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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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1930年代、イタリア、シチリアの田舎町バーリア(バゲリーア)に生まれたペッピーノは、小さい頃からチーズ3個と引き換えにヤギ飼いに奉公(?)に出されるような貧しい家庭に育った。
しかし、家族や愉快な街の人々に見守られ、それなりに充実した少年時代を送っていた。
成長した彼は、運命の女性マンニーナと恋に落ちるが、彼女の両親は反対し、金持ちの男と婚約させてしまう。
が、二人は(ちょっと変わった)駆け落ちをし、両親もついに根負けして結婚を許す。
やがて、共産党の幹部になり、市議会議員を務め、理想を実現するためにさらに上を目指すペッピーノ。
だが、思いどおりにはいかない。
失業したり、娘が反抗期を迎えたり……
正義感に燃えて入った政治の世界にも裏側がある。
愛する父も年老い、別れの時が来る。
幸せな時も悲しい時も、そばには愛する家族、そして故郷バーリアがあった。

ペッピーノが見つめる時代を、私達は彼の目を通して体感する。
人の一生って結局とりとめのないことの連続なんだね。
だから、この物語もまた、とりとめがないといえば、その通り。
でも、それが当然なんだろうな~
人生ってとりとめがなくて終わりが見えなくて混乱して混沌としている、でしょ?

ヤギ飼いに出た子供時代に聞かされた3つの巨岩に一つの石を当てられれば見つかるという宝物を彼は本当に手に入れたのか?
あの出会いこそが、宝物なのか?

閉じ込められていた蠅がもう一度飛び立つ姿に心が弾む。
理由は上手く説明出来ないけど。

2007年にローマで暴漢に襲われ、生死の境をさまようという事件が、トルナトーレ監督の人生の大いなる転機となったそう。
晴れて回復した監督は、改めて生きる喜びを実感し、故郷シチリアを舞台に人生の素晴らしさを描きたかったらしい。
とりあえず、こんなに愛してるものがあって、その愛を表現できる手段と能力があるっていいな~
と思う。

モニカ・ベルッチやルイジ・ロカーショの勿体なくも贅沢な登場にも注目(?)。
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無題
モニカ・ベルッチはどの辺で出てたの?
エンドロールで知りました。
angie 2010/12/22(Wed)23:20:55 編集
Re:無題
教室で「キスしてる!!」って騒いでたでしょ。
隣(?)の作りかけの建物で。
あの、女の人です。
【2010/12/24 17:14】
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