私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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新居を買うための資金をギャンブル依存症の夫に持ち逃げされてしまったレイ。
彼女は2人の子供を抱えて途方に暮れている。
そして、愛する夫に先立たれ、義理の母に赤ん坊を奪われてしまったモホーク族のライラ。
レイの夫が乗り捨てた車を運転するライラをレイが追ったことで、2人は出会い、それぞれの抱える問題を切り抜けるために、共犯者となる。
ライラがやっていた不法移民をアメリカへと越境させる仕事=犯罪を二人で組んで行うのだ。
ライラは言う。
「あんたは白人だから、車は止められない。」と。
真冬の氷点下の寒さで凍った川を車で渡り、カナダとの国境を越える。
稼ぎはいいが、先住民居留地の外で警察に見つかれば即刑務所入りだ。
人種も生活環境も異なるレイとライラは、最初はいがみ合いながらも、少しずつ信頼関係が生まれていく。
その一方で、2人の行く手には数々の困難やトラブルが待ち受ける。
やがて、二人の命運が尽きたと思われる最悪の事態が訪れ、2人は「究極の決断」を迫られることに……。
期待以上に面白かったです。
冒頭見るからにくたびれて、年齢以上に年取って見えるんじゃないかというおばちゃんが、寒そうなのに外でタバコを吸っている。
確か素足だった。
足の指に掘られたタトゥーがのぞいていた。
身体のあちこちにあるタトゥーは、女優さんの身体に実際にあるものもあるのか、すべて今回の役作りなのか分からないけど、それが、こういう暮らしをせざるを得ない人というのをすごくよく出していた。
若い頃は、少々無茶しても何とかなるけど、年取ってくるとそうも行かない。
多分、固い仕事はしてこなかっただろうから、今だって1$ショップの店員、しかも非正規の職しかない。
まともに働くダンナでもいて自分の小遣い程度を稼ぐならいいけど、暮らしていくのは大変だろう。
新居っていったって、組み立てのプレハブみたいなのだし。
まだまだ底はあるのだろうけど、二人の子供を抱えているとなるとかなり厳しい。
そこへ、ダンナの持ち逃げである。
父親っ子だったらしい長男は、何故探すこともしないのかと母親を責めるが、家族を捨て、家を買うために必死で貯めたと知っている金まで奪って逃げた男なんか探してどうする!?
と、母親は思っているのか……。
最初は無理やりレイを“仕事”に引きずり込んだライラも、母親だ。
しかも、子供を奪われた母親だ。
彼女は子供を取り戻すため、アブナイ仕事をしている。
やがて、二人の思惑は重なり、またずれ始める。
犯罪なんてとんでもないと思っていたレイは、家族のために金を手に入れたくて深みにはまっていくし、ライラは子供を取り戻すためにまともに働こうとする。
二人は“仲良し”にはならないが、友情とは違う次元でつながっている。
ハラハラと二人を見守りながら、最後に二人が出した結論に胸が詰まる。
世界は女が、てか、オカンが回しているのかもね。
彼女は2人の子供を抱えて途方に暮れている。
そして、愛する夫に先立たれ、義理の母に赤ん坊を奪われてしまったモホーク族のライラ。
レイの夫が乗り捨てた車を運転するライラをレイが追ったことで、2人は出会い、それぞれの抱える問題を切り抜けるために、共犯者となる。
ライラがやっていた不法移民をアメリカへと越境させる仕事=犯罪を二人で組んで行うのだ。
ライラは言う。
「あんたは白人だから、車は止められない。」と。
真冬の氷点下の寒さで凍った川を車で渡り、カナダとの国境を越える。
稼ぎはいいが、先住民居留地の外で警察に見つかれば即刑務所入りだ。
人種も生活環境も異なるレイとライラは、最初はいがみ合いながらも、少しずつ信頼関係が生まれていく。
その一方で、2人の行く手には数々の困難やトラブルが待ち受ける。
やがて、二人の命運が尽きたと思われる最悪の事態が訪れ、2人は「究極の決断」を迫られることに……。
期待以上に面白かったです。
冒頭見るからにくたびれて、年齢以上に年取って見えるんじゃないかというおばちゃんが、寒そうなのに外でタバコを吸っている。
確か素足だった。
足の指に掘られたタトゥーがのぞいていた。
身体のあちこちにあるタトゥーは、女優さんの身体に実際にあるものもあるのか、すべて今回の役作りなのか分からないけど、それが、こういう暮らしをせざるを得ない人というのをすごくよく出していた。
若い頃は、少々無茶しても何とかなるけど、年取ってくるとそうも行かない。
多分、固い仕事はしてこなかっただろうから、今だって1$ショップの店員、しかも非正規の職しかない。
まともに働くダンナでもいて自分の小遣い程度を稼ぐならいいけど、暮らしていくのは大変だろう。
新居っていったって、組み立てのプレハブみたいなのだし。
まだまだ底はあるのだろうけど、二人の子供を抱えているとなるとかなり厳しい。
そこへ、ダンナの持ち逃げである。
父親っ子だったらしい長男は、何故探すこともしないのかと母親を責めるが、家族を捨て、家を買うために必死で貯めたと知っている金まで奪って逃げた男なんか探してどうする!?
と、母親は思っているのか……。
最初は無理やりレイを“仕事”に引きずり込んだライラも、母親だ。
しかも、子供を奪われた母親だ。
彼女は子供を取り戻すため、アブナイ仕事をしている。
やがて、二人の思惑は重なり、またずれ始める。
犯罪なんてとんでもないと思っていたレイは、家族のために金を手に入れたくて深みにはまっていくし、ライラは子供を取り戻すためにまともに働こうとする。
二人は“仲良し”にはならないが、友情とは違う次元でつながっている。
ハラハラと二人を見守りながら、最後に二人が出した結論に胸が詰まる。
世界は女が、てか、オカンが回しているのかもね。
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