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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
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ロンドン・イーストエンドで若い母親は、爆弾処理担当の夫と4歳の息子と暮らしていた。
ある夜、仕事に出かけた夫を待つ時間の緊張に耐えられなくなった彼女は、パブへ出かける。
そこで出会った若い男ジャスパーに声をかけられる。
彼は、彼女が暮らす公団の向かい高級住宅地に住んでいる新聞記者だった。
そのまま2人は関係を持った。
大ファンのアーセナルの試合に夫と息子を送り出した彼女は、高級車でスタジアムに向かう途中のジャスパーと再会する。
最初は取り合わなかった彼女だか、いつしか彼を部屋に招く。
ソファの上での情事の最中、テレビに映し出されていたサッカー中継が、突然の爆音とともに打ち切られる。
ニュースでスタジアムでの爆発を知った彼女は車でスタジアムに向かう、人をかき分け中に入るが、瓦礫が彼女の上に落ちてきた。
病院で目覚めた彼女の元に、ジャスパーが見舞いに来る。
夫も息子も帰らぬ人となった。
彼女は、事件を思い出させるジャスパーを拒絶する。
一方、スタジアムで自分も命を落とす筈だったジャスパーは事件を追究し、数年前から当局が目を点けていた男が、スタジアムの観客席にいたのを見つける。
さらに夫は行方不明だと言っていたその男の妻が夫を探すのをやめ、引っ越すことも。
また、亡き夫の上司・テロ対策部門長テレンスは“若い母親”を慰めようとしていた。

ジャスパーからもたらされた、警察が隠している情報。
自爆犯かもしれない男の息子との交流。
その母親からの詫び状。
そして、警察がひた隠す驚愕の真実が彼女を………

ども。
ミシェル・ウィリアムズを見かけて、「いい女だ」ということは絶対にない赤姫です。
ご批判もあることと存じますが、まぁ、好みの問題ですから。
ユアンとの共演は「二度愛したS」以来ですね。
また、こんな二人か…って感じはあります。

悪くはなかったんですけど……
ちょっと欲張って盛りだくさんにし過ぎたのかな~
何がしたいのかよく分からない(^_^;)
家族を失った女性の再生なのか
はたまた罪の意識から立ち直っていく過程なのか
被害者家族と加害者家族の関係性なのか
真実の隠ぺいを暴くサスペンスなのか
もしかして…ホラー?
という……

自爆テロ犯と思われる男の息子と過ごす内にだんだんとやわらかな表情になっていく“若い母親”はよかったですけど。
これもね、最初どういう意図があったのかがちょっと分からないんですよね~
悟れといわれても分かりにく過ぎるというか。
ただ、息子との最後の幸せな思い出のある海辺に一緒に出かけたりするんだけど、そういう時は成長した息子を想っているのかな~と思ったんですけどね。

オサマ・ビンラディンへの手紙という形で“若い母親”のモノローグが語られるんですけど。
それも何か……
手紙自体はとてもいいのですよ。
多分セラピストとかは、怒りをぶつけるとか、そういう意図があったのかもしれないですけど、彼女の手紙はそういうのではないのですよね。
責めるというのではなくて「悪いのは双方」「西側に言いたいことがあるんでしょ」というのは、私の個人的な考えと合致してるところもあるからかもしれないですけど。
多分、この手紙は軸となるべきものだったと思うんですが、それにしては扱いがちょっと軽いというか、出番が少ないというか……

まぁ、欲張りは身を滅ぼすってことかな。
映画じゃなくて作り手側のことだけど(^_^;)

あ、上映前に公開する映画館にポスターが貼られてまして、この下にスタッフの方のコメントなのか「この邦題がすごい」的なことが書いてありました。
え、邦題って……単にカタカナにしただけちゃうんか?と思っていたら原題は違うのね。
それともこれはサブタイトルなのか?
いずれにしても、ブローン・アパートって、何のこっちゃ?て感じですよ。
アパートって言われたら違うものの方が思い浮かぶし。
大体、邦題って、いい例が思い浮かばないけど、直訳とかカタカナしただけとかのことじゃないと思うんですけど。
じゃ、この意味不明のものをわざわざ考えたのか?
褒めそやす程のものなのか、世の中不思議なことが多いです。
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