私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
オモシロモノ
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
ブログ内検索
最古記事
かうんたー
数え始め 2006/11/14
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
アーロン・ラルストンは、ある金曜の夜、ロッククライミングを楽しむため、いつものように一人で、ブルー・ジョン・キャニオンに出発する。
それは、彼にとって普段通りの週末になる筈だった。
しかし、突然、過酷な運命が襲い掛かる。
落石に右腕を挟まれ、狭い谷底から身動きとれなくなってしまったのだ。
助けを求める叫び声は誰にも届かない。
やがて落ち着きを取り戻し、知識と経験を総動員して何とか岩を動かそうとするが、岩はピクリとも動かない。
そして生命の限界を越えようとした127時間後、遂に彼は決断する……。
『運命を砕け』
って、どっかに書いてあったんだね。
チラシかな?
多分、岩は砕けない。
となると砕く方はおのずと決まって来る。
アーロンは、あまり人と深く関わらずに生きてきたよう。
でも、陽気で人好きするタイプなので、友達がいないとかいう訳でなく、深入りされたくないという感じ。
慣れた様子で手探りであれこれ詰め込んで行く様子から、これから行く場所が彼にとっては日常的な場所で、決して冒険に出かけるという大仰な心づもりでなかったことを印象付ける。
そして、手探り故に棚に取り残されたスイスナイフに悪い予感がする。
いつも通り渓谷を満喫するアーロンだが、突如不運が降りかかる。
だいたい、不運はいつも通りのごく普通の時間にやってくるのだ。
岩に挟まれてしばらくは取り乱して叫んだりするものの、やがて落ち着き、今までの経験から手持ちの装備を使い身体を支えたりする。
最初はパニックからか、がぶ飲みした水も、これだけの量でどれくらい持たせられるかと考えたり。
1日が過ぎて、持っていたビデオカメラで記録を撮ることにしたのは、死を意識したからだろう。
死が、次第に現実のものとなり、初めて自分の人生と向き合うアーロン。
彼は今まで、両親にも、友達にも、恋人にも心を開いてこなかった。
衰弱してゆく身体。
蘇る過去の場面、行く筈だったパーティの幻影、後悔、諦め。
一度は、岩肌に自分の生没年を書いた彼が、いい息子、いい兄、いい恋人でなかった自分の人生を生き直したいと考え始める。
そして、ついに……
うぅむ。
知ってたし、スプラッターにならないように注意したとの話も聞いてたけど。
私みたいな感受性の人は要注意。
血を見ると味がするとか、電車の中で誰かの手術の話が耳に入ってしまい、吐き気と脂汗を堪えるのに必死になったことがあるとか、痛覚が過敏で他人からは信じられない程痛みを感じるとか。
人の痛みが想像出来過ぎる人は注意が必要です。
抜け出した彼が、抜け出てきた場所の写真を撮るのが、何だか切ない。
ジェームズ・フランコは予想以上の出来。
ほとんど一人で飽きさせなかった。
そして、彼の頭の中を具現化する以上に表現して見せた映像。
吸い上げられていく水とか、彼の体が感じる感覚まで伝わって来る。
そして、冒頭の映像がスゴイ。
世界の動き出す様子に圧倒される。
余談なんだけど
岩に挟まってすぐの時、時任三郎に似てない?
それは、彼にとって普段通りの週末になる筈だった。
しかし、突然、過酷な運命が襲い掛かる。
落石に右腕を挟まれ、狭い谷底から身動きとれなくなってしまったのだ。
助けを求める叫び声は誰にも届かない。
やがて落ち着きを取り戻し、知識と経験を総動員して何とか岩を動かそうとするが、岩はピクリとも動かない。
そして生命の限界を越えようとした127時間後、遂に彼は決断する……。
『運命を砕け』
って、どっかに書いてあったんだね。
チラシかな?
多分、岩は砕けない。
となると砕く方はおのずと決まって来る。
アーロンは、あまり人と深く関わらずに生きてきたよう。
でも、陽気で人好きするタイプなので、友達がいないとかいう訳でなく、深入りされたくないという感じ。
慣れた様子で手探りであれこれ詰め込んで行く様子から、これから行く場所が彼にとっては日常的な場所で、決して冒険に出かけるという大仰な心づもりでなかったことを印象付ける。
そして、手探り故に棚に取り残されたスイスナイフに悪い予感がする。
いつも通り渓谷を満喫するアーロンだが、突如不運が降りかかる。
だいたい、不運はいつも通りのごく普通の時間にやってくるのだ。
岩に挟まれてしばらくは取り乱して叫んだりするものの、やがて落ち着き、今までの経験から手持ちの装備を使い身体を支えたりする。
最初はパニックからか、がぶ飲みした水も、これだけの量でどれくらい持たせられるかと考えたり。
1日が過ぎて、持っていたビデオカメラで記録を撮ることにしたのは、死を意識したからだろう。
死が、次第に現実のものとなり、初めて自分の人生と向き合うアーロン。
彼は今まで、両親にも、友達にも、恋人にも心を開いてこなかった。
衰弱してゆく身体。
蘇る過去の場面、行く筈だったパーティの幻影、後悔、諦め。
一度は、岩肌に自分の生没年を書いた彼が、いい息子、いい兄、いい恋人でなかった自分の人生を生き直したいと考え始める。
そして、ついに……
うぅむ。
知ってたし、スプラッターにならないように注意したとの話も聞いてたけど。
私みたいな感受性の人は要注意。
血を見ると味がするとか、電車の中で誰かの手術の話が耳に入ってしまい、吐き気と脂汗を堪えるのに必死になったことがあるとか、痛覚が過敏で他人からは信じられない程痛みを感じるとか。
人の痛みが想像出来過ぎる人は注意が必要です。
抜け出した彼が、抜け出てきた場所の写真を撮るのが、何だか切ない。
ジェームズ・フランコは予想以上の出来。
ほとんど一人で飽きさせなかった。
そして、彼の頭の中を具現化する以上に表現して見せた映像。
吸い上げられていく水とか、彼の体が感じる感覚まで伝わって来る。
そして、冒頭の映像がスゴイ。
世界の動き出す様子に圧倒される。
余談なんだけど
岩に挟まってすぐの時、時任三郎に似てない?
PR
この記事にコメントする