私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
オモシロモノ
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
ブログ内検索
最古記事
かうんたー
数え始め 2006/11/14
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ある日、南アフリカのヨハネスブルグ上空に正体不明の巨大宇宙船が現われ、その場に留まってしまった。
何も起こらないことに業を煮やした人々は宇宙船に乗り込むことに。
そこにいたのは、栄養失調に倒れ、不潔なエイリアン達。
彼らは地球襲撃や友好関係を結ぼうと来たわけではなく、漂着した難民だったのだ。
追い返すことも出来ず、仕方なく彼らを難民として受入れる政府。
それから20数年が経った。
エイリアンの居住区“第9地区”はいまやスラム化し、地域住民の不満は爆発寸前。
そこで多国籍企業(民間軍事会社のよう)MNUは、エイリアン達を新たな居住区へ強制的に移住させることを決定した。
プロジェクトの最高責任者に抜擢された社長の娘婿でエイリアン対策課のヴィカスは、早速、彼らの住居を訪問し、立ち退きの通達をして廻る。
ところがその最中に、謎の液体を浴びてしまうヴィカス。
それは、人類と“彼ら”の歴史を変える大事件の引き金だった……。
面白かった!!
ドキュメンタリー風にヴィカスのインタビューや緊急ニュースの映像から、立ち退きの様子を記録する映像になり、身体に変異を起したヴィカスを追うところぐらいからフィクションらしくなってくる。
ヨハネスブルグが舞台っていうのがいいですよね。
何となくイメージはあるけど、よく知っているという人は少ないだろうし。
そのイメージもあんまりよくないし。
公用語が英語っていうのも、プラス要素でしょう。
さて、この、ヴィカスって人がですね。
まぁ、大きなプロジェクトの責任者に抜擢されたんですから、出世なんでしょうし、嬉しいんでしょうけど。
そんな軽いノリでいいの!?っていう。
一応、退去に応じるサインをもらわなきゃ、ってことで、一軒一軒回るんですけど、「イヤだ!」って、振り払った手形が付いてるからこれでいいんじゃないかとか。
好物のネコ缶(何でネコ缶!?と思ってたんだけど、パンフレット読んで分かりました。読んだ人で「へぇ」を分かち合いましょう!)で釣ってサインさせたり。
で、このエイリアン達が『エビ』と呼ばれているのですが、甲殻類っぽいような、昆虫っぽいような見た目で。
やっぱり、いきなり隣に越してきたりしたら抵抗あるよね~;;
って感じなんですよ。
で、大体のエイリアンがあんな巨大宇宙船でやってきたと思えるような知性があんまりなく、野性味たっぷりというか……
人間が乗り込んだ時には、栄養失調で無気力になってしまっていた。
働き蜂に相当する層で、知性のある上層部は死んでしまったようだ。
とか、言われていましたが、それにしても……
で、上で書いたように、ヴィカスの身体に変化が現われます。
何と彼はだんだんと『エビ』化していくのだ!
今まで差別していた側と同じ姿になっていくことに対する動揺が、そして彼の変化を知った人々の考えが、メチャクチャだけど、何ともリアル。
ヴィカスって人は悪人でもないし、善人でもない。
物すごく役人的だし、小市民。
そんな人が、世界中から狙われる存在になる。
というのも、エイリアンの持っていた威力抜群の武器は指紋認証ならぬDNA認証式で、人間には使えなかったのです。
人間であり、エイリアンであり、しかも生きている。
そんな彼には物すごい値打ちが付いた訳です。
そして、彼のサバイバルが始まります。
今まで味方だと思っていた人達も、もう信じられない……
彼が逃げ込んだ場所は、何と第9地区。
そこでのエイリアン親子との出会いが、彼の中の何かを変えていく。
舞台が南アフリカということで、やっぱりアパルトヘイトが思い浮かぶし、難民キャンプに他の国々の問題も思い当たる。
民間の軍事会社というのも、特殊なようで身近らしい存在だし。
ヴィカスは悪人じゃないけど、やっぱり人間てこすいよな~っていう象徴だと思う。
そんな政治問題、人間という存在に関することも思い至らせつつ、ちゃんとSFアクションしている。
ヴィカスが逃げ込んだ先のエイリアン、クリストファー・ジョンソンは、他の『エビ』達と違って高度な知能を持っているよう。
宇宙船で自分が治せると知ったヴィカスは、協力して自分をこんな姿にした液体を盗りにMNUにクリストファーと向かう。
ここから、銃撃戦あり爆破あり(クリストファーは、バーン・ノーティスのマイケルよろしく爆弾もサクサクッと作ってしまう)のアクション映画。
おまけに搭乗型戦闘ロボットまで出てくる。
そうして2人で戦う内に、何かしらの絆が生まれてバディ・ムービーな趣まで。
ヴィカスの変わってしまった外側。
内側の変わった部分と変わらない部分。
ラストシーン、切なさと安堵と、約束が守られて欲しいという願いに、胸がキュンとなる。
そうそう、ヴィカス役の彼が映画化されるAチームの私の愛しのモンキー役なんだとか……。
超クレイジーな彼がどんな風になるのか?
まぁ、ブラッドリー・クーパーのフェイスよりはいいかな~
顔不足だよ、顔不足。
男前度が足りません。
何も起こらないことに業を煮やした人々は宇宙船に乗り込むことに。
そこにいたのは、栄養失調に倒れ、不潔なエイリアン達。
彼らは地球襲撃や友好関係を結ぼうと来たわけではなく、漂着した難民だったのだ。
追い返すことも出来ず、仕方なく彼らを難民として受入れる政府。
それから20数年が経った。
エイリアンの居住区“第9地区”はいまやスラム化し、地域住民の不満は爆発寸前。
そこで多国籍企業(民間軍事会社のよう)MNUは、エイリアン達を新たな居住区へ強制的に移住させることを決定した。
プロジェクトの最高責任者に抜擢された社長の娘婿でエイリアン対策課のヴィカスは、早速、彼らの住居を訪問し、立ち退きの通達をして廻る。
ところがその最中に、謎の液体を浴びてしまうヴィカス。
それは、人類と“彼ら”の歴史を変える大事件の引き金だった……。
面白かった!!
ドキュメンタリー風にヴィカスのインタビューや緊急ニュースの映像から、立ち退きの様子を記録する映像になり、身体に変異を起したヴィカスを追うところぐらいからフィクションらしくなってくる。
ヨハネスブルグが舞台っていうのがいいですよね。
何となくイメージはあるけど、よく知っているという人は少ないだろうし。
そのイメージもあんまりよくないし。
公用語が英語っていうのも、プラス要素でしょう。
さて、この、ヴィカスって人がですね。
まぁ、大きなプロジェクトの責任者に抜擢されたんですから、出世なんでしょうし、嬉しいんでしょうけど。
そんな軽いノリでいいの!?っていう。
一応、退去に応じるサインをもらわなきゃ、ってことで、一軒一軒回るんですけど、「イヤだ!」って、振り払った手形が付いてるからこれでいいんじゃないかとか。
好物のネコ缶(何でネコ缶!?と思ってたんだけど、パンフレット読んで分かりました。読んだ人で「へぇ」を分かち合いましょう!)で釣ってサインさせたり。
で、このエイリアン達が『エビ』と呼ばれているのですが、甲殻類っぽいような、昆虫っぽいような見た目で。
やっぱり、いきなり隣に越してきたりしたら抵抗あるよね~;;
って感じなんですよ。
で、大体のエイリアンがあんな巨大宇宙船でやってきたと思えるような知性があんまりなく、野性味たっぷりというか……
人間が乗り込んだ時には、栄養失調で無気力になってしまっていた。
働き蜂に相当する層で、知性のある上層部は死んでしまったようだ。
とか、言われていましたが、それにしても……
で、上で書いたように、ヴィカスの身体に変化が現われます。
何と彼はだんだんと『エビ』化していくのだ!
今まで差別していた側と同じ姿になっていくことに対する動揺が、そして彼の変化を知った人々の考えが、メチャクチャだけど、何ともリアル。
ヴィカスって人は悪人でもないし、善人でもない。
物すごく役人的だし、小市民。
そんな人が、世界中から狙われる存在になる。
というのも、エイリアンの持っていた威力抜群の武器は指紋認証ならぬDNA認証式で、人間には使えなかったのです。
人間であり、エイリアンであり、しかも生きている。
そんな彼には物すごい値打ちが付いた訳です。
そして、彼のサバイバルが始まります。
今まで味方だと思っていた人達も、もう信じられない……
彼が逃げ込んだ場所は、何と第9地区。
そこでのエイリアン親子との出会いが、彼の中の何かを変えていく。
舞台が南アフリカということで、やっぱりアパルトヘイトが思い浮かぶし、難民キャンプに他の国々の問題も思い当たる。
民間の軍事会社というのも、特殊なようで身近らしい存在だし。
ヴィカスは悪人じゃないけど、やっぱり人間てこすいよな~っていう象徴だと思う。
そんな政治問題、人間という存在に関することも思い至らせつつ、ちゃんとSFアクションしている。
ヴィカスが逃げ込んだ先のエイリアン、クリストファー・ジョンソンは、他の『エビ』達と違って高度な知能を持っているよう。
宇宙船で自分が治せると知ったヴィカスは、協力して自分をこんな姿にした液体を盗りにMNUにクリストファーと向かう。
ここから、銃撃戦あり爆破あり(クリストファーは、バーン・ノーティスのマイケルよろしく爆弾もサクサクッと作ってしまう)のアクション映画。
おまけに搭乗型戦闘ロボットまで出てくる。
そうして2人で戦う内に、何かしらの絆が生まれてバディ・ムービーな趣まで。
ヴィカスの変わってしまった外側。
内側の変わった部分と変わらない部分。
ラストシーン、切なさと安堵と、約束が守られて欲しいという願いに、胸がキュンとなる。
そうそう、ヴィカス役の彼が映画化されるAチームの私の愛しのモンキー役なんだとか……。
超クレイジーな彼がどんな風になるのか?
まぁ、ブラッドリー・クーパーのフェイスよりはいいかな~
顔不足だよ、顔不足。
男前度が足りません。
PR