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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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ちょっと見た順番と前後しますが、早くご紹介したいので。
お話は
ローマに住む作家志望の青年トンマーゾ。
実家は南イタリアのレッツェにある老舗のパスタ会社。
兄のアントニオの新社長就任が決まり、共同経営者一族の晩餐会が開かれることになり、里帰り。
彼には三つの秘密があった。
一つは、経営学部ではなく文学部を卒業したこと。
二つ目は、小説家になりたいこと。
そして三つ目は最大の秘密……(予告で言ってるから書いちゃうね)自分はゲイだということ。
みんなの前で発表する前に、先にアントニオにそれを打ち明けた。
黙っていればいいじゃないかという兄に「勘当されれば自由になる」というトンマーゾ。
そして、いよいよその時がやって来た。
が、アントニオが先を制して驚愕の告白をしてしまう。(これまた予告にあるから書いちゃうよ)
「僕はゲイだ。」
父ヴィンチェンツォは激怒しアントニオを勘当、ショックのあまり、そのまま倒れてしまう。
何とか持ち直したヴィンチェンツォは、トンマーゾにすがりつく、「お前しかいない」と。
秘密を告白することも出来ず、工場経営も任されることになったトンマーゾ。
一家に平和は訪れるのか?
トンマーゾの作家になるという夢はどうなってしまうのか?

マドンナも大絶賛という本作。
本当に音楽の使い方も最高、ストーリーも◎です。
まあ、目新しいテーマはないといえば、そうなんですけど。

冒頭、荒れ野を行くウェディングドレス姿の美女。
もう、これだけでグッと掴まれちゃいますね。
これは、祖母の回想であると分かるのですが、ここもですが、何度かある回想シーンはセリフが全くないのです。
だけど、何かスゴく伝わって来るものがある。
元々原題は“MINE VAGANTI”浮遊機雷のことだそう。
まぁ、地雷の海版というか……ブイみたいな感じで海をプカプカ漂っていて、船が触れるとドカーン!という。
つまり、いつ何をしでかすか分からない人、というような意味らしいです。
で、これはおばあちゃんのこと。
パッと見、そんな感じは全然しないおばあちゃんなのですが、回想シーンで過去が明らかになるにつれて、だんだんと分かって来る気もします。
パスタのことも経営のことも全然分からないながらもとりあえず父のために頑張るトンマーゾ。
共同経営者の美人だけど変わり者らしいアルバとも、いい雰囲気になるんですけど、もちろんいい仲になったりはせず。(なったらどうしようかとドキドキした;;)
アルバの方はどうも彼に思いを寄せているようなのですけどね。
記念のパスタ作りのために四苦八苦しているトンマーゾの元に、ローマから友人達がやって来ます。
その中には恋人のマルコの姿も。
海でのバカンスに行く途中、ちょっと立ち寄ったという体なのですが、家族に引き留められ泊ることに……
どう見たってゲイゲイしいんだけど、一応頑張って隠そうとするところも、笑わせてくれます。
ここまで、割とシリアスに進んでいたストーリーですが、彼らの登場でグッとコメディ寄りに。
それと、本当に画面が明るくなる。
それまでも、アルモドバル・チックな色遣いで(叔母さんの真っ青なガウンとか)華やかなんだけど、本当にパーっと明るくなるのです。
陽気な踊り子さん達(海でのシーンが好き!)が、帰った後、トンマーゾの中で何かが変わる。
姉が実は自分のことをゲイだと気づいていたと知ったり、祖母が兄のことを知っていたことを知ったり、本当の姿で生きる友人達を見たり。
何が自分の幸せなのか?を考え始める。
おばあちゃんは言う「人の望み通りの人生なんてつまらないわ」
そして、それは、そう生きざるを得なかったおばあちゃんの本当の気もちだったのだろう。
後悔し続ける人生なんて、きっと辛いばかり。
人を恨んだり、勇気のなかった自分を恨んだりして、年月を過ごすなんて……
家族だから、言えないこともたくさんある。
だけど、家族だから、いつかは分かりあえるんじゃない?
まぁ、本当のところはどうなのか分からないんですけど、そうであって欲しいよね。
何だかよく分からない邦題なんですけど、明日は今日よりもちょっぴり上手く生きられるようになる、かもしんない。
という、希望が込められているのかもしれない。
この映画のラストを見ると、そう思う。

この映画、初めに書いたとおり音楽がとってもいい。
中でも何だか懐かしい響きのこの曲は、観終わった後、頭の中をグルグルすること間違いなし。


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