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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
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1986年、台北一の繁華街、モンガに引っ越してきた高校生のモスキートは、転校初日からクラスの不良グループにからまれてしまう。
が、何とかやり返したものの、放課後、待ち伏せに遭い追いかけられるが、一人立ち向かう。
その様子を偶然見ていたドラゴンは、モスキートを気に入り、彼を仲間に迎え入れる。
ドラゴンは、モンガ一の権力を持つゲタ親分の一人息子だった。
当時のモンガは商業地区であり、歓楽街でもあったが、その裏では多くの組織が縄張り争いを繰り広げていたのだ。
極道の世界に戸惑いながらも、モスキートは生まれて初めて出来た友達に夢中になり、モンガでケンカの日々。
幼い頃から一目置かれるドラゴンと、五歳の頃占いで極道になると言われ、ゲタ親分に預けられた、彼の幼馴染であり、影のリーダーであるモンクらとモスキート義兄弟の契りを交わす程、固い絆で結ばれていった。
その頃、街の利権を狙う新たな勢力が大陸からモンガに乗り込んでくる。
モスキート達五人は激しい抗争と陰謀に巻き込まれる羽目に……
それぞれの想いを抱えながら、彼らはモンガを守ろうと戦い続けるのだが……

上映時間を勘違いしてました;;
2時間半くらいあったんだね。
でも、そんな長い時間を感じさせない作品でありました。
作品の中心人物となるのは二人(だと思う)。
まずは、モスキート。
彼は学校に馴染めないからなのか、母親の仕事の都合でか、転校を繰り返している。
父親は彼が生まれる前に出ていってしまったと聞かされている。
モンガに越してきた途端、モスキートの母親の経営する美容院にやってくる客がいた。
彼こそ大陸からの新勢力の一人。
この男とモスキートの母親は昔関係があったらしい。
もう一人はモンク。
ドラゴンの幼馴染み。
といっても、近所に住んでいた、とかいうのではないのね。
極道になるべく預けられた子ども。
子供でありながら既に立場は対等ではない。
本当はリーダーの器ではないドラゴンがリーダー然としていられるのは彼のおかげ。
しかし、モンク自身はそれを不満に思っているということはない。
むしろ、それこそが彼の喜びであるかのよう。

モスキートの独白にあるように、モンクにとってのドラゴンは、モスキートら他の3人とはちょっと違う存在のよう。
モスキートら3人もそれを感じているだろうし、モンク自身ももちろん感じているだろう。
ドラゴンは、感じていなくはないのだろうが、リーダーだし幼馴染みだし、当然だと思っているのかもしれない。
モスキートは、違いは分かってもそれに名前を付けられないでいる。
モンク自身も、インタビューで、演じたイーサン・ルアンが言っていたように、その感情に名前を付けられないでいるのだろう。

キラキラと眩しい男子達の友情物語に、彼のその感情が影を落としている。
同じ気持ちだと思っていた5人。
でも、実は少しずつ違っているのだ。
『大事な物は何か?』
モスキートにとっては、初めての友達、父親のようだったゲタ親分、恋した女の子、そして母親のいるモンガという街だっただろう。
モンクにとっては?
よかれと思ってしたことが、大事な人を深く悲しませたたことを後悔しただろう。
それでも、その人のために彼は行動し続ける。
それが、その人にとって一番いいと思うから。
「お前のためにやったんだ!」
その告白が、相手にどう届いたのか?
彼はその時、自分の想いの正体を知っただろうか?
でも、まぁ、本当のところはやっぱり名前は付けられない。
傍から見ていると「それは恋とかいうものかもしれないね」と言ってみたくなるけれど。

何かね、アンドレを思い出すね。
オスカルとアンドレ。
アンドレの想いは報われた(と思う)けど……。

“男子”って、やっぱりいいなぁ……
と、違う身は思うのですが、男子の皆様はどうなんでしょう?
しかし、ドラゴンが着てたシャツとかさ~スゴイよね(^_^;)
あんな生地まだ手に入るのかな~特注?
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