私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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1763年、ヴェネツィアの教会。
ユダヤ人の子供たちが並んで洗礼を受けている。
自分もユダヤ人であるジャコモ・カサノヴァは、儀式を苦々しく見つめていた。
少年エマヌエーレは、改宗する決心がつかず、洗礼の列から離れるが、足を踏み入れた図書館で『神曲』と出会う。
美しいベアトリーチェの挿絵に魅了された彼は、書物を読む自由と引き換えに、洗礼を受け入れた。
こうして、エマヌエーレはロレンツォ・ダ・ポンテと改名した。
青年となったダ・ポンテは、神父でありながら、カサノヴァを師と仰ぎ、放蕩三昧の日々。
また、文筆の才能を発揮し、教会の権力を皮肉る過激な作品を発表することもあった。
秘密結社にも属していたことがバレて、教会に反逆したとしてヴェネツィアからの15年間の追放を言い渡される。
カサノヴァはダ・ポンテに、ウィーンに行くことを薦め、イタリア生まれの作曲家アントニオ・サリエリへの紹介状を託す。
ウィーンについたダ・ポンテはサリエリを訪ねる途中、モーツァルトと出会う。
オペラのリハーサルを行なうサリエリを訪ねたダ・ポンテは、そこで皇帝ヨーゼフ二世に紹介される。
放蕩者との噂のダ・ポンテに興味を抱いた皇帝は、彼にモーツァルトと組んでオペラの新作を書くように言う。
ダ・ポンテの台本による《フィガロの結婚》は大評判となり、皇帝にも気に入られた。
数年後、今やウィーンの人気劇作家となったダ・ポンテは、愛人にした人気歌手フェラレーゼを伴ってカサノヴァを訪ねた。
彼は回顧録を執筆している最中だった。
カサノヴァは、新版《ドン・ジョヴァンニ》をモーツァルトと作るように、ダ・ポンテに助言する。
ダ・ポンテはサリエリと一緒にモーツァルト宅を訪れ、その計画を話す。
しかし、すでに何度も舞台化されていると、乗り気でないモーツァルト。
だが、ダ・ポンテの語るストーリーに、次第に興味を示す。
そして、その日から二人での共同作業が始まった。
音楽史上に燦然と輝くオペラ《ドン・ジョヴァンニ》の創作の裏側を、スペインが誇る巨匠カルロス・サウラが虚実織り交ぜて描く。
名カメラマン、ヴィットリオ・ストラーロとコンビを組み、巨大なセットをしつらえ、18世紀ヨーロッパの雰囲気を再現。
二人の“映像の魔術師”は、音楽とドラマとが融合した華麗な世界を構築した。
というわけで。
いや、もう、書きたいことはこれだけというかね;;
《ドン・ジョバンニ》誕生秘話、みたいな感じですから。
そこに、ダ・ポンテ自身の恋物語を織り交ぜ、彼が語るストーリーの中でダ・ポンテ自身がドン・ジョバンニとして登場したり。
現実と虚構のあいまいさが、魅力でもあり、ややこしくもあり。
ちょっと中だるみかな~?と思うところもありますが、オペラ《ドン・ジョバンニ》をご覧になったことがある方は、また興味深く見れると思うし。
これから見る機会があれば、知ってるとさらに楽しめるかもね。というお話です。
オペラに馴染みがなくてもさっぱり分からないという部分はなく、《ドン・ジョバンニ》の名場面がいろいろ見られるので、実際に見る前の入門編という役割も果たすのでは?
ストラーロの映像は今回も陰影が効いてドラマティック、ストーリーを盛りたてる、というか、すでにストーリーの一部という感じですね。
ちなみに、ドン・ジョバンニはドン・ファンのこと。
カサノヴァがこだわるのも納得?
ユダヤ人の子供たちが並んで洗礼を受けている。
自分もユダヤ人であるジャコモ・カサノヴァは、儀式を苦々しく見つめていた。
少年エマヌエーレは、改宗する決心がつかず、洗礼の列から離れるが、足を踏み入れた図書館で『神曲』と出会う。
美しいベアトリーチェの挿絵に魅了された彼は、書物を読む自由と引き換えに、洗礼を受け入れた。
こうして、エマヌエーレはロレンツォ・ダ・ポンテと改名した。
青年となったダ・ポンテは、神父でありながら、カサノヴァを師と仰ぎ、放蕩三昧の日々。
また、文筆の才能を発揮し、教会の権力を皮肉る過激な作品を発表することもあった。
秘密結社にも属していたことがバレて、教会に反逆したとしてヴェネツィアからの15年間の追放を言い渡される。
カサノヴァはダ・ポンテに、ウィーンに行くことを薦め、イタリア生まれの作曲家アントニオ・サリエリへの紹介状を託す。
ウィーンについたダ・ポンテはサリエリを訪ねる途中、モーツァルトと出会う。
オペラのリハーサルを行なうサリエリを訪ねたダ・ポンテは、そこで皇帝ヨーゼフ二世に紹介される。
放蕩者との噂のダ・ポンテに興味を抱いた皇帝は、彼にモーツァルトと組んでオペラの新作を書くように言う。
ダ・ポンテの台本による《フィガロの結婚》は大評判となり、皇帝にも気に入られた。
数年後、今やウィーンの人気劇作家となったダ・ポンテは、愛人にした人気歌手フェラレーゼを伴ってカサノヴァを訪ねた。
彼は回顧録を執筆している最中だった。
カサノヴァは、新版《ドン・ジョヴァンニ》をモーツァルトと作るように、ダ・ポンテに助言する。
ダ・ポンテはサリエリと一緒にモーツァルト宅を訪れ、その計画を話す。
しかし、すでに何度も舞台化されていると、乗り気でないモーツァルト。
だが、ダ・ポンテの語るストーリーに、次第に興味を示す。
そして、その日から二人での共同作業が始まった。
音楽史上に燦然と輝くオペラ《ドン・ジョヴァンニ》の創作の裏側を、スペインが誇る巨匠カルロス・サウラが虚実織り交ぜて描く。
名カメラマン、ヴィットリオ・ストラーロとコンビを組み、巨大なセットをしつらえ、18世紀ヨーロッパの雰囲気を再現。
二人の“映像の魔術師”は、音楽とドラマとが融合した華麗な世界を構築した。
というわけで。
いや、もう、書きたいことはこれだけというかね;;
《ドン・ジョバンニ》誕生秘話、みたいな感じですから。
そこに、ダ・ポンテ自身の恋物語を織り交ぜ、彼が語るストーリーの中でダ・ポンテ自身がドン・ジョバンニとして登場したり。
現実と虚構のあいまいさが、魅力でもあり、ややこしくもあり。
ちょっと中だるみかな~?と思うところもありますが、オペラ《ドン・ジョバンニ》をご覧になったことがある方は、また興味深く見れると思うし。
これから見る機会があれば、知ってるとさらに楽しめるかもね。というお話です。
オペラに馴染みがなくてもさっぱり分からないという部分はなく、《ドン・ジョバンニ》の名場面がいろいろ見られるので、実際に見る前の入門編という役割も果たすのでは?
ストラーロの映像は今回も陰影が効いてドラマティック、ストーリーを盛りたてる、というか、すでにストーリーの一部という感じですね。
ちなみに、ドン・ジョバンニはドン・ファンのこと。
カサノヴァがこだわるのも納得?
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う~
『アマデウス』の豪華さは期待しちゃダメですけど。
Re:でも
主役はダ・ポンテですから。
脇役でよろしかったら、ぜひ。
多分、イタリア語ですけど。
脇役でよろしかったら、ぜひ。
多分、イタリア語ですけど。