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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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観てきました。

第二次世界大戦下のドイツ
8歳のブルーノは、ナチス将校の父親の昇進により、住み慣れたベルリンの我が家を離れ、引っ越すことになった。
新しい家の近所には家もなく、もちろん遊び相手もない。
退屈な毎日の繰り返しだった。
ブルーノは、ある日、部屋の窓から奇妙な“農場”を発見する。
同じ年頃の子供がいるかもしれないと期待に胸を膨らませて両親に報告すると、「近づいてはいけない」との答えが……
しかし、ある日、納屋の窓から裏に抜けられることを知ったブルーノは、こっそり冒険に出かける。
そして、フェンスの向こう側にいるシュムールと出会う。
昼なのに何故か縞模様のパジャマを着た同い年の彼と、ブルーノは次第に心を通わせるようになる。
空腹な彼のために、こっそりと食べ物を持ち出したり、フェンスごしにゲームをしたり。
ある日、シュムールは自分がユダヤ人だからここに入れられているとブルーノに告げる。
それが何を意味するのか、疑問に思ったブルーノは、ユダヤ人について家庭教師に尋ねた。
すると彼は「ユダヤ人は有害な存在」と言い、ブルーノの姉も「彼らは敵」だと言う。
2人の言葉に戸惑うブルーノだったが、それ以上のことを追究するには、ブルーノは幼すぎた。

ブルーノは秘密の友達、シュムールとの友情を深めていく。
そのことが自分の運命に何をもたらすのか、気づく筈もなく……

え~と。
この監督、マーク・ハーマンの撮った『リトル・ヴォイス』は、とっても好きな映画です。
ちょっと元気をもらえる映画です。
でも、この映画を観終わった後の気分はそれとはかけ離れているだろうことを、ここにお知らせしちゃいます。
それだけでもネタばれな感じですね;;
すみませんm(__)m
でも、ちょっと覚悟しといた方がいい映画かな。と思います。
私は、不穏な空気を感じ取ったのか、いつもよりもずい分冷めた目で見ていました。
それでも、映画全体を流れる何とも言いようのない不安のせいで、上映時間の割りに疲れてしまいました。

8歳って、どれくらいのことを知っているべきなんでしょう?
父親は自分の仕事の『中身』については詳しく話さないし、母親も今何が起こっているのか話さない。
姉は家庭教師か、父の男前な部下の影響のせいか、どんどんナチスに傾倒していく。
おばあちゃん(父の母)は、息子の出世を喜んでいない様子。
自分の夫の仕事の中身を知ってしまったブルーノの母は激しく夫を責める。
ギスギスしていく家の中。
台所でジャガイモの皮を剥く老人は、いつも具合が悪そうだし、ズボンのすそからはシュムールが来ているのと同じパジャマが覗いている。
ある日、怪我の手当をしてくれた彼が、昔は医者だったと知る。
そんな人が、今は何故自分の家の台所でジャガイモの皮を剥いているのか、不思議に思うブルーノだが、追求は出来ない。
シュムールのことも家族には内緒である。
子供なりに、それは触れてはいけないのだという気配を読み取っているのだ。
その意味で、子供が純粋だなんて嘘っぱちだと思ってるんだけどね。
だって、大人の顔色を窺って生きてるんだもん。
それは余談ですが。

この話悪い人は誰も出てこない。
と思う。
父親は、それが仕事だし、自分の意に反する部分があったとしても、家族のことを思えば命令に逆らうことなんて出来ないだろう。
しかし、誰もが悪いのかもしれない。
と思う。
母親は、夫のすることを責めるけど、自分だってその恩恵に預って今までのうのうと暮らしてきたのだ。
国家によって『正しいこと』を叩き込まれた若いドイツ人兵士をただ責めることは出来ないし。
ブルーノは
どうなんだろうね~
もっと、ちゃんと考えなきゃいけなかったのかもしれない。
答えを得られないまま、疑問を投げ出すのはいいことではないでしょう?

ブルーノの姿は、様々なことに目をつぶって生きている私達の姿なのかもしれない。

観終わってふと思いついた言葉が。
『人を呪わば穴二つ』
って、ちょっと違うか。
当たらずとも遠からず、だと思うんだけどな、自分では。
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