストの突然さに、肩透かしを食らわないでもないですが、見応えのある映画だと思います。
今までのクローネバーグがダメな人でも、大丈夫です!!
あ、アンナの伯父さん役は『水の中のナイフ』の脚本書いた人なんですね~微妙に贅沢(笑)
PR
この記事にコメントする
キリル最高!
はあ~、この原作の人は、こういうテーマの物語を書く人なんだ、納得。
やっぱ、キリル注目ですよね、この映画。今思うと、この人の怪演のおかげで、
「ああ、売られた女の子可哀想」
とか、
「ああ、ヴィゴのヤクザ渋い」
とか、ありきたりな映画にならなかったんじゃないかと思います。
やっぱ、キリル注目ですよね、この映画。今思うと、この人の怪演のおかげで、
「ああ、売られた女の子可哀想」
とか、
「ああ、ヴィゴのヤクザ渋い」
とか、ありきたりな映画にならなかったんじゃないかと思います。
キリル最高!でしょ!!
>やっぱ、キリル注目ですよね
本当に、そう思います。
キリルとの対比によってニコライや、ボスのオトンといった他の登場人物が際立った、というか……
ただのバカ息子じゃなく、こういう単純なようでいて複雑な要素を持つ人物を傍に据えたのは、正解だなと思います。(何か偉そう;;)
そして、見直したよ~ヴァンサン!!
本当に、そう思います。
キリルとの対比によってニコライや、ボスのオトンといった他の登場人物が際立った、というか……
ただのバカ息子じゃなく、こういう単純なようでいて複雑な要素を持つ人物を傍に据えたのは、正解だなと思います。(何か偉そう;;)
そして、見直したよ~ヴァンサン!!