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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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試写会に行ってきました。

チャーリー・バートレットは17歳のセレブ高校生。
美人のママと豪邸で暮らし、学校へは運転手つきリムジンで登下校。
その上、成績も優秀。
なのに、次々と入学した有名私立高校を退学になってしまう。
何故なら、彼はその明晰な頭脳を生かして、様々な『ビジネス』を校内でやってしまうから。
とうとう、地元の公立高校に通うことに。
転校初日、明らかに周りから浮いているチャーリー。
番長(?)に目をつけられて、暴力を振るわれてしまう。
翌日、母親の勧めで学校を休み、お抱えの精神科医に診断してもらうチャーリー。
薬を処方されるが、彼には合わなかったのか、ハイになって警察も駆けつける騒ぎに……
しかしこのことをきっかけに、彼は新たな『ビジネス』を思いつく。
それは、悩み多き学生達をカウンセリングし、症状に合った“クスリ”を調達して売るというもの。
彼をいじめた番長と組んだこのビジネスは大成功!
だが、彼に処方された薬で自殺をはかった生徒が出たことで、チャーリーは改めて彼ら、そして自分と向き合う。

4月に銀座でポスターを観て、「面白そうだね~」と言っていたこの作品。
いや~当たるとはね。
東京と違って大阪はミニシアター系の試写会って極々少ないのですよ。
でも、開映時間が遅かったからか(レイトショー並み)人数は少なかった感じでした。
帰れなくなっちゃうもんね;;

さて、映画ですが、よかったです。
青春バカコメディーかと思ってみるとちょっと違うんですけどね。
チャーリーには“人気者になりたい”という願望が人一倍強くあって、それが彼を突き動かしている感じ。
とっても賢くて思慮深いんだけど、その『願望』の方が強いのかな。
人気者になることは重要じゃないと大人たちは言うけど、チャーリーにとってはそれが何よりも重要。
人に好かれたいという気もちがとても強い。
広~いお家には父親の姿はない。
が、死別したのでも、離婚したのでもないらしい。
彼もまた複雑な事情を抱えているのでした。

誰でも色々あるんだよね、結局。
チャーリーは自分の悩みを抑え込んで、何もない振りをしてみんなの悩みを聞く。
悩みに向き合えない彼が一番重症なのかもしれない。

ラスト、本来あるべき姿に戻ったらしいチャーリー、そしてみんなと一緒にほんの少し自分を受け入れてほんの少し小賢しくない賢さを手に入れて、ほんの少し幸せな気分になる。
十代にはもう戻れないけどね(笑)
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