私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
オモシロモノ
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
ブログ内検索
最古記事
かうんたー
数え始め 2006/11/14
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
18世紀中頃、ヨーロッパの音楽界を震撼させた神童ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
その姉もまた、豊かな他才能の持ち主であった。
その名は、マリア・アンナ・モーツァルト、愛称ナンネル、ヴォルフガングの4歳年上の実姉である。
父レオポルトによって3歳から音楽を学び、たちまちその才能を開花させた14歳のナンネルには、11歳の弟ヴォルフガングがいた。
長い演奏旅行の最中、父はヨーロッパ各地の演奏会で"神童"と絶賛を浴びるヴォルフガングを溺愛し、ナンネルはヴァイオリンに触れることさえ禁じられる。
「女性は作曲家にはなれない」というのが18世紀ヨーロッパの音楽界の常識だった。
やがて、一家は時のルイ15世が君臨するヴェルサイユ宮で演奏する機会に恵まれる。
その滞在中、ナンネルは王太子ルイ・フェルディナンと出会い、恋に落ちる。
ヴォルフガングのヴァイオリン演奏の伴奏を務め、聴衆を魅了するナンネルの音楽の才能に気づいた王太子に作曲を勧められ、創作の歓びに目覚めていくナンネル。
しかし、女性が作曲をするなど、当時では許されないことだった……。
いや~まさかの満席(^_^;)
前の日に用事で梅田に出たついでに券取っといてよかったわ。(先売りしてくれるようになったのは、ありがたいけど足を運ばないといけないのがやや難ですね;;)
しかし、皆さんゴールデン・ウィークも真っ只中というのに、よくもこんな辛気臭い映画に……
不勉強なので、モーツァルトに姉がいたというのもちっとも知りませんでした。
まだ子どもの頃は、ヴァイオリンも弾かせてくれて、熱心に指導してくれたであろう父親も、弟にかまけて姉のことは放ったらかしぽい。
とはいえ、練習をサボるなと厳しいのですが……
演奏しては馬車で移動するという。
イマイチ売れてないバンドがバンでドサ回りするような生活を続けるモーツァルト一家。
並々ならぬ才能を持ちあわせながらも、“天才”“神童”の弟の影となったナンネル。
また、時代ゆえに、自分の内に溢れる音を曲にする術を教えてもらえず形に出来ないナンネル。
馬車の修理に立ち寄った修道院で、ナンネルは思いがけず王の令嬢たちと親しくなる。
中でも、末のルイーザとは秘密も分かち合う中になった。
王太子との出会いも、彼女の恋文の仲介役がきっかけだった。
しかし、恋は実ることはなく、訪ねたルイーザは修道女に(正しくは請願者で、ちょっと違うらしい)。
彼女はナンネルに言う
「もしも男だったら、私たちは世界を変えたかもしれない。あなたは音楽で。私は政治で」
王太子への想いを断ち切ったナンネルは、年の離れた男の元に嫁ぎ、弟の残した作品を後世に伝えることに尽力したが、晩年は目も患い貧しい暮らしだったとか……
時代が時代なら、『モーツァルト』の名は二人の優れた作曲家を指していたかもしれないのに……
歴史ものの姿をしたフェミニズム映画かもしれない。
実際の登場人物の年齢とは色々誤差があるらしいのですが、ま、そこは脚色ということで。
その姉もまた、豊かな他才能の持ち主であった。
その名は、マリア・アンナ・モーツァルト、愛称ナンネル、ヴォルフガングの4歳年上の実姉である。
父レオポルトによって3歳から音楽を学び、たちまちその才能を開花させた14歳のナンネルには、11歳の弟ヴォルフガングがいた。
長い演奏旅行の最中、父はヨーロッパ各地の演奏会で"神童"と絶賛を浴びるヴォルフガングを溺愛し、ナンネルはヴァイオリンに触れることさえ禁じられる。
「女性は作曲家にはなれない」というのが18世紀ヨーロッパの音楽界の常識だった。
やがて、一家は時のルイ15世が君臨するヴェルサイユ宮で演奏する機会に恵まれる。
その滞在中、ナンネルは王太子ルイ・フェルディナンと出会い、恋に落ちる。
ヴォルフガングのヴァイオリン演奏の伴奏を務め、聴衆を魅了するナンネルの音楽の才能に気づいた王太子に作曲を勧められ、創作の歓びに目覚めていくナンネル。
しかし、女性が作曲をするなど、当時では許されないことだった……。
いや~まさかの満席(^_^;)
前の日に用事で梅田に出たついでに券取っといてよかったわ。(先売りしてくれるようになったのは、ありがたいけど足を運ばないといけないのがやや難ですね;;)
しかし、皆さんゴールデン・ウィークも真っ只中というのに、よくもこんな辛気臭い映画に……
不勉強なので、モーツァルトに姉がいたというのもちっとも知りませんでした。
まだ子どもの頃は、ヴァイオリンも弾かせてくれて、熱心に指導してくれたであろう父親も、弟にかまけて姉のことは放ったらかしぽい。
とはいえ、練習をサボるなと厳しいのですが……
演奏しては馬車で移動するという。
イマイチ売れてないバンドがバンでドサ回りするような生活を続けるモーツァルト一家。
並々ならぬ才能を持ちあわせながらも、“天才”“神童”の弟の影となったナンネル。
また、時代ゆえに、自分の内に溢れる音を曲にする術を教えてもらえず形に出来ないナンネル。
馬車の修理に立ち寄った修道院で、ナンネルは思いがけず王の令嬢たちと親しくなる。
中でも、末のルイーザとは秘密も分かち合う中になった。
王太子との出会いも、彼女の恋文の仲介役がきっかけだった。
しかし、恋は実ることはなく、訪ねたルイーザは修道女に(正しくは請願者で、ちょっと違うらしい)。
彼女はナンネルに言う
「もしも男だったら、私たちは世界を変えたかもしれない。あなたは音楽で。私は政治で」
王太子への想いを断ち切ったナンネルは、年の離れた男の元に嫁ぎ、弟の残した作品を後世に伝えることに尽力したが、晩年は目も患い貧しい暮らしだったとか……
時代が時代なら、『モーツァルト』の名は二人の優れた作曲家を指していたかもしれないのに……
歴史ものの姿をしたフェミニズム映画かもしれない。
実際の登場人物の年齢とは色々誤差があるらしいのですが、ま、そこは脚色ということで。
PR
この記事にコメントする