私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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フランス国内でツアーをしているニュー・バーレスクの一座“キャバレー・ニュー・バーレスク”。
普段、アメリカで活動している彼女たちのフランス公演の座頭はジョアキム・ザンド。
ツアーは港町を回っている。
フランスに来たからには、一番ありそうなパリの興行はやるのかやらないのか、ハッキリしない。
そもそも彼女たちは、ジョアキムがどんな人物なのかすらよく知らなかった。
移動の列車の中で、携帯電話で話していると、突然激高したジョアキムは、パリ公演がなくなったとみんなに告げる。
そして、それは喜ばしいことだと。
パフォーマンスの練習をする彼女たちにジョアキムがダメ出しをするが、ダンサーは自分のやりたい表現をすると反発する。
その夜、ジョアキムは車でパリに向かった。
パリ公演を実現するため、昔の仲間フランソワに会う。
2人は昔のボスでパリ興行の邪魔をしたシャピュイに会いに行くが、相手にされず、喧嘩になってしまう。
次にジョアキムは息子たちと落ち合うが、彼らを車に乗せると、急に思いついて病院に行き、入院中の知り合いの女性に相談するが、話はまたも決裂。
劇場に先に着いていたメンバーたちに、ジョアキムと息子たちが合流する。
翌日、ジョアキムは息子たちをパリ行の列車に送る。
しかし、同行していたミミともども、乗るはずだったボルドー行の列車に乗り遅れてしまう。
車で一行を追いかけることになった2人は、次第に距離を縮めいていく。
監督したのは俳優としての活躍ぶりを目にすることが多い、マチュー・アマルリック。
彼はこの作品で第63回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞したそう。
失敗して国を出た(追われた)男が、旅の一座を引き連れて祖国への凱旋を果たそうとするロード・ムービー。
といったところでしょうか?
ジョアキムは元々は成功したTVプロデューサーだったけど、何か失敗をやらかして業界どころか国にも居辛くなってしまい、妻子も置いて(離婚したみたいだけど)アメリカに渡ったよう。
どういう経緯で<ニュー・バーレスク>の面々のフランスツアーをすることになったのかは描かれない。
ただ、途中でダンサーのミミが言ったように彼女たちを国に帰る口実にしたのだろうか?
ツアーバスで回るのではなく、列車を乗り継ぐ旅にはアクシデントも付きもの。
ダンサーたちにも評判はよくない。
久しぶりに会った息子も面倒を引き起こしたりするし、ダンサーたちは言うことを聞いてくれない。
その上、肝心のパリ公演も決まらない。
もともとUターン禁止の道路で平気でUターンするような嫌な男だったのだろうが、成功している頃ならともかく、落ちぶれた今もイラつかせるのでは、最初は友好的に接してくれた知り合いもウンザリするだろう。
そんな小さい男を包み込むのがダンサーたち=女神たちなのだろう。
舞台でも、楽屋でも、そしてホテルのロビーでも明るい彼女達。
でも、実はみんな孤独を抱えている。
カエルにされた王子様は、女神のキスで王子になって国に凱旋しようとしたのだけど、女神のキスを受けても変わらずカエルの姿のまま?
思いどおりにはいかなかった。
それでも、何とか続けていくしかないんじゃない?
とりあえずキレイサッパリ過去を脱ぎ捨てて。
他人は忘れてくれなくても、とりあえず自分は捨てたつもりになれる、ハズ。
大団円ではないけど、HAPPYなエンディング。
場面場面は印象深いけど、少しまとまりがないように感じるのはロードムービーだからなのかな?
小説ではなくて、詩のような映画というか……
だからこそ、みんなそれぞれに心に残るものがあっていいのかもしれない。
エンドロールの終りの方、みんなが楽しげに何やら話しているのだが、字幕が出なくて残念だった。
大したことは喋ってないと思うけど、大したことじゃない会話が大事な気がするのだ。
普段、アメリカで活動している彼女たちのフランス公演の座頭はジョアキム・ザンド。
ツアーは港町を回っている。
フランスに来たからには、一番ありそうなパリの興行はやるのかやらないのか、ハッキリしない。
そもそも彼女たちは、ジョアキムがどんな人物なのかすらよく知らなかった。
移動の列車の中で、携帯電話で話していると、突然激高したジョアキムは、パリ公演がなくなったとみんなに告げる。
そして、それは喜ばしいことだと。
パフォーマンスの練習をする彼女たちにジョアキムがダメ出しをするが、ダンサーは自分のやりたい表現をすると反発する。
その夜、ジョアキムは車でパリに向かった。
パリ公演を実現するため、昔の仲間フランソワに会う。
2人は昔のボスでパリ興行の邪魔をしたシャピュイに会いに行くが、相手にされず、喧嘩になってしまう。
次にジョアキムは息子たちと落ち合うが、彼らを車に乗せると、急に思いついて病院に行き、入院中の知り合いの女性に相談するが、話はまたも決裂。
劇場に先に着いていたメンバーたちに、ジョアキムと息子たちが合流する。
翌日、ジョアキムは息子たちをパリ行の列車に送る。
しかし、同行していたミミともども、乗るはずだったボルドー行の列車に乗り遅れてしまう。
車で一行を追いかけることになった2人は、次第に距離を縮めいていく。
監督したのは俳優としての活躍ぶりを目にすることが多い、マチュー・アマルリック。
彼はこの作品で第63回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞したそう。
失敗して国を出た(追われた)男が、旅の一座を引き連れて祖国への凱旋を果たそうとするロード・ムービー。
といったところでしょうか?
ジョアキムは元々は成功したTVプロデューサーだったけど、何か失敗をやらかして業界どころか国にも居辛くなってしまい、妻子も置いて(離婚したみたいだけど)アメリカに渡ったよう。
どういう経緯で<ニュー・バーレスク>の面々のフランスツアーをすることになったのかは描かれない。
ただ、途中でダンサーのミミが言ったように彼女たちを国に帰る口実にしたのだろうか?
ツアーバスで回るのではなく、列車を乗り継ぐ旅にはアクシデントも付きもの。
ダンサーたちにも評判はよくない。
久しぶりに会った息子も面倒を引き起こしたりするし、ダンサーたちは言うことを聞いてくれない。
その上、肝心のパリ公演も決まらない。
もともとUターン禁止の道路で平気でUターンするような嫌な男だったのだろうが、成功している頃ならともかく、落ちぶれた今もイラつかせるのでは、最初は友好的に接してくれた知り合いもウンザリするだろう。
そんな小さい男を包み込むのがダンサーたち=女神たちなのだろう。
舞台でも、楽屋でも、そしてホテルのロビーでも明るい彼女達。
でも、実はみんな孤独を抱えている。
カエルにされた王子様は、女神のキスで王子になって国に凱旋しようとしたのだけど、女神のキスを受けても変わらずカエルの姿のまま?
思いどおりにはいかなかった。
それでも、何とか続けていくしかないんじゃない?
とりあえずキレイサッパリ過去を脱ぎ捨てて。
他人は忘れてくれなくても、とりあえず自分は捨てたつもりになれる、ハズ。
大団円ではないけど、HAPPYなエンディング。
場面場面は印象深いけど、少しまとまりがないように感じるのはロードムービーだからなのかな?
小説ではなくて、詩のような映画というか……
だからこそ、みんなそれぞれに心に残るものがあっていいのかもしれない。
エンドロールの終りの方、みんなが楽しげに何やら話しているのだが、字幕が出なくて残念だった。
大したことは喋ってないと思うけど、大したことじゃない会話が大事な気がするのだ。
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