私が観たり、聴いたりしたものの感想と日常のしょうもないことをウダウダと…
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オモシロモノ
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プロフィール
HN:
赤姫
性別:
女性
趣味:
映画・演劇・音楽鑑賞
自己紹介:
関西在住。生まれ育ちも関西のコテコテ(?)関西人。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
洋画・洋楽・歌舞伎で育ったため(?)、ちょっと感覚がヘンかも……
野球好き。ご贔屓はロッテとやっぱり阪神。
別名(まーちゃん)で時々よそ様に出没。
赤姫とは…歌舞伎に出て来る典型的なお姫様。たいてい真っ赤な着物を着ていて、キラキラとした大きな銀の花櫛を鬘につけ、振る舞いもとても可愛いらしい。
子ども時代の私の憧れでありました。
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かうんたー
数え始め 2006/11/14
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何か、映画館がスゴイことになってますよ;;
ホントは前の週に観ときたかったんだけど、体調がイマイチだったんで断念したら、もう……
で、この手の映画は、絶対ココじゃないやろ?っていうデカいスクリーンでやってるんだね。
賞って不思議である。
2004年の夏、イラク、バグダッド郊外。
アメリカ軍の爆発物処理班が今日も爆弾を解除しようとしている。
彼らは、死と隣り合わせの前線の中において、さらに最も死を身近に感じている。
いつもどおりの作業の筈だったが、退避しようとしていた、その時、爆発が起き、リーダーが殉死してしまった。
後任として、中隊のリーダーに就任したジェームズ二等軍曹は、基本的な手順を踏まず、まるで死を恐れていないかのように振舞う。
補佐に付くサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は、いつ死ぬかもしれない緊張感と、一瞬の判断ミスが死に直結する爆発物処理の任務の中で、徐々にジェームズへの不安を募らせていく。
彼は、只の命知らずなのか、それとも勇敢なプロフェッショナルなのか……?
激しい戦闘行為は今日も繰り返され、爆弾処理の毎日が過ぎていく。
ブラボー中隊の任務が明けるまで、後38日。
そうか、これがオスカー獲ったのか……
変だな。
だって、好きだもん(爆)
好きだと思う映画は、だいたいアカデミー賞、特に作品賞は獲らないことになっているのだ。
非日常が日常となってしまった兵士達の当たり前じゃない当たり前の日々を淡々と描いている。
戦争を賛美しているとか、アメリカは偉いんだぞって見せようとしてるとか、言う人もおられるようだが、それはちょっと違うんじゃないかな…と思う。
私には観察日記のように思えた。
異常な状態に置かれた人間がどうなっていくかの観察日記。
人がどんなに脆いかとか、壊れていく様子とか、そういうのを出来るだけ客観的に観る側に示したんじゃないかと思う。
自己の生存本能すら薄れていると思われるジェームズは、多分人間としては壊れかけている。
それと、彼ほどはまだ壊れていない二人との対比。
でも、彼らも既にどこか壊れかけている感じがする。
サンボーンは従来のやり方に酷く固執しているし、エルドリッジは自分がいる現実に対処しきれていない。
それでも、互いに命を預ける関係だからか、3人の結束は強まっていく。
だからこそ、破綻が訪れるのだけど。
冒頭に「War is Drug」と出てくる。
あまり表立っては語られないが、イラクにも多くの派遣兵士が行っているらしい。
つまり、傭兵なのだけど、昔のイメージとは違って、民間の軍事会社と契約して、ホントにまるで会社に事務職員を派遣するように戦場に派遣されて行くらしい。
多くは、一度は除隊したものの、普通の生活が出来ずに戻ってきた人達だそう。
噴出するアドレナリン。
命を賭けた任務、そのスリル。
そして、解放された時の深い安堵。
普通の生活では得られないこれらは、麻薬のように人を中毒にするらしい。
もちろん、誰もがというわけではないだろう。
派遣兵士達は、もちろんアメリカ人だけではない、昔のイメージどおり国から国を、戦場から戦場を渡り歩く人達もいるだろう。
何となく、だけど、分かる気がしてしまう。
普通の生活をしていても、それは時々フッと頭をもたげる。
そんな、中毒を起しかねない体験が……誰にも一つくらいあるのじゃないだろうか?
戦場にいる間は、落ち着いた普通の生活がしたいと思っていたのに、いざ故郷へ帰ってみると、何をしたらいいのか分からないし、うまくやっていけない。
そして、得意なことが出来る場所へと帰るのだ。
その場所がある限り。
傭兵達の死は、アメリカ兵の犠牲者の中には入らない。
戦争が続く限り、中毒者は増え続け、数に入らない犠牲者も増えていくのだろう。
余談だけど、この映画がオスカーを獲ったことで、アカデミー賞のあり方みたいなのもちょっと考えちゃうね。
確かに、大衆におもねるのはよくないと思う。
でも、格好つけて通ぶるのは如何なものか、だし。
まぁ、ただゴールデン・グローブとかぶりたくなかった、というのも、アルかもね。
ホントは前の週に観ときたかったんだけど、体調がイマイチだったんで断念したら、もう……
で、この手の映画は、絶対ココじゃないやろ?っていうデカいスクリーンでやってるんだね。
賞って不思議である。
2004年の夏、イラク、バグダッド郊外。
アメリカ軍の爆発物処理班が今日も爆弾を解除しようとしている。
彼らは、死と隣り合わせの前線の中において、さらに最も死を身近に感じている。
いつもどおりの作業の筈だったが、退避しようとしていた、その時、爆発が起き、リーダーが殉死してしまった。
後任として、中隊のリーダーに就任したジェームズ二等軍曹は、基本的な手順を踏まず、まるで死を恐れていないかのように振舞う。
補佐に付くサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は、いつ死ぬかもしれない緊張感と、一瞬の判断ミスが死に直結する爆発物処理の任務の中で、徐々にジェームズへの不安を募らせていく。
彼は、只の命知らずなのか、それとも勇敢なプロフェッショナルなのか……?
激しい戦闘行為は今日も繰り返され、爆弾処理の毎日が過ぎていく。
ブラボー中隊の任務が明けるまで、後38日。
そうか、これがオスカー獲ったのか……
変だな。
だって、好きだもん(爆)
好きだと思う映画は、だいたいアカデミー賞、特に作品賞は獲らないことになっているのだ。
非日常が日常となってしまった兵士達の当たり前じゃない当たり前の日々を淡々と描いている。
戦争を賛美しているとか、アメリカは偉いんだぞって見せようとしてるとか、言う人もおられるようだが、それはちょっと違うんじゃないかな…と思う。
私には観察日記のように思えた。
異常な状態に置かれた人間がどうなっていくかの観察日記。
人がどんなに脆いかとか、壊れていく様子とか、そういうのを出来るだけ客観的に観る側に示したんじゃないかと思う。
自己の生存本能すら薄れていると思われるジェームズは、多分人間としては壊れかけている。
それと、彼ほどはまだ壊れていない二人との対比。
でも、彼らも既にどこか壊れかけている感じがする。
サンボーンは従来のやり方に酷く固執しているし、エルドリッジは自分がいる現実に対処しきれていない。
それでも、互いに命を預ける関係だからか、3人の結束は強まっていく。
だからこそ、破綻が訪れるのだけど。
冒頭に「War is Drug」と出てくる。
あまり表立っては語られないが、イラクにも多くの派遣兵士が行っているらしい。
つまり、傭兵なのだけど、昔のイメージとは違って、民間の軍事会社と契約して、ホントにまるで会社に事務職員を派遣するように戦場に派遣されて行くらしい。
多くは、一度は除隊したものの、普通の生活が出来ずに戻ってきた人達だそう。
噴出するアドレナリン。
命を賭けた任務、そのスリル。
そして、解放された時の深い安堵。
普通の生活では得られないこれらは、麻薬のように人を中毒にするらしい。
もちろん、誰もがというわけではないだろう。
派遣兵士達は、もちろんアメリカ人だけではない、昔のイメージどおり国から国を、戦場から戦場を渡り歩く人達もいるだろう。
何となく、だけど、分かる気がしてしまう。
普通の生活をしていても、それは時々フッと頭をもたげる。
そんな、中毒を起しかねない体験が……誰にも一つくらいあるのじゃないだろうか?
戦場にいる間は、落ち着いた普通の生活がしたいと思っていたのに、いざ故郷へ帰ってみると、何をしたらいいのか分からないし、うまくやっていけない。
そして、得意なことが出来る場所へと帰るのだ。
その場所がある限り。
傭兵達の死は、アメリカ兵の犠牲者の中には入らない。
戦争が続く限り、中毒者は増え続け、数に入らない犠牲者も増えていくのだろう。
余談だけど、この映画がオスカーを獲ったことで、アカデミー賞のあり方みたいなのもちょっと考えちゃうね。
確かに、大衆におもねるのはよくないと思う。
でも、格好つけて通ぶるのは如何なものか、だし。
まぁ、ただゴールデン・グローブとかぶりたくなかった、というのも、アルかもね。
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1913年のパリ。
シャンゼリゼ劇場では、イゴール・ストラヴィンスキー作『春の祭典』の初演を迎えていた。
彼の革新的な『春の祭典』は、あまりに斬新過ぎたため、観客に受け入れられず、警察まで駆けつけるほどの騒ぎとなった。
悲しみ、バレエのせいだと怒りをぶつけるストラヴィンスキー。
しかし、この公演を観ていたココ・シャネルは、その斬新さに感銘を受けた。
それから7年。
すでにデザイナーとして富と名声を手にたシャネルだったが、初めて心から愛した男を事故で亡くし、彼女は悲しみにくれていた。
一方、ストラヴィンスキーはロシア革命で、全財産を失って、パリで亡命生活を送っていた。
二人はディアギレフの紹介で出会う。
ストラヴィンスキーの才能を認めたシャネルは、仕事に打ち込めるようにと、所有する郊外の別荘で暮らすよう提案する。
断りの言葉を口にしたものの、彼はすぐに申し出を受けた。
4人の子供たちと、病気がちの妻を連れて―─。
至高の芸術を求める二人は、いつしか恋に落ちた。
お互いを刺激し、高め合い、二人に新たな創造力を開花させる。
「花の香りでなく、女の香り」の香水を作りたいと、初めての試みに魂を注ぐシャネル。
一方、ストラヴィンスキーは『春の祭典』の再演を目指す。
この秘められた恋の思わぬ行方は――?
R-18指定だったんだね~コレ。
全然気にしてなかったけど、あらまぁ、ちょっと……。
この前に公開されたシャネルの名前を冠した映画2本は観てません。
英語でシャネルなんて問題外だし、シャネルになる前のシャネルにも興味はないし。
この映画は、ほんの短い期間、ストラヴィンスキーとの本当にあったかどうかも定かではない『恋』に焦点を当てて描いている。
『恋』というより、肉体と魂を求め合う感じ、かな。
シャネルの家で、奥さんや子どもも暮らす家で、二人は逢瀬を重ねていく。
スペインの公演について来いというストラヴィンスキーにシャネルは言う。
「私は愛人じゃない。」
そういう関係なんである。
二人の関係を軸に、あの『シャネルの5番』と『春の祭典』が完成されていく様子が描かれている。
描く時間は短いが、その人の人生や人となりが集約されている『時』を切り取っている気がする。
ラガーフェルドやメゾンが全面的に協力したという衣装や装飾品、部屋の内装まで、見所である。
再現される初演『春の祭典』も。
ヴァスラフ(・ニジンスキー)の出番がちょっぴりで個人的には残念。
再演の時は、見せてくれないのも。
でも、それでいいのかな。
シャンゼリゼ劇場では、イゴール・ストラヴィンスキー作『春の祭典』の初演を迎えていた。
彼の革新的な『春の祭典』は、あまりに斬新過ぎたため、観客に受け入れられず、警察まで駆けつけるほどの騒ぎとなった。
悲しみ、バレエのせいだと怒りをぶつけるストラヴィンスキー。
しかし、この公演を観ていたココ・シャネルは、その斬新さに感銘を受けた。
それから7年。
すでにデザイナーとして富と名声を手にたシャネルだったが、初めて心から愛した男を事故で亡くし、彼女は悲しみにくれていた。
一方、ストラヴィンスキーはロシア革命で、全財産を失って、パリで亡命生活を送っていた。
二人はディアギレフの紹介で出会う。
ストラヴィンスキーの才能を認めたシャネルは、仕事に打ち込めるようにと、所有する郊外の別荘で暮らすよう提案する。
断りの言葉を口にしたものの、彼はすぐに申し出を受けた。
4人の子供たちと、病気がちの妻を連れて―─。
至高の芸術を求める二人は、いつしか恋に落ちた。
お互いを刺激し、高め合い、二人に新たな創造力を開花させる。
「花の香りでなく、女の香り」の香水を作りたいと、初めての試みに魂を注ぐシャネル。
一方、ストラヴィンスキーは『春の祭典』の再演を目指す。
この秘められた恋の思わぬ行方は――?
R-18指定だったんだね~コレ。
全然気にしてなかったけど、あらまぁ、ちょっと……。
この前に公開されたシャネルの名前を冠した映画2本は観てません。
英語でシャネルなんて問題外だし、シャネルになる前のシャネルにも興味はないし。
この映画は、ほんの短い期間、ストラヴィンスキーとの本当にあったかどうかも定かではない『恋』に焦点を当てて描いている。
『恋』というより、肉体と魂を求め合う感じ、かな。
シャネルの家で、奥さんや子どもも暮らす家で、二人は逢瀬を重ねていく。
スペインの公演について来いというストラヴィンスキーにシャネルは言う。
「私は愛人じゃない。」
そういう関係なんである。
二人の関係を軸に、あの『シャネルの5番』と『春の祭典』が完成されていく様子が描かれている。
描く時間は短いが、その人の人生や人となりが集約されている『時』を切り取っている気がする。
ラガーフェルドやメゾンが全面的に協力したという衣装や装飾品、部屋の内装まで、見所である。
再現される初演『春の祭典』も。
ヴァスラフ(・ニジンスキー)の出番がちょっぴりで個人的には残念。
再演の時は、見せてくれないのも。
でも、それでいいのかな。
アカデミー賞でサンドラ姐さんが、遂に主演女優賞を獲得したのも記憶に新しいですね。
ホームレス同然の生活からアメリカン・フットボールのプロ選手になった少年の実話を映画化。
裕福な家族と黒人少年との、偶然の出会いと深いきずなを描く。
家族と共に車で帰路に着くリー・アンは、寒空の下Tシャツに短パンという薄着姿で夜道を歩くマイケルの姿を見かけ、放っておけずに自宅に連れ帰る。
自分で決めたことながら、彼女はふと不安になる。
「何も盗んだりしないわよね?」
翌朝、彼が寝ていたはずのソファーにはきちんとたたまれたシーツや毛布が。
マイケルの姿を探す内、リー・アンは彼が家を出て行くのを見つける。
「感謝祭は家族と過ごす予定なの?」
その日から、彼を一家に迎え入れることになった。
運動神経を見込まれて、入学を許可された学校だが、まるで勉強についていけない。
彼の入学を推したアメフト部のコーチも、見込み違いだったかと頭を抱える
だが、彼の秀でた保護本能から適性を見出したリー・アンのアドバイスで、マイケルの才能は一気に開花する。
リー・アンはファスト・フードチェーンのオーナーの夫を持ち、自分もインテリア・デザイナーの仕事をしている裕福な女性。
親子4人で暮らすには広すぎるくらいの家。
リビングには1万ドルもするソファーが置かれている。
最初は、ただ可哀想だと一晩の宿を提供するだけのつもりだったかもしれない。
しかし、感謝祭の日テレビを見ながらソファーで食事をする家族をよそに、一人テーブルで食べるマイケルに何かを感じたのか、テレビを消し、家族でテーブルを囲む。
そして、みんなで食事が出来ることを感謝し、祈る。
ごく当たり前だと思っていたことが、実はとても恵まれたことだったのだと気づいていくリー・アンや家族達。
裕福な女友達は、また娯楽のようにチャリティーを始めたのだと彼女のことを見ている。
でも、それは違っていた。
友人が「あなたは彼の人生を変えた」と言うと、リー・アンは答える。
「いいえ。彼が私の人生を変えたの」。
この母にして、この子あり、なのか、子ども達も周りのからかいに負けたりしない。
辛い境遇にあったことがないからの強さなのかもしれないが、やっぱり子どもは親の背中を見てるんじゃないだろうか?
ちょっとおせっかいすぎる気もしないでもない、リー・アンだけど、やや暴走気味の肝っ玉母さんは愛すべき母親像そのものかもしれない。
可愛らしくて、やんちゃな弟SJの名(鬼?)コーチぶりが笑える。
この映画で見る限り、高校時代のアメフト選手としてのマイケルを鍛えたのはコーチではなく、SJみたい(笑)
映画だから、もちろん、美化されている所はいっぱいあるだろうけど、幸せな気分を分けてもらえる映画。
見終わって、『THE ROSE』の歌詞を思い出した。
やっぱり、愛が人を育てる、んじゃない?
ホームレス同然の生活からアメリカン・フットボールのプロ選手になった少年の実話を映画化。
裕福な家族と黒人少年との、偶然の出会いと深いきずなを描く。
家族と共に車で帰路に着くリー・アンは、寒空の下Tシャツに短パンという薄着姿で夜道を歩くマイケルの姿を見かけ、放っておけずに自宅に連れ帰る。
自分で決めたことながら、彼女はふと不安になる。
「何も盗んだりしないわよね?」
翌朝、彼が寝ていたはずのソファーにはきちんとたたまれたシーツや毛布が。
マイケルの姿を探す内、リー・アンは彼が家を出て行くのを見つける。
「感謝祭は家族と過ごす予定なの?」
その日から、彼を一家に迎え入れることになった。
運動神経を見込まれて、入学を許可された学校だが、まるで勉強についていけない。
彼の入学を推したアメフト部のコーチも、見込み違いだったかと頭を抱える
だが、彼の秀でた保護本能から適性を見出したリー・アンのアドバイスで、マイケルの才能は一気に開花する。
リー・アンはファスト・フードチェーンのオーナーの夫を持ち、自分もインテリア・デザイナーの仕事をしている裕福な女性。
親子4人で暮らすには広すぎるくらいの家。
リビングには1万ドルもするソファーが置かれている。
最初は、ただ可哀想だと一晩の宿を提供するだけのつもりだったかもしれない。
しかし、感謝祭の日テレビを見ながらソファーで食事をする家族をよそに、一人テーブルで食べるマイケルに何かを感じたのか、テレビを消し、家族でテーブルを囲む。
そして、みんなで食事が出来ることを感謝し、祈る。
ごく当たり前だと思っていたことが、実はとても恵まれたことだったのだと気づいていくリー・アンや家族達。
裕福な女友達は、また娯楽のようにチャリティーを始めたのだと彼女のことを見ている。
でも、それは違っていた。
友人が「あなたは彼の人生を変えた」と言うと、リー・アンは答える。
「いいえ。彼が私の人生を変えたの」。
この母にして、この子あり、なのか、子ども達も周りのからかいに負けたりしない。
辛い境遇にあったことがないからの強さなのかもしれないが、やっぱり子どもは親の背中を見てるんじゃないだろうか?
ちょっとおせっかいすぎる気もしないでもない、リー・アンだけど、やや暴走気味の肝っ玉母さんは愛すべき母親像そのものかもしれない。
可愛らしくて、やんちゃな弟SJの名(鬼?)コーチぶりが笑える。
この映画で見る限り、高校時代のアメフト選手としてのマイケルを鍛えたのはコーチではなく、SJみたい(笑)
映画だから、もちろん、美化されている所はいっぱいあるだろうけど、幸せな気分を分けてもらえる映画。
見終わって、『THE ROSE』の歌詞を思い出した。
やっぱり、愛が人を育てる、んじゃない?
落ちこぼれ気味の高校生、パーシー・ジャクソンの人生は、ある日を境に一変する。
博物館で、怪物に変身した教師が彼に突如襲いかかり「雷を返せ!」と言うのだ。
危ない所を助けてくれたのは、別の教師だった。
彼によると、ギリシア神話の神々は今も存在していて、パーシーは神と人間の間に生まれた<デミゴッド>だというのだ。
親友のグローバーも彼を守るために使わされたのだという。
最強の武器である<ゼウスの雷撃>が盗まれ、ポセイドンの息子であるパーシーに疑惑がかけられていたのだ。
とにかく追っ手から逃げるしかないと、母親と三人で逃げ出すが、途中母親はさらわれてしまう。
疑いを晴らし、奪われた母を助け出すためには、どうすればいいのか?
訓練学校で出会った仲間とともに、真実を究明する旅に出ることになったパーシー。
彼らに次々と困難が立ちはだかる。
果たして、彼の旅の結末は……
主役のパーシーは『3時10分~』で、クリスチャン・ベールの息子役だったローガン・ラーマン。
彼の起用で主人公の年齢が引き上げられたとのことで、確かに、もう少し下の方がいいかも。
ギリシャ神話の神様達について、ある程度の知識があった方が楽しめるでしょう。
エンパイアステートビルのエレベーターがオリンポスに通じてたり、ハリウッドサインの隣が冥界の入り口だったり、「スニーカーなのかよ!?」等々ツッコミどころ満載。
まぁ、つっこむのを楽しむ映画かも。
基本的には、少年が大人になるための通過儀礼的冒険物語。
何にも訓練しなかったのにそんなこと出来ちゃうの?と言いたくなってしまうところですが、他の神様とは格が違うってことなんでしょうか?
視覚効果はやっぱりスゴイので(水って難しいんでしょ?)そこんところは見物ですね。
後々考えさせられるようなことは何もないけど、「面白かったね。」と、気軽に観られる映画です。
それにしても、アメリカだけであれだけギリシャ神のご落胤がゴロゴロいるんだったら、世界中ではエラいことになってるんじゃ!?
それとも、アメリカがお気に入りなのか?
博物館で、怪物に変身した教師が彼に突如襲いかかり「雷を返せ!」と言うのだ。
危ない所を助けてくれたのは、別の教師だった。
彼によると、ギリシア神話の神々は今も存在していて、パーシーは神と人間の間に生まれた<デミゴッド>だというのだ。
親友のグローバーも彼を守るために使わされたのだという。
最強の武器である<ゼウスの雷撃>が盗まれ、ポセイドンの息子であるパーシーに疑惑がかけられていたのだ。
とにかく追っ手から逃げるしかないと、母親と三人で逃げ出すが、途中母親はさらわれてしまう。
疑いを晴らし、奪われた母を助け出すためには、どうすればいいのか?
訓練学校で出会った仲間とともに、真実を究明する旅に出ることになったパーシー。
彼らに次々と困難が立ちはだかる。
果たして、彼の旅の結末は……
主役のパーシーは『3時10分~』で、クリスチャン・ベールの息子役だったローガン・ラーマン。
彼の起用で主人公の年齢が引き上げられたとのことで、確かに、もう少し下の方がいいかも。
ギリシャ神話の神様達について、ある程度の知識があった方が楽しめるでしょう。
エンパイアステートビルのエレベーターがオリンポスに通じてたり、ハリウッドサインの隣が冥界の入り口だったり、「スニーカーなのかよ!?」等々ツッコミどころ満載。
まぁ、つっこむのを楽しむ映画かも。
基本的には、少年が大人になるための通過儀礼的冒険物語。
何にも訓練しなかったのにそんなこと出来ちゃうの?と言いたくなってしまうところですが、他の神様とは格が違うってことなんでしょうか?
視覚効果はやっぱりスゴイので(水って難しいんでしょ?)そこんところは見物ですね。
後々考えさせられるようなことは何もないけど、「面白かったね。」と、気軽に観られる映画です。
それにしても、アメリカだけであれだけギリシャ神のご落胤がゴロゴロいるんだったら、世界中ではエラいことになってるんじゃ!?
それとも、アメリカがお気に入りなのか?
日曜日は何の疲れか、三時半(もちろん午後)まで、寝とりました(^_^;)
合間にちょこっとテレビつけて『エルモと毛布の大冒険』を半分寝ながら見たりしてたんですけど…。
いや~何しかしんどかったんですわ。
でも、色々予定が詰んでますんで、前に『パリ、オペラ座~』を観た時の半券で割引してくれるというので、ちょっと気になってたこの映画に行ってきました。
特に、ベジャールが好きって訳でもないんですけど『ベジャール、バレエ、リュミエール』も何でか観に行きましたね~
2007年11月22日、バレエ界に留まらず、様々なエンタテインメントに影響を与え続けた巨大な星が消えた。
“20世紀最高の振付家”といわれる、モーリス・ベジャールだ。
偉大な師を亡くしたモーリス・ベジャール・バレエ団の40人のダンサーたち、そして、ベジャールの後継者ジル・ロマンの進む美しくも険しい道。
バレエ団の存続を賭けた公演と、その初日までの舞台裏に迫るドキュメンタリー。
偉大な師と、その遺産。
それは何にも替えがたい贈り物であり、同時に大きな壁でもある。
彼らは“ベジャールがいない”という初めての状況に立ち向かい、やがて知るのだ。
踊っている間は、彼が共にあることを。
ベジャールの死後の初の公演の練習風景に数々の舞台の名場面が挿入される。
ジョルジュ・ドンを、大きな画面で観てみたくて、足を運んだ。
ほんのちょっぴりだけだろうと思っていたが、思っていたよりは長く彼を見ることができた。
「恋する兵士」そして「ボレロ」。
なるほど、魔力全開か……
もっとちゃんと見てみたいなぁ。
それはさておき、観ている内にだんだんジル・ロマンとダンサー達の奮闘振りに、入れ込んでしまったのか、
あの喝采が、まるで自分が受けたかのように嬉しくて、いい気分だった。
合間にちょこっとテレビつけて『エルモと毛布の大冒険』を半分寝ながら見たりしてたんですけど…。
いや~何しかしんどかったんですわ。
でも、色々予定が詰んでますんで、前に『パリ、オペラ座~』を観た時の半券で割引してくれるというので、ちょっと気になってたこの映画に行ってきました。
特に、ベジャールが好きって訳でもないんですけど『ベジャール、バレエ、リュミエール』も何でか観に行きましたね~
2007年11月22日、バレエ界に留まらず、様々なエンタテインメントに影響を与え続けた巨大な星が消えた。
“20世紀最高の振付家”といわれる、モーリス・ベジャールだ。
偉大な師を亡くしたモーリス・ベジャール・バレエ団の40人のダンサーたち、そして、ベジャールの後継者ジル・ロマンの進む美しくも険しい道。
バレエ団の存続を賭けた公演と、その初日までの舞台裏に迫るドキュメンタリー。
偉大な師と、その遺産。
それは何にも替えがたい贈り物であり、同時に大きな壁でもある。
彼らは“ベジャールがいない”という初めての状況に立ち向かい、やがて知るのだ。
踊っている間は、彼が共にあることを。
ベジャールの死後の初の公演の練習風景に数々の舞台の名場面が挿入される。
ジョルジュ・ドンを、大きな画面で観てみたくて、足を運んだ。
ほんのちょっぴりだけだろうと思っていたが、思っていたよりは長く彼を見ることができた。
「恋する兵士」そして「ボレロ」。
なるほど、魔力全開か……
もっとちゃんと見てみたいなぁ。
それはさておき、観ている内にだんだんジル・ロマンとダンサー達の奮闘振りに、入れ込んでしまったのか、
あの喝采が、まるで自分が受けたかのように嬉しくて、いい気分だった。