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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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何か、映画館がスゴイことになってますよ;;
ホントは前の週に観ときたかったんだけど、体調がイマイチだったんで断念したら、もう……
で、この手の映画は、絶対ココじゃないやろ?っていうデカいスクリーンでやってるんだね。
賞って不思議である。

2004年の夏、イラク、バグダッド郊外。
アメリカ軍の爆発物処理班が今日も爆弾を解除しようとしている。
彼らは、死と隣り合わせの前線の中において、さらに最も死を身近に感じている。
いつもどおりの作業の筈だったが、退避しようとしていた、その時、爆発が起き、リーダーが殉死してしまった。
後任として、中隊のリーダーに就任したジェームズ二等軍曹は、基本的な手順を踏まず、まるで死を恐れていないかのように振舞う。
補佐に付くサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は、いつ死ぬかもしれない緊張感と、一瞬の判断ミスが死に直結する爆発物処理の任務の中で、徐々にジェームズへの不安を募らせていく。
彼は、只の命知らずなのか、それとも勇敢なプロフェッショナルなのか……?
激しい戦闘行為は今日も繰り返され、爆弾処理の毎日が過ぎていく。
ブラボー中隊の任務が明けるまで、後38日。

そうか、これがオスカー獲ったのか……
変だな。
だって、好きだもん(爆)
好きだと思う映画は、だいたいアカデミー賞、特に作品賞は獲らないことになっているのだ。

非日常が日常となってしまった兵士達の当たり前じゃない当たり前の日々を淡々と描いている。
戦争を賛美しているとか、アメリカは偉いんだぞって見せようとしてるとか、言う人もおられるようだが、それはちょっと違うんじゃないかな…と思う。
私には観察日記のように思えた。
異常な状態に置かれた人間がどうなっていくかの観察日記。
人がどんなに脆いかとか、壊れていく様子とか、そういうのを出来るだけ客観的に観る側に示したんじゃないかと思う。
自己の生存本能すら薄れていると思われるジェームズは、多分人間としては壊れかけている。
それと、彼ほどはまだ壊れていない二人との対比。
でも、彼らも既にどこか壊れかけている感じがする。
サンボーンは従来のやり方に酷く固執しているし、エルドリッジは自分がいる現実に対処しきれていない。
それでも、互いに命を預ける関係だからか、3人の結束は強まっていく。
だからこそ、破綻が訪れるのだけど。

冒頭に「War is Drug」と出てくる。
あまり表立っては語られないが、イラクにも多くの派遣兵士が行っているらしい。
つまり、傭兵なのだけど、昔のイメージとは違って、民間の軍事会社と契約して、ホントにまるで会社に事務職員を派遣するように戦場に派遣されて行くらしい。
多くは、一度は除隊したものの、普通の生活が出来ずに戻ってきた人達だそう。
噴出するアドレナリン。
命を賭けた任務、そのスリル。
そして、解放された時の深い安堵。
普通の生活では得られないこれらは、麻薬のように人を中毒にするらしい。
もちろん、誰もがというわけではないだろう。
派遣兵士達は、もちろんアメリカ人だけではない、昔のイメージどおり国から国を、戦場から戦場を渡り歩く人達もいるだろう。

何となく、だけど、分かる気がしてしまう。
普通の生活をしていても、それは時々フッと頭をもたげる。
そんな、中毒を起しかねない体験が……誰にも一つくらいあるのじゃないだろうか?
戦場にいる間は、落ち着いた普通の生活がしたいと思っていたのに、いざ故郷へ帰ってみると、何をしたらいいのか分からないし、うまくやっていけない。
そして、得意なことが出来る場所へと帰るのだ。
その場所がある限り。

傭兵達の死は、アメリカ兵の犠牲者の中には入らない。
戦争が続く限り、中毒者は増え続け、数に入らない犠牲者も増えていくのだろう。

余談だけど、この映画がオスカーを獲ったことで、アカデミー賞のあり方みたいなのもちょっと考えちゃうね。
確かに、大衆におもねるのはよくないと思う。
でも、格好つけて通ぶるのは如何なものか、だし。
まぁ、ただゴールデン・グローブとかぶりたくなかった、というのも、アルかもね。
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的を得てる!
観察日記って、すっごい的を得た表現!第三者的な視点って意味ではすごい極めてますよね、この映画。

chuchu 2010/03/15(Mon)21:08:56 編集
わ!
ほめられた!
ほめられた~
の、かな?(爆)

ほぼ時系列にしたがって、事実だけを(フィクションなんだけど)つらつらと並べていくというのが、考えてみれば勇気がある手法ですよね。
【2010/03/16 17:30】
うんうん
やっぱ女性ならではの冷静な目なんじゃ?
chuchu 2010/03/17(Wed)02:02:22 編集
アバターと比べると
夢見がちな男と現実的な女。
なんでしょうかね?
【2010/03/25 17:26】
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