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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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勤続40年の運転士、ホルテンさん。
生真面目な彼が、偶然が重なったために、最後の運転の日に人生初の遅刻をしてしまう!
何とか駅へたどり着いたものの、乗務予定の列車は出発した後だった。
初めての出来事に混乱し、ホルテンさんは逃げ出してしまう。
しばらく経って、やっと気を取り直したホルテンさんは老人ホームに母親を訪ねる。
母はもう息子のことも分からないが、少女時代にはスキージャンパーとして活躍し、今もスキー板を大事に取っていた。
今までとは違う日々、様々な出来事に次々と遭遇したホルテンさん。
ある夜、路上に寝転がっている老人シッセネールに出会い、スキージャンプ台の近くにある彼の家へと送っていく。
シッセネールは、自分は外交官だったが、発明家の弟は、周りの理解を得られないままに若くして死んだと語る。
ホルテンさんが、母は女性だったためにスキージャンプ国際大会出場に出場するという夢を果たせなかったが、自分は勇気がなくて(スキージャンプをすることが出来ずに)母を失望させてしまったと打ち明ける。
すると、「人生は手遅ればかりだが、逆に考えれば何だって間に合う」と言うシッセネール。
夜が明ける前に、彼の特技だという目隠しでのドライブに二人と一匹で出かけたのだが……

見終わって、「で、どの辺が冒険だったの?」と思う人もいるかもしれない。
私は、具体的にいうと、アレだと思っているのだが、今までの毎日とは違う何もかもが冒険なのかもしれない。
馴染みのタバコ屋で店主の死を知ったり、目の前で死を看取ったりしたことで、自分に残された日々を考えたのかもしれない。
シッセネールの言った言葉に励まされたのかもしれない。
ホルテンさんはあまり喋らないし、特別面白いことをするわけでもないのだが、この映画には、クスクスと幸せな笑いが散りばめられている。
観た後、ちょっぴりほこっといい気分で、ちょっとだけ冒険してみるのもいいかもしれない、と思わせてくれる映画です。
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日本と違うのね
送別会の後の二次会に行く途中に彼にタバコを買ってきてと頼む同僚ってあり?
まあそれが彼のその後が違ってくるんだけど。
冒険っていつもと違うことをすることも入るんですね!
でも彼の一番の冒険は飛ぶことでしょうね。
私なら出来ないな(^_^;)
angie 2009/03/06(Fri)01:11:04 編集
自分のでしょ?
「(自分の)タバコ、買ってくる」と言ってましたよ、ホルテンさん。
暗証番号で開けるロックが調子が悪いから云々、て同僚は言ってましたよ。

一番の冒険は、意外と最後のシーンかもしれない。
と、思ったり。
ハッピー・エンドだけど。
【2009/03/09 17:20】
勘違い
ちゃんと見てるな~私はいつもいい加減にしか見てないのがばればれ(^^ゞ
angie 2009/03/10(Tue)01:53:02 編集
Re:勘違い
いいんですよ。
私なんかしょうもないことしか覚えてなかったりするし(笑)
閉め出された、というのが大事なんであって、『何で』かは別に何でもいいんですよ。
【2009/03/10 17:23】
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