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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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華やかなルネサンスが終焉した時代に、徹底した写実描写、劇的な明暗対比や感情表現で、多くの人を魅了した画家カラヴァッジョ。
情熱的に愛し、信念を貫くために闘いを挑み、そのため多くの敵を作った。
絵画の依頼主であったヨーロッパ貴族らの教皇の座をめぐる争いの中、ある時は時代の籠児に、またある時は反逆者になった数奇な画家の物語。

ミラノ近郊で生まれ育ったカラヴァッジョは、さらなる絵の修行のためにローマへ出る。
仕事もなく、飢えと寒さに震える彼は、画家のマリオと知り合い、彼の協力で工房に入り、次第に成功を収めていく。
従来の方法とは違い、実際にモデルを使って絵を描くカラヴァッジョ。
聖人や聖女のモデルも庶民や娼婦だった。
しかし、教皇に献上する聖母の絵のモデルに町の娘を使ったことが非難を浴び、娘にも危害が及んでしまう。
逆上したカラヴァッジョは娘に傷を負わせた相手と決闘となるが……

天才画家の波乱万丈の人生とともに「聖マタイの召命」や「果物かごをもつ少年」といった名画の数々の誕生の秘密を描いている。
ま、どこまでホンマかは分かりませんけど。
16世紀のことやしね。
この、カラヴァッジョという男、とにかく熱い。
自分の絵をけなされたり、影で貶めた評価をばら撒かれたりすると、真っ向から戦いを挑む。
それも、ほぼ暴力に訴えるといった方がいい方法で。
だが、彼は自分のためだけに戦うのではない。
虐げられている女性を見ると我慢が出来ないらしい。
暴力を振るう男をやり込めたりもするフェミニストでもある。
でも、2日働いて一週間酒びたり、みたいな放蕩者でもある。
事件を起してはパトロン達を煩わせたり、遂には権力者達もかばい切れない程の罪を犯して、ローマを出ることになる。
そうやって、逃亡中であってもあちこちで傑作を残していく。
これは、やっぱり天才なんですかね?
でも、ちゃちゃっと描いているというのではない。
食事をする間も寝る間も惜しんで製作を続けているのだ。
でも、それは描きたいものが描けていないから、自分の頭の中にある『天啓』そのものが描けていないから、ということになるとやっぱり天才なのかな。
小さい頃に父と祖父を亡くした彼は、常に死の影に怯えているようだ。
死は、黒装束の騎士の姿をして彼に付きまとう。(指輪~の昔の王様達みたいな感じ)
そうして、時に悪夢にうなされたり、錯乱したりする彼を恋人のように母親のように支え続ける、生涯の友でもあるマリオが印象的。
歴史や美術史に詳しいわけではないけど、映画の中に見たことのある絵は何枚も出てくるし、その絵が生まれていく過程も興味深い。
また、撮影監督であるストラーロによる、カラヴァッジョ絵画のもつ光と影のコントラストの強さを見事に再現した映像。
それは、作品中に映し出される絵画のみならず、あらゆる光景に眩しい程の光と漆黒の影を映し出し、照りつける太陽の熱さすら感じさせる。
この映像こそが、一番の見ものかな。

デレク・ジャーマンの撮った分がウチにあるはずなんだけど(何それ;;)、長い間見ていないので、どんな話だったか忘れてしまいました(^_^;)
まぁ、大分違ってますね。
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