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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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それは、週末の楽しく華やかなパーティの筈だった。
一発の銃声が響き渡るまでは……

舞台は、のどかで美しい風景が広がるフランスの小さな村の大邸宅。
上院議員夫妻の開催した内輪の集まり。
殺されたのは、精神科医のピエール。
一番の容疑者は、死体のそばで銃を握り締めていた彼の妻。
だが、どの人物も、動機となりえる複雑な感情を抱いていた事が発覚する。
そして、第二の殺人が……!

舞台化に当たってクリスティー自らが執筆した上演台本を元にした映画化。
昨年、花組芝居で観た『ナイル殺人事件』の舞台版『ナイルの死神』同様に名探偵ポアロは登場しない。
そのことによって、登場人物同士の愛の駆け引き、複雑に絡み合う男女の心理をよりクローズアップして見せよう。
という試みなんだと思うのですが……

小説としての原作『ホロー荘の殺人』は、多分ちゃんと読んだことないと思うんですね~
ミス・マープル派だし(笑)
クリスティー自身が書いたという上演台本がどういう風になっているのか分からないんですけど……
『ナイルの死神』にはポアロの代わりになる探偵役は登場する。
被害者のおじであり、司祭なんだけど、この人が狂言回しの役目もする。
でも、この『華麗なるアリバイ』には探偵も狂言回しも不在。
色々な人物がちょっとずつ細切れに動かしていく感じ。
探偵役になるべき刑事さんもほぼ推理しないし……
観る側に委ねるってことなんですかね?
まぁ、真犯人も「あ、やっぱりね」という感じなので、名探偵は必要ないかもしれないですけど。
何かね~
ガッカリ、かな。
舞台をまるっきり現代にしてしまったことで、コスチューム・プレイとしての楽しみさえも取り上げられてしまった。
登場人物はたくさんいるけど、どの人についても描写が浅くて観ていて理解することが出来ない。
あ、フィリップは、ちょっと分かるような分からんような……
彼は、事件のあった週末に招待されていた作家、ホスト夫妻とは元々親戚とかなのか彼女が親戚か何かなのか分からないけど。
最初は彼女だって分からないんだよね~
だって、彼はピエールの愛人に熱を上げていて、彼女の不倫を責めている。
だから、フリーなのかと思いきや、お前も同じじゃないか……という
で、この週末のパーティーには特別ゲストにイタリアの女優レアが招かれていて、彼女も昔、ピエールと関係があったのですが、ピエールが殺された後、フィリップはレアの元を訪ねます。
そして、ピエールの愛人エステルに彼が想いを寄せていることを気づいていたレアが今はエステルをどう思うかと尋ねたのかな…忘れちゃった;;
「何だか急に冷めてしまった」という彼にレアは「彼を愛してたのね」と言う。
そこで、モヒートを吹き出すフィリップですが、コレって真実だと思うね。
自分は気がつかないの。
嫉妬するってことは、関心があるってことだしね。
愛する女を愛人にしている男に嫉妬心を抱いていたけど、男が死んじゃったら女への愛はすっかり冷めちゃった。
となると、ただその女を愛していたとは思えない、ね。
その男が持っているから欲しい、のだ。
だから、彼にも動機があるといえばあるけど、自分で気がついてないんじゃね~。

そして、ジュヌヴィエーブ。
せっかく印象深いのに、これだけでいいの?
印象深いから、これだけでいいの?

それにしても、上院議員の妻役のミュウ=ミュウが本当にイラつく。
ので、旦那の気持ちはよく分かる(爆)
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