私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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観てきました。
すんごいタイトルですね(^_^;)
原題をそのまま訳したタイトルですが、これだけ聞いて「おぉ!観に行こう!!」とはならないですね~;;
ガルシア・マルケスの作品の映画化です。
彼の作品では『百年の孤独』がず~っと気になっているのですが、未だに読めていません。
どの辺まで書いたらいいのか、加減がよく分からないので、ネタばれありありだと思います。
冒頭、老人と若い娘がハンモック(でしたよね?)で並んで寝ている。
娘は半裸で、2人はただならぬ関係のようだ。
教会の鐘が鳴り、老人は「誰の葬式だろう?」と呟く。
「ペンテコステ(精霊降臨祭)よ。」と言う娘を彼は否定し、起き上がり、窓の外を見る。
「いや、こんなに鐘が鳴らされるのは市長が死んだ時か……」
老人はハッとして、娘に大学へ行くよう告げて、自分も出かける。
ある人のもとへ……。
19世紀後半から20世紀にかけての内戦とコレラの蔓延に苦しむ南米コロンビアが舞台。
若い電報配達員フロレンティーノは、配達先の裕福なラバ商人の娘に一目惚れをする。
日も夜もなく、彼女を想い、恋に身を焦がすフロレンティーノは、熱烈なラブレターでついに娘の心を掴んだ。
しかし、その娘フェルミーナの父は美しい娘を玉の輿に乗せようと考えており、電報配達員であるフロレンティーノとの仲など認めてもらえるはずも無かった。
2人の仲を引き裂こうと、一家は突然引っ越してしまう。
それでも、フェルミーナを想い続け、再会の日をひたすら待つフロレンティーノ。
ついに、彼女は戻ってきた!
の、だが……
久しぶりにフロレンティーノと会ったフェルミーナ、彼を一目見て彼女はハッとした。
そして「あの頃の私は幻想を見ていたのです。」と、彼を拒絶し、去ってしまう。
それでも、思い切れないフロレンティーノは待つ。
ひたすら待つ。
彼女が結婚しても、自分は独身のまま。
とにかく待つ。
そして、何と何と51年と9ヶ月と4日(彼女と出会った日からだろうなぁ)の後、医師である夫と死別したフェルミーナの前に現われて、再び思いを告げる。
い~や~、コレ何やろ?
そんなに待たれたら、どう思う!?と、訊いて回りたい気分である。
奪おうと考えるでもなく、彼女の夫が死ぬのをひたすら待つっていうのも、慎ましいといえば慎ましいが、何だかオドロオドロシイ;;
彼女が結婚し、子どもを儲け、名士の妻として暮らす間、彼は何をしていたのか?
初め、彼は貞節を守ろうとする。
のだが、母の計らいで遠く離れた土地へ就職するために乗ったその船上で、彼の貞操は奪われてしまう。
突然、ある船室のドアが開き、引きずり込まれた彼は襲われてしまうのだ!!
これで、何か吹っ切っちゃったのか、就職もせずに途中で家に帰ってきちゃうフロレンティーノは、次々と女性と逢瀬を重ねる。
そして、船上での不慮の事故を№1とし、関係を持った女達のことを書き綴っていく。
フロレンティーノも叔父の会社を継ぐことになったり、母親がボケちゃったりして大変なんだけど、彼の関心の大部分は女性との逢瀬にあるように見える。
長い長い年月を経て、再び自分の前に夫の死という最悪のタイミングで現われて、愛を告げるフロレンティーノに激怒するフェルミーナだが、彼からの手紙がだんだんとその閉ざされた心を開いていく。
以前のような激しい恋ではない、包み込むような愛情をいつしか彼女も受け入れていく。
ハッピー・エンドなんだけど、思いを叶えたフロレンティーノの目に映っていたのは、今、目の前にいるフェルミーナなのだろうか?
と、ふと思う。
彼の目には、出会った頃のフェルミーナが映っているのだとしたら、それは幸福なんだろうか?
Happy Togetherを思い出す。
『ブエノスアイレス』そのもののことじゃなくてエンディングに流れていたあの曲である。
Imagine me and you,
I do,
I think about you day and night
It's only right,
To think about the girl you love
And hold her tight,
So happy together
てヤツ。
身代わりの彼女を胸に抱き続けた50年余り、彼の想いは本当に報われたのでしょうか?
イギリスの監督だから仕方がないのかもしれないのだけど、スペイン語で撮ってくれたら、もっと雰囲気が違ってたのじゃないかな~と、少し残念。
そんなの関係ないやん。と思うかもしれないけど、言葉の響きは重要だと思うのだ、意味が分からなくても。
コレラのようなこの愛の『狂熱』の本当の意味、つうか、雰囲気はスペイン語訛りの英語では伝わりきらないような気がする。
蛇足の補足:十代のフロレンティーノは違う俳優さんが演じていて(フェルミーナは、ず~っと一緒)再会の場面からハビエルになるんですけど、ハビエルになった途端に振られたみたいなんだよね~
私としては、船で襲われてる途中で変身した方がよかったんじゃないのかな~と。
すんごいタイトルですね(^_^;)
原題をそのまま訳したタイトルですが、これだけ聞いて「おぉ!観に行こう!!」とはならないですね~;;
ガルシア・マルケスの作品の映画化です。
彼の作品では『百年の孤独』がず~っと気になっているのですが、未だに読めていません。
どの辺まで書いたらいいのか、加減がよく分からないので、ネタばれありありだと思います。
冒頭、老人と若い娘がハンモック(でしたよね?)で並んで寝ている。
娘は半裸で、2人はただならぬ関係のようだ。
教会の鐘が鳴り、老人は「誰の葬式だろう?」と呟く。
「ペンテコステ(精霊降臨祭)よ。」と言う娘を彼は否定し、起き上がり、窓の外を見る。
「いや、こんなに鐘が鳴らされるのは市長が死んだ時か……」
老人はハッとして、娘に大学へ行くよう告げて、自分も出かける。
ある人のもとへ……。
19世紀後半から20世紀にかけての内戦とコレラの蔓延に苦しむ南米コロンビアが舞台。
若い電報配達員フロレンティーノは、配達先の裕福なラバ商人の娘に一目惚れをする。
日も夜もなく、彼女を想い、恋に身を焦がすフロレンティーノは、熱烈なラブレターでついに娘の心を掴んだ。
しかし、その娘フェルミーナの父は美しい娘を玉の輿に乗せようと考えており、電報配達員であるフロレンティーノとの仲など認めてもらえるはずも無かった。
2人の仲を引き裂こうと、一家は突然引っ越してしまう。
それでも、フェルミーナを想い続け、再会の日をひたすら待つフロレンティーノ。
ついに、彼女は戻ってきた!
の、だが……
久しぶりにフロレンティーノと会ったフェルミーナ、彼を一目見て彼女はハッとした。
そして「あの頃の私は幻想を見ていたのです。」と、彼を拒絶し、去ってしまう。
それでも、思い切れないフロレンティーノは待つ。
ひたすら待つ。
彼女が結婚しても、自分は独身のまま。
とにかく待つ。
そして、何と何と51年と9ヶ月と4日(彼女と出会った日からだろうなぁ)の後、医師である夫と死別したフェルミーナの前に現われて、再び思いを告げる。
い~や~、コレ何やろ?
そんなに待たれたら、どう思う!?と、訊いて回りたい気分である。
奪おうと考えるでもなく、彼女の夫が死ぬのをひたすら待つっていうのも、慎ましいといえば慎ましいが、何だかオドロオドロシイ;;
彼女が結婚し、子どもを儲け、名士の妻として暮らす間、彼は何をしていたのか?
初め、彼は貞節を守ろうとする。
のだが、母の計らいで遠く離れた土地へ就職するために乗ったその船上で、彼の貞操は奪われてしまう。
突然、ある船室のドアが開き、引きずり込まれた彼は襲われてしまうのだ!!
これで、何か吹っ切っちゃったのか、就職もせずに途中で家に帰ってきちゃうフロレンティーノは、次々と女性と逢瀬を重ねる。
そして、船上での不慮の事故を№1とし、関係を持った女達のことを書き綴っていく。
フロレンティーノも叔父の会社を継ぐことになったり、母親がボケちゃったりして大変なんだけど、彼の関心の大部分は女性との逢瀬にあるように見える。
長い長い年月を経て、再び自分の前に夫の死という最悪のタイミングで現われて、愛を告げるフロレンティーノに激怒するフェルミーナだが、彼からの手紙がだんだんとその閉ざされた心を開いていく。
以前のような激しい恋ではない、包み込むような愛情をいつしか彼女も受け入れていく。
ハッピー・エンドなんだけど、思いを叶えたフロレンティーノの目に映っていたのは、今、目の前にいるフェルミーナなのだろうか?
と、ふと思う。
彼の目には、出会った頃のフェルミーナが映っているのだとしたら、それは幸福なんだろうか?
Happy Togetherを思い出す。
『ブエノスアイレス』そのもののことじゃなくてエンディングに流れていたあの曲である。
Imagine me and you,
I do,
I think about you day and night
It's only right,
To think about the girl you love
And hold her tight,
So happy together
てヤツ。
身代わりの彼女を胸に抱き続けた50年余り、彼の想いは本当に報われたのでしょうか?
イギリスの監督だから仕方がないのかもしれないのだけど、スペイン語で撮ってくれたら、もっと雰囲気が違ってたのじゃないかな~と、少し残念。
そんなの関係ないやん。と思うかもしれないけど、言葉の響きは重要だと思うのだ、意味が分からなくても。
コレラのようなこの愛の『狂熱』の本当の意味、つうか、雰囲気はスペイン語訛りの英語では伝わりきらないような気がする。
蛇足の補足:十代のフロレンティーノは違う俳優さんが演じていて(フェルミーナは、ず~っと一緒)再会の場面からハビエルになるんですけど、ハビエルになった途端に振られたみたいなんだよね~
私としては、船で襲われてる途中で変身した方がよかったんじゃないのかな~と。
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無題
>ハビエルになった途端に振られたみたい
やっぱそう見えるだろ~~!!それって笑わん?
でもさ、襲われてる途中で変わるのも怖いですよ!貞操失った途端にごついハビエルになるの?まさに変身!!!(爆)
これはね、普通の人の愛じゃないんじゃない。これは愛でしか満たされない男の話なんですよ。自分のブログにも書いたけど、普通の人は、愛じゃなくても幸せになれるのよ。この男は、愛のみ!なんですよ。私はこのくらい明確な人は好感持っちゃう!
やっぱそう見えるだろ~~!!それって笑わん?
でもさ、襲われてる途中で変わるのも怖いですよ!貞操失った途端にごついハビエルになるの?まさに変身!!!(爆)
これはね、普通の人の愛じゃないんじゃない。これは愛でしか満たされない男の話なんですよ。自分のブログにも書いたけど、普通の人は、愛じゃなくても幸せになれるのよ。この男は、愛のみ!なんですよ。私はこのくらい明確な人は好感持っちゃう!
笑う、つか……
可哀想、つか……
襲われてる途中はダメか~
いいアイディアだと思ったんですけど(~_~;)
確かに普通の人の愛じゃないと思うんだけど……
普通の人は、愛じゃなくても幸せになれるんじゃなくて、愛だけじゃ幸せになれないと思うの。
愛があってもさ~明日ご飯が食べれるかどうか…なんてことばかり考えてたら、やっぱりそれは不幸じゃないですか、普通は。
襲われてる途中はダメか~
いいアイディアだと思ったんですけど(~_~;)
確かに普通の人の愛じゃないと思うんだけど……
普通の人は、愛じゃなくても幸せになれるんじゃなくて、愛だけじゃ幸せになれないと思うの。
愛があってもさ~明日ご飯が食べれるかどうか…なんてことばかり考えてたら、やっぱりそれは不幸じゃないですか、普通は。
ロマンチスト
というか、ウザい!キモイ!
って言っちゃいかんのでしょうな~(^_^;)
>叔父の仕事の手紙もラブレターみたい
そう、そうなんですよ。あの人が書く文章!
痒くなるのは私が関西人だから?
も~許されへん!グー殴るよ、グーで。
基本、男性の方がロマンチストでしょうね。うん。
って言っちゃいかんのでしょうな~(^_^;)
>叔父の仕事の手紙もラブレターみたい
そう、そうなんですよ。あの人が書く文章!
痒くなるのは私が関西人だから?
も~許されへん!グー殴るよ、グーで。
基本、男性の方がロマンチストでしょうね。うん。