私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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伝説的DJとして名を馳せていた“デリシャスD”ことディーン。
今は車いすの身で、スラム街で車上生活をしている。
炊き出しにやってくるジョーという神父が相談に乗ってくれるが、思うようにはならない。
ある日、彼が手を触れた老人の病気が治ったことから、ジョー神父はディーンが人を治癒する力を持っていることに気付く。
ジョー神父は彼の力を用いて人々を治してゆくが、ディーンは次第に自分が利用されていると考えるようになり、自分のために力を使おうとする。
かつての夢であった音楽での成功を求め、デビューを間近に控えたロックバンドへと加入するのだが……
オーランド目当てで行くと失敗するよ。
マーク・ラファロが監督ってどんなかな~?という訳で見て来ました。
ディーンがどうして歩けなくなったのかというのは描かれてなかったと思うんですけど、最初に狂熱的なキリスト教集会に彼が出かけていくところから始まります。
実際、歩けなかったという人が立ち上がれるようになったりするのを目にします。
で、指名された人が治癒を授かるというわけなんですけど……
彼を集会に誘った人が「君のことなんじゃないか!?」と言うんだけど、後ろの人だったり。
まぁ、どこかで分かってたんだと思うんですよ。
こんなの、仕込みでしょ?
フツーは。
でも、まぁ、もしかしたら……という気もちもあっただけに、ガックリしちゃうよね。
さて、自分が手を触れると人が治るらしいと言われ、実際に無理やり目の見えない婆ちゃんに触らされて、婆ちゃんの目が見えたのを目の当たりにしたディーン。
当然、自分に試します。
いや、でもさ、今まで生活してて自分に触らないってことないと思うんだけど;;
まぁ、普段は車いすを動かすために手袋してるからね。
もしかして……と思うよね。
でも、占い師が自分のことを占えないように自分には力は効かないのでした(>_<)
最初は、少額の生活費をもらうことを条件に神父の言うとおり人々に触れるディーンですが、何てったって目の前でバンバン献金は集まっていくし、大金持ちが娘を直してくれたら25万ドル寄付をするというのを聞いて、もう堪らなくなっちゃうんだね。
そりゃ、そうだよ~
自分は家もなくって、明日のご飯の心配もしなきゃいけない身の上なのに。
神父は人々のためっていうけど、施設を建てたいとかいうのも“神父の欲”なんじゃないかと思うのですよ。
人のためになることなんだろうけど、自分がそうしたいんだもんね。
で、
元々DJ時代の彼の腕を知っていたアリエルに誘われて、バンドのオーディションを受けに行くも、バンドの世話をしてるという人にキレちゃって追い出されちゃう。
だけど、彼の力を知ったバンドのヴォーカルが今度は誘いに来る。
ライヴがメインだけど、ちょっと余興をやってくれればいい。
その、ちょっとした余興が評判となってツアーは大盛況。
だけど、神父に言われて治療してた頃からだけど、誰でも彼でも治せる訳じゃないんだね。
手を当てて何も感じない人は治せないみたい。
という訳で、100%の成功率じゃないことを危惧したバンドの世話人はサクラを用意する。
こうなると、もう、完璧にだたの見世物。
だけど、観客は誰よりもディーン待っている。
という訳で、自然と態度もデカくなる。
事実、彼の人気でお客が入ってるんだしね。
そして、ある日彼を誘ってくれたアリエルが演奏中に倒れたのを治そうとするも出来ずに死なせてしまうという事件から、何もかもが大どんでん返し。
彼は裁判にかけられる。
シンパシー・フォー・デビルっていうのあったよね?
『悪魔を憐れむ歌』って邦題がついてたはずだけど。
それをもじってあるんだろうけど、ディーンは憐れんで欲しい訳ではなかった筈。
だけど、分かって欲しかった筈。
衣食足りて礼節を知る、じゃないけど。
自分が苦しいのに、人を幸せにして、自分は不幸せなままで、それでも喜べるなんて、よほどの聖人君子か偽善者だ。
この辺のディーンの苛立ちはよく分かる。
ただ、最後の解脱は、そうなのかな~
そういう心境になれるのかな~
って感じだったけど。
下がってて、グンと上がって、ドスンと落ちて、裏切られて、いっぱい考える時間があって、たどり着いたところだろうから、そこを分かるのは難しい。
主役のデリシャス・Dを演じたクリストファー・ソーントン。
どこかで見たことある人だなぁ……と思っていました。
パンフレットをチラ見したところ『ブラザーズ&シスターズ』に出たことあるらしい。
こんなに目の綺麗な男を見落とす訳がない……と、家に帰ってからも考えていたら、思い出しました。
二男のケビンが昔ケガをさせちゃった少年が、当時は大丈夫だと聞かされていたのに、実は歩けなくなったのだと聞いて20何年経って会いに行くというエピソードで、相手の少年の現在の姿を演じていたのが彼でした。
ということは、車いすの彼しか見たことがない……
IMDBを斜め読みしたところ、25歳の時にロッククライミング中にケガしたのが元で下半身不随になったようです。(バカが英語を斜め読みしたから違ってるかも;;)
役者としてのキャリアは既にスタートしていたようなので、この時の落胆ぶりは相当なものだったのでは……と思われます。
そんな彼自身の、苛立ちと解脱(っていうと何だけど)が、この話には盛り込まれているのかな~?と思うと、また感じるものが違ってくる気がします。
それぞれの人物が、もう少し丁寧に描かれていたら尚よかったんでは……と思われる作品ではありますが、彼の親友だというマーク・ラファロは手堅くまとめたのではないでしょうか?
マークとクリストファーのえぇ話。に、まぁ、ちょっと付き合ってあげましょう。
今は車いすの身で、スラム街で車上生活をしている。
炊き出しにやってくるジョーという神父が相談に乗ってくれるが、思うようにはならない。
ある日、彼が手を触れた老人の病気が治ったことから、ジョー神父はディーンが人を治癒する力を持っていることに気付く。
ジョー神父は彼の力を用いて人々を治してゆくが、ディーンは次第に自分が利用されていると考えるようになり、自分のために力を使おうとする。
かつての夢であった音楽での成功を求め、デビューを間近に控えたロックバンドへと加入するのだが……
オーランド目当てで行くと失敗するよ。
マーク・ラファロが監督ってどんなかな~?という訳で見て来ました。
ディーンがどうして歩けなくなったのかというのは描かれてなかったと思うんですけど、最初に狂熱的なキリスト教集会に彼が出かけていくところから始まります。
実際、歩けなかったという人が立ち上がれるようになったりするのを目にします。
で、指名された人が治癒を授かるというわけなんですけど……
彼を集会に誘った人が「君のことなんじゃないか!?」と言うんだけど、後ろの人だったり。
まぁ、どこかで分かってたんだと思うんですよ。
こんなの、仕込みでしょ?
フツーは。
でも、まぁ、もしかしたら……という気もちもあっただけに、ガックリしちゃうよね。
さて、自分が手を触れると人が治るらしいと言われ、実際に無理やり目の見えない婆ちゃんに触らされて、婆ちゃんの目が見えたのを目の当たりにしたディーン。
当然、自分に試します。
いや、でもさ、今まで生活してて自分に触らないってことないと思うんだけど;;
まぁ、普段は車いすを動かすために手袋してるからね。
もしかして……と思うよね。
でも、占い師が自分のことを占えないように自分には力は効かないのでした(>_<)
最初は、少額の生活費をもらうことを条件に神父の言うとおり人々に触れるディーンですが、何てったって目の前でバンバン献金は集まっていくし、大金持ちが娘を直してくれたら25万ドル寄付をするというのを聞いて、もう堪らなくなっちゃうんだね。
そりゃ、そうだよ~
自分は家もなくって、明日のご飯の心配もしなきゃいけない身の上なのに。
神父は人々のためっていうけど、施設を建てたいとかいうのも“神父の欲”なんじゃないかと思うのですよ。
人のためになることなんだろうけど、自分がそうしたいんだもんね。
で、
元々DJ時代の彼の腕を知っていたアリエルに誘われて、バンドのオーディションを受けに行くも、バンドの世話をしてるという人にキレちゃって追い出されちゃう。
だけど、彼の力を知ったバンドのヴォーカルが今度は誘いに来る。
ライヴがメインだけど、ちょっと余興をやってくれればいい。
その、ちょっとした余興が評判となってツアーは大盛況。
だけど、神父に言われて治療してた頃からだけど、誰でも彼でも治せる訳じゃないんだね。
手を当てて何も感じない人は治せないみたい。
という訳で、100%の成功率じゃないことを危惧したバンドの世話人はサクラを用意する。
こうなると、もう、完璧にだたの見世物。
だけど、観客は誰よりもディーン待っている。
という訳で、自然と態度もデカくなる。
事実、彼の人気でお客が入ってるんだしね。
そして、ある日彼を誘ってくれたアリエルが演奏中に倒れたのを治そうとするも出来ずに死なせてしまうという事件から、何もかもが大どんでん返し。
彼は裁判にかけられる。
シンパシー・フォー・デビルっていうのあったよね?
『悪魔を憐れむ歌』って邦題がついてたはずだけど。
それをもじってあるんだろうけど、ディーンは憐れんで欲しい訳ではなかった筈。
だけど、分かって欲しかった筈。
衣食足りて礼節を知る、じゃないけど。
自分が苦しいのに、人を幸せにして、自分は不幸せなままで、それでも喜べるなんて、よほどの聖人君子か偽善者だ。
この辺のディーンの苛立ちはよく分かる。
ただ、最後の解脱は、そうなのかな~
そういう心境になれるのかな~
って感じだったけど。
下がってて、グンと上がって、ドスンと落ちて、裏切られて、いっぱい考える時間があって、たどり着いたところだろうから、そこを分かるのは難しい。
主役のデリシャス・Dを演じたクリストファー・ソーントン。
どこかで見たことある人だなぁ……と思っていました。
パンフレットをチラ見したところ『ブラザーズ&シスターズ』に出たことあるらしい。
こんなに目の綺麗な男を見落とす訳がない……と、家に帰ってからも考えていたら、思い出しました。
二男のケビンが昔ケガをさせちゃった少年が、当時は大丈夫だと聞かされていたのに、実は歩けなくなったのだと聞いて20何年経って会いに行くというエピソードで、相手の少年の現在の姿を演じていたのが彼でした。
ということは、車いすの彼しか見たことがない……
IMDBを斜め読みしたところ、25歳の時にロッククライミング中にケガしたのが元で下半身不随になったようです。(バカが英語を斜め読みしたから違ってるかも;;)
役者としてのキャリアは既にスタートしていたようなので、この時の落胆ぶりは相当なものだったのでは……と思われます。
そんな彼自身の、苛立ちと解脱(っていうと何だけど)が、この話には盛り込まれているのかな~?と思うと、また感じるものが違ってくる気がします。
それぞれの人物が、もう少し丁寧に描かれていたら尚よかったんでは……と思われる作品ではありますが、彼の親友だというマーク・ラファロは手堅くまとめたのではないでしょうか?
マークとクリストファーのえぇ話。に、まぁ、ちょっと付き合ってあげましょう。
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