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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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久しぶりに松竹座に行ってきました。
金曜日から熱出して結局土日とも寝たきり……
でも、何とか出かけられそうなので(まぁ、気力でもってる気もする)とりあえ、ずなんばへ。
夜の部を観たのですが、海老蔵が風呂場で転んで怪我した(悪いけど、ちょっと気ぃ緩んでると思うわ)というので、代役は誰だろうと思っていたら……
河内屋与兵衛(女殺油地獄)を仁左衛門が演るっていうじゃないですか!!
あぁ!ありがとう海老蔵(オイオイ;;)
彼自身が与兵衛はせいぜい50歳くらいまでと言っていた覚えがあるので、もうずい分やっていない役だと思いますね。
で、今回観てみて
う~ん、やっぱり、彼の言うことは正しい。と思いました。
たいていの役は、芸でカバー出来ると思う。
チラッとしか出ない年寄りのお殿様より主役の若い家来がうんと年上とか言うことはよくありますが(宝塚もね)これは、観ているうちにだんだんそんなことどうでもよくなってくるのですよ。
これが、芸の力だと思うのですけど。
でも、河内屋与兵衛に関しては芸の力だけではカバーしきれないものが必要な気がする。
若さゆえの甘えと無分別と無鉄砲さと無邪気さ、可愛らしさ、そんなものが混然一体となっているのが与兵衛だと言う気がするので、やっぱりその拠り所となる確固たるものが必要。
それがこの場合『本当の若さ』であると思います。
でも、仁左衛門の与兵衛を観れたのはよかったなと思う。(多分孝夫でしか観たことないと思うので)
そして鳥部山心中。愛之助と孝太郎のコンビで見た目もきれいです。
この演目で驚きは竹三郎さん、私も子どもの頃から観てきましたけど、この方が遊女役を演るのなんて始めてみたかも。
女殺油地獄では母親演じておられますが、たいていはこういうお婆さん役をしておられるのばかり観ていたのでビックリ\(◎o◎)/!
いや~ん、まだまだいけますやん!!
今回これがお目当てでふんばつして一等席を取った身替座禅。
仁左衛門の右京は前にも一度観たことがあって、相変わらず可愛い(*^_^*)
愛之助の太郎冠者も再見。
今回は奥方の玉の井は中村歌六さん。う~ん、何だかちょっと、可愛いかも……
いいのか?怖いけど、心根としては可愛らしい人ですからね~うぅん。
今まで左団二、仁左衛門、団十郎、そして今回の歌六さんで玉の井を観ましたけどダントツで怖かったのは、団十郎。
やっぱり、元が端正な方だけに凄みが……;;
この役は普段は立ち役をやっている方が演じて、これなら恐妻家なのも納得。という感じにしないといけないと思うのですね。
団十郎は声も顔もまさに立ち役、なのでとっても怖い。
(いや、本当に男前つうか、きれいな顔なんですけどね。大分前にたまたま劇場前のご挨拶で、ちょうど目の前にいらして、目があってにっこりしてくださって、腰砕けそうでしたもん;;)
そんなわけで、もう一度団十郎の玉の井希望。
来週は、昼の部です。
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