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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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観てきました。
66歳(なんだね!)にして年間100本以上の「ネバー・エンディング・ツアー」を続ける現役のトップミュージシャンであり、10年間ノーベル文学賞候補に挙がっている詩人(へ~)、ボブ・ディラン。
まさに<生ける伝説>(屍ではない;;)と呼ぶにふさわしい(んだって)孤高のアーティストの半生を、鬼才トッド・ヘインズが映画化。
野心に燃えたフォークシンガー、時代を映すロックの殉教者、1人の女性を不器用に愛した映画スター、ランボーに傾倒した詩人…さまざまな顔をもつ彼を描く。

ディランの持つさまざまな側面が6人の人格に分けられている。
無法者:リチャード・ギア
革命家:クリスチャン・ベイル
詩人:ベン・ウィショー
放浪者:マーカス・カール・フランクリン
映画スター:ヒース・レジャー
ロックスター:ケイト・ブランシェット

一人の人のことだ思うと、まるで多重人格みたいですが……(笑)
これは、でも特別なことでもなく、誰にでもあることだよね?
普通は、複数ある人格を統合する核になる人格があるから、私たちは人格乖離ということにはならないわけだけど、朝いい気分で目覚めても、眠る頃にはどうしてだか悲しくて仕方がないこともある。(逆もまた然り)
これはちょっと違うか…?
でも、誰でも何重人格化ではあるわけで(と、思ってるんだけど)、それらが勝手に歩き出したらこんな感じになるのかも。
ディランの伝記、とか思って観るとちょっと違うかなぁと思ったり……
確かに彼の持っているものを形として表に出すとこうなるのかもしれないけれど、多分もう一度彼の中に収めた時にはみ出す部分がたくさんあると思う。
まぁ、でも、面白かったです。
こういうアプローチもありかっていう……
私は、ディランに対しては特に思い入れも何もないので、純粋に映画として楽しめたのかも。
だいたい観に行った理由は
①トッド・ヘインズ(それにしても、好きな監督に本当にゲイが多いわ;;)
②クリスチャン・ベイル
なので
友達から、ケイト・ブランシェットが凄い!と聞いてて、それも楽しみだったんですけど、ホントに、上手く説明できないんですけど今回の彼女は『いや、何か凄いわ!!』という感じ。
何だろうね?
彼女って単に女性というのではなくて、ちょっと微妙なところというか、特異なところにいる感じがするんですけど……
今回はさらにそれを感じますね。
男っぽいというのとも何か違う。
もちろん、女っぽいのでもない。
何だろうな~
この、何だか知らんけど凄い彼女をぜひご覧くださいませ。
見終わった後の心もちも何とも不思議。
ま、ディランを好きになった~!てことはないけどね。
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