私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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観て来ました。
予告で見た時から面白そうだと思ってたんだけど、よかったです。
元になっているのはナチスのベルンハルト作戦。
国家による史上最大の贋札事件といわれ、ナチス・ドイツがイギリスの経済混乱を狙ったもので、強制収容所内の紙幣贋造工場で大量のポンド札が作られたというもの。
この事件を元に、強制的に贋札作りをさせられていたユダヤ系技術者の視点から描いたのだそうです。
国際的な贋作師サリーはある日、贋ドル札が元でとうとう逮捕される。
強制収容所に送られた彼だったが、絵の才能を買われ、他の者たちよりは優遇されていた。
しかし、ある日移送を言い渡され……
連れて行かれたのはザクセンハウゼン強制収容所。
そこには印刷技師や、版画家、写真家、美術学生などが集められていた。
そこで、彼らの仕事が告げられる。
先ずは、『完璧なポンド札』を作ること。
紙の素材などさまざまな面で躓きつつも贋札作りは進んでいくのだが、その成功はナチスに資金を与え、戦況を有利にし、ひいては収容所にいる家族や同胞を苦しめ続けることを意味する。
自分の命か、正義か……
ポンド札を成功された後、ドル札の贋造を言い渡された彼ら。
印刷技師のブルガーは自分達の仕事がナチスに力をつけることだと分かっているので、色々と手を使って印刷が上手くいかないようにします。
しかし、業を煮やした将校に期日までに完成させなければ見せしめに五人を殺すといわれ、彼らの中にも波風が立っていき、贋札製造グループのリーダーであるサリーは決断を迫られます。
この映画の中で、私が心に残っているのは、どんなにひどい状況でも人は他人のことを思いやることが出来るのかな?ってこと。
サリーは、移送される途中でコーリャという青年に出会います。
話すうちに、彼が自分と同じくロシア出身で、しかも同じ美校に通っていたことを知ります。
ロシア語で話すことを嫌がってさえいたサリーですが、彼のことはいつも気にかけていて、結核にかかってしまった彼をあれこれと世話し、薬さえ手に入れようとするのです。
本当にこんな風に、極限でも他人のことを思いやれるのなら人間て捨てたもんじゃない。と思うのですが……
正義に殉じようとする印刷技師を『青い棘』でヘルムート・バーガーの再来(それは言い過ぎだと思うのよ;;)と言われたアウグスト・ディールが演じています。
最初と最後のシーンが海辺なのですが、印象的でとてもいいです。
あと、本当にちょっとのことで人生変わっちゃうんだなぁってこと。
サリーがあの夜、色気づかないで予定通りとっとと逃げてれば、一体どうなっていたのだろう?とかね。
舞台が舞台なので、楽しい映画とはいえませんが、見応えのあるいい映画でした。
興味を持ってくださった方は是非観てください。
余談:やはり、ドイツ人が着るナチスの軍服はいい。あの服にはあの肩と腰が必要なのだなとしみじみ。すみませんね、軍服好きなもので(^_^;)
予告で見た時から面白そうだと思ってたんだけど、よかったです。
元になっているのはナチスのベルンハルト作戦。
国家による史上最大の贋札事件といわれ、ナチス・ドイツがイギリスの経済混乱を狙ったもので、強制収容所内の紙幣贋造工場で大量のポンド札が作られたというもの。
この事件を元に、強制的に贋札作りをさせられていたユダヤ系技術者の視点から描いたのだそうです。
国際的な贋作師サリーはある日、贋ドル札が元でとうとう逮捕される。
強制収容所に送られた彼だったが、絵の才能を買われ、他の者たちよりは優遇されていた。
しかし、ある日移送を言い渡され……
連れて行かれたのはザクセンハウゼン強制収容所。
そこには印刷技師や、版画家、写真家、美術学生などが集められていた。
そこで、彼らの仕事が告げられる。
先ずは、『完璧なポンド札』を作ること。
紙の素材などさまざまな面で躓きつつも贋札作りは進んでいくのだが、その成功はナチスに資金を与え、戦況を有利にし、ひいては収容所にいる家族や同胞を苦しめ続けることを意味する。
自分の命か、正義か……
ポンド札を成功された後、ドル札の贋造を言い渡された彼ら。
印刷技師のブルガーは自分達の仕事がナチスに力をつけることだと分かっているので、色々と手を使って印刷が上手くいかないようにします。
しかし、業を煮やした将校に期日までに完成させなければ見せしめに五人を殺すといわれ、彼らの中にも波風が立っていき、贋札製造グループのリーダーであるサリーは決断を迫られます。
この映画の中で、私が心に残っているのは、どんなにひどい状況でも人は他人のことを思いやることが出来るのかな?ってこと。
サリーは、移送される途中でコーリャという青年に出会います。
話すうちに、彼が自分と同じくロシア出身で、しかも同じ美校に通っていたことを知ります。
ロシア語で話すことを嫌がってさえいたサリーですが、彼のことはいつも気にかけていて、結核にかかってしまった彼をあれこれと世話し、薬さえ手に入れようとするのです。
本当にこんな風に、極限でも他人のことを思いやれるのなら人間て捨てたもんじゃない。と思うのですが……
正義に殉じようとする印刷技師を『青い棘』でヘルムート・バーガーの再来(それは言い過ぎだと思うのよ;;)と言われたアウグスト・ディールが演じています。
最初と最後のシーンが海辺なのですが、印象的でとてもいいです。
あと、本当にちょっとのことで人生変わっちゃうんだなぁってこと。
サリーがあの夜、色気づかないで予定通りとっとと逃げてれば、一体どうなっていたのだろう?とかね。
舞台が舞台なので、楽しい映画とはいえませんが、見応えのあるいい映画でした。
興味を持ってくださった方は是非観てください。
余談:やはり、ドイツ人が着るナチスの軍服はいい。あの服にはあの肩と腰が必要なのだなとしみじみ。すみませんね、軍服好きなもので(^_^;)
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うん、いいですよ。
これは、オススメです。
東宝系だから、場所も不便じゃないし。
でも、あまり思案していると終わっちゃいますので、お早めに。
東宝系だから、場所も不便じゃないし。
でも、あまり思案していると終わっちゃいますので、お早めに。