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私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。

赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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平凡ながらも一人息子に恵まれ、幸せに暮らす教師のジュリアンと編集者のリザ。
ところが、ある日、リザが上司を殺した罪で逮捕されてしまう。
リザの無罪は証明されないまま3年が経ち、刑が確定してしまった。
ジュリアンは息子と妻、3人の幸せを取り戻すためにある計画を立てる。

いつもと変わらない平凡だが幸せな朝は、突然の闖入者によって壊される。
訳も言わずに夫と息子の目の前で妻を捕らえる男達。
こんな不幸に突然見舞われてしまったら、どんな気持ちだろうか?
観客には、真犯人が(犯行の理由は別として)明かされ、妻の無実が告げられる。
しかし、実際には妻の無実を証明するものはなく、有罪が確定してしまう。
突然妻を連れ去られた朝から、3年が過ぎた。
その間の、探偵を雇っての捜査や裁判の様子は、言葉としてほんの少しばかり耳にするだけで潔くすっぱりカットされている。
しかし
これが、いいんである。
夫が妻を“自分の手で”救う、という点に観る側の気持ちをグーッと引きつけて行く。
妻のリザは自分の無実が証明されることを信じて、3年間耐えてきたが、裁判の結果を聞き絶望のためか、自殺をはかる。
このことで、妻を失ってしまう危機感を強めた夫は思いもかけない行動に出るのだ。
自らの脱獄体験を記した著者を訪ね、話しを聞いたり
偽造パスポートを求めて、裏社会に首を突っ込み痛い目に遭ったり
金のために強盗をしようとしたが、ためらって引き返したり
自分達と同じ『普通の人』が、それでも、徐々に度胸や凶暴さすら身につけていく。
それでいて、息子や妻への真摯で溢れる程の愛情も失わない。
優しい父親であり、妻を愛する夫でありながらも、いや、そうであるからこそ、一線を越えてしまう。
「脱獄は簡単だがその後が大変だ」との、脱獄の達人の言葉に従い、逃走の手段、経路、資金を確保し、行動に出る夫。
都合がよすぎると思える偶然も、無実の罪で捕らわれた妻と、妻を救うために必死な夫のための天の計らいかも、と思える。
計画の成功に私達はホッと息を吐くが、脱獄の後の大変さはまだまだ続くのだろう……。

シリアスに締めてみましたが
何で壁に(壁紙貼ってあるとはいえ)直書き!?
しかも、家だけじゃなく職場にまで!?
とか、ツッコミたくなっちゃうんですけど;;

リメイクするんだってね。
ポール・ハギスが。
何でそんなことするんだろう?
このままで、そして、このままが、いいと思うのだが……
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水曜日、台湾映画に行く心積もりの私を突然の悲劇が襲いました。
歯の詰め物が……取れたっ;;
これはやっぱり、歯医者に行かねばなりますまい(>_<)
まぁ、考えてみれば前日は阿佐スパだったし、木曜日は歯医者は定休日なわけで、運がよかったと思わねばなりますまい。

さて、そんなにすすんで観る気はなかったんですけど、この映画。
阿佐スパに神経やられっぱなしで週末を迎えるというのも何だか……なので。

ロサンゼルス。
2月14日。
そう、バレンタインデー。
この日、花屋のリードは同せい中のモーリーにプロポーズした。
みんなの予想を裏切って彼女の返事は「YES」。
しかし、仕事の途中で自宅に立ち寄るとモーリーは荷物をまとめていた。
一方、リードの親友で教師のジュリアリードのアドバイスで、恋人のハリソンの出張先に押し掛けようとするが……けしかけた筈のリードが彼女を引き止めに来た。
リズ初めて一夜をともにしたジェイソンの寝起きの顔をカメラに収めていた。
二人は、同じ会社に勤めている。
素敵な夜だったと言ったリズだが、時計を見て逃げるように帰ってしまう。
バレンタインを忘れていたのが原因かとジェイソンは、リズをディナーに誘うのだが……
エステルとエドガーは出逢って50年以上にもなる中のよい夫婦。
しかし、この日妻は夫に重大な告白をする。
ロサンゼルス行きの飛行機の中で目を覚ましたホールデンは、カーテンを閉めようとして、隣の席の軍服を着た女性ケイトを起してしまう。
大尉である彼女は、一晩だけの滞在許可をもらい、これから大事な人に11ヶ月ぶりに会いに行く。
職業柄か人物観察に優れたケイトは、ホールデンが恋の悩みを抱えていると指摘する。
この日に、苦い思いをしている男女がいる。
有名アメフト選手のパブリシストのカーラと、スポーツキャスターのケルビン。
カーラは、毎年開く“バレンタインデーなんか大嫌い!パーティー”の参加者が、今年はまだゼロだと焦っている。
ケルビンはスポーツの仕事を干され、朝からバレンタインがらみの取材ばかり。

バレンタインデーに、彼らは、本当に大事な人を見つけることができるのか?

告白します。
『プリティ・ウーマン』を観たことがありません。
キャスティングもシチュエーションも耳にするあらすじも受け付けません;;
なので、同じ監督の映画をぜひとも観に行きたいという気分ではなかったんですけど。

しかし、アメリカ人がこんなにもバレンタインデーに夢中だとは……。
いや、マジですか?
小学生から老人まで。
いやはや、何とも……
予告編とかでほのめかしておいたのとは違う組み合わせのカップルが誕生したり。
意外性は楽しい。
一応花屋さんが主人公で、彼を中心にして系統樹のように人々がつながってたんだね、実は。
という感じ。
アン・ハサウェイの芸達者振りに感嘆しつつ、でも、ちょっとやりすぎたか…と思ったり
ジェシカ・アルバがバリバリのキャリアウーマンて……と突っ込んだり
でも、彼女についてはあまり掘り下げられてなくてちょっと可哀想でしたね。
テイラー×テイラーのウザったさに殺意を覚えたり(笑)
あんな告白を大々的にしたアメフト選手の将来を憂えたり(大々的な分マシかもね)
そんなことを要求したであろう恋人の気持ちを量りかねたり

とりあえず、自分が、一人がもう一人の髪の毛をくしゅっとするああいうシーンがいかに好きかという認識を新たにしました。
だから、バディ物が好きなわけですよ(笑)

ほぼハッピーエンドで、観終わった後楽しい気分で帰れることは間違いないかな。
深く考えさせられるような何かはないけどね。
久々に祝日に朝一番で出かけたんですけど、思ったよりも遅くなってしまい、チケット売り場には長蛇の列。
あぁ、やっぱり韓流って、まだまだパワーあるのね;;
ともあれ、何とか1回目の上映券&席を確保しました。

高麗末期。
王は正体不明の刺客に命を狙われ、また、強大な権力を元からは政治的な圧力をかけられ続け、高麗国は大きく揺れていた。
元の圧力は後継者問題を巡り、更にエスカレートする。
ついに王は重大な決断を下す。
幼い頃から寵愛する護衛隊 乾竜衛の隊長であるホンニムに王妃を身ごもらせるように命じたのだ。
王の命令には絶対服従でありながらも茫然自失となるホンニム、望まぬ交わりを拒めない王妃、そして国家を守るための自らの決断に揺れる王。
それまでバランスを保ち続けていた三人の運命はその日を境に大きく狂い、時を同じくして国家も大きく動き始めていく。

豪奢な宮中、大人数による華やかな群舞や剣舞、剣術アクション、美しい風景そして血生臭いシーンなどを背景に描かれる三角関係。
メロドラマ、ですかね。
監督もメロドラマって言ってるし。
現代を舞台にメロドラマを撮るのは難しくなってきているのかな?
家柄や性別も当事者となってみれば話は別ですが、フィクションの世界ではさほど障害ではなくなってきているし……。
R+18ってことで、生々しいというか何というかな描写も多く……
個人的には、王妃とホンニムのF*CKシーン(もうラヴシーンとかベッドシーンとかじゃないです;;)の多さにちょっとウンザリ。
そのまんま過ぎて、却って淫靡な感じとか、背徳とか、感じられません。
何かだんだんスポーツ観戦か動物の観察か、って感じに……
もう一工夫あれば、色っぽく見られたかも(-_-;)
王様とは1シーンだけだし、そんなに大したことはない…と思うんだけど。
王様役のチュ・ジンモはMUSAで初めて観て…その後はあまり出演作もなかったそうなので、しばらく見てなかったと思うんですけど。
通路に貼ってあるパネルを眺めながらおば様、いえ、お姉様たちが、「やっぱり綺麗な顔立ちよね~年取ったけど」と言ってましたが、その通り綺麗な方です。
MUSAの時はもう少し可愛らしさが勝っていたような気もしますが。
年を取るのはお互い様ですから仕方がないですね~
で、ホンニムの人は、私、韓流はあんまり詳しくないし、今まで映画やドラマをたくさん見ている訳じゃないので出演作を見たことないんじゃないかと思うんだけど……
チラシの写真は凄く綺麗なんよね~
髪を上げちゃうからなのかな~
口の周りが結構泥棒だからなのかな~
ちょっと、ビジュアルが違う……思ってたのと。
私が勝手に思ってただけで、大部分の方はそんなことはないと思うんだけどね。
王様が、何だか可憐でですね~どうしても王様びいきに……
だって、「(代わりに王妃と交わるのが)どうして自分なのか?」と訊くホンニムに「お前に似た子が生まれれば嬉しい」って……もう!
何だってこんな人を捨てられるのか、分かりません(>_<)
何ですかね~?
初めての体験にハマっちゃったんですかね~?
王妃は王妃で、初めての恋愛ごっこにどっぷり浸かってしまったというか…もうちょっと立場考えたら?…とか思うんだけど。
王様も姦夫姦婦を重ねて四つ。(これは、江戸時代の武士に許されたことで、まぁ、不倫現場を押さえたら二人とも叩き切ってもいいよ。っていう)
と、出来ないのは愛情なのか執着なのか?

これ書いていいのかな?
結局、王様もホンニムも命を落とすわけですが、最後にホンニムの目に映ったのは、何だっただろう?
実際の「もの」じゃなくて、その「もの」から彼が感じた「もの」。
ラストシーンは、彼が自分の本当の気持ちが分かったという証だと思いたい。
だって、王様が不憫なんやもん(T_T)
事故に遭い、14年前に視力を失った男。
事故の前、彼には2つの名前があった。
映画監督であり、本名のマテオ・ブランコ。
そして、脚本を書く時のペンネームであるハリー・ケイン。
事故で、愛する女性を亡くした彼は、その時同時にマテオも死んでしまったと、ハリーとしてだけ生きることにした。
すべての事情を知るエージェントのジュディットと、彼女の息子のディエゴの助けを借りて、ハリーは仕事も私生活も何不自由ない日々を送っていた。
ある日、ライ・Xと名乗る男が現われ、ハリーと共同で脚本を書き映画を撮りたいと言う。
それは、「父の記憶に復讐する息子の物語」。
自分向きではないと断ったハリーは、その男が誰だか思い出していた。
エルネスト・マルテルの息子だ。
葬ったはずの過去が、ハリーを捕らえようとしているかのようだった。

ある日、病院へと運ばれたディエゴに付き添うことになったハリーは彼に請われて、封印していたマテオ時代の物語を語り始める。
それは、甘美な恋と激しい嫉妬、恐ろしい裏切りに満ちた愛の物語だった……。

ペネロペ演じるレナは、富豪エルネスト・マルテルの愛人。
貧しさから、囲われる身となった彼女。
何不自由ない暮らしだが、退屈な日々。
新進監督のマテオが、新作を撮ると聞きつけ、一度は諦めた女優への夢を託し、オーディションに申し込む。
ジュディットが「美しすぎる女」と言った彼女を一目見た瞬間に、マテオは心を奪われてしまう。
主役に抜擢されたレナも、また、才能あるマテオに惹きつけられ、二人は恋に落ちる。
しかし、二人の仲はエルネストの知るところとなり、レナは怪我まで負わされてしまう。
映画を撮り終えた二人は、編集作業も放り出し、逃避行へ。
その頃、マドリードでは裏切りと復讐が始まっていた。
ある日二人は編集していないはずの映画がが完成したという広告、そしてプレミア上映での酷評記事を目にする。
マテオが状況を調べるために戻ろうとした折、事故は起きたのだ。

二人の愛を奪ったあの事故は、偶然だったのか、それとも罠か--?
ライ・Xから、事故の夜を撮影したDVDを受け取ったハリー。

彼は、過去と向き合い、再び愛する人をその腕に取り戻す決意をする。

レナとマテオの狂おしい程にお互いを求め合う愛。
エルネストのレナへの執着とも呼ぶべき愛。
エルネストJr.のマテオへの憧れと、二人への羨望。
二人を見守りながらも苦悩するジュディットの愛と、嫉妬。

最悪の場面を繋ぎズタズタにされた映画は、マテオによって最高の場面が選ばれ、再び輝き始める。
本当に過去を取り戻すことも、失った愛しい人をもう一度抱きしめることも出来ない。
けれども思い出すことも出来ない程苦痛に満ちた過去も、幸せな記憶を内包している。
映画の中で輝きを取り戻したレナのように、マテオの胸にも二人の幸せな日々が蘇えったはずだ。
人生も、同じかもしれない。

とりあえず、『編集賞』の値打ちがよく分かる1本でした。
頭痛やら何やらでダウンしちゃってる間に、
もう上映している映画館も少なくなっちゃいましたかね~;;
ちょっと迷ってたんで、観るのも遅くなったし……

ぼく、マックス。
8歳。
この頃、お姉ちゃんのクレアは自分の友達ばかりを大切にして、ぼくはのけ者。
ぼくがせっかく作ったイグルーを友達が壊したときも、何も言ってくれなかった。
ぼくを「世界の王様」と呼んでくれたパパは、もういない。
ママはいつも忙しい。
仕事にも、ボーイフレンドにも。
あの男が訪ねてくると、話しかけても上の空。
学校では「太陽もいつかは消える」と先生が言った。

ある晩、とうとうメチャクチャに腹が立って(着ぐるみで)オオカミになったぼくは、てママに噛みついた。
そのまま家を飛び出して、通りを抜け、林を抜け、気がつけば見たこともない浜辺に出た。
目の前にあったボートに飛び乗り、ひとりで海へ漕ぎ出す。
荒れ狂う波をくぐり抜け、やがてボートは島へたどり着いた。

島の奥へと入っていくと、そこには…見たこともない大きな体のかいじゅうたちが!
そのうちのひとりは物すごく怒っているのか、仲間たちが遠巻きに見つめ中で、何かを壊している。
ぼくは、かいじゅうたちの輪の中に入っていくと、一緒になって壊し始めた。
何かを壊していたかいじゅうは「壊し方にセンスがある!」とほめてくれた。
でも、他のかいじゅうたちはジロジロとぼくを見るばかり。
しまいにはぼくを食べようとしたんだ!
ぼくはあわてて、ぼくがいかにスゴイ力を持っているかをみんなに話して聞かせた。
それを聞いたみんなから、王様になるように頼まれたんだ。

みんなを幸せにするために、がんばったんだけど……

顔は怖いのに三頭身くらいのかいじゅう達が何だか妙に可愛く見えてしまう。
個性豊かなかいじゅう達ひとりひとりも。
島の森や浜辺や砂漠も。
実はみんなマックスの分身と心の中なんだと見ているうちに分かってくる。
色んなかいじゅう達と折り合いをつけて人は大人とか言うものになっていくんだね。

忘れていた、説明できない切ない気持ちを思い出す。
それと、同時にマックスをわがままだと思う大人の気持ちを分からなくもない自分にも気づく。
頭や心の中に物すごい嵐が起きてどうにもしようがないことって、でも、あるんだもんね。

この間、立ち寄った本屋に原作の絵本が置いてあって、未読だったのでパラパラと読んでみた。
映画の方が、マックスの立場というか、がよく分かるつくりになっているので、ただ「わがままな子」ではないつくりになっている。
着ぐるみのかいじゅう達も質感がちゃんとある分CGよりも、私は好き。
ヤー・ヤー・ヤーズの音もスパイク・ジョーンズの絵とよく合っている。

ラストは、やっぱり、オズの魔法使いでドロシーが言ってたことが真実だってことなのか?
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