私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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ロシア・ボリショイ交響楽団で劇場清掃員として働くさえない中年男アンドレイ。
実は彼は、かつてはボリショイ交響楽団の天才指揮者だった。
しかし、ユダヤ人をかばったかどで指揮者の座を追われたのだ。
それから30年、思いがけないチャンスが訪れた。
清掃中に届いた1枚のFAX。
それは、パリのシャトレ座からの出演依頼だった。
アンドレイはそのFAXを自分のポケットにしまい、届かなかったことにしてしまう。
とんでもないアイディアが閃いたのだ。
彼と同じように落ちぶれた昔の仲間を集め、ボリショイ交響楽団になりすまし、生涯の夢だったパリ公演を成功させようというのだ!
音楽を捨て、さまざまな職で、逞しく生きているかつての楽団員を誘い歩き、寄せ集めのオーケストラが誕生した。
演奏曲は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
アンドレイがソリストに指名したのは、今をときめくスターヴァイオリニストのアンヌ=マリー・ジャケ。
アンドレイの真の目的は、自身の復活だけではなかった--。
人生のすべてだった音楽を奪われ、一度は自暴自棄になったアンドレイだが、しっかり者の妻に支えられ、暮らしている。。
突拍子もない思いつきによって、くたびれきった中年のおっさんが再び音楽への情熱を取り戻す。
そんな無茶すぎる計画を応援する肝っ玉の据わった奥さん。
かつては楽団のチェロ奏者であり、アンドレイの親友だろう、今は救急車の運転手クマさんのようなサーシャ。
ロマのヴァイオリニストおじさんや、息子も売り込む名トランペッターで、商売人のユダヤ人のオジイ。
等々個性的なかつての名演奏家と、かつて彼を失脚させた元劇場支配人はそれぞれの憧れの地パリへと向かう。
が、
本当に演奏をする気だった者はわずかだったのか、パリにやってきた途端、姿を消してしまう演奏者達。
リハーサルの時間になっても誰も現れない。
アンヌ=マリーとの食事会。
彼はかつて、ともにチャイコフスキーを追求したヴァイオリニストの話を始める。
その話を聞いたアンヌ=マリーは出演できないと彼に告げる。
消えた楽団員、ソリストの不在、他にも頭の痛いことが山積み。
果たして、彼らの夢のコンサートは、実現するのか?
かつての仲間を探したり、パリに着いたあたりはドタバタ喜劇の様相が、後半シリアスモードに。
ちょっと神経質そうなアンドレイと大柄な丹古母鬼馬二さんといった風貌のちょっと強面なんだけど、実はいい人そうなサーシャの凸凹コンビがかつての仲間たちを訪ね歩くシーンとか。
偽造パスポートや、現地で足りない楽器をあっという間に調達する陽気なロマのおじさん、でも彼には別の顔が……
パリに着くなり商売を始めるオジイと息子等々。
しかし、みんながアンドレイの、そして、この公演の真の目的を知った時の決意。
でも、決意だけじゃ技術はついていかないのよ;;
何せリハもしていない楽団の呼吸はバラバラ((+_+))
敵対していたかつての支配人さえ神に祈るほどの酷さ。
しかし、アンヌ=マリーがヴァイオリンを弾き始めた時、奇跡は起こる!
アンドレイとアンヌ=マリー、そしてギレーヌの関係が明かされないところがいいんでしょう。
アンドレイとアンヌ=マリーの関係は、結局最初に思っていたとおりだったのですが、途中、「あれ、違うのかな?」と思わされる、この騙しが効いている。
最初から、引っ掛かっていれば、もっと「あぁ~!」っとなれたかも。
チャイコフスキーの曲が進むにつれて、真実が明らかにされていく、のは観客にだが、演奏するアンヌ=マリーにもきっと伝わった筈。
手垢のついた、ご都合主義の物語かもしれないが、その奥には忘れてはいけない悲しい歴史が埋め込まれている。
それは、記憶にしっかりと留めつつ、とりあえずはハッピーエンドに拍手しよう。
実は彼は、かつてはボリショイ交響楽団の天才指揮者だった。
しかし、ユダヤ人をかばったかどで指揮者の座を追われたのだ。
それから30年、思いがけないチャンスが訪れた。
清掃中に届いた1枚のFAX。
それは、パリのシャトレ座からの出演依頼だった。
アンドレイはそのFAXを自分のポケットにしまい、届かなかったことにしてしまう。
とんでもないアイディアが閃いたのだ。
彼と同じように落ちぶれた昔の仲間を集め、ボリショイ交響楽団になりすまし、生涯の夢だったパリ公演を成功させようというのだ!
音楽を捨て、さまざまな職で、逞しく生きているかつての楽団員を誘い歩き、寄せ集めのオーケストラが誕生した。
演奏曲は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
アンドレイがソリストに指名したのは、今をときめくスターヴァイオリニストのアンヌ=マリー・ジャケ。
アンドレイの真の目的は、自身の復活だけではなかった--。
人生のすべてだった音楽を奪われ、一度は自暴自棄になったアンドレイだが、しっかり者の妻に支えられ、暮らしている。。
突拍子もない思いつきによって、くたびれきった中年のおっさんが再び音楽への情熱を取り戻す。
そんな無茶すぎる計画を応援する肝っ玉の据わった奥さん。
かつては楽団のチェロ奏者であり、アンドレイの親友だろう、今は救急車の運転手クマさんのようなサーシャ。
ロマのヴァイオリニストおじさんや、息子も売り込む名トランペッターで、商売人のユダヤ人のオジイ。
等々個性的なかつての名演奏家と、かつて彼を失脚させた元劇場支配人はそれぞれの憧れの地パリへと向かう。
が、
本当に演奏をする気だった者はわずかだったのか、パリにやってきた途端、姿を消してしまう演奏者達。
リハーサルの時間になっても誰も現れない。
アンヌ=マリーとの食事会。
彼はかつて、ともにチャイコフスキーを追求したヴァイオリニストの話を始める。
その話を聞いたアンヌ=マリーは出演できないと彼に告げる。
消えた楽団員、ソリストの不在、他にも頭の痛いことが山積み。
果たして、彼らの夢のコンサートは、実現するのか?
かつての仲間を探したり、パリに着いたあたりはドタバタ喜劇の様相が、後半シリアスモードに。
ちょっと神経質そうなアンドレイと大柄な丹古母鬼馬二さんといった風貌のちょっと強面なんだけど、実はいい人そうなサーシャの凸凹コンビがかつての仲間たちを訪ね歩くシーンとか。
偽造パスポートや、現地で足りない楽器をあっという間に調達する陽気なロマのおじさん、でも彼には別の顔が……
パリに着くなり商売を始めるオジイと息子等々。
しかし、みんながアンドレイの、そして、この公演の真の目的を知った時の決意。
でも、決意だけじゃ技術はついていかないのよ;;
何せリハもしていない楽団の呼吸はバラバラ((+_+))
敵対していたかつての支配人さえ神に祈るほどの酷さ。
しかし、アンヌ=マリーがヴァイオリンを弾き始めた時、奇跡は起こる!
アンドレイとアンヌ=マリー、そしてギレーヌの関係が明かされないところがいいんでしょう。
アンドレイとアンヌ=マリーの関係は、結局最初に思っていたとおりだったのですが、途中、「あれ、違うのかな?」と思わされる、この騙しが効いている。
最初から、引っ掛かっていれば、もっと「あぁ~!」っとなれたかも。
チャイコフスキーの曲が進むにつれて、真実が明らかにされていく、のは観客にだが、演奏するアンヌ=マリーにもきっと伝わった筈。
手垢のついた、ご都合主義の物語かもしれないが、その奥には忘れてはいけない悲しい歴史が埋め込まれている。
それは、記憶にしっかりと留めつつ、とりあえずはハッピーエンドに拍手しよう。
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