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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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メキシコ。
カスペルは、ギャングの一員として生活を送っている。
彼には、ある秘密があった。
組織の仕事をさぼり、恋人のマルタと密会を重ねていたのだ。
しかし、そんな日々は間もなく終わりを告げる。
集会に現れたマルタを見て、すべてを悟った組織のリーダーはカスペルに罰を与え、また、マルタを襲おうとしたが、彼女は抵抗した拍子に頭をぶつけて死んでしまった。

少女サイラの元に父が戻ってきた。
アメリカからホンジュラスに強制送還されたのだ。
父は、サイラも一緒にアメリカに行き、父の新しい家族と暮らそうと言う。
サイラにとっては、あまり気乗りしない提案だったが、叔父に父と再び会えるかどうか分からないと言われ、父と叔父と共に、アメリカのニュージャージを目指す長く危険な旅に出た。

駅にたどり着いたサイラ達は、貨物列車の屋根に乗り込んだ。
屋根の上には、同じようにアメリカを目指す移民たちがひしめきあっている。
やがて列車がトナラの近くにさしかかった時、人々の間から悲鳴が上がった。
ギャング3人が、強盗目的で列車の屋根に上がって来たのだ。
それは、カスペルとその組織のリーダーのリルマゴそして、カスペルが組織に入れた少年スマイリーだった。
彼らは移民達を脅し、なけなしの金品を容赦なく強奪する。
さらにリルマゴは、泣き叫ぶサイラに銃を突きつけて暴行を加えようとした。
それを見たカスペルは、とっさに手にした鉈をリルマゴに向けて振りおろした……

組織を裏切ったカスペルは、そのまま列車に留まるしかなかった。
そんな彼に近づいていくサイラ。
ある朝、カスペルがこっそり列車を降りた時、サイラは父に黙って後を追う。

ギャングとして生きていくしかない少年達と、生まれ育った土地を離れ、豊かさを、それも保障されてもいない豊かさを求めて、危険を冒し国境を超える人々を描き、南米社会の闇の部分を私達に見せている。
そして、彼らが掴むかもしれない光を私達も共に見る。

ギャング達の身体は入れ墨でいっぱいだ。
そこには、所属する組織のシンボルが大きく刻まれる。
味方の印にもなるそれは、また、敵対する組織に見つかれば命を取られる烙印にもなる。
組織を抜けても、消えることはない。
そうして、強いもの大きいものに取り込まれていかなければ、暮らしていくのは難しいのかもしれない。

裏切りを知った仲間に命を狙われていることを承知のカスペル。
生きる当てもないから死ぬのは構わないが、その日が分からないのが困る。
そう言った彼の言葉が印象に残っている。
私とは違って、それまでの彼には多分、恋人だとか、生きる希望があったけど、もうないということなんだろうね。
それでも、お荷物でしかないサイラを守らなければという気持ちが
彼女と一緒にアメリカに渡る(渡っても、安全じゃないと思うんだけど)ということが
彼の支えになっていたかもしれない。
いよいよ川を渡ればアメリカという時、ちらりと影が見える。
カスペルはサイラに言う「何が何でも、父さんの家族を見つけて、働いて支えになるんだ」
それが、サイラが父親のために出来る唯一のことだと。
終わりを悟ったような彼の言葉が、彼女に響くのは、しばらくしてのこと。
その彼女の決断(それは、カスペルが遺した希望でもあるけど)に、光を見ろってことなんだろうなぁ……

何かね。
製作者の意図はそんなところにはないんだろうけど。
女っていやな生き物だな~
って、思わされる映画。
カスペルの恋人マルタにしても、サイラにしても、浅はかにも程があると…
マルタが自分の恋人がギャングに属してると知らなかったとは思えない、よね。
あんなデカイ入れ墨が入ってるし、その名前を知らずに暮らしているとも思えないから。
だから、何をしているかとか、訝しがる時点でちょっと足りなさ過ぎでしょ。
サイラも軽はずみ過ぎる。
助けてくれた人は、白馬の王子様みたいだよね。
それは分かる。
でも、家族を捨てて行っていいような状況かどうか、ってことだよ。
王子様といつまでも幸せに暮らすことは出来ない。
おとぎ話に続きがないのは、幸せが続かないからだ。(と、思う。シンデレラも嫁姑問題に悩んだかもしれない。)
元々保証もない旅とはいえ、更に当てのない旅を選ぶとは。
しかも、相手のことも考えない。
自分がどれだけ厄介者か、ということも。
周りを不幸に巻き込んで、シレっとして(はいないんだろうけどさ)幸せを掴もうとしているように見える。

そんなわけで
南米での生活の過酷さ、とか
少年と少女が見出そうとしたかすかな光とか
そんなことよりも、女って嫌な生き物だ!ということが、心に深く刻まれてしまったのでした。

男性の監督だからかもね。
こういう風に厄介であって欲しいのかもしれない、女という生き物は。
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