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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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私は、スージー。
スージー・サーモン。
お魚みたいな名前でしょ?
私は14歳で殺されてしまった。
憧れのレイがせっかくデートに誘ってくれたのに……

いつもどおり学校へ出かけていったはずなのに、スージーは帰らない。
両親は警察へ連絡。
「家出では?」と言われるが、家族仲はとてもよく、思い当たる節もない。
捜索が続くうち、スージーがかぶっていた帽子が発見される。
スージーが家に帰らなかった、あの日の朝、母親が渡した新しい手編みの帽子。
死体が見つかったわけではないと希望を持とうとする両親に刑事は告げる。
「相当量の血液が……」

スージーは不思議な世界にたどり着く、とても美しい、でも誰もいない……
そこへ、一人の少女ホリーが現われ、スージーに告げる。
「私達はあそこへ行くのよ。」と、向こうを指差す。
自分達がいるのは『天国』ではなく、まだ向かう途中なのだと。

しかし、犯人探しに明け暮れる父、そんな夫についていけなくなっている母。
家族が崩壊していく様子を見てスージーは、『天国』に向かうのを止める。
そして、自分を殺した犯人の手が妹にも伸びようとしていた……

もう死んでしまった後も家族を守ろうとする少女の活躍(?)、葛藤、苦悩。
犯人に対する憎しみ。
あり過ぎる心残り。

スージーは天国とこの世の狭間で家族に必死で訴えかける。
彼女は壊れかけた家族を救えるのか?
犯人に罰を与えられるのか?
そして、『天国』へ向かえるのか……?

何でしょう。

14歳の少女の『キス』に対する想いとか、私には分かりませんもの……
だから、そういう甘酸っぱい感じのことは、ご覧になって感じてくださいませ。(投げるな;;)

やっぱりさ~死んじゃうのは仕方ないのだけど、殺した相手は憎いんだろうね。
だからって大事な人は人殺しにしちゃいかんね。
まぁ、ならないんだけど、幸い。

何故か『地獄八景亡者の戯れ』を思い出した。
鯖に当たって死んじゃったたっつぁん。
あの世への道中で自分が葬式も手伝ったご隠居に出会う。
ご隠居はやぶ医者の出した薬のせいで死んでしまった。
ご隠居は言う。
「わしゃ、当座もう、ムカムカしてな。
何としてでもあの医者の所へ幽霊になって化けて出たろうと思ってたんやが、考えてみたら、遅かれ早かれこっち来んならんねん。
薬に当たってこっちに来るのも洒落たあるかいな~と。
ま、こない思うて諦めて歩いてるというわけや。」
それを聞いてたっつぁん。
「そうでっか、人間諦めが肝心です。」

そうだね。

人は死ぬ。
みんな死ぬ。
いつか死ぬ。
きっと死ぬ。
絶対に死ぬ。

これだけ覚えとけばいいのかもしれない。
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観たい
・・・と思ってるんだけど、今のところ賛否両論ぽいですね。
chuchu 2010/01/23(Sat)00:55:12 編集
前評判で
期待しすぎたのかな……?とも思います。
chuchuさんもごらんになって賛否決めてください。
【2010/01/27 16:58】
でも・・・
人は死ぬ。
みんな死ぬ。
いつか死ぬ。
きっと死ぬ。
絶対に死ぬ。

だけど、心の準備は10代では出来てないでしょ!
私は準備してるから、いつでもいいけど。赤姫様は
準備が早すぎますって。
angie 2010/01/23(Sat)20:03:44 編集
一応、10代
では、してたけど(笑)
何かもっと漠然とした憧憬にも似た感じでしたね。

でも、爺ちゃんとか、婆ちゃんとか、親戚のおっちゃんとか、飼ってる犬とか

みんな死んでいくんだもん。
自分だけ例外って有り得ないでしょ。

落語みたいなあの世だったら楽しそうでいいよね~(笑)
【2010/01/27 17:02】
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