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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
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メキシコの片田舎のバナナ園で、ケンカしながらも楽しく働く兄弟はそれなりに幸せな毎日を送っていた。
兄のベトは妻子持ちでバナナ園の作業長も務めているが、ギャンブル好きの乱暴なゴールキーパー。
荒っぽいプレースタイルから“ルド”=(タフな乱暴者)と呼ばれている。
弟のタトは優秀なストライカーだが、歌手になるのが夢だ。
今日も草サッカーへと向かう二人の前に、ある日偶然、サッカー・スカウトの“バトゥータ”が現われた。
二人とも見込があると彼は言うが、他にも選手を抱えているため、どちらか一人とだけ契約したいと言う。
PK対決でどちらが行くか決めることにした二人。
兄に勝ったタトだけが選ばれ、メキシコシティに行くことになった。

落胆したベトだったが、その後タトの頼みもありバトゥータから、ある二部チームのキーパーとして呼ばれる。
やがてタトは大げさで古くさいプレーで“クルシ”=(軟弱な自惚れ屋)というあだ名をつけられるが、スター選手となり、豪邸や新車を手に入れる。
ベトもやがて頭角を現し、二人ともチームは違うがそれぞれ一部リーグの中心選手として活躍するようになる。
だが、貧乏から一転、何不自由ない暮らしを手に入れたのも束の間、タトは美女に翻弄され、ベトはギャンブルと麻薬にハマっていく。
一気に上昇した運が急激な下降線を辿り始めた二人。
そして、今度は大観衆が見守る中、再び人生の大きなターニング・ポイントを賭けたPK戦による兄弟対決を迎える。
試合の行方は!?
そして二人の運命は!?

いや~思いがけず、深かったです。
「どこが!?」と言われるかもしれませんけど……(^_^;)

ありがちといえばありがち尽くしの展開のストーリーなのですが、何だか惹かれるものがある。
悲壮感を漂わせつつも、何でかのんびりというかお気楽モードというか……
ラテンの血のなせる業でしょうか?
物語は、バトゥータのナレーションによって語られていきます。
人生をサッカーに喩えた言葉はいちいち深いのですが、このオッサンがメッチャ胡散臭くて、それもまた皮肉めいていいんじゃないかと。
でも、こういう人の方が人生分かってそうな気もするなぁ。
何かにつけて競い合ってきた兄弟は、ケンカばかりなのですが、やはり他人とは違う絆があるようで……
自分では散々バカバカ言ってるのに、嫁に弟をバカ扱いされると怒る兄ちゃんとか。
何だかんだ言って、兄を呼び寄せ、住処まで提供しちゃう弟とか。
そんな二人は仲良く母親孝行では妹にあっさり出し抜かれたりとか。

PK戦の使い方がドラマティックでいいですよね。
元々PK戦てドラマティックなものですけど。
1対1の決闘ですからね。
何だか西部劇テイストです。

ラストは衝撃的かつしんみり。
バカな夢なんか見ないで、地道に暮らしてればよかったのに。
という向きもあるでしょうが……
う~ん、どうでしょう?
個人的には夢は叶わないより叶った方がいい気がします。
ほんの短い間でも。

さて、ガエルのお歌ですが……
いや~BGMでかけちゃダメですよ~;;
と、映画館の方に直訴しようかと思いました。
観てる時の「お、おぉっ!?」っていう衝撃が激減です(>_<)
いや、しかし、そうですか……
何故に『甘い罠』がチョイスされたんでしょう?
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