私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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刑事裁判所を定年退職したベンハミン・エスポシト。
彼は、仕事も家庭もない孤独な時間を、25年前の忘れ難い殺人事件を題材に小説を書くことで埋めようと決心し、久しぶりに当時の職場を訪ねる。
彼の元上司のイレーネ・ヘイスティングスが彼を迎えた。
相変わらず美しく聡明な彼女は、今では検事に昇格し、二人の子供の母親でもあった。
1974年にブエノスアイレスで事件は起こった。
銀行員の夫リカルドと、幸せな新婚生活を送っていた23歳の女性教師リリアナが、自宅で暴行され殺害された。
現場でベンハミンは、無残な遺体を見て衝撃を受ける。
捜査を進める内、ベンハミンはある男の存在に気づく。
その男はリリアナの幼馴染で、彼女の古いアルバムの中の写真でいつも彼女を見つめていた。
ベンハミンは部下で友人のパブロと共に男の居場所を捜索する。
しかし、それは判事の指示を無視して強引に行ったことであり、事件は未解決のまま捜査を終了されることとなった。
事件から1年が経った頃、ベンハミンは駅で偶然、リカルドと再会する。
彼は仕事が終わると、毎日、曜日ごとに駅を変えて、容疑者が現れるのを待っているというのだ。
彼の深い愛情に衝撃を受けたベンハミンは、「彼の瞳を見るべきだ。あれこそ真の愛だ」とイレーネに捜査の再開を嘆願する。
とうとう、ベンハミンとパブロは容疑者の居所を突き止め、逮捕に至るのだが……。
事件当時、事務所で使っれていたタイプライターをイレーネから譲り受けたベンハミン。
タイプライターで文字を綴りながら、あの事件を振り返ると、彼女の存在が彼の中に鮮やかに甦る。
彼は過去と決別するために、事件の裏側に潜む謎と、今も変わらぬイレーネへの秘めた想いに向き合うことを決意する。
サスペンスの形をした、実はラヴストーリー。
リリアナ殺害事件は、犯人逮捕で一応解決したが、犯人は行政措置により釈放されてしまう。
軍事政権下、使えるならず者が恩赦を受けたのだ。
ベンハミンがブエノスアイレスを長らく離れていた理由。
部下で友人でもあったパブロの身に起こった悲しい出来事。
そして、ベンハミンが真の愛の姿だというリカルドの伏せられた眼差しに宿るもの。
それらが、次第に明らかになっていく。
ベンハミンは、人生の終盤を迎えても、いまだ過去に囚われ、前に踏み出せない。
だから、職を退いた今、忘れ難い出来事を小説として表現することによって、その過去を解き放ち、また過去から解放されようとしているのだ。
先に書いたように、この映画は上質のサスペンスドラマでありながら、二人の男の25年に渡る愛の物語でもある。
息詰まるような緊張感と、それをふっと緩和させるユーモア。
悲しい友情の物語や、当時の歴史的背景も窺わせる。
そして、Aの打てないタイプライターの伏線と、実は終わっていなかった25年前の事件の現在にアッと言わされる。
ラストは、ハッピーエンドでしょう、コレ。(ハッピーじゃない人も、もちろんいるけど。)
アカデミーで外国語映画賞を獲った本作。
そんなことはすっかり忘却して映画館に行ったら、予想外に混んでいてビックリ(@_@;)
見て損はない、いや、映画好きならぜひ見て欲しい映画。
頼むから、リメイクとか考えないでね、ハリウッド。
彼は、仕事も家庭もない孤独な時間を、25年前の忘れ難い殺人事件を題材に小説を書くことで埋めようと決心し、久しぶりに当時の職場を訪ねる。
彼の元上司のイレーネ・ヘイスティングスが彼を迎えた。
相変わらず美しく聡明な彼女は、今では検事に昇格し、二人の子供の母親でもあった。
1974年にブエノスアイレスで事件は起こった。
銀行員の夫リカルドと、幸せな新婚生活を送っていた23歳の女性教師リリアナが、自宅で暴行され殺害された。
現場でベンハミンは、無残な遺体を見て衝撃を受ける。
捜査を進める内、ベンハミンはある男の存在に気づく。
その男はリリアナの幼馴染で、彼女の古いアルバムの中の写真でいつも彼女を見つめていた。
ベンハミンは部下で友人のパブロと共に男の居場所を捜索する。
しかし、それは判事の指示を無視して強引に行ったことであり、事件は未解決のまま捜査を終了されることとなった。
事件から1年が経った頃、ベンハミンは駅で偶然、リカルドと再会する。
彼は仕事が終わると、毎日、曜日ごとに駅を変えて、容疑者が現れるのを待っているというのだ。
彼の深い愛情に衝撃を受けたベンハミンは、「彼の瞳を見るべきだ。あれこそ真の愛だ」とイレーネに捜査の再開を嘆願する。
とうとう、ベンハミンとパブロは容疑者の居所を突き止め、逮捕に至るのだが……。
事件当時、事務所で使っれていたタイプライターをイレーネから譲り受けたベンハミン。
タイプライターで文字を綴りながら、あの事件を振り返ると、彼女の存在が彼の中に鮮やかに甦る。
彼は過去と決別するために、事件の裏側に潜む謎と、今も変わらぬイレーネへの秘めた想いに向き合うことを決意する。
サスペンスの形をした、実はラヴストーリー。
リリアナ殺害事件は、犯人逮捕で一応解決したが、犯人は行政措置により釈放されてしまう。
軍事政権下、使えるならず者が恩赦を受けたのだ。
ベンハミンがブエノスアイレスを長らく離れていた理由。
部下で友人でもあったパブロの身に起こった悲しい出来事。
そして、ベンハミンが真の愛の姿だというリカルドの伏せられた眼差しに宿るもの。
それらが、次第に明らかになっていく。
ベンハミンは、人生の終盤を迎えても、いまだ過去に囚われ、前に踏み出せない。
だから、職を退いた今、忘れ難い出来事を小説として表現することによって、その過去を解き放ち、また過去から解放されようとしているのだ。
先に書いたように、この映画は上質のサスペンスドラマでありながら、二人の男の25年に渡る愛の物語でもある。
息詰まるような緊張感と、それをふっと緩和させるユーモア。
悲しい友情の物語や、当時の歴史的背景も窺わせる。
そして、Aの打てないタイプライターの伏線と、実は終わっていなかった25年前の事件の現在にアッと言わされる。
ラストは、ハッピーエンドでしょう、コレ。(ハッピーじゃない人も、もちろんいるけど。)
アカデミーで外国語映画賞を獲った本作。
そんなことはすっかり忘却して映画館に行ったら、予想外に混んでいてビックリ(@_@;)
見て損はない、いや、映画好きならぜひ見て欲しい映画。
頼むから、リメイクとか考えないでね、ハリウッド。
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後から
後から、それでいいのかな?
と思ってしまう。
ハッピーエンドでいいのでしょうか?
何もかも壊して?
まぁ、こっちの二人よりあっちの二人が気になります。
リカルドとゴメスは実はとても似ている、かもしれない。
仄暗く熱い情熱と執着が。
と思ってしまう。
ハッピーエンドでいいのでしょうか?
何もかも壊して?
まぁ、こっちの二人よりあっちの二人が気になります。
リカルドとゴメスは実はとても似ている、かもしれない。
仄暗く熱い情熱と執着が。