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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
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音楽好きなら知らない者はいない(と思うんだけど)世紀の野外音楽イベント“ウッドストック・フェスティバル”。
思いがけずこの歴史的大イベントに立ち会った青年の目を通して描かれる愛と平和と音楽の日々。

1969年の夏。
ニューヨークで画家やインテリア・デザイナーをして暮らす青年エリオット。
彼の悩みの種は、両親が郊外の小さな町ホワイトレイクで経営している今にも潰れそうなおんぼろモーテル。
借金がかさんで、銀行から営業停止を迫られていた。
エリオットは何とか返済期限を延ばしてもらうが、金の入る当てはまるでなかった。
この、いささかくたびれた町の若き商工会議所の会長でもあった彼は、街おこしのいい手はないかと考えていたが、他の会員達は老人でこれといった案もなく、エリオットとても“レコード”のコンサート企画くらいのもの。
そんな時、近隣の町ウォールキルで開催される予定だったウッドストック・フェスティバルが地元住民の反対で中止の危機に直面しているとの新聞記事を読む。
彼は、このフェスティバルをホワイトレイクに招致して街おこしを目論む。
すぐさま主催者に連絡を取ると、想像していた以上に話はどんどん進んで行くのだった。

監督主義プロジェクトの一環の作品だそうで、アン・リーとウッドストック……
不思議な取り合わせである。
間違った期待を持たせるといけないので、書いてしまうが、演奏シーンは当時の記録映像も再現シーンも全くなし。
あくまでも主役は、思いつきで世紀の大イベントを招致したエリオット青年。
彼は家を見放した姉に変わり、何とか両親をそしてモーテルを守ろうとしている。
自分の全財産をはたき、銀行にかけあう。
両親が自分を愛してくれていると信じて……
最初は展開がゆっくり目で田舎町での日々が淡々と綴られる。
の、だが……
ウッドストック招致が決まってからの目まぐるしさ!!
24みたいに分割画面なんかも使っちゃって!
この辺り、やはり計算なのかな?
だろうな~
計画が進むにつれて、色々問題も出てくる。
最初の交渉した値段からドドンと釣り上げてくる開催予定地の牧場主。
ヒッピーがあふれかえって町がエラいことになると反対を始める住民たち。
紙袋に無造作に入れられた大量の札束が飛び交う。

裏話って面白いよね?
そして、これはエリオット青年の成長物語でもある。
彼が初めて知る感情や世界。
初めて口にする父への疑問。

エリオットは、コンサートに出かけるんだけど、その度に色んなことに出会って、結局皆が会場を後にしてから空のステージを遠くから眺めるだけ。
でも、彼は美しいと言う。
そこは、確かに宇宙の中心だったし、物凄いことが起こった余韻が場を見たしている。

エリオットは、ウッドストックの間近にいた人だけど、実際にそのコンサートを体験することの出来ない私達に近い人でもある。
観終わった後、何だか幸せな映画。
これがLove & Peaceの効用か?

あ、あの人のミニスカ・ポリス…じゃないわ、ミニスカ・ガードマン?姿も見れちゃう驚きに満ちた映画。
あなたにも、ぜひ見て欲しい!
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