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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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仕事を一時解雇になったトラヴィス。
彼は反戦デモで若い女性と出会い、恋に落ちる。
彼女はインド旅行にトラヴィスを誘うが、彼には先立つものがなかった。
仕事を探す彼は、一件の求人広告を見つける。

14日間の実験。
日給は1000ドル!
面接に出かけるとかなりの高倍率のようだが、トラヴィスは見事(?)被験者に選ばれる。
だが、実験開始前に彼らが受けた説明は、“きわめて安全な環境で行なわれ、危険はない。ただし、人権を侵害する可能性がある”というものだった。
他には気が弱そうだが、温厚そうなバリス、冴えない感じのグラフィック・ノベル・ライターのベンジー、女好きのチェイス、元受刑者という過去を隠して参加しているニックスら24人の男達が選ばれた。

バスで郊外に連れていかれた彼らは、看守役と囚人役に分けられ、模擬刑務所で14日間を過ごすのが、実験の内容だった。
以後、囚人役は名前ではなく番号で呼ばれ、看守役は制服を身につける。
監視カメラが彼らの様子を観察し、暴力行為があれば赤いランプが点灯して実験は即中止となり、報酬は支払われないと告げられる。
トラヴィスは囚人役、バリスは看守役になった。
実験がスタートし、初めはただの役割分担に過ぎなかったが、時間が経つにつれ、それぞれの心に思いもかけない変化が起きる。

1971年にスタンフォード大学で実際に行われた実験がモデル。
普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、本来の人格に関わりなくその役割に合わせて変わっていくことを証明しようと行った。
模擬刑務所で14日間のスケジュールが予定されていたが、実験はわずか6日間で中止された…。
というもの。
『es[エス]』のハリウッド・リメイクとも言える形になるらしいんですけど、残念ながらこっちは観に行けなかったんですね~という訳で、未見なので比較はしません。
オフィシャルサイトには人間の本質は善か悪か?みたいなことが書いてあるけど、そういうことでもない気がするな~
人間は生まれ落ちた時からずっと役割を演じているんじゃないかと思う。
最初は誰かの娘や息子として、しばらくして幼稚園や学校での役柄が増え、働くようになれば職場での役柄を演じ、恋人だったり配偶者だったりの役割を演じていくようになるんじゃないかな~
となると、本当の自分は?
そんなもの、どこにもないのかも。
独りきりでいる時さえ自分の思う自分を演じているのかも……
人は立場や環境でどんどん変化していくってことだと思うんだな。
フォレスト・ウィテカー演じるパリスは40過ぎて母親と同居し、しかも毎日母親にどやされているらしい。
この辺りが推測しか出来ない辺がこの映画の残念なところ。
一人ひとりの元々の人物像がつかめていないため、変化にアッと驚く部分が少ない。
パリスはまぁ一応分かるといえば分かるし、コレくらいで悟ってくれよ…ってことかもしれないんだけど。
この最初は引っ込み思案だったパリスがいつの間にか看守役達のリーダー的存在になり、絶大な権力を振るうようになる。
一方、囚人役の中心になるのはトラヴィス(エイドリアン・ブロディ)で、穏やかな性格の彼が看守に反発し、暴力も厭わなくなる。
今までの世界の規範は崩れ、『赤ランプ』が唯一の判断基準になる。
赤ランプは暴力行為があった場合にも点くが、それ以外にルールを破った囚人役を看守役が相応に罰しない場合も点灯すると言われる。
よって、看守側には相応を判断し、かつ罰さなければならないというプレッシャーがかかる。
この状況で思い出したのが、ある実験。
これは何かのドキュメンタリーで見たので、どこがいつ頃やったのかとか、覚えてないんですけど…
二人一組になり一方が問題を出し、一方が答える。
二人はそれぞれ別の部屋にいて、お互いは見えない状態。
問題を出した側は、相手が不正解なら機械のボタンを押し、電気ショックによる『罰』を与える。
不正解が重なるとどんどん電気ショックは強くなるというもの。
問題を出す側には誰かが同席したか、放送でか、相手が間違うとボタンを押すように指示がある。
この実験で電気ショックを与える側は学者たちが考えていたよりもずっと強いレベルまで、電気ショックを与え、一番強いレベルまでボタンを押した人も数多くいたというもの。
実は、答える側の被験者は学者の助手とかで、実際に電気ショックを受けている訳ではなく適当に悲鳴を上げたりしているだけなんですが。
本当の被験者たちは、悲鳴を聞き良心の呵責に駆られ謝りながらも、電気ショックを与えるボタンを押し続けたっていう……

人というのは、プレッシャーに弱く、置かれた環境でどんどん自分を変化させていってしまうものなのである。
それがまた、人類が生き延びてきた理由なのかとも思う。
いわゆる適応力。

最後のシーン、実験が終了した彼らは、まるで悪夢から覚めたような、魔法が解けたような感じ。
そして、元の自分、元々自分が演じていた役にまた戻っていったのだと思う。
変だっておっしゃる方もいたけど、個人的には至極当然の気がする。

『es』は確か好きな俳優が出てたので、見たいと思ってるんですが…レンタルって苦手なんだよね~;;

一番解せないのは、トラヴィス。
そんな、会ったばっかの女といきなり自前でインド旅行に行きたいか?
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