私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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ん~、思っていたのとは何だか違った。
もっと大人たちに敢然と立ち向かうのだと思ってたんだけど……
弁護士のパパ、雑誌記者のママ、悪戯っ子の弟。
ミッションスクールに通い、バカンスはおじいちゃんとおばあちゃんのボルドーの家へ。
可愛い服、上品でおいしい食事、夕食前のお風呂、大好きなものに囲まれていたアンナの毎日がある日……
激動の1970年代、フランス、パリ。
スペイン独裁政権と戦っていた夫が亡くなったことでフランスにやって来た姉の影響から、アンナの父親は共産主義を支持し始める。
母親もそれに賛成し、アンナの生活はどんどんと変わっていく。
チリに旅立ちそこに住む人々のための運動を始める両親。
支援のため、庭付きの家を出て、小さなアパートへ引っ越し、家にはヒゲ面のおじさん達が入り浸り何やら議論を戦わせている。
ミッキーマウスはファシストだとかワケの分からないことを言って取り上げられ、学校は変わらずに済んだものの、大好きだった宗教学の授業も受けられなくなる。
元の生活に戻りたいアンナ。
家を引っ越す時にクビになった家政婦でキューバから逃げてきたというフィロメナは言っていた。
ぜんぶ、フィデルが悪いのよ。
両親のやり方に反対して抗議したアンナ。バカンスは一人でボルドーに行くことに。
おばあちゃんは服を教会に寄付して、貧しい人を助けている。どうしてそんなやり方ではいけないのか?
それでもアンナは家にやってくるヒゲ面のおじさん達の話を聞いたりするうちに自由や社会のことを彼女なりに考えるようになっていく。
でもね、ちょっと待って。
たまにしか会えないおじいちゃん、おばあちゃん以外、パパもママも出入りするヒゲ面のおじさんたちも皆コミュニスト。
そんな人たちが寄ってたかって説き伏せようとするのだ。
ただ大人に丸め込まれたんじゃないのか?
だいたい皆自分達は安全なフランスにいるじゃないか?
父親だって、自分が若い時フランコ派の父と戦わずに家を出たことや、姉に何も出来なかった後悔を今何とか償おうとしているだけなのでは?
アンナに「自分のことばかり」という彼も自分のことばかり考えているように思えて仕方がない。
『他人のために何かしたい』からするんでしょ?それは自分の欲だと思う。
そのために家族を犠牲にしている。分かって欲しいとか、分かってくれるというのは自分勝手な甘えである。
もちろん、家族にそれを期待するのは悪いことじゃない。誰だってそう思ってる。
だけど、それはやっぱり自分勝手だということをもう十分大人なんだから、分かんないと。
子ども相手に何なんだ!?っていう。
後、気になったのは何度も出てくる『それは別の話』という言葉。
キューバから逃げてきたフィロメナをクビにした両親は、新しくギリシャから来た家政婦を雇う。彼女の夫は投獄されているのだという。
「だから彼女によくして」という両親。フィロメナだってキューバから逃げてきたというと、『それは別の話』と言う。
どう別の話なのか?両親は説明してくれない。
宗教学の授業だって、何故いきなり取り上げられなければならないのか?
知った上で、必要ないというのと知らされないのでは大違いだ。
結局子どもは大人のいいようにされているのだ。
人は皆自分のために生きている。
『他人のために』と何かする人もそんな自分が好きだからやっているのだ。
それを悪いことだとは言わない。
だけど、それは自分がそうしたくてやっているのだということをちゃんと覚えておくべきだ。
そういうわけで、とても鬱々とした気分の帰り道だった(+_+)
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もっと大人たちに敢然と立ち向かうのだと思ってたんだけど……
弁護士のパパ、雑誌記者のママ、悪戯っ子の弟。
ミッションスクールに通い、バカンスはおじいちゃんとおばあちゃんのボルドーの家へ。
可愛い服、上品でおいしい食事、夕食前のお風呂、大好きなものに囲まれていたアンナの毎日がある日……
激動の1970年代、フランス、パリ。
スペイン独裁政権と戦っていた夫が亡くなったことでフランスにやって来た姉の影響から、アンナの父親は共産主義を支持し始める。
母親もそれに賛成し、アンナの生活はどんどんと変わっていく。
チリに旅立ちそこに住む人々のための運動を始める両親。
支援のため、庭付きの家を出て、小さなアパートへ引っ越し、家にはヒゲ面のおじさん達が入り浸り何やら議論を戦わせている。
ミッキーマウスはファシストだとかワケの分からないことを言って取り上げられ、学校は変わらずに済んだものの、大好きだった宗教学の授業も受けられなくなる。
元の生活に戻りたいアンナ。
家を引っ越す時にクビになった家政婦でキューバから逃げてきたというフィロメナは言っていた。
ぜんぶ、フィデルが悪いのよ。
両親のやり方に反対して抗議したアンナ。バカンスは一人でボルドーに行くことに。
おばあちゃんは服を教会に寄付して、貧しい人を助けている。どうしてそんなやり方ではいけないのか?
それでもアンナは家にやってくるヒゲ面のおじさん達の話を聞いたりするうちに自由や社会のことを彼女なりに考えるようになっていく。
でもね、ちょっと待って。
たまにしか会えないおじいちゃん、おばあちゃん以外、パパもママも出入りするヒゲ面のおじさんたちも皆コミュニスト。
そんな人たちが寄ってたかって説き伏せようとするのだ。
ただ大人に丸め込まれたんじゃないのか?
だいたい皆自分達は安全なフランスにいるじゃないか?
父親だって、自分が若い時フランコ派の父と戦わずに家を出たことや、姉に何も出来なかった後悔を今何とか償おうとしているだけなのでは?
アンナに「自分のことばかり」という彼も自分のことばかり考えているように思えて仕方がない。
『他人のために何かしたい』からするんでしょ?それは自分の欲だと思う。
そのために家族を犠牲にしている。分かって欲しいとか、分かってくれるというのは自分勝手な甘えである。
もちろん、家族にそれを期待するのは悪いことじゃない。誰だってそう思ってる。
だけど、それはやっぱり自分勝手だということをもう十分大人なんだから、分かんないと。
子ども相手に何なんだ!?っていう。
後、気になったのは何度も出てくる『それは別の話』という言葉。
キューバから逃げてきたフィロメナをクビにした両親は、新しくギリシャから来た家政婦を雇う。彼女の夫は投獄されているのだという。
「だから彼女によくして」という両親。フィロメナだってキューバから逃げてきたというと、『それは別の話』と言う。
どう別の話なのか?両親は説明してくれない。
宗教学の授業だって、何故いきなり取り上げられなければならないのか?
知った上で、必要ないというのと知らされないのでは大違いだ。
結局子どもは大人のいいようにされているのだ。
人は皆自分のために生きている。
『他人のために』と何かする人もそんな自分が好きだからやっているのだ。
それを悪いことだとは言わない。
だけど、それは自分がそうしたくてやっているのだということをちゃんと覚えておくべきだ。
そういうわけで、とても鬱々とした気分の帰り道だった(+_+)
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止めた~
感想読んで、いく気がなくなりました(・ ・;)
大人の都合で言い含められるシーンがあるんですね。
子供時代、同じ経験をしたからちょっとひいて
しまうかも。
親の言う通りにして良い事もありますが・・・
大人の都合で言い含められるシーンがあるんですね。
子供時代、同じ経験をしたからちょっとひいて
しまうかも。
親の言う通りにして良い事もありますが・・・
えぇ~!!
いや~ん。責任重大じゃないですか!
観て損したと思う方が観なくて後悔するよりもいいですよ!
大人の都合で言い含められるというか…ヒゲの革命家のお兄さん達は、一生懸命説明しようとしてくれたりして、微笑ましいんですけどね。
両親がちょっと…かな……何故宗教学が受けられないのかとか、説明してくれないのです。
これが、理不尽ていうか、やっぱり私も子どもの頃思い出して嫌だったのかな……。
観て損したと思う方が観なくて後悔するよりもいいですよ!
大人の都合で言い含められるというか…ヒゲの革命家のお兄さん達は、一生懸命説明しようとしてくれたりして、微笑ましいんですけどね。
両親がちょっと…かな……何故宗教学が受けられないのかとか、説明してくれないのです。
これが、理不尽ていうか、やっぱり私も子どもの頃思い出して嫌だったのかな……。
わぉ~ん。
そうですか!?
責任重大だなぁ……
でも、自分が一般的な感性を持ってない自信がありありなので(~_~;)
せめて、あの道の工事が終われば…ですね。
責任重大だなぁ……
でも、自分が一般的な感性を持ってない自信がありありなので(~_~;)
せめて、あの道の工事が終われば…ですね。